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[1101] 貧困の構造
日時: 2011/06/15 10:15
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:dsDdpM5o



ここに人口減少県の推移を上げる。

1920〜25年   2
1925〜30年   0
1930〜35年   3
1935〜40年   22
1940〜47年   3
1947〜50年   1
1950〜55年   7
1955〜60年   26
1960〜65年   25
1965〜70年   20
1970〜75年   5
1975〜80年   0
1980〜85年   1
1985〜90年   18
1990〜95年   13
1995〜00年   24
2000〜05年   32

これは人口が流出した都道府県の数であり、人数をあらわしているものではない。
年配の方ならこれが示す意味を御分かりでしょう。

1955〜70年の時代は、それこそ我が国の経済も行け行けドンドンの時期であり、都市部の人手不足を解消するため、都市部で働くために人口の大きな移動が続いた。
ところが、1985〜現在に至る都市部への人口の集中は、我が国の生産体制が海外へシフトを始めた時期であり、労働を求められて移動していた時代と様相が異なる。
さらに、地方からの人口の流出は年々激しい勢いで増している。
2000〜05年に至る過程は異常な数値となっている。

これが意味するところは、1985年頃に起きた「前川レポート」の論理に基づいて、この頃から地方の切捨てが始められ、地方で職がない人が、都市部を頼って流出した事になる。
都市部でネットカフェに宿泊する人間や、公園を住居にする人たちが目立ち始めた頃とも一致する。

ワーキングプアは現実に存在するのである。
5年に一度、国政調査を行いこのような統計も掴みながら、政策に何の反映もしてこなかった、自民党政権の本質は、年金問題に留まらず斯くのごときものである。
都市部のタクシーが異常に増え、少ない給料で働く運転手のことなどを、規制緩和の影響などと、話をそらして平然としている奴等を一刻も政権に留めておくことはならないのだ。

メンテ

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資本的生産関係の歪みは、公正さで解決できるのだろうか・・(2) ( No.59 )
日時: 2011/06/25 11:34
名前: 満天下有人 ID:18vSbFOU

<利子率が違う通貨が並存する。市場原理に反します。だから私は地域通貨論者では無いのです。恒久的制度にするのは難しい。対策としては給与の一定額を地域通貨制で支払う、地域通貨と日銀券の交換停止などを条例で定めるなどがあります>・・・

・・・前稿で、地域通貨は規模が小さいから効果が出ていない、規模を大きくすれば経済活性化の効果は大きい、しかし地域通貨論者では無いと言われていたのですが、給与を地域通貨で支払う、日銀券との交換停止を条例で定めれば、地域通貨を是認するということでしょうか?・・・

・・・ここからは実例の紹介程度にて理解下さい・・・ご存じだとは思いますが、ゲゼルの地域通貨を実践し、成功した例として、第一次大戦敗戦のドイツ・ヴァイエルンの炭坑町で、これを復興させようとしたテムズが、ゲゼルの理論にヒントを得て地域通貨ヴェーラを発行して成功しております・・・

1932年では、人口4300人のオーストリアチロルの地方町ヴエルグルで、失業率50%の危機を回避する為に、名前の通りのヴェルグル地域通貨を町長が発行して成功しております・・・成功の理由は、ヴェーラもヴェルグルも法定通貨ドイチェマルクとの交換を保証したから、労働者も地方銀行からも信用を得られたからです・・・減価するタイムマネーとして、減価率2%でした・・・しかも通貨使用の期限がありますから、一過性の2%ではなく、繰り返されるから、銀行としても願っても無いことになります・・・

・・・何故最初からドイチェマルクでやらなかったのか・・・そこはグッキーさんが指摘されているように、銀行が例によって復興に疑問を持って融資しなかったから、やむなく地域通貨で突破口を開いた・・・では何故銀行は地域通貨を認めたのか・・・それは、減価率2%が最終的に法定通貨と地域通貨との交換戻しになった時、銀行は変形利子として減価率を利用できる、そのうまみがあったからです・・・銀行はそれを条件に地域通貨発行者にドイチェマルクで融資を行い、担保としてそれをリザーブしております・・・

