Re: 当代世間騙し装置 ( No.141 ) |
- 日時: 2013/03/29 20:47:22
- 名前: 満天下有人
- 格差2.46は違憲で、では1.9なら良いとする司法の判断も、全くおかしなものです。一人一票以外は違憲であるとするならともかく、司法も斯くの如く政治に妥協している所が、この国の変わらぬ限界を示しておりますね、根本の哲学がどこに置かれているのか・・・。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.142 ) |
- 日時: 2013/03/29 21:17:55
- 名前: 天橋立の愚痴人間
- 横レスですが、
それは民主主義の根幹についての論評も必要で、民主主義が言うところの公平性、平等性を、果たして100%取り入れる事が最適か、否かまで発展させれば、必ずしも正解ではなくなります。
勿論、今の状況を是とする訳ではありませんが。
追伸です。
今、思いついたのですが、選挙の1票と言うものは、所得に反比例して与えるようにすれば、如何でしょう。
大金持ちの得票権は、一人0.1票、所得に応じて0.5票、とか0.3票とすれば、弱者の意見が強まります。
これこそ、民主主義の公平性であり、政治が庶民のためのものになる妙案ではないでしょうか。
戯言ですが!
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.143 ) |
- 日時: 2013/03/30 06:06:52
- 名前: 天橋立の愚痴人間
- 「かくすれば かくなるものと 知りながらやむにやまれぬ 大和魂」
の解説。
少々しつこいですが、このあたりは微妙で、私が言いたい「大和魂」を規定するのに重要な部分なので追記します。 私自身の思考を整理するためにも。
上記の「大和魂」と言う言葉が表す意味の中で、確実に言えることは「気魂」と言う概念が当てはめられると言う事です。 それは右翼が言うところの「気魂」とも共通します。
但し、大前提として、右翼のそれは権威を遵守することを目指した気魂であり、 松蔭のそれは、権威を改革しなければならないと言う心情に基づいています。
それが「かくすれば かくなるものと 知りながらやむにやまれぬ ・・・」と言う言葉の中に見られるのではないでしょうか。
但し、松蔭が描いた国家の形は、現代で言う民主国家ではなかったと思います。あくまでも天皇家を中心とした皇国であった事は間違いないでしょう。 ですが「命を賭けて権威に物申す」と言う姿勢の中に、私が言いたい「大和魂」があるのです。
紫式部が示した、「官爵たるものの心構え」としての「大和魂」と言う言葉には、権力に抵抗すると言う意味はなかったでしょう。 しかしながら、文脈の中で、将来、政を担う貴族の師弟に朝廷と共に民を思う心の醸成を謡っているものと解釈しています。
また、「大和魂」スレッドで解説していますように、「大和魂」と言う言葉の使い方には数種類あり、右翼が使っているような「大和魂」以外は、以外な解釈があります。それは権威と言う領域ではなく、人間関係の融和を言ったようなものであった事も追記しておきます。
そういう意味で、紫式部と松蔭の「大和魂」を並列しています。 さらに、紫式部の場合でも、松蔭の場合でも「大和魂」の所持者は、所謂、ノブレスオブリージュを想定していますが、そういう気魂を、民族の気魂として醸成する事が望まれることであり、その中から「大和魂」を持ったリーダーを輩出するようにしなければならないと言う事です。
さらに大前提として、日本人の民族性としての「和のこころ」の上に醸成したいものです。 イギリスの「ジョンブル精神」アメリカの「開拓者魂」に代わる、日本人のバックボーンとしての「大和魂」を考えているのです。
しかしながら、従来の「大和魂」と言う概念が、此処まで浸透しているので、同じ言葉を当てはめること自体が難題となるでしょうが。
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大和魂・・(3) ( No.144 ) |
- 日時: 2013/03/30 07:48:20
- 名前: 満天下有人
- 対論に齟齬を来さないように、中間整理をしておきます。
大和魂に関するアプローチをして見る時、不思議に思う事があります。橋立さんも指摘されているように、それは多様な解釈がされているということです。それは、リーダーの資質を持つ者が、大和魂はこうあるべきだとしたのか、そもそもこうあるべきだとの魂は、我々民族が既に持っていたではないか、それを今こそ発揮しようではないかとの掘り起しとして大和魂を持ち出したものなのか、いや、これからこうあるべきだとの新たなガイドラインとして心情を吐露したものなのか、前者なら大和魂は既に存在していたことになり,後者なら新たなものとして民衆を喚起する魂ということになります。この場合は大和魂とせずとも、新しい日本魂として創造して行っても構わないことになります。
<同じ言葉を当てはめること自体が難題となるでしょうが。>・・・これですね。
ジョンブル精神とか、西部開拓魂とか言う場合は、不屈の精神として一つの彼らの「気質」として捉えられ、それは民族の共通する気質として表現されているという所が、大和魂と大きく違うと感じます。フランス革命も前者に属するものではないでしょうか。
吉田松陰が「やむにやまれぬ 大和魂」と吐露したその魂も、大和民族が既に持っていたものとしてその言葉を使ったのか、本人に聞かない限り分からないことですが、仰る通り、松陰個人が権力に対抗する「気魂」を大和魂として込めたのでしょう。
