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[1697] 当代世間騙し装置
日時: 2013/02/24 20:14:53
名前: 満天下有人 ID:1361704493

先日TVで見た、未発見の素粒子を見つける為の欧州原子核研究機構・CERNによってスイスに設置された超高速実験装置、円周が35Kmに及びフランスにまたがる巨大なものだが、宇宙物質を構成する17個の素粒子の内、未発見の6個?を探るものらしい。

宇宙物理など縁がないもので、何が何のためのものなのか、さっぱり分らないけど、物質を構成する素粒子が質量を持つのは、ヒッグス粒子なるものがある筈だ、その仮説に基づいて素粒子を高速で衝突させて発見する装置だそうな。まだ人類が発見していない最小単位の素粒子を暗黒物資、そこから生じるエネルギーを暗黒エネルギーとも言い、宇宙を膨張させているらしいが、国際物理学会では、実験中に生じると仮定されるブラックホールの危険性を理由に、実験反対の学者さんたちも結構居るとか・・・

CERNが今回、東京会議で言うには、我が国の東北地方が実験装置を作るのに最適な場所らしい。スイスでは研究者たちが多数住むことになり、その経済効果も結構なものらしい。

はてさて素人にとっては、その宇宙構成物資を全部発見して、それが人類の生存にどのように関わって来るのか、すぐにさような卑しい根性が頭をよぎる(笑)、まあ、別に科学の果てしない探究心をあれこれ言うのではないのだが、生命の誕生の謎にも迫ることが可能になるとか。

東大の若い先生によれば、宇宙の研究は我々人間の生活にすぐ役立つというものではなく、「知りたい」という好奇心が何よりも大事で、人間がどこから来たのかという根本問題に関係し、その生命の源になる元素を学ぶことに意義があるとのことだ・・・

で、生命の源になっている元素の解明で、どうして人間と言う生命が騙し合う元素を持っているのか、それも発見出来ればありがたいことではある。むしろ騙しのテクニックを用いる連中を、その加速ぶつかり合い装置に放り込んで実験した方が、より有意義な結果が得られるような気がするのだが、如何なものだろうか・・・

人間、どうしてダマシ合いの社会装置を作ってしまったのか、我が官僚機構も司法制度も政治家も、この超高速装置で実験しない限り、その生命の謎は解けないのではないか・・・

そして国際関係における騙し合いもまた、謎を解き明かさねばならない。何やら安倍の訪米も、TPP関税撤廃の聖域の一部除外についてオバマ大統領と合意に達したとして、マスコミは褒め称えている。公明党の山口代表も米国側が一定の柔軟性を持っていることが分かったと、まあ単純なことを言いおる。

安倍成果の評価は、自民党内反対派を抑える辻褄合わせ、一種の騙し装置であり、山口公明党による評価もまた、聖域一部除外に米側に潜むダマシの手口を見ていない。米側の柔軟性の見返りは何か、共同声明で、自動車部門、保険部門については2国間で話し合い継続するとはっきり書いてあるではないか。

別テーマにした人間成長の限界は、実はこの人間同士の騙しの装置にあるのではないか、限界を示す装置を抱えていては、成長もへったくれも無い。宇宙の諸現象から物質の謎に迫る自然科学と同じように、人間が生み出している限りない現象を羅列して見るのも一興あるというものだ。残念なことは、この諸要因を放り込む巨大な実験装置が無いことだ。いや、果てしない騙しの構造そのものが、実験装置なのかも知れない。
メンテ

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Re: 当代世間騙し装置 ( No.773 )
日時: 2013/11/01 18:51
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:3lLV2paQ

北の国からさん 満天下さん、

拝見させていただきました。
米のことばかり言っていて、小麦や飼料となるトーモロコシの事が気になっていたのですが、小麦はともかく、トーモロコシは何とかなるようで安心しました。

食料鎖国などと言っていますが、畜産業ともあわせて、そりゃ大変な課題があると思います。
また大変であるからこそ、それをやる事によって、新しい国つくりとなると思います。