・・・労働者側としては、2%くらいなら失業回復の大きなメリットを考えるとどうってことはない、何よりも法定通貨との交換が保証されていることに安心感を抱いたからです・・・うまいやり方です・・・

最初にグッキーさんに、地域通貨と日銀券との交換比率はどうされるのですかと、お聞きしておいた大きな理由はそこにあったからです・・・通貨が金によって保証される金本位制が、人間にとって最も大きな信用になる、次に管理通貨制度の下では、法定通貨の信用、それと連動する地域通貨でないと信用が得られません・・・

・・・グッキーさんはそこを踏まえられて、地域通貨の信用を得るのは難しい、よって地域通貨論者ではないと言われたのかなと思っておりました所、「日銀券との交換を停止する」と言われ出したので、再び・・・?・・・になった訳です・・・そして「地域通貨は一定の割合で給与として支払う」、という論理の展開を見てますと、モノが既に先にあって、それに対する消費促進のために通貨を与えると言うことよりも、モノを生産する、付加価値創造の対価として通貨が発行されるものだという、矛盾した論理の展開を感じます・・・

(そして給与の対価として地域通貨を用いるとされながら、次にその地域通貨取得の方法は、「定額給付」によるとされています・・・ここは次回、信用の創造論に絡めて反問させて頂きますが、100兆円の給付が果たして信用の創造に該当するものかどうかも、疑問があります・・・)

・・・そして上記の例の地域通貨発行者といえども、減価率が大きくなるほどに採算、つまり資本の限界効率を超えると何をやっているのか分からなくなりますから、地域通貨の発行を停止する筈です・・・それが地域通貨が流通する限界、つまり利子率と資本の限界効率との兼ね合いだという、私が冒頭に出した命題の根拠なのです・・・

・・・釈迦に説法になりますが、経済はミクロでは正しいものでも、マクロに収斂されると合成の誤謬を伴います・・・よって考えられる限りの与件を検証しておかねばならないと言うのが、私の持論です・・・地域通貨一つ取り上げても、意見を誤解のないように理解して頂くのに、face to faceの場合なら簡単に行きますが、文字でとなるとかくの如く長くなります・・・よって膨大な命題を含む信用の創造については、別稿にさせて頂きますが、政府紙幣論もしかりで、何故かある時期になりますと、地域通貨論と併せてしばしば世に出て来ます・・・

そして世論は余り関心を抱きません・・・それは提案者が疑問に納得行く説明が足りないからではないかと思い、ROMされる方々にも分かり易いように反問させて頂いております・・あなたが政府紙幣発行論者だという意味ではないの、誤解なきように願います・・・。


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Re: 貧困の構造 ( No.60 )
日時: 2011/06/25 12:51
名前: 手塚 青山 ID:PCn.LDjk

サブプライム、リーマン 等と云う話は, 一昔まえの事にて、
久しく 米国民は話題にも していません。
いまだに 話題にしているのは、この掲示板の有志だけです!

メンテ
Re: 貧困の構造 ( No.61 )
日時: 2011/06/25 13:07
名前: 満天下有人 ID:18vSbFOU

・・・手塚どん、だから同じ苦労が繰り返されるのです・・・

プラザ合意でバブル崩壊の憂き目を見、失われたウン十年の学習効果があったろうに、それも何のその、更に何倍もの苦労が出され、その時だけ文句が出て、ノド元過ぎてまた・・・

・・・アメリカの異常な景気後退の原因について、アメリカ国民自身も少し気がついて貰わないと、属国も堪まりまへん・・・3年前日銀が10兆円もドルを融通しておりますぞ・・・。
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Re: 貧困の構造 ( No.62 )
日時: 2011/06/25 13:45
名前: グッキー ID:FshHLwn.

