Re: 当代世間騙し装置 ( No.402 ) |
- 日時: 2013/07/06 00:01:01
- 名前: 薄気味悪い大罪の看過・・満天下有人
- 参院選に入っても、白けたムードが全国を覆っているような気がして、その白け方が何とも不気味にさえ感じる。暴動が起りそうな不気味さではなく、白らけが選挙棄権という形で表明されて、施政者達の大罪を無言で見過ごす、見過ごさざるを得ない沈黙が不気味だ・・・
世の中、大罪をしかと把握出来ないままに流れて行ってる。それは法的な罪にも該当しないものだから、罪なのか何なのか判然とせずに、無知がそにまま大罪を容認してしまうのか・・・
人間の七つの大罪については聖書の黙示録に示され、マハトマ・ガンジーがそれを現代資本主義社会にあてはめ、我が国では鳩山が首相時代にクリスチャンよろしく施政演説に取り入れていた。ガンジーが指摘した現代社会的七つの大罪とは、原則無き政治。道徳無き商業。労働無き富。人格無き教育。人間性無き科学。良心無き快楽。犠牲無き信仰。 正に現代社会が覆われている全ての要素が含まれている。生活者はそれぞれに気はついているのであろうが、法に触れる罪でも無いし、第一、そんな壮大な罪を一朝一夕に排除することも出来ないと思ってしまう。
鳩山が施政方針演説でこれを引用した時の世論の反応、当時のヤフーネットでは、総数5850票のうち・・・ 0点 2640票(46%) 10点〜50点 2249票(38%) 60点〜100点 961票(16%)・・・このようなものであった。
鳩山は理念である友愛といのちを理念の軸においたものの、日々の実生活面でいのちの危機に晒されている面々には、信仰的理念だけで具体策が無いという不満が出たのであろう、それを具体的に政治技術的に実行するのが政治家というものであり、理念はそうだとしても、実現するには革命でも伴わない限りj不可能なことであり、現に鳩山(民主党)は、理念倒れに終わってしまった・・・むしろ民主党そのものが、七つの大罪などどうでも良く、むしろ大罪を犯してでも権力を握りたい分子で成り立っていた政党だから、霧散しても当然の事ではあった。
だがこの七つの大罪をむしろ犯すべく邁進している安倍政権は、倒れそうにも無い。原則無き政治を巧妙にすり替えるワザに長けているからだ。経済の歪みが問題であってもそれを、景気を良くすると言う風に、聞こえが良いようにすり替えてしまう。そして金融市場における利益を促進させ、大資本には減税に迎合する様は、正に労働無き富を加速させる以外の何物でも無いが、それを罪だとは思わない。言い換えるとガンジーが示した大罪は、資本主義的生産社会においては、大罪ではなく、むしろガンジーの指標は資本主義社会にとっては逆に大罪なのである。
人間性無き科学に至っては、選挙第一声を原発被災地福島で行った演説によく現れている。復興のために強い経済を取り戻すと言う言葉に如実に示されている。問題を実に巧妙にすり替えている。そして東電が新潟柏崎原発再開について、安全委員会や事前の地元との合意も無く再開を政府に申請した行為は、これも道徳無き商業の典型例である、だが、道徳無き商業を大罪とする方が間違っていると思う彼らにとっては、罪の考え方が丸で逆さまなのだから、大罪でも何でも無い・・・故に復興予算を東電が損失カバーに流用することなど、最初から無感覚なのである。 医療資本の利益の為に過度とも思える医療技術、薬品の促進なども人間性無き科学の範囲に入るであろう。そして競争社会を幼少の時から叩き込まれ、現実に勝ち抜くためには、無力な生き物は排除すべしとの残酷な子供が増えて行くことは、人格無き教育の果実ということになる。
例を挙げれば限りない大罪の結果は、十分に想像される所だが、いかんせん、罪に対する感覚が彼らにとっては正なのだから、どうしようもない。
参院選結果は東京都議選と同じ結果になることが予想される。低投票率が予想されるからだ。ちなみに都議選での投票率は過去二番目に低率の43.5%、自民得票数は約160万票だったが、有権者数約1000万人として16%の支持で議会第一党となれる。恐らく参院選でも同じ傾向が出るであろう。16%の者によって七つの大罪は罪では無くなる。 それに対する白け沈黙が、不気味に感じられて仕方が無い。煉獄は大罪者だけに向けられるものではない、それを看過する者も同じ罪に問われる。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.403 ) |