食料鎖国論もまだまだですが、参考にさせていただきます。

メンテ
Re: 食糧鎖国 ( No.774 )
日時: 2013/11/01 20:26
名前: 満天下有人 ID:PZKj5ZX2

橋立さんのコンクリート囲い込み農地増設論も面白いと思います。ただ国営にすると、ソ連時代のコルホーズ方式になりはせぬか、一工夫を要しますね・・・

畜産蛋白摂取で最も大事なトウモロコシ蛋白源を100%輸入に頼っている現状から、先ず検証を始めまして、農水省にも面白いアイデアはないものか、あったらいつでも良いからメールしてくれと依頼しているのですが、まあ、政府全体が米国依存の現状では価格の事(補助金)もあって、米国産輸入を止める訳には行かないとの回答しか期待できません。

次に小麦、大豆のことも検証したく思っているところです。

野菜分野では、国産品でまずまずのようで、年間需要量約1450万トンの内、1170万トンが国内生産で(自給率80%)、産出額は2兆1000億円。

輸入280万トン:中国165万トン(59%)。米国52万トン(19%)…主力はブロッコリー。

輸入品に冷凍野菜が含まれているのか、農水省統計では分かりませんが、95万トンもあります。

国内でも若者グループが地産に取り組んでいるおゆですが、主力穀物でなく、やはり野菜分野ですね。野菜の一次産出額は小さいですが、これが加工食品経路に入って、最終段階での食品産出額は80兆円にも膨らんでいます。ここに何らかのヒントがあるやに思えます。輸入冷凍野菜を代替する方法が何かあるのではないか・・・

目下ゆっくりですが統計を調べているのですが、量の統計はあっても金額ベースのものが無くて、集めては合計する有り様(笑)。


メンテ
Re: 当代世間騙し装置 ( No.775 )
日時: 2013/11/01 21:25
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:3lLV2paQ

>橋立さんのコンクリート囲い込み農地増設論も面白いと思います。ただ国営にすると、ソ連時代のコルホーズ方式になりはせぬか、一工夫を要しますね・・・

飽くまでも、資本主義のシステムでなければなりません。
人工農地を、ヘリマネ(税金に頼らない)資金で公共事業として作り、それを農家に貸し出すのです。

それも無料ではいけないので、農業の採算が取れる範囲、例えば米作の場合、1町歩(3000坪 米の売り上げで4800s×300円=150万円)につき年間10万円程度で貸し付けるのです。
1町歩を耕作しても、高々150万円の売り上げても農機具や肥料、倉庫などの経費は80万円ほどは見なければなりません。
その10万円も大変な経費増ですが、人工農地につき耕作がしやすいという利点をつくり、経費の増加にはならないようにする。
それでも農家は米作りだけでは3町歩は耕作しないと生活できない。
幸いに米作りは年中するものではないので、間に野菜栽培や小麦などを作って、1町歩でも何とか生活が成り立つようにする。
3町歩も作れば年収で400万円くらいにはしたいものです。
この賃貸料は業種によって異なる比率で決めます。

全てコンクリート製の農地を作ろうとすれば1町歩につき5〜6億円は必要で、年10万円の賃貸料では、元々採算が取れるものではありません。
ですので、この資金はヘリマネと割り切り、同じようなインフラ整備を林業、漁業。畜産業にもして、それを産業として成り立たせ、雇用を確保するのです。
生産した商品は、普通の流通にのせ、各人の商売とするのです。
毎年50兆円の公共事業を30年間すると言うことは、1500兆円の事業をすると言うことで、そのうちの1000兆円をこれら食料自給の為に使います。
それで新たに500万人の雇用を創出出来るとして、別の角度、要するに新しい雇用を生むためのインフラ整備に一人あたり2億円を当てるという計算です。

全コンクリート製の農地で換算すると2億円では全く足りませんが、全てが、その必要はないので、ある程度は可能かと思います。
10人が働く牧場の場合、10×2=20億円で牧場のインフラ整備が出来るのです。
この様な公共事業であれば、それ自体が雇用を生み、決して無駄な事業ではないはずです。
また公共事業そのものが雇用を生み出します。

ついでに言いますと、今でも建設労働者が不足しているとか、農業の後継者がいないと騒いでいますが、そんな事は30年かけて産業の再構築をすると言う立場からは考える必要もない事です。