満天下有人さん

歪みの是正策について、誤解を恐れずに申すなら、歪みの根本をどうするかの視点より、処方箋としての通貨論、信用の創造など、そこを「公正」さによって処方的に解決しようという事に重点を置かれているという印象を受けます・・・
ーーーーーー
歪み、市場経済の欠陥を解消しようとは考えていません。欠陥をそのまま認め、それを補完する処置を取るということです。
ーーーーーーー

・・・資本の本能はそもそも原初的に自己利益の増殖を図る=剰余価値の蓄積にある訳で、公正なる要素は当初から持っていない、よって公正さを求めて果たして解決出来るのかと言う疑問が、抜け切れません・・・通貨論にせよ、根本的に資本本能を置いたままで、果たして解決できるものなのかという疑問が残りますが、そこは総まとめとして別稿にするとして、貴見で論理を繋げて理解不能な個所を次に提示させて頂きます・・・
ーーーーーー
資本に公正など求めていません。資本、企業は、あくまで利潤追求するものとし、市場経済の不公正さを修復することを求めているのです。
メンテ
Re: 貧困の構造 ( No.63 )
日時: 2011/06/25 14:42
名前: グッキー ID:FshHLwn.

満天下有人さん

・・・前稿で、地域通貨は規模が小さいから効果が出ていない、規模を大きくすれば経済活性化の効果は大きい、しかし地域通貨論者では無いと言われていたのですが、給与を地域通貨で支払う、日銀券との交換停止を条例で定めれば、地域通貨を是認するということでしょうか?・・・
ーーーーーー
地域通貨が基本的に悪いとは考えていません。
経済のメインストリートに流動性を供給するのが良いという考えだからです。
ーーーーーー
・・・ここからは実例の紹介程度にて理解下さい・・・ご存じだとは思いますが、ゲゼルの地域通貨を実践し、成功した例として、第一次大戦敗戦のドイツ・ヴァイエルンの炭坑町で、これを復興させようとしたテムズが、ゲゼルの理論にヒントを得て地域通貨ヴェーラを発行して成功しております・・・

1932年では、人口4300人のオーストリアチロルの地方町ヴエルグルで、失業率50%の危機を回避する為に、名前の通りのヴェルグル地域通貨を町長が発行して成功しております・・・成功の理由は、ヴェーラもヴェルグルも法定通貨ドイチェマルクとの交換を保証したから、労働者も地方銀行からも信用を得られたからです・・・減価するタイムマネーとして、減価率2%でした・・・しかも通貨使用の期限がありますから、一過性の2%ではなく、繰り返されるから、銀行としても願っても無いことになります・・・

・・・何故最初からドイチェマルクでやらなかったのか・・・そこはグッキーさんが指摘されているように、銀行が例によって復興に疑問を持って融資しなかったから、やむなく地域通貨で突破口を開いた・・・では何故銀行は地域通貨を認めたのか・・・それは、減価率2%が最終的に法定通貨と地域通貨との交換戻しになった時、銀行は変形利子として減価率を利用できる、そのうまみがあったからです・・・銀行はそれを条件に地域通貨発行者にドイチェマルクで融資を行い、担保としてそれをリザーブしております・・・

・・・労働者側としては、2%くらいなら失業回復の大きなメリットを考えるとどうってことはない、何よりも法定通貨との交換が保証されていることに安心感を抱いたからです・・・うまいやり方です・・・
ーーーーーー
両例とも聞いたことがあります。原価率を銀行の手数料としたのですね。
しかし、減価する通貨とドイツマルクが並立するには、地域通貨所有者の自制に掛かっています。
資本の論理から言えば、不利な通貨から、有利な通貨に交換するというのは自明なことです。
個人の自制では恒久的制度にならないでしょう。
ーーーーーーー

