Re: 当代世間騙し装置 ( No.90 ) |
- 日時: 2013/03/19 07:39:21
- 名前: 満天下有人
- 御無沙汰しております。
実は遠縁筋の若い者が、某大企業系会社よりリストラ通告を受けまして、相談に乗る程度でアドバイスをしていたのですが、会社側の巧妙なパワーハラスメントも交えた退職誘導の実態が分かり始めまして、この問題につきっきりとなってしまい、頭の回路が占領されたような状況と相成りまして、掲示板から遠ざかっております。
しかし、グローバリゼイションなる美名の下に、我が国の雇用の実態が、ここまで根無し草になってしまっている現実、ネットなどでの嘆きの声は知っていたいたものの、現実にぶつかると、ここまでひどい企業精神状態になっているとは夢にも思いませんでした、唖然とします。いくら何でも、ここは日本、日本的な部分も残っているだろうとは想像していたものが、吹っ飛んでしまいました。
会社側は本人の業務能力不足を解雇勧奨の理由にしているのですが、本音はある収益源の柱の一つが無くなり、経費節減の憂き目に追い込まれて、しかしその責任は経営幹部の無能さが原因なのに、最も若い社員からクビを切る卑劣さには、良き大和魂の片鱗も残っておりません。
言ってる事は、TPPに対する安倍の詠嘆調の美辞麗句、それも戦時中とそっくりの全体維持の為と言うゴマカシそっくりなのですね、TPPもそうですが、個別論になると説明が出来ない、矛盾している、こちらのケースで言うなら労働契約法あるいは労働基準法にてらした細部に亘る解雇に関する法的問題になると、何を言ってるのかさっぱり不明の膠着状態なのです。
労働の自由、雇用の自由、資本の自由、全ては空間における仮想の理論を楽しんでいるだけで、現実に生身の人間のことなど二の次、三の次になっており、そして本人なども学生時代から新自由主義の講義で洗脳されてしまっていますから、そのような状況におかれても、半ばその現実が当たり前と思っている部分もあり、しかしおかしいと思う気分が混じりあって自分の頭で考えることが出来ずに、依頼してしまう。
自由だ何だと、走り回るこんな根無し草のような世の中の、一体どこが良いのでしょう。それでもその風を向かい風とも思わず、風に乗って、ただ、たなびいている。あのすさまじかったヤフー掲示板でのバトル(笑)、懐かしくもありますが結局、今のような状態に変じてしまったのですね、そうなっても当然の根拠があったからでしょう。
まあ、引き受けてしまった問題なので、しばらくは老人パワーでも見せてやろうかと(笑)、も一つ似たようなトラブルの相談もありまして、さようなことで暫く掲示板から離れざるを得ない昨今です。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.91 ) |
- 日時: 2013/03/19 13:33:09
- 名前: イントィッション
- >労働の自由、雇用の自由、資本の自由、全ては空間における仮想の理論を楽しんでいるだけで、現実に生身の人間のことなど二の次、三の次になっており、そして本人なども学生時代から新自由主義の講義で洗脳されてしまっていますから、そのような状況におかれても、半ばその現実が当たり前と思っている部分もあり、しかしおかしいと思う気分が混じりあって自分の頭で考えることが出来ずに、依頼してしまう。
食べ物もそのようです。。。 先日、モンサントのことについて調べてみましたら、なんと日本支社が10年ほど前から存在しておりまして、その本部が銀座で、研究所が茨城にありました。。。 (周りが畑で囲まれております。。。
その遺伝子組み換えを使った食品が、大手の食品会社のほとんどにブドウ糖液と表示された甘味料の原料を使っております。。。日本で売られているほとんどのアイスクリーム・子供のお菓子・菓子パン・油・マヨネーズ・ドレッシング・飲料などに含まれています。。。
まー、最近の若い人たちは、遺伝子組み換えが入っているものしか手に入らないということです。。。 そして、好んで、ハンバーグなどを中心としたファーストフード店やマクドナルドやコンビニなどに行くのではなく、通っています。。。
毒である! と言っても、そんなことはお構いなしに通うのです。。。 しかし、自分で選択して買えない子供たちはかわいそうです。。。 もう30代などの親も、コンビニ・ファーストフード通いが多いですから、すぐに小さな子供たちに同じものを与えてしまいます。。。 遺伝子組み換えが体の中に入って、アレルギーを起こしやすくなってしまう。。。
そんなこともお構いなしに、ほとんど遺伝子組み換えの制限もされず、7品目もつくられていて、その危なさも買え!という宣伝はするけど、TVでは絶対にお目見えしません。。。
先日、学校でアレルギーのため、食べることのできない食品を昼食で食べてしまい、亡くなった子供が居ましたが、先生を訴えたりせずに、ぜひ、モンサントを訴えてください!!! と、言いたいです。。。
もう道徳という文字ですら、忘れ去られていくのでしょうか?!?