- 日時: 2013/07/06 01:26:23
- 名前: 参院選挙・・・天橋立の愚痴人間
- 自民党も、鳩山、管、野田民主党も、維新の会も、みんなの党も、全て同じ穴の狢であり、国民の側に立って政治を行なう意志はなく、単なる己あの権力意欲を追うばかりであり、国民は選挙はその出汁にされてきました。
ここ十数年、我々が、ただひたすら、待ち望んでいた政治、小沢民主党が掲げた政治の実現に向けて願いが選挙でした。 小沢民主党が政権を取るまでの熱い思いが如何程であったか、感慨深いものがあります。
自民党の厚い選挙基盤に対して、出来るだけの抵抗を試みハラハラとしていたものです。 それが選挙でした。
民主党が政権を取って後、その小沢が、どれだけ我々を裏切ってきたこととか、世に言われる小沢自身の裁判の問題で情状酌量できるものではありません。
結果的には、小沢には我々の希望を実現できる力もなく、意志も無かったのです。 ここ十数年の我々の政治に対する熱き思いを茶化されたようで、小沢により翻弄され続けていたと言う事です。
それゆえに、その反動は計り知れないものがあります。
思えば、自民党を出る前に、次の総裁候補筆頭と言われていた小沢は、自民党にいても、それなりの改革はできたはずです。 総裁として改革を試み、それが行き詰まって党を出るという選択肢もあったのです。 それなのに、まず自民党を出てゆく本当の理由は何であったかを問い直す必要があります。
そうして、それは自民党時代の小沢の形跡を調べる必要もありません。 それは民主党の成り行きを観察していれば、実際の政治において、小沢がどれだけ無力であったかを再確認できます。 自民党でも出来なかったように、民主党でも出来なかったのです。 やる意志も力もなかったのです。 それは小沢自身が民主党の改革に向けて現実的に動いた形跡が見当たらない事が証明しています。 何かといえば裏へ廻って来た事も納得できるでしょう。 自分の裁判の結果がどのようであろうとも、総理の道を閉ざされても、民主党を引っ張って行くことは得来たはず、多くの同士を使って小沢に代わる人材群を擁立出来たはず。 それを私は見逃さない。
その様な人間の口舌に振り回された十数年でした。 確かに小沢の口舌は、当代政治屋共の中では群を抜いて我々の思いに近いものでした。
それだけに、裏切られた思いは想像以上のものがあります。 現在の政治に対する、選挙に対する無力感とは、その様なものであり、新しい要素(希望)が生まれないことには、ここ数年は続くのではないでしょうか。
私は、自民党を批難する同じくらい小沢を批難します。 小沢の欺瞞に比べれば、管、野田の方が許せるというほどです。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.404 ) |
- 日時: 2013/07/06 09:15:05
- 名前: Re:参院選・・満天下有人
- 選択肢無き政治現状をもたらした大罪、このクソ野郎ども野党の大罪には計り知れぬものがあると思います。特に野党に転じた当時の与党・民主党の大罪、かれらは既に煉獄の火あぶりの刑に処せられつつあります。
それでも未だに菅が、党執行部に反して公認されていない候補者の応援に回る、あの菅、枝野主演の敗戦の反省会、官僚の壁は厚かったなどと責任を他所におっかぶせるザマは、原則を破棄した原則無き大罪に該当するものでしょう・・・もうこいつらに言う言葉もありません。
ここに至って、もう小沢一人に責任を負わせてもしょうがないと思います。むしろ原則有る政治を放棄してしまった鳩山の方に、大罪の責任があるのではないでしょうか。原則を破る七人衆の言うがままに流された鳩山、菅一派の不信任決議を封じこめてしまった鳩山。それに妥協した小沢も同罪ですが、その前に菅、小沢対峙の代表選での不正投票、名前剥き出しの投票用紙を筑波郵便局一局に集中させて抜き取り、強引に菅を代表にしたあんな選挙、自民党員にまで投票用紙を送っていた民主党、郵便局会社を通じて、どうもほんとの事であった事実を知っております。