最初にグッキーさんに、地域通貨と日銀券との交換比率はどうされるのですかと、お聞きしておいた大きな理由はそこにあったからです・・・通貨が金によって保証される金本位制が、人間にとって最も大きな信用になる、次に管理通貨制度の下では、法定通貨の信用、それと連動する地域通貨でないと信用が得られません・・・
ーーーーーーーー
金や法定通貨で保証されなくても、購買力が有れば信用は出きます。労働を購入できる(給料)
商品を購入出来る。
だから法定通貨より不利な分、条例により補填しなければ成らないのです。
給料の何十%を地域通貨で払わなければ成らないとしたら、その地域で事業するものは、
否が応でも地域通貨を求めざるを得ません。
ーーーーー
・・・グッキーさんはそこを踏まえられて、地域通貨の信用を得るのは難しい、よって地域通貨論者ではないと言われたのかなと思っておりました所、「日銀券との交換を停止する」と言われ出したので、再び・・・?・・・になった訳です・・・そして「地域通貨は一定の割合で給与として支払う」、という論理の展開を見てますと、モノが既に先にあって、それに対する消費促進のために通貨を与えると言うことよりも、モノを生産する、付加価値創造の対価として通貨が発行されるものだという、矛盾した論理の展開を感じます・・・
ーーーーーーー
法定通貨との交換を認めれば、それを止めるのは個人の自制に掛かってしまいます。
モノ=供給力です。供給力の限界まで流動性を増やしてもかまわないという考え方です。
給与を地域通貨で払うというのは、地域通貨の流動性を確保するためです。
ーーーーーーー

(そして給与の対価として地域通貨を用いるとされながら、次にその地域通貨取得の方法は、「定額給付」によるとされています・・・ここは次回、信用の創造論に絡めて反問させて頂きますが、100兆円の給付が果たして信用の創造に該当するものかどうかも、疑問があります・・・)
ーーーーーーー
定額給付は一時的、緊急的処置であり、地域通貨では、地域の流動性を回復する、地域に地域通貨を導入するという役目があります。
ーーーーーーー
・・・そして上記の例の地域通貨発行者といえども、減価率が大きくなるほどに採算、つまり資本の限界効率を超えると何をやっているのか分からなくなりますから、地域通貨の発行を停止する筈です・・・それが地域通貨が流通する限界、つまり利子率と資本の限界効率との兼ね合いだという、私が冒頭に出した命題の根拠なのです・・・
ーーーーーーー
利子率が-10%なら、資本の限界効率も-10%です。
投資家は-10%以上の収益が見込めれば投資するでしょう。
法定通貨、地域通貨並立での、地域通貨による投資は難しい問題に成るでしょう。
ーーーーーーーー
・・・釈迦に説法になりますが、経済はミクロでは正しいものでも、マクロに収斂されると合成の誤謬を伴います・・・よって考えられる限りの与件を検証しておかねばならないと言うのが、私の持論です・・・地域通貨一つ取り上げても、意見を誤解のないように理解して頂くのに、face to faceの場合なら簡単に行きますが、文字でとなるとかくの如く長くなります・・・よって膨大な命題を含む信用の創造については、別稿にさせて頂きますが、政府紙幣論もしかりで、何故かある時期になりますと、地域通貨論と併せてしばしば世に出て来ます・・・
ーーーーーーー
それは現在の経済の問題点は何か、ということさえ分からないからです。
私は、「経済のメインストリートの流動性不足」
としておりますが、間違いでしょうか?
ーーーーーー

そして世論は余り関心を抱きません・・・それは提案者が疑問に納得行く説明が足りないからではないかと思い、ROMされる方々にも分かり易いように反問させて頂いております・・あなたが政府紙幣発行論者だという意味ではないの、誤解なきように願います・・・。
ーーーーーー

「経済のメインストリートの流動性不足」ということを認めたくない人たちが居る。
政治家、経済学者、評論家、これらのほとんどの人たちが認めたくない人たちなので、
普通の人には分からないのでしょう。
メンテ
資本的生産関係の歪みは、公正さで解決できるのだろうか・・(完) ( No.64 )
日時: 2011/06/25 22:59
名前: 満天下有人 ID:18vSbFOU

・・・まあ、地域通貨論につきましては、何度かお聞きしましたが、何故煩雑な地域通貨を併用せねばならないのか、その論理がビシッと落ち込んで来ないのですが、むしろ法定正貨による正攻法の方が、すっきりする・・・