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.92 ) |
- 日時: 2013/03/19 18:44:59
- 名前: 満天下有人
- はい、モンサントの日本支社は、随分前からあります。我が国でも化学肥料が普及し始めた頃からです。
まあ、日本でGMOの正しい普及を図る為にとか、言ってますが、元々は化学肥料の普及、公害も随分出ましたね・・・
GMOの正しい普及などと言いながら、その種子は農家が自己保存できないようにしておきながら、何と勝手な言い分でしょう。実を結んで始めて実りあるものなのに、その実も支配されるとは、実も蓋も無い話ですね・・・
・・・七重八重 花は咲けども山吹の 蓑(実の)一つだに無きぞ 悲しき (太田道灌)
それはそうと、先ほどニュースで地中海キプロス共和国が、財政支援をEUに求めた所、キプロス全国民預金の約10%を召し上げろとの条件を付けられて、暴動が起こりそう・・・僅か1兆数千億円のことですが、小なりとは言え、国家による放漫財政は、結局最後はこのような事になります。
金融だけに浮かれていると、必ずこのような憂き目を見るのですが、我が国の場合は、規模が大きくてまだ国民には実感が伴わないのですが、政治政策は余程着実にやらないとね・・・
金融緩和による景気回復で、社会保障費などの国民負担率が40%に下がったとNHKが報じておりましたが、どうしていつまでもこのような子供分析を垂れ流すのでしょう、高齢化による人口構造の変化が大きい時に、多数の年金生活者には、その景気回復によって所得が増える訳でもなく、逆に負担率が年々増えていることなど、分析の要素に取り入れる気配は全く無し。
北の金ボンが、核ミサイルの標的範囲には、日本も入るとか、あんな子供の言う事など、まともに聞く気にもなれませんが、子供政治は、あちらだけの事でもありません、こちらも同じレベル(笑)。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.93 ) |
- 日時: 2013/03/19 20:25:46
- 名前: 國井
- 市政懇談会で、市長曰、「進出を渋っていた三菱化成の誘致に成功した」。
「何を製造するかは、まだ不明なのですが・・・」と。
山林を大規模に開発しています。
不気味です。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.94 ) |
- 日時: 2013/03/19 20:53:37
- 名前: 満天下有人
- 系列に三菱化学MKVなる会社がありましたが、ここは母体がモンサント化成で、三菱化成の関連会社として塩化ビニールを製造、三菱化成モンサントに社名を変え、現在は確か三菱樹脂に再編されたと思います。
ベトナム戦での化学兵器原料を製造していた。モンサントは、我が国では全て三菱とタッグを組んでいると思います。経団連米倉会長の住友化学とも連携していることは、見え見えですね。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.95 ) |
- 日時: 2013/03/19 21:30:46
- 名前: 國井
- 建設中の東日本の一大基地となるソフトバンクのデーターセンターもあるのですが、
三菱化成の建設地の近くに大規模な東北電力の変電所が建設中です。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.96 ) |
- 日時: 2013/03/20 11:04:17
- 名前: イントィッション
- >ベトナム戦での化学兵器原料を製造していた。モンサントは、我が国では全て三菱とタッグを組んでいると思います。経団連米倉会長の住友化学とも連携していることは、見え見えですね。
昨年の5月、テキサス州ダラスで、TPPの前祝いの祝賀パーティーが開かれました。これが、このパーティーをスポンサードしていた多国籍企業の名前です。 ↓ ttp://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1542.html
ttp://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LqjE6RnYvPY
スポンサーにグレードがついています。。。
プラチナ:カーギル (穀物メジャー) テキサス イントルメンツ
ゴールド:マグロウヒル (ビジネス出版) ファイザー(製薬)PHRMA (米国製薬研究製造業界団体)ウォールマート
もちろんモンサントもこの中に入っています。。。