同じ党内のことであったが故に、鳩山も小沢も追及できなかった、党が割れてしまう危機感があったのでしょうが、あの時点で分裂しておれば、或いは菅不信任案を決議しておれば、事態はまだ別の方向へ動いた可能性はあったと思います。しかしその後の小沢による嘉田未来の党への合流を見ると、早い時期に分裂しても別の可能性も既に消滅していたかな、とも思えます。
大罪を犯したことも未だに分かっていない民主党、もう消滅したも同然で、野党がいない政治構造の中で、安倍はいよいよ羽を伸ばし、七つでなくそれ以上の大罪を犯し始めることでしょう。指をくわえて眺めるしか手が無くなりました。最も怖いのは金融政策による結果です。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.405 ) |
- 日時: 2013/07/06 21:02:58
- 名前: 大和し麗わし・・満天下有人
- 大本営発表機関である記者クラブの世論調査を見ると、自公の大勝は確定したようだ。これにて戦後一貫してこの国には自民党しか居ないのかと思わせる政治構造に復帰することになる。
我が大和の国らしい光景に復帰するのだから、大和の国は実に「まほろば(すばらしい所)」である・・・世情の変動などお構いなく、かまどから炊飯の白けむりだけ立ち上がらせて貰えれば、大和し麗しの国なのだ・・・
大和は奈良選出の高市早苗ジミン政調会長など、福島原発隣接海域の放射能測定値が上がっても、福島事故でまだ死人は出ていないと宣たまうほどだから、たたなずく 放射能籠れど 大和し麗し の風景ではある、大和の種の遺伝子が組み換えられて、麗しの 更なるまほろばの国になって行くのであろう。
参院選での自公圧勝は、さような政党に今後3年間の政治を任せる免許証を発行することである。米ジャパンハンドラーズたちの、大和の国の何と、まほろばであることよと思う喜びの顔が目に見える。小泉の進次郎など早速に渡米して、顔がほころぶCSISのマイケルグリーンと写真に納まっている(笑)。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.406 ) |
- 日時: 2013/07/07 09:21:39
- 名前: サイコパス政治・・満天下有人
- サイコパスとは、Wikipedeiaより、
『その人格のために本人や社会が悩む、正常とされる人格から逸脱した精神病質を持つ人のこと。 サイコパスは社会の捕食者(プレデター)であり、極端な冷酷さ、未慈悲、エゴイズム、感情の欠如、結果至上主義が主な特徴で]、良心や他人に対する思いやりに全く欠けており、罪悪感も後悔の念もなく、社会の規範を犯し、人の期待を裏切り、自分勝手に欲しいものを取り、好きなように振る舞う。その大部分は殺人を犯す凶悪犯ではなく、身近にひそむ異常人格者である。北米には少なくとも200万人、ニューヨークだけでも10万人のサイコパスがいると、犯罪心理学者・ロバート・D・ヘアは統計的に見積もっている。』・・・・・
ヘア氏はこのサイコパスが全米で200万人、NYだけでも10万人居ると統計的に示しているが、これには政治家や飽くなきカネの蓄積を追い求める資本家などは、カウントされているのであろうか・・・ 「社会の規範を犯し、人の期待を裏切り、自分勝手に欲しいものを取り、好きなように振舞う」この種の性格を最も備えている人種は、正に政治屋そのものではないか。そしてご丁寧に規制緩和と称して更に洋製サイコパスを引き入れ、外国資本特区まで設けて税はタダにし、医療、食糧まで頼ろうとする。東西サイコパスの協働によって、「社会の捕食者」たろうとする。
先週5日に、明日8日から施行される新たな原発稼働審査では、原発再開が出来なくなることを怖れた広瀬東電社長が新潟に赴き、柏崎刈羽原発再稼働について泉田知事と会談模様を映像で見たが、知事が地元の了解を条件としていたその約束を守らず、既に国に再開申請を行っているとはどういうことだと激怒、東電はウソつき会社なのか、と・・・