和魂漢才として生まれた大和魂、そして和魂洋才、どちらも実務上の利便性として重宝した我々民族の器用性、これは間違いなく権力者に限らず民族全体に通じる気質 であると思います。そして輪廻仏教思想も無意識のうちに、民族気質と合致する・・・四季の変化を花鳥風月に合わせて、共通する和の心で愛でる・・・
東北大震災も、仏教諦観にも似た自然災害として、原発問題も埋没させてしまう気質。この上に立って新たな魂を構築する難事業・・・橋立さんの留まる所を知らない気魂に期待します。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.145 ) |
- 日時: 2013/03/30 09:03:50
- 名前: 天橋立の愚痴人間
- 満天下有人さん
有難うございます。
前段は、その通りと思います。
>松陰個人が権力に対抗する「気魂」を大和魂として込めたのでしょう。
微妙な差異で申し訳けないですが、「大和魂」と言う概念を、反権力とするのも意味が違うと思うのです。 反権力以前に、民が持っている心根と規定したいと思います。
現代の日本人に、それが欠けているので反権力も起きて来ません。 松蔭は、それを言ったと思います。
事、敗れたことに対する、単なる怨念とは思いたくないのです。 その様に解釈してやる事が、松蔭を理解してやる事ではないかと思います。
ジョンブル精神とか、西部開拓魂とかが一神教を信じる民族のそれであれば、多神教の立場をとる「大和魂」は、どのように展開できるかと言う事になります。 但し、多神教の世界では、ジョンブル精神とか、西部開拓魂の様なものは、あまり明確な形ではないのかも知れませんね。
それも、問題ですが、この際、スケールを広げて、一神教、多神教の枠も超え、科学知識と人間性の領域にまで踏み込んだ、文明史的転換を呼ぶようなものでありたいと思いますが、それでは構想が大きすぎて、私に手に負えるものではありません。
確か明治になって新島譲でしたか、これに挑戦したように思います。 武士道を元にキリスト教圏のそれをあわせた日本人の精神を作り出そうとして、結局は接木細工となり成功しませんでしたが。
誰か、哲学者さん、御願いしますよ。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.146 ) |
- 日時: 2013/03/31 07:14:45
- 名前: 安倍のバカミクス、危険丸出しゾーンに入る
- 安倍の眼鏡に適った日銀新首脳陣は来週、紙幣印刷機をフル回転させる政策を発表するようだ。
具体的には現在の、国債買い入れ基金枠101兆円の枠を取り払い、償還無期限で毎月13兆円もの国債を買い入れるそうだ。
理由は勿論、例のインフレターゲット2%を実現する為としているが、いよいよバブル全開に向けて歩み始める。既に各業界は人工的価格値上げ策を取り始めており、これに不動産バブルが加わることになる。手法はリスク資産と言われる不動産関連証券をも、紙幣供給の対象として日銀が買い上げる。
何だか中は空気で膨らまされた、張り子の虎が如き経済の有り様で、実質金利と成長率のバランスが取れるものだろうか・・・あのバブル崩壊時に小渕政権が投じた財政出動は100兆円だったか、弁護士の中坊公平氏が平成の鬼平のアダ名の下に不良債権整理機構の社長として、辣腕を振るったが、債権の処理に際し不正処理があったとして、弁護士資格を返上したものだ・・・
あの後遺症として、小泉政権は極端な財政引き締めに入り、失われたウン十年を更に強化したものだ・・・そして性懲りも無くまた同じ手法でバブルの芽を創り始めた。金融主導経済政策者がやる政策は、何故いつも「下品」極まりない手法を取るのか。張り子の虎のお腹の中は、スッポンポンなのに・・・その中にババ抜きゲームが如きそのババが堆積されて行く、ハゲタカは栄養だけを抜き取り、そこにTPPの毒素が加わって来る・・・
そして今の世代は、この下品な政策に何も感じない。この世代の施政者は、昨日モンゴルに赴き、同国軍事強化に自衛隊を教官として派遣すると言いだし、ノモンハン事件の変形とも言える中国包囲網に血道を上げる。
それを目的とする憲法改正による軍事強化を狙い、これに大阪のアホが訳の分からぬ事を維新党大会で言い出す。参院選では自公過半数を阻止すると言いながら、記者団には自公与党と協力して憲法改正を目指すと言う・・・???・・・この党が訳の分からぬ政党集団であることは、今更言うまでも無いことだが、要するに我が国が一層訳の分からぬ国に向かっていることだけは、確かなことだ。どこを向いても恐るべし新世代が闊歩し出した・・・一服の清涼など、どこを見ても見当たらない・・・原発事故などどこ吹く風で、更に事故賠償法の上限を下げる事に熱心で、片や全国の電力会社は値上げのラッシュ・・・
国を亡国へ亡国へと導きたい下品な輩が闊歩する、下品な世の中になったものだ。夏の参院選では、これが更に強化されることだろう。啄木の詩を変形して、
・・・故郷の山に向かいて 言うこと無し 故郷は 遠くにありて 想うもの・・・(空から傍観するしか手も無し)。
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みすずのさと ( No.147 ) |
- 日時: 2013/03/31 08:24:18
- 名前: 団塊の世代とは!