それについては、金融の歪みについても、「公正」の規律を徹底することで是正すると言うのがあなたの論旨のようです・・・これは昨年7月米上院が、金融規制法案をオバマ大統領に提出し、議会で成立した内容に準じるものだと思います・・・でも内容を細かく読むと、今後においても大金融資本はいかようにも動ける、それに似たりで、金融商品も含む根本の旧来の生産関係が継続する限り、公正さの実現は、百年河清を待つが如しだと思っております・・・

・・・現に米国債発行が上限に近づき、再度喧々諤々の議論が続いているようですが、反公正に対する勢力も已然として強力であることを浮き彫りにしている証左であり、それは現行経済体制の根幹が変わらない限り、同じことが繰り返され、公正さの実現は、願望であっても、非現実のものである・・・現にこの種の議論は10年前から、折に触れてあちこちで議論され、書物も結構出版されてもいたようですが、何も進んでいません・・・私は、その原因は上部構造のテクニック的処方ではムリがあるからという風に、納得しております・・・

・・・信用の創造についても、同じことですが、最後に貴殿が言われていたことに、通貨論と同じような矛盾は、感じているのですが、簡単に指摘させて頂き、終わりにします・・・

・・・反戦さんも指摘されておりましたが、新自由主義市場主義を批判されているのかと思うと、個別論になると反対のことを言われているような感じを受けます・・・信用の創造論でも、それを感じるのです・・・

<(消費者が)債務を増やしお金を受け取る。信用の増大にほか成りません。0金利永久期限の債務を増やし、信用を増大する。モノが有る限りにおいては、信用を増大させても問題ないと考えます。>・・・

・・・どうもこれは、金融機関における「信用の創造」を「信用の増大」と言っておられるのか、些か頭が混乱します、ただでもらったお金で消費者が実需を喚起する、それが信用の増大であるとは、どういうことなのか理解できません・・・一体“何”の“信用”が増大するのか?、ただのカネは、そもそも信用に眉唾が付くものです・・・いくらモノがあってそれを買えるから信用があるというものではないでしょう・・・

<・・・バブルが発生し信用が増大する、モノが有る限り実体経済にそれほどの影響はない筈でバブルの80年代後半も繁栄を謳歌した・・・しかしバブルは、そのモノの実体価格を上回る価格で重力が働き崩壊します。>・・・

ここなんですね、問題は・・・あなたはどうも対象を消費物資だけに限定されているように思います・・・正に生産、消費の回転が効かない土地に過剰マネーが向かいました、それがバブルの崩壊を惹起しました・・・昨今のアメリカもそうでしたね・・・

・・・別稿であなたは、90年までのバブルの時、株価は39000円台まで上がった、土地は、東京都一つでアメリカが買えるというまで高くなった、膨大な信用創造が行われ巷には土地成金、株成金が溢れ、流動性が増大した、しかしこれで何か実体経済に不都合があったのか・・・さように言われておりますが、持ち家欲しい人たちは、給与の増加より早く上昇する不動産価格を眺めているだけでした・・・

これは消費者が受けた「不都合」でした・・・マクロ面での実態経済では、バブルの崩壊で手痛い目にあった企業がゴマンとありました・・・私が実際に関わったものでは、京都の有名寿司チエーンが、通常商いでは順調だったのに、株、土地投機に手を出し、当時の富士銀行が融資を断り、倒産寸前、それを引き受けて再生させました・・・他にもあります・・・今思い出しても「不都合」の極みでしたね・・・

国家全体ではどうなったか、今更説明の必要も無いでしょう、アメリカサブローンの破綻しかりでしょう・・・そして日本に進出していた土地証券化デリバテイブReitの破綻も、つい昨日のことです・・・

<モノが足りなくなりインフレに成るなどということは起こりませんでした。そりゃ、みんな財布が豊かになるので、財布の紐が緩み、適度のインフレにはなりましたが、基本的にモノ不足という事態は起きなかったのです。>・・・