東電側の姿勢は正に「社会の規範を犯し、自分勝手に欲しいものは取り、好きなように振舞う」サイコパス」そのものである。そして内閣・官僚はニヤニヤしながら様子を伺い、頃合いを見てこれまたサイコパスを全開させることだろう。
捕食者=Predatorと言えば、シュワちゃん主演のプレデターなる映画があった。宇宙からジャングルに飛来したインベーダーが、己の姿は人間には見えず、逆に人間の動きは血液の動きによって、すぐにキャッチできる能力を持っており、場所をすぐに特定して捕食してしまう・・・
シンゾー一派が悟られないようにマイナンバー制度(国民総背番号制)を成立させようと画策し始めていることは、鈍感な向きは別にして感度良い国民なら既にアンテナに引っかかっていることだ。既に米欧では国民はその一挙手一投足まで当局によって補足されている。その実態を茶の間で見れたのが、ボストンマラソン爆破事件での、監視カメラに映った犯人の姿であった。海外日本大使館が全て盗聴されていることは、今更驚くことでもない。CIA職員のスノーデン氏がCIA機密をばらしてやるとして亡命を求めていることも、プレデターにとっては誠に許しがたい行為ではあるにせよ、社会の実態はそこまで監視社会になっており、シンゾー一派は、自分たちもプレデターになりたくてしょうがないのである。憲法改正に隠された意図は正にそこにある。
サイコパス野郎が手に負えないのは、プレデターと違って普通の人間の姿をしていることにある。そして自らを異常とは思わないことが重なって来る。原本は読んでいないので書評のつまみぐいになるけど、そのサイコパスを描いた小説に、貴志祐介著・悪の経典がある。
ストリーは一見、爽やかな熱血教師が、実は反社会性人格障害、連続殺人者だったという設定の小説のようだ。一人二人の口封じでは秘密がばれる、全部殺さねばならなくなってしまう。
サイコパス政治もそうであろう、耳障りなことは避けて、全部を一つの聞こえが良い政策に纏めて本心を覆い隠す。参院選での争点は「景気回復」だと、与野党ともに一致してしまった。全部に網をかけて纏めて国民殺しを狙うサイコパス跳梁跋扈の光景である。
・・・参院選が終わりお盆になると、真夏の夜の狂宴となり、狂乱の盆踊りが始ることだろう。貴志祐介さんの小説で大量殺人を決心する時点を、point of no returnと表現されているそうだが、航空機が燃料切れとなり、もうどこにも戻れない状態の飛行界の用語のようだが、超金融緩和で、ある一定以上の効果が望めなくなる時点では、もう後戻りはできない。強引に金融引き締めをやれば、その副作用はかなりのものであろうし、過去に経験済みのことでもある。サイコパスどもがやることは、どのケースでも似たようなものである、結果も含めて・・・だが何度でも同じことを繰り返す、それがサイコパスたる由縁でもある。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.407 ) |
- 日時: 2013/07/07 13:21:49
- 名前: 資本主義の終焉・・・天橋立の愚痴人間
- とうとう、政治も心理学の世界へ入ったようですね。
なるほど、原発問題も、TPPも、民衆の立ち位置からは理解できなくても、サイコパス野郎がやるとすれば判ります。
最もサイコパス野朗の総元締めはユダ菌野朗であり、奴等は物々交換に始まった人間社会の経済システムを、己らの利得のためのものにすり替えて、2000年かけて支配を確立しつつあるようです。
心理学と言いましたのは、サブリミナル効果と言いますか、そう言うものを見た、感じた世界のチンピラ、サイコパス野朗が世界中にはびこりました。
政治は国民の為に成されているものと、成されねばならないものと信じている一般の人間にとっても、現状は心理学的に幻惑されてしまっているのでしょう。
そうです、サイコパス野朗が入り込んでいるのに、ひたすら資本主義のシステムを信じているのです。 これからの政治は、理念の戦いではなく、支配者、被支配者の権力闘争となるのではありませんか。