- 小泉までに、すでに、失われた10年がありました。
小泉後、野田まで、さらに10年、 安倍の登場で、さらに10〜20年。
何と、30〜40年を無為にすごしていては、せっかくの戦後の蓄えも雲散霧消してしまいますね。 団塊の世代とは、何であったのでしょうね。 自分達だけが繁栄を貪り、後は野となれ、山となれですか。
そういえば、年金制度においても、介護保険でも、 若者の生き血を吸っていながら、平然と、最近の若者は・・・
全て、団塊の世代が政治を省みなかった事に起因します。
自分たちが、自分達の欲得いがい目に入れてなかったからです。 あふれる商品を追い求めることばかり、していたからです。 繁栄に酔っていたからです。
そしてまた、団塊の世代の政治家が、国をつぶそうとしています。
たとえ、リタイアしても その責任は逃れられませんが、何処まで行っても自分勝手な団塊の世代。
気の毒くなのは、子や孫達でしょうね。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.148 ) |
- 日時: 2013/03/31 09:53:35
- 名前: イントィッション
- おっちゃん、おはようございます。。。
民主党の0増5減は、小沢さん側は最初っから発言していたことですが、民主の政経塾の菅、野ブタ、前原、枝野などの7人衆が、フニャフニャにしてしまった。。。
だから、この問題は、森ゆうこ議員が悪いことではないと思いますぅ。。。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.149 ) |
- 日時: 2013/03/31 09:58:38
- 名前: 安倍のバカミクス、危険丸出しゾーンに入る
- <どこまで行っても自分勝手な団塊の世代>、これに凝縮されますね。
私は団塊世代ではありませんが、8年前になりましょうか、菅直人、宮城県知事浅野史郎、評論家寺島実郎三氏が団塊党(政党ではない)を立ち上げるというので、その内の一人を紹介して欲しいという人に懇願されて、集会に行ってみたことがあるのですが、何だか舞台の上で名を広めたい宣伝臭い集会に過ぎませんでした。
何やら理念と言うか、理屈ばかりこねまわして、舞台の上ではしゃぐだけの印象でした。 その後は、ご覧の通り、面従背復を100%発揮しただけです。彼らが団塊になったのは、彼らの所為でないにしても・・・
あの頃はまた、周りを見回しても新興宗教になだれる者も多かったように思います。統一教会にオーム真理教にと・・・無責任世代全開の様相となったのが、今の世相でしょう。浮遊しているが如きで。この始末は後世がまた尻拭いせねばならない時代は、必ず来ることでしょう。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.150 ) |
- 日時: 2013/03/31 10:31:39
- 名前: みすずのさと
- >ゾーンに入る
と言えば、満天下さんは、パチンコなどされないので御分かりではないかと思いますが、
デジタルパチンコでは、台の画面の構成(最近は釘やチュウリップだけではなく映像が出ています)が変わり、何とかゾーンと言う名をつけて、その画面が出ている間は、大当たりする確率が高いように表示されます。
そんなものを信じて、あるいは!と思い御金を投入しすぎる事があります。 その内に、そんな画面も消えて知らぬ顔です。
其れに対して、こちらのゾーンは、言葉通り、地獄の底へ確実に引っ張って行くでしょう。
団塊の世代の事ですが、ずっと以前に、先の大戦は大正生まれが指導したから負けたのだ、明治生まれは根性が違う、と言った人がいます。
団塊の世代とは、その大正生まれの、さらに幸運にも生き残った人の2世であり、3段階的に根性なしとなったのでしょうか。
現代の若者は、さらに4段階目で、もはや、根性なる概念も解らないのでしょうね。
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