そうでしたか。。。それで経団連の米倉が、TPP交渉をありがとうございました! と、言っていました。。。 なんで、日本人が、日本社会や経済を壊すようなこの交渉を好むように勧めるのか不思議でした。。。
アメリカの誰がこのTPPを推進している黒幕なのか?以下のサイトがその正体です。
この「全国貿易協議会」、略して「NFTC」という財界団体・同業組合が、TPPの裏にいる存在であり、TPPを強力に推進しているわけです。
NFTCは 1914年に設立され、オープンでルールに基づいた国際貿易システムを主張する最も古く、そして最大の規模を誇っています。
会員社数は300を超えており、ワシントンとニューヨークにオフィスを構えています。
つまり、オープンな国際貿易と投資制度を促進する公共政策を主張し、専門知識および主要問題につ いての情報をフル動員して広め、さらに政策決定者とオピニオン・リーダーとの対話によって公開討論に影響を及ぼすことでグローバルな通商を進めることで す。
もっとわかりやすく身もふたもない言い方をすると、政府関係者にロビー活動を行って自分たちの会員企業に有利な法律を政府に作らせるのがお仕事、というわけです。
そして、このNFTCのサイトにあるPDFファイル「Letter to NEC Director Sperling in Support of TPP」 に、このTPPに賛成し、推進している企業の名前が連ねられています。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.97 ) |
- 日時: 2013/03/20 11:13:36
- 名前: イントィッション
- 続きです。。。
「NEC」とは「National Economic Council」の略で、日本語訳すると「米国家経済会議」となります。
つまり、業界団体が政府に手紙を2011年2月3日付で送った、というわけです。
この手紙自体の中身は、TPPで要求したいことがつらつらと書かれており、途中まではすでに一連の記事で書いてきたことばかりなのですが、問題はその文末にあります。
私たち共通の政府のゴールとして2011年11月までにTPP交渉を終え、アメリカ企業と労働者が外国市場へ適正に参加する能力を制限する障壁の撤廃に取り組みます。
この交渉終了を達成するために、アメリカはTPP交渉を通してアメリカ経済全体のキーとなる分野において、高い基準、強い保護、最大限の市場アクセスを要求しなければなりません。
ということで、なんと2011年11月には交渉の中身自体を「終える」ことが既に2月で目標として出ており、2012年に最低あと5回は交渉が行われるという話でしたが、ほぼ中身自体は確定しており、あとは「最後まで走るだけ」というレベルにまで達しています。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.98 ) |
- 日時: 2013/03/20 11:16:44
- 名前: イントィッション
- またまた、続きです。。。
だからこそ、最後まで走り切れ!という意味の 最後の一押しとなる激励の手紙を政府に送っており、末尾にはこのTPPを推進している企業の名前がずらっと並んでいます。
以下がそのリストです。
かなり膨大な量になっていますが、インテル、マイクロソフト、IBM、GAP、コカコーラ、ファイザー、シティグループ、ダウ・ケ ミカル、GE、ヒューレット・パッカード、ジョンソン・エンド・ジョンソン、リーバイス、オラクル、P&G、タイム・ワーナー、Visa、ウォル マート、ゼロックスなどといった有名企業も山ほどあり、つまりTPPでの交渉とは、これらすべての企業を相手にするのと同じ意味なのだ、ということです。
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Re: 当代世間騙し装置 ( No.99 ) |
- 日時: 2013/03/20 11:57:55
- 名前: 天橋立の愚痴人間
- イントィッション さん、
国井さんの記事から始まり、テレビでは言わないTPPの仕組みが露になってきました。 大企業同士のしのぎ争いが、国家を引きずり回しているのですね。
そりゃ、やくざが社会を取り仕切る事になっては、いずれ食いつぶされ、身包み剥がれて放り出されることでしょう。 各国の憲法の上に、やくざの論理を掲げるようなものなのですね。
あーあ、
やはり、ヒットラーは正しかった ?
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