99%運動が、その兆候を示しています。 ただ、現在は富者と貧者と言う構図ですが、正しくはサイコパス野朗の撲滅運動とならねば本当の敵はつかめないでしょう。
この問題、 どのように進展すれば良いのでしょうね。
確かに、コンピューターに支配されたSF映画に出てくるように世界の支配者に対する人間自体のレジスタンス運動に近いものが想定されます。
この様な構図をユダ菌を想定して描いて見ることも出来るでしょうね。 描きたくはありませんが。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.408 ) |
- 日時: 2013/07/07 13:36:36
- 名前: モーゼの十戒・・・天橋立の愚痴人間
- 「モーゼの十戒」
1.主が唯一の神であること 2.偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止) 3.神の名を徒らに取り上げてはならないこと 4.安息日を守ること 5.父母を敬うこと 6.殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ) 7.姦淫をしてはいけないこと 8.盗んではいけないこと 9.偽証してはいけないこと(嘘を言ってはならない) 10.隣人の家をむさぼってはいけないこと
確かにユダ菌は、モーゼの十戒に直接抵触してはいない。 だが、ぎりぎりのところで、これを犯している。
立派な約束事については遵守するが、それ以外の規定は自由であると言う西欧民主主義の規範とは、そういうものである。 一方で、人間社会が持つべき規範と言うものは、具体的な文言を幾ら並べ立てても包括できないものである。 それなのに特定の神を想定し、何百の戒律を定めても、このような齟齬をきたすことは否めない。 一神教の致命的な欠陥の現われであろう。
西欧民主主義が招いた現代社会の、資本主義社会の矛盾は、西欧民主主義では解決できないものであろう。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.409 ) |
- 日時: 2013/07/07 17:46:30
- 名前: Re:十戒・・満天下有人
- そもそも十戒が何故さような厳しい掟を敷いたか、それを想像して見る時、人間が持つそもそものおぞましさがあって、それを戒めておこうという動機があったのだろうと、推定します。FRB前議長のグリーンスパンが膨大なサブローンに始る金融損失について米議会公聴会で証言を求められた時、人間が持つバブル志向は、如何とも出来なかったと証言していたように、ユダ菌たちは、その本能を巨大に集積して来た訳で、結局は政治がそれをどこまで規制出来るか如何にかかっている・・・
<西欧民主主義が招いた現代社会の、資本主義社会の矛盾は、西欧民主主義では解決できないものであろう。>・・・
それでも先ずは、彼らから改造に着手させないと、他では手立てが無いように思えます。指摘されているアメリカでの99%運動などが、米欧社会に浸透して行くような形で。そしてそれに対し、非西欧諸国がどこまで呼応出来るか如何にかかっているのに、逆に追随してしまう。
先月の英国G8でも、タックスヘイブンに隠されている巨大な資金とそれに関わる巨額脱税を何とかしようとの議題も、有効な対処策を決めることも出来ずに閉会、政治が飲み込まれてしまっています。政治権力がそれを維持するには、彼らの手を借りねばならないとの癒着構造が、どうしても断ち切れません。
それは金融緩和と称して彼らの損失に政治が手を貸してしまうからだと思います。現状構造下においては、金融システムの破綻による一般生活者への影響、混乱はかなり大きく、よって大ナタを振るえない、しかしある時点でその苦汁に耐えて、とんでもない事をし出かした金融資本の救済は断ち切らない限り、同じことが繰り返される・・・サブローン問題発生の時も、救済せずに倒産させてしまったのは、リーマンブラザーズだけでした、後は全部、金融緩和で救済しいる。