そういう国作りをしようと言う事です。
出来れば年間100兆円の公共事業といたいのですが、資本主義経済のシステムも維持するためには、そんな我侭も言っていられないでしょう。

また、農地、畜産用地などの確保と言う面では、それこそ国中をひっくり返さねばならないでしょうね。
おまけに、将来の生活様式を、誰でもセカンドハウスを持てるよう考えていますので田舎の住宅用地も、もっと増やさねばなりません。
日本中の人が、都市と田舎の住み分けをするのです。
これは50年も先を見通さねばならないでしょう。
50年先は、そりゃ、今からは想像も出来ないような生活をしているかも知れませんよ。
旨くやれば。
メンテ
第二の日本列島改造論 ( No.776 )
日時: 2013/11/02 07:30
名前: 満天下有人 ID:Cqxi.LKg

詳細については専門スレッドの「食糧鎖国」に譲りますが、どうやら趣旨は食糧鎖国に留まらず、後段の<農業・畜産用地の確保という面、日本中が都市と田舎の住み分けをする>視点から言えば、国中をひっくり返えすことになる、これはもう日本列島再改造論に踏み込む壮大な国家事業になります。
食料問題はその構造転換の一つとしてその中に位置付けることになって来ます。

田中角栄の時よりも改造の要素が増えているからには、角栄を上回るリーダーが求められます。角栄は対米政策においても我が国が行くべき道を取ることに米国へ遠慮はしなかった。
今や、戦後最大の隷属傾向になっているものの、しかし米国自身が曲がり角を迎えている昨今、食糧問題をも含む独立への道の準備を始める絶好のチャンスが目の前に出て来ている。

対米隷属派といえども、何時までも彼らが主流を占めるとは限りません。その時に備えて現状政治構造を軸に考えず、縛りを捨象して構想することも必要でしょう。問題は対米隷属派が衰退しても金融市場の構造は変わらない訳で、財源をどのように捻出するか、その大義名分をどのように設定しておくか・・・

大義名分と言えばこの場合は、日本列島再改造に対するものがトップに来ます。勿論社会体制の転換という最大の大義が最初にあるべきですが、それをやっていたのでは百年河清が如くなるので、先ずは列島改造から始めることも、案外入り易いかも知れません。

そしてその中の要素として食糧、農業を考える、人工農地にすることも、全ての農業生産の構造を変える、雇用を増やす、食糧を自給するという大義名分を立てて、その裏付け検証が必要になって来る・・・品種別とか、農地全体の10%もある休耕地38万haを、人工農地とどう関連させて行くか・・・詳細はやはり、専門スレッドの方が良いですね・・・。


メンテ
日本列島改造計画 糾弾版 ( No.777 )
日時: 2013/11/02 13:30
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:5oXosSrU

田中角栄の列島改造論はグローバル化を促進する為の改造論です。
これからしなくてはならないのは、グローバル化の影響を避けるための改造です。

もともと、政治が経済から自立していれば、少しずつでも着手していて良かったようなものなのですが、残念ながら現実は何もなされず、そういう構想もありません。

要するに、市場主義経済の行き着くところから察して、もはや国家を経済の理念だけに拠っていてはいけないということでしょう。
グローバル化に対応できるシステムを取り入れる新しい国作りの形を策定し、其れに基づいて国土を作り、その中で、自由競争を促すという事です。

例えば北海道の広大な土地には、其れにふさわしい産業を興せるように国家が介入してインフラ整備をを行なう。
避暑地に適した地域には(当然複数の地域のこと)交通網も整備し、多くの人が手軽にセカンドハウス、ないし賃貸のセカンドハウスが建てられるように考慮する。

各産業の配置も、第二首都と言われているように行政機関の配置も、全体計画の中で、国民生活全般の安定と言う見地から見直す。
それが、特に現状と変わらねばならないとは言いません。

でも。一次産業を中心に、将来少なくなり雇用対策を、国家、自らが乗り出し解決をしてゆかねばならないのではないでしょうか。
そのことで、資本主義を否定することとは比例する訳ではまりません。