・・・ここに経済総体のある部分しか対象にされていない印象があります・・・そして↓

<バブルとは信用の増大です>と言われおり、市場自由経済批判との矛盾を再び感じるものです・・・
<通貨の増刷、給付も信用の増大です。>・・・これは先に通貨の増刷ありきでは、経済信用を破壊する恐れが十分あります・・・どこかで100兆円の定額給付をやれば株、土地が値上がりして活性化するとも言われておりますが、付加価値創造の裏付けがない通貨の増発は一過性に終わります・・・そうなると未来永劫に毎年100兆円をタダで給付せねばならなくなります・・・ならば最初から、付加価値生産労働は不要になり、誰もが、お〜、タタで毎年オカネが来るぞ、ということになって、原始時代からそんなことはあり得なかったし、これからもあり得ないと思います、それは既に、社会というものではなくなってしまうからです・・・

・・・最後に、天橋立さんが新しい形の経済を模索されていました・・・氏も何とか資本主義的生産関係を残して、その上に何か新しい形の社会は出来ないものかとの、模索され続けておられる・・・いかなる社会にあっても資本が経済の大元である要素は排除できません・・・

ならば「資本の性格」、資本主義経済が発達して以来、資本は「私的資本」の形から脱却していません・・・そこを共有できる新たな資本の形を模索して行けば、何らかのヒントが得られるかもです、社会学も含むアソシアシオンの概念なども参考になるかもです・・・

・・・いずれにしても公正に基づく規制などでは、願望としては否定するものではありませんが、根本が変わらない限り必ず矛盾が噴き出るでしょう、殺人予防のためにいくら法律をきびしくしても、社会構造が変わらない限り無くならないことと同じです・・・ここは資本的生産関係を抜本的に変えない限り何も変わらない、ということで、対論を終わりにします・・・どうも横から参入して失礼しました。
メンテ
Re: 貧困の構造 ( No.65 )
日時: 2011/06/26 01:23
名前: グッキー ID:BLBWppJY

満天下有人さん


・・・まあ、地域通貨論につきましては、何度かお聞きしましたが、何故煩雑な地域通貨を併用せねばならないのか、その論理がビシッと落ち込んで来ないのですが、むしろ法定正貨による正攻法の方が、すっきりする・・・
ーーーーーーーーーー
政府が法定通貨による流動性供給を行わない、行えない、という条件下で地域通貨は考えられた、おのと理解しております
ーーーーーーーーーーー

それについては、金融の歪みについても、「公正」の規律を徹底することで是正すると言うのがあなたの論旨のようです・・・これは昨年7月米上院が、金融規制法案をオバマ大統領に提出し、議会で成立した内容に準じるものだと思います・・・でも内容を細かく読むと、今後においても大金融資本はいかようにも動ける、それに似たりで、金融商品も含む根本の旧来の生産関係が継続する限り、公正さの実現は、百年河清を待つが如しだと思っております・・・
ーーーーーー
私の考えている不公正とは交換比率に根ざすものがメーンです。
市場とは交換です
物と物、労働と物、物とサービス、サービスと労働、マネーを介したりバーターで交換をしますね。
モノの値段は需給で決まるといいます。いかしこれ以上、深く考える人は少ないのです。
しかし需給は資本力、市場支配力、法、行政による介入に左右されます。
この部分が不公正だと言うのです。

例えば、顧問弁護士が、お宅の業界も参入制限をしなければ儲からないよと言ってました。
毎年、弁護士資格を取れる人数を制限する。示談業務はべんごぢ以外しては成らないなどと法律で制限する。これで日本の弁護士は高報酬を得られるようになっている。アメリカみたいに参入制限がゆるければ弁護士では商売にならない。
こういうのを不公正というのです。
ーーーーーーー

・・・現に米国債発行が上限に近づき、再度喧々諤々の議論が続いているようですが、反公正に対する勢力も已然として強力であることを浮き彫りにしている証左であり、それは現行経済体制の根幹が変わらない限り、同じことが繰り返され、公正さの実現は、願望であっても、非現実のものである・・・現にこの種の議論は10年前から、折に触れてあちこちで議論され、書物も結構出版されてもいたようですが、何も進んでいません・・・私は、その原因は上部構造のテクニック的処方ではムリがあるからという風に、納得しております・・・
ーーーーーー
アメリカで起きていることは大きな政府と小さな政府、自由市場か政府による介入かの争いですね。
ーーーーーーー