そしてタチが悪い事に、彼らは、破綻しても逃げ道をよく知っている、世界を揺るがせたあの金融破綻の時、ワシントンポストが皮肉って、ユダ菌たちが破綻前にせっせと裏庭に埋蔵金隠しの穴を掘っている戯画を掲載しておりましたが、全てのシナリオを描いている彼らにとっては、当然の事前工作でしょう。
政治が癒着している以上、一般生活者によるウオールストリートを占拠せよ運動などが広がらない限り手の打ちようがない。同時に占拠するだけでなく、その後をどうするか、その青写真無くして占拠しただけでは、どうにもなりません。 米国GDP約1,500兆円に占める金融保険の比率は21%です。製造業は僅かに13%。いかに生産でなくアブク銭で生きているかがよく分かります。そして金融保険における就労者は4%くらいなのです。なのに雇用者数が増えないの増えたのと言うては、金融商品が乱高下するという異様な構造で、そして我が国もそれに振り回されている。更に金融市場を拡大せよなどとの声が絶えないのです。レーガノミクスで懲りた筈なのに、更に更に更に、アホノミクスがそれを助長する政策を取りおる。
金融ありきの経済構造の是正は、それを産み出した米欧経済構造が、それを是正して貰わねばなりません。本質をよく見ているのはドイツくらいのものでしょう。修正資本主義の概念が出て来た国らしい対応をしている。
欧米諸国でない我々がせめてやれることは、マネタリズムに傾斜しないこと、オカネの使い道を間違えないことしか無いと思うのですが、外国にはばら撒き、国内では予算の流用など歯牙にもかけない根性が怖いですね。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.410 ) |
- 日時: 2013/07/07 19:11:21
- 名前: 糾弾の真価を求めて・・・天橋立の愚痴人間
- 満天下有人 さん
>金融ありきの経済構造の是正・・・本質をよく見ているのはドイツくらいのものでしょう。修正資本主義の概念が出て来た国らしい対応をしている。
ドイツの、その情報、また説明していただきたいものです。
それはさておき、
随分と嘆き節を展開してきましたが、ロムやん さんなどに尻を叩かれました。
糾弾掲示板くらい、何かに噛み付いていたいと思います。
其れにしても、当掲示板に2チャンと同じ発想で出没するやからが後を絶ちません。
幸いに、そういう輩は管理人さんが本腰を入れて排斥していただいているようです。
皆さんの真摯な意見の集積場にしたいですね。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.411 ) |
- 日時: 2013/07/09 08:02:26
- 名前: サイコパス政治と熱中症・・満天下有人
- まあ、健康を考えてエアコンを極力止める人も居られるだろうが、この熱気で高齢者の熱中症死亡が増加、緊急医療学会の調査では、高齢死亡者の3割がエアコン節約で死亡していると言う、そして増加する傾向が見えると、あり得る統計ではあると思う。
高齢になって逆に社会保険料の高騰により、他で節約できるものとして新聞を止め、水は止めることも出来ないからどうしても電気代に目が向くのだろう。年金は物価指数が下がって来たことを理由おは税があり、そして社会保険料の値上がりは柔ではない。東京23区で夫婦300万円以上の所得者の健保代値上がりは16万円にも達している。
先週、年金減額の根拠にするその物価指数とは、どの指数を用いているのかと社保庁に聞いても判然としない。一般食品物価指数とは別に、電気製品などの価格動向も、モニターを使ってその指数を合算しているらしいが、アホか、年がら年中電気製品を買っている訳ではないだろうに、その値段が下がったからと所得を減らしおる。
庶民の人間生活は、経済官僚や学者先生たちの理論によって維持されているのではない。現実のオカネの入りと出によって生計が維持される。物価が下がったからと言っても、逃げることの出来ない節約も出来ない最低の社会生活維持費の値段が上がれば、その支払いの為に電気も停めて暗闇で息を潜めてオカネの出を止めねばならなくなる。
