[2116] 戦争で苦しめられる人びとと、大儲けする人
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- 日時: 2014/11/16 16:20
- 名前: 北の国から
ID:4yHai.Yg
- 今日、11月16日は、沖縄県知事選挙の投票日です。
投票所にむかう人びとは、さまざまな想いを貴重な一票に託しているに違いありません。
沖縄には、日本の米軍基地の75%が集中していることはよく知られていることですが、軍 事専門家によると、日本に基地があるおかげでアメリカは、毎年2500億ドル(約3兆円) 節約できているそうです。
イラクへの米軍の派兵で明るみに出たのは、兵隊としてイラクに送られるアメリカ国民の その多くは、経済的な困難を抱えた青年でした、民間の派兵ブローカーみたいなひとたちが、 「大学に行きたいけど学資の支払いが困難」などの青年をみつけては、かたっぱしから「イ ラクにいけば金になる」などと、軍隊に送りこんでいたということです。
日本はもちろん、アメリカも今は徴兵制度はありませんが、戦争を起こして大儲けしよう と考えている人にとって「若者が経済的に困難になればなるほど」、軍隊に送ることのでき る青年がどんどん増える、とでも考えているのでしょうか。
ユダヤ系民族の人びとが、アメリカをはじめとする世界の大企業をコントロールできる財 力と能力で、戦争産業も支配していることについては、この掲示板でもさまざま具体的に糾 弾されているところです。しかし、そのことの善悪は別にしても(別には出来ないのかも知 れませんが)、この民族の歴史をみてみると、このことは、ある意味、歴史的必然というも のをもっているのかもしれません。 天橋立さんが指摘しておられるように、この支配の根拠は「お金がすべて」という価値観 を、現時点では圧倒的多数の人類に共有されているからにほかならないのでしょう。しかも この価値観は、個人の願いというレベルではなく、「巨大なシステム」として、この価値観 を増幅させているのですから「戦争してもうける」組織が大手をふって存在できているし、 また、「統治」や「国民の不満そらし」に、武力行使とか「血の同盟」(安倍晋三)、仮想 敵国が登場してくるのでしょう。 そしてまた、戦争という方向に向かっていくのでしょう。
「価値観の転換」。このこと以外に、この巨大なシステムの連鎖から人類は逃れられない のでしょうか。
「戦争をするのに一番大事なのは国民感情を煽ること」(クラウゼビッツ)。
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