・・・どうもこれは、金融機関における「信用の創造」を「信用の増大」と言っておられるのか、些か頭が混乱します、ただでもらったお金で消費者が実需を喚起する、それが信用の増大であるとは、どういうことなのか理解できません・・・一体“何”の“信用”が増大するのか?、ただのカネは、そもそも信用に眉唾が付くものです・・・いくらモノがあってそれを買えるから信用があるというものではないでしょう・・・
ーーーーーーー
流動性の増大と言った方が分かりやすかったですか。私はお金=モノと交換できる、も信用と考えております。お金とは信用であるということです。
ーーーーーーー

ここなんですね、問題は・・・あなたはどうも対象を消費物資だけに限定されているように思います・・・正に生産、消費の回転が効かない土地に過剰マネーが向かいました、それがバブルの崩壊を惹起しました・・・昨今のアメリカもそうでしたね・・・

・・・別稿であなたは、90年までのバブルの時、株価は39000円台まで上がった、土地は、東京都一つでアメリカが買えるというまで高くなった、膨大な信用創造が行われ巷には土地成金、株成金が溢れ、流動性が増大した、しかしこれで何か実体経済に不都合があったのか・・・さように言われておりますが、持ち家欲しい人たちは、給与の増加より早く上昇する不動産価格を眺めているだけでした・・・
ーーーーーーー
これは不動産バブルの欠点ですね。しかし困窮者が増大し自殺者が3万人を超える現在よりもマシなのでは。それとも自殺者が何万人出ても不動産価格が上がらない方が良いとでも。
ーーーーーーーー

これは消費者が受けた「不都合」でした・・・マクロ面での実態経済では、バブルの崩壊で手痛い目にあった企業がゴマンとありました・・・私が実際に関わったものでは、京都の有名寿司チエーンが、通常商いでは順調だったのに、株、土地投機に手を出し、当時の富士銀行が融資を断り、倒産寸前、それを引き受けて再生させました・・・他にもあります・・・今思い出しても「不都合」の極みでしたね・・・
ーーーーーーーーーー
だからバブルみたいに崩壊し、不動産価格が上がるような方法ではなく、恒常的に続けられる方法で、かつ公正な方法で信用の増大をするのが良いと言っているのです。
ーーーーーーーーー
国家全体ではどうなったか、今更説明の必要も無いでしょう、アメリカサブローンの破綻しかりでしょう・・・そして日本に進出していた土地証券化デリバテイブReitの破綻も、つい昨日のことです・・・
ーーーーーーーーー
上に書いたとおり、バブルが良いなどと言ってません。もう少し文章を良くお読みください。
ーーーーーーー
・・・ここに経済総体のある部分しか対象にされていない印象があります・・・そして↓

<バブルとは信用の増大です>と言われおり、市場自由経済批判との矛盾を再び感じるものです・・・
ーーーーーーー
経済のメインストリートを問題にしています。
不公正と問題にしているのは交換比率です。
ーーーーーーー
<通貨の増刷、給付も信用の増大です。>・・・これは先に通貨の増刷ありきでは、経済信用を破壊する恐れが十分あります・・・どこかで100兆円の定額給付をやれば株、土地が値上がりして活性化するとも言われておりますが、付加価値創造の裏付けがない通貨の増発は一過性に終わります・・・そうなると未来永劫に毎年100兆円をタダで給付せねばならなくなります・・・ならば最初から、付加価値生産労働は不要になり、誰もが、お〜、タタで毎年オカネが来るぞ、ということになって、原始時代からそんなことはあり得なかったし、これからもあり得ないと思います、それは既に、社会というものではなくなってしまうからです・・・
ーーーーーーー
経済のメインストリートに流動性が不足しているので供給しようということです。
お金は回転します。メインストリートでは
消費→生産→賃金→消費、と
お金の回転が止まったら経済は死にます。
ここからお金が流出すればデフレです。
モノよりお金が多くなればインフレです。
これを消費にお金を注入してコントロールしようというのが、消費管理政策です。
ーーーーーーー
・・・最後に、天橋立さんが新しい形の経済を模索されていました・・・氏も何とか資本主義的生産関係を残して、その上に何か新しい形の社会は出来ないものかとの、模索され続けておられる・・・いかなる社会にあっても資本が経済の大元である要素は排除できません・・・
ーーーーーー
拝金教ですか、、、、、
経済はバランスが取れていることが重要なのです。バランスを失えば破綻します。
ーーーーーーー
ならば「資本の性格」、資本主義経済が発達して以来、資本は「私的資本」の形から脱却していません・・・そこを共有できる新たな資本の形を模索して行けば、何らかのヒントが得られるかもです、社会学も含むアソシアシオンの概念なども参考になるかもです・・・
ーーーーーーー
資本も経済の一つの要素にしかすぎません。
現在はマネーを媒体として経済(交換)が成立しているのです。
マネーが回らなくなれば経済は死にます。
企業(生産)に、お金を注入しても、生産も雇用も消費も増えませんね。
消費に注入するからこそ、お金が回転していくのです。
ーーーーーーー

