選挙違反報道
臨時会で反省決議へ 公選法違反容疑で町議逮捕 議長ら対応協議「議会全体の問題」加悦町会
公職選挙法違反(買収と事前運動)の疑いで、衆院選京都5区で当選した谷垣禎一議員派の運動員で加悦町議、細井義一容疑者(六七)と同町の会社役員、今井貞之容疑者(六七)が府警に逮捕され、八人の現職加悦町議が事情聴取されたのを受け、同町議会は三十日、大江昇議長らが対応策を協議。七月上旬にも臨時議会を開き、反省の意味を込めた決議を行うことを決めた。
府警の調べでは二人は、八人の町議に投票の取りまとめなどの選挙運動を依頼し、報酬として一人数千円の料理などで接待した疑い。この日は朝から大江議長や議会運営委員会の正副委員長が議会としての方針を検討。大江議長は「町民から見れば、議会はいったい何をしているのかと思われる。一人、二人なら個々の責任だが、議会全体の問題として考えざるを得ない」と、厳しい見方を示した。
同町によると、選挙違反での現職議員逮捕は町制以来初めて。住民の間にも動揺が広がり、夕食の買い物中という同町温江の主婦は、現職町議の半数以上がかかわったという事態に「そんなことより町民のためにすることがあるはず」と話していた。
京都新聞社 2000.07.01 朝刊16版 27頁 北総合面 |