ならばオカネの出が増える社会保険料の値上がりも何故指数に算入しないのかと、怒鳴りつけてやったら、私共もそう思います、だと・・・そして電気代の値上げであり、その理由は巧妙にゴマカシて、安全規制の抜け道を探っての原発再開にまっしぐらのサイコパス調だ。
昨日から施行となった新原発稼働規制、4電力会社が10基の原発再開を申請。規制では事故発生時の活動拠点となる緊急時対策所の整備を“仮設”で申請しおる。放射性物資を排気するフイルター付ベント設備は、5年以内で良いとする条項を楯に設置しようともしていない。ロイター電によると新規制はアメリカ法そのままであり、事故を起こした日本独自の視点は無いと断じており、それ以上に事故を起こした国そのものが事故の何たるかが全く分かっていない国だとしている。
穴だらけで再開を急ぐのは、原発停止によって上がる電気代によって、増加する高齢者熱中症死亡率を考慮しているからではない(笑)。もかかわらず、徹底した切り替えとできるかどうか、心もとない点がある。第一に、早期の再稼働に向けた「見切り発車」の姿勢が、電力会社に見えることだ。
たとえば、多くの原発が事故時の活動拠点となる「緊急時対策所」の整備を「仮設」で乗り切ろうとしている。放射性物質を含む排気に備えた「フィルター付きベント」も設置されていない。再開を急ぐのは勿論、原発停止による電気代値上げによって、増加する高齢者熱中症死亡率を憂慮してのことではない(笑)。事故によって累増している電力会社の赤字によって、銀行の融資条件がきつくなっていることも原因に考えられる。つまり、社会的問題は次のまた次の問題なのである。本質を隠しての対処は、正にサイコパスそのもではないか・・・
そして大きく捉えるならば、正にゼニ優先の、それも国民生活の為ではない己たちのゼニの為に全てが動いていると言っても過言ではない。要するにゼニゲバが先に立って、政治も私的資本も己たちの既得権を維持する為にだけ、社会が存在し、尚一層そのような世の中にしたいのがシンゾー自民党なのである。
それを端的に示したのが今月初めに各党党首がアホツラをひな壇に並べての共同記者会見であった。ジミン党の憲法改正案は、立憲主義に反するのではないかと問われたシンゾーが、「憲法と言うものは権力を縛るものだと、確かにそういう側面があります・・・しかしそれは王権絶対主義時代の考えであってですね、今は民主主義の時代でありますから、民主主義の国家である以上ですね、権力を縛ると同時にですね、(国民も含む)国の姿につおいてそれも書き込んで行くものなのだろうと、私達は考えております。」・・・
言ってることは要するに、民主主義を巧妙にすり替えて、国民を縛る要素を憲法に導入しようとしていることである(自民党草案第12条・国民の責務)。自分が批判している中世の絶対王権時代の思想を取り入れようとする、大矛盾を言うてる訳だ・・・ほんにバカに付ける薬は無いとは、昔から言われている俗諺だが、サイコパスが権力を握っているとそのバカさが、こちらには生死を伴って向かって来る。新自由主義を尊重するゼニゲバ政策しかりである。世界でやっと問題になり始め、その対策が不可欠の意識がうねりを見せ始めている時に、それに逆行し加担する経済政策を取りおる。迎合の為にはいずれ国民負担となって跳ね返ってくる外へのばら撒きは臆面もなくやり放題で、内での生活苦者のことなど、頭に無い・・・
どしても外に迎合したい、サイコパス電力会社に加担したいなら、それも良かろう、一貫してそうするなら矛盾しない・・・ならば同時に、国粋主義的復古調の昔の日本を取り戻そうなどと、言うではない!!分裂症のサイコパス野郎が!!この国はお前のものではない、お前の祖父や叔父のものでも無い!!
人間、行き着く所まで行かないと気がつかない、特にその気質が顕著な大和の民族にとっては、行き着く所に早く行った方が有効かも知れない。その意味でシンゾー自民党よ、大いに好きなようにやれ!!。ノータリン野党も含めてサイコパス消滅も早まる。お前たちがサイコパス政治に熱中している間に、高齢者熱中症死亡者が増える、お前達既得権者だけが生き残れる社会にしたいのだろうから、望み通りになってご同慶の至りである。
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