・・・いずれにしても公正に基づく規制などでは、願望としては否定するものではありませんが、根本が変わらない限り必ず矛盾が噴き出るでしょう、殺人予防のためにいくら法律をきびしくしても、社会構造が変わらない限り無くならないことと同じです・・・ここは資本的生産関係を抜本的に変えない限り何も変わらない、ということで、対論を終わりにします・・・どうも横から参入して失礼しました。
ーーーーーーー
独占禁止法、労働法と現在でも規制はあるでは無いですか。(不十分ですが)
マクロ的な不公正の解決法として累進課税があります。

どうもご苦労様でした。
メンテ
Re: 貧困の構造 ( No.66 )
日時: 2011/06/26 01:43
名前: グッキー ID:BLBWppJY

独占禁止法とは
独占的供給者と需要者が商行為(売買)を行った場合、
需要者が不利になる(不公正)ので、独占を禁止したものです。

労働法とは
企業と労働者が雇用契約(労働と賃金の交換)を結ぶ場合。
労働者が不利(不公正)に成るので、労働者を保護するために
造られた法律です。

市場経済の欠陥、交換比率の不公正という概念
お分かりいただけたでしょうか。

そして交換比率の不公正、これだけでは済まないのです。
メンテ
Re: 貧困の構造 ( No.67 )
日時: 2011/07/09 21:16
名前: 北の国から ID:/lKA0K9I

 天橋立の愚痴人間さんがたちあげられたこの「貧困の構造」のスレッドは、大変勉強させていただきました(ややレベルの高い話もあったのですが)。
 ボクも「公正な社会」について、ぜひ議論に参加させていただきたいと思っているのですが、なかなか簡単ではありません。教育を受ける権利とか、働く権利とか、政治をまじめに勉強し参加していく義務を果たすこととか、「働けば、働いただけ豊かな暮らしができる社会の仕組み」とか、医療を受ける権利は、所得に応じた負担を財源としつつも、宇沢弘文氏が提起されているように基本的には無差別でありことが公正な制度、など、いろいろ研究中です。
 いずれにせよ、このスレッドは、まさにいま皆様が究明なさろうとしている「国民、経済、暮らしの哲学、選挙と政府と税金」などの新しい形と、具体的運動についての議論のスレッドだとおもいます。
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Re: 貧困の構造 ( No.68 )
日時: 2011/07/09 21:36
名前: 北の国から ID:/lKA0K9I

 1975年に、イギリスのG・プリダムの書いた「ヒットラー権力への道」は、1923年から、1933年までのナチスの活動について、膨大な資料にもとずいて研究がなされていて、大変読み応えがあります。
 いずれにせよ、選挙に勝利するためにどうやってナチスを拡大していったか、運動、政策面でのすごい研究と、それこそ「血の滲むような、粘りずよい党勢拡大」実践されている様子が描かれています。
 日本の現在と、似た状況ももちろんありますが、おおきなところで違います。
 読めばよむほど、選挙で勝つこと、まともな組織があり、地域を主に、やはり運動がひつようです。
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