それくらいの規制はあっても、資本主義のシステムは効力を失わないでしょう。
外国との貿易も、そんなに変わらず出来るはずです。

「新しい公共事業」と言ってますのは、このための事業であり、従来のインフラ整備のための公共事業も同じように欠かすことは出来ません。

そうして、この「新しい公共事業」に費やす費用を、何とかヘリマネで出来ないものかと検証しているのです。
このようなことを成すには、最低でも50年、余裕を持ってみれば100年はかかるでしょう。

ですが、幾らかかっても、始めなければ話しになりません。
そういう観点から見れば、自民党が奨励している闇雲な「大規模営農」のシステムは、将来の邪魔にこそなれ、推奨できるものではありません。
ましてやアメリカファンドの介入されてしまっては、新しい国つくりもままなりません。
構想は遠大でも、今しなければならないのは、構想を邪魔する要素は潰しておかねばならないのです。

そういう意味では「新しい国つくり」すでに始まっていると考えたく思います。
自民党も、民主党も、共産党も
この点では、全く失格者です。

小沢も、この構想には、とても及ばない事が証明されました。
誰が気がつき、誰が言いだし、誰が実践するのでしょうか。

残された時間(市場主義の行き着くとことろ)は、そんなにないと思うのですが。

メンテ
食料を知らぬ者に、政治家の資格は無い・アリストテレス(1) ( No.778 )
日時: 2013/11/03 17:03
名前: 満天下有人 ID:eDarhtlk

ソクラテスのこの言葉は、食料を巡る歴史を紐解くと良く引用される言葉である。も一つ有名なものにレーニンの、食糧は通貨の中の通貨である、という言葉もある。

食料と食糧、前者は食べ物一般を言う時に用いられ、後者は食料の中でも最も基幹的な食べ物、米、大豆、トウモロコシなどの穀物を指す。基礎食糧という意味で Major Grainとか、量がかさばるのでHeavy Grain とか呼ばれることもある。

ソクラテスの言葉は、政治の要諦は人民が食べていけるようにすることにあるとの哲学であり、レーニンのそれは、国家という枠組みが多数相対しているのが国際間政治であり、その視点からは諸国家にとっての食糧は、通貨と同じくらいな戦略的な性質を持っているとの比喩であろう。穀物の生産流通がロスチャイルド金融をバックにどのような歴史的変遷を経て今日に至ったかは、別スレで書いたが、今日ではその覇権がアメリカでたったの三社で確立されている。

故に自然気象条件から自国生産が出来ない国々は別にして、生産できる国は、浸食されないように農業、農家保護を手厚くし、高関税を設定している。EUの平均値のデーターを持ち合わせていないが、フランスでは農業所得に対する直接払いは8割、スイス山岳地帯では100%、アメリカでは約6割、我が国は平均16%である。

勿論、品種別に細かく補助金が定められているが、アメリカの場合、基本的な方程式は農業を再生産する目標価格Aを定め、市場価格Bとの差額は全額政府が保証する、市場価格支持制度と、農家の絶対生計費基準を決めて、この不足分は別途所得補償するという二重補助金制度から出来ている。

その額は20年前の約2倍の1500億ドル・約15兆円に上る。我が国が農家戸数約480万戸に対し約5兆円の補助金に比べると、アメリカの場合は農家戸数270万戸に対してでるから、いかに手厚く農業が保護されているか、しかもいかに集約化されているかが分かる。

勿論、広大な土地柄だから集約化も進む、でも生産量と輸出数量を見ると、トウモロコシ、小麦、大豆の生産量は合計で、約5億トン。輸出が1億2000万トン。世界の胃袋はこれで保たれているとして感謝すべきなのか、一概には言えない。何故かと言うと上記のように手厚い補助金によって輸出を推進している構造が見えるからである。自国自給の国でさえ、これを守るために高関税で防御しているのに、TPPではこれも撤廃せよと言うのだから、世界の胃袋を助ける為にと言うより明らかに、戦略としての穀物生産に励んでいる動機の方が強いと言える。

そしてこの生産から流通までをも支配しているのがカーギル、ADM、ブンゲの三大メジャーなのである。集荷搬送の70%はこの三大メジャーによって抑えられ、そして農家は手厚い補助金で生計が保証されている。

だが一方では、リーマンショック後米国内でさえ食えない層が拡大し、所謂フードスタンプ=補助的栄養支援プログラムで、スーパーなどで使用可能なカードEBTカード=Electronic Benefit Transfer電子的得点給付カードと言われるものらしいが、10月13日に停止の騒動があり、11月1日にも再度停止されることになり、実施されたのかどうか報道が無いけど、オバマ予算案通過の条件として、昨年度支出11兆円を半減するとの約束があったから、多分強制的に半分は停止されるのだろう。

食糧生産面では14兆円の補助金を出し、食う側の補助は削減するという構図だ。勿論、食う側の問題は補助金の前に働いて食えという雇用の問題があって、生産面における農業補助金とは性格上、同列には論じられないが、何ともいびつな格好になってしまっている。

フードスタンプはここ神奈川県川崎市でも、7年前までパン券、ドヤ券として発行されていた。中止になったのは生活保護との関係もあるかも知れないが、総じて飽食国家になってしまった我が国、食料自給を考えると共に、米フードスタンプ問題も、他山の石とせず、生きて行く最も基本的なエサの事について、根本から認識を変えるべき時期に入っているのではないか。供給と消費の両面から・・・蛋白ベース自給率が40%を切ったと言っても、捨てられている食品類を加算すると、自給率は元々50%はある。

政治はこれに無頓着である。食料を考えないものは政治家の資格が無い。国内農業の構造改革は、政権が代わる度に、価格競争からしか考えない単視眼で、やれ大規模化というだけで、根本は考えずに一緒になって飽満飽食を楽しんでいるだけ。


メンテ
減反政策廃止とTPP ( No.779 )
日時: 2013/11/03 12:33
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:NPxJkpBY

安倍自民党は減反政策を止めるように動いているらしいです。

減反政策とは、戦後、農地解放などで農家の生産意欲が高まり、肥料の改善、農機具の発達と共に主食の米の生産が過剰になり調整をする為に1960年代に始められた政策のようです。

その後、1970年代に入り、単なる減反だけではなく、米つくりを止めた田圃で、農作物の転作を奨励して、それと引き換えに奨励金も出すシステムのようです。

しかしながら、小麦の栽培にしても、元々湿地を好む米の生産とは相容れない土壌の問題もあり、それを実施する農家が殆んどなく、ずるずると半世紀経ったという事です。

我が国の農業を考えるならば、その転作のためのインフラ整備に、もっと、もっと金を掛けておく必要があったのです。
我が国の耕作地は昭和30年代で690万ヘクタールありました。
それが宅地転用する事が多く、現在は450万ヘクタールに減少しています。
その中の休耕地と言われているものが40万ヘクタールになっているそうです。

食料鎖国などを実施しようと思えば、畜産、小麦、トーモロコシ栽培用の土地を考えれば、延べ1000万ヘクタールくらいのものを想定いなければならないかと思います。
従来の宅地転用は、なるほど、そうしなければならない事情があったと思います。

しかしながら、其れに変わる新たな農地の開墾も出来るでしょう(人工農地を含めて)。
もともと狭い国土の日本、実現にはそれなりの工夫もいると思います。
政治とは、こうした観点から国作りをするものではないでしょうか。

今になって財政上の理由から、減反政策を止めるなどと安倍のバカタレの無責任さ。
否、
減反政策を止める背後にはTPPに参加するための条件つくりとも言われています。
何処までも、国を滅ぼす
弱者を虐げる

クソ自民党。

馬鹿タレ 安倍!


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食料を知らぬ者に、政治家の資格は無い・アリストテレス(2) ( No.780 )
日時: 2013/11/03 18:08
名前: 満天下有人 ID:eDarhtlk

冒頭で恥ずかしい間違いを訂正、この言葉はソクラテスでなくアリストテレスの言葉でした。慎んで、訂正します(恥)。

それにしてもシンゾーどもによる減反政策・生産調整の破棄は、やるべきことはやらずして、いよいよ狼どもの前にアッケラカンとドアを開き始めたようです。聖域は絶対に守ると言って票を稼ぎ、その後は手の平を返すやり方は、単なる公約違反を越えて詐欺そのものです。アリストテレスの警句がそのまま当てはまる。

諸外国でもデタラメな総理、大統領は居ても、ここまで詐欺行為をやる政治家は、ちょっと聞いた事が無い。

減反政策を止めて農地農家の集約化を図った所で、あの広大な農地を持つ米豪加に太刀打ちできる筈がありません。その中でどうすれば農業を守れるかを考えて行かねばならない岐路に差し掛かっている時、それとは正反対のことをやり出す。頭の中は果たして、瑞穂の国大和のものなのか、疑ってしまいます。

そのクセ、憲法改正して天皇を元首に担ぎ出そうとし、瑞穂の国のお米の収穫を祝う意味も含む秋季皇霊祭には列席する。

前項でEU農業についての所得補償で、フランスの80%、スイス山間部の100%だけで平均が分からないとしましたが、英国では68ha耕作で、所得の92%が政府直接払い、ドイツは36haで100%、フランスなど農業国でありながら80%も政府が農業を保証している。

この遠因は古くはナポレオン戦争で欧州の農業が疲弊した第一次穀物戦争があげられますが、やはり73年の米ソ穀物戦争、これには参りました。米国が70日間も輸出禁止令を敷き身をもって体験した苦水のことが忘れられませんが、欧州における現在の保護制度は、この73年の教訓によって生まれたものです。

食料鎖国したら貿易戦争が勃発する懸念など無用の事、どこの国でもやっていることで我が国だけに貿易戦争が起こるなどと言う懸念は無用のもの。上手に相手に言えば良い、お宅が食料供給保証してくれる訳でも無いし、お宅と同じように、そしてEUもやっているように農業を守りたいと・・・商売外交が下手なんですね、くれてやることは簡単にやってしまう。日米貿易収支の差など5兆円くらいの黒字に過ぎない。そのうち穀物輸入額は4500億円程度。

アメリカ側から見れば全輸出額150兆円のほんの一部分にしか過ぎません。食糧輸入もむしろアメリカが押し付けて来たというより、こちらが国内コメ政策による財政負担をヘッジするために、安い穀物を輸入しそれに上乗せする所謂マークアップ方式でコメ補助金の一部を捻出して来たことが、アメリカ依存を促進させて来た。何のことはない、財政オンブだけでなくマークアップで上乗せされた原料で製造されたものを、消費者が購入している。我々も農業コストを一部負担してるのです。

小麦なども現在では国産約85万トンに対し輸入が650万トンにもなっています。国内で
400万トンの栽培があったのに、下手な農政の結果です。そしてアメリカは関税解放を求め、向こうの十分な補助金で国内農家を保護し、その保護の下に我が国の農業を脅威に晒す、そしてニッポン総理大臣は、当たり前の如くそれを受け入れ、国内農家には競争を強いる。

小学生でもこんな浅ましいことはしないでしょうよ(笑)。
メンテ
食料を知らぬ者に、政治家の資格は無い・アリストテレス(3) ( No.781 )
日時: 2013/11/04 08:56
名前: 満天下有人 ID:eP1CRWCk

先日米野球ワールドシリーズで優勝したセントルイス・カーデイナルス。そのイリノイ州セントルイスは、隣接するアイオワ、ミズリー、カンサス、オクラホマなどの穀倉地帯の豊饒な食糧をメキシコ湾ガルフに搬出する集積基地として、ミシシッピ河の上流に位置する重要な食糧基地である。

今では大規模化された穀物の生産、流通、農家も潤沢な政府補助金に守られて、携帯でシカゴ先物市場の動きを聞き、価格上昇を喜ぶまでにゆとりある農家になった。そのことはここに至るまでの間、零細農家の激しい淘汰を伴ったことも意味する。

ノーベル文学賞を受賞したジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」なる本、あるいはヘンリーフオンダ演じる映画をご覧になった方も居られるだろう、30年代の大恐慌と共に農業も大打撃を受けて、荒れた農地の代償として土地の荒廃による砂嵐=ダストボウルが吹き荒れて、オクラホマを捨ててカリフオルニアのサリナスへ移住して来た一家の物語。

移住して来たものの、生計のカテを失った農民たちが溢れてまともに仕事も無い。あの町は美しい砂地に囲まれた、実に風光明媚な所である。スタインベック小説の一説に、町にはカーン、カーンと鳴り響く缶詰工場の音がしていた、というような箇所があったと記憶するも、あれは多分、アンチョビィフイッシュ=片口イワシの缶詰工場の音ではなかったかと想像する。

当時ではカリフオルニアサリナスやモントレーの沖合はこのアンチョビィの豊富な漁場であったから、それに伴う仕事も多かったのだろうと想像する。畜産飼料の動物性蛋白の重要な補給源である。それが或る時期、忽然と居なくなってしまった。海流の変化によるものである。メキシコ西岸からカリフオルニアにかけては、南米アンデス山脈から吹き降ろす風=神の子エルニーニョが赤道に沿って海水の温度を上昇させることにより、海流を変えてしまう。それ以降、アンチョビィはペル―沖に移動してしまい、ペルーが飼料原料動物性蛋白市場の中心になった。

水温を上げる風をエルニーニョと呼び、反対に冷水化させる風をラニャーナと言う。赤道に沿ってフイリピンまで伸びて来るから、アジアにおける台風発生の頻度にも大きく関係していると言われている。

この動物性蛋白源もトウモロコシや大豆糟などの植物性蛋白源の価格指標は全てシカゴ(今やNY)先物市場での先物価格が基準になっている。その仕組みは後述するも、飼料原料の場合は、蛋白含有量とその価格の割安、割高によって市場が動いて行く。
そして金融工学によってヘッジ機能が発達し、例えば大豆が高騰すれば大豆糟も高くなり、だがトウモロコシ蛋白含有量と比較すると、トモロコシは割安だと判断すれば、トウモロコシ買いの大豆糟先物売りといった具合に・・・現実に現物を手渡すとかは関係無しに先物清算市場で投機の対象になるのである。欧州ナタネが高騰しておればアメリカ大豆を買い、欧州ナタネを先物で売っておくという按配である。

我が国東京穀物取引所先物市場も、北海道作付収穫予想が基準になっていても、このアメリカ先物市場に準じて動いて行く。円安になって食料が高くなったと思うのも一理ではあるが、我々が一々意識せずに口に運んでいる食べ物の価格は、ほぼシカゴ先物市場の動向によって趨勢が決められているのである。

メンテ
食料を知らぬ者に、政治家の資格は無い・アリストテレス(4) ( No.782 )
日時: 2013/11/04 17:38
名前: 満天下有人 ID:eP1CRWCk

このような事は一般の生活者が知る必要も無いが、でも食べ物は水道の蛇口をひねればいくらでも水は出て来るのと同じだと思うなかれ、という意味で、その価格はどのように市場で決められているのか、軽く知っておくこともあながち無駄でもない。

世界の食糧供給国アメリカ、そこで生産される穀物の価格、そしてどのような経路を経て価格が決められて世界に流れて行くのか、その構造を簡単に見ると・・・

価格の決定要因、それも先物市場で決まって来るのだが、四つの要素で成り立っている。当然のことながら産地で生育した穀物そのものの産地価格。これが先ず3カ月毎の先物価格として市場で相場が決められる。例えば顧客から3カ月後に商品を渡す契約で価格を決める時、シカゴ先物3カ月後の価格で決定する。

ではその商品価格は、どこで物を渡す価格なのか。前項で申したセントルイスの穀物メジャーが有する保管庫(業界用語で言うエレベーター)が中心になる。だがそこで商品を受け取っても、そこで消費する訳ではなく、日本まで持って来なければならない。そこで二つ目の価格決定の要素として、セントルイスからミシシッピ河を下って、メキシコ湾=ガルフ積出港ルイジアナ州ニューオーリンズまで艀で運ばねばならない輸送保管経費が二つ目の価格構成要素になる。

この内陸部における搬入搬送、そして再度岸壁倉庫に搬入する経費と保管料、金利が加算される。これをベイシスと言う。またはプレミアムとも言う(先物現物価格との差でデイスカウントになることもある)。1ブッシェル25セントとか30セントと言う風に、これも先物市場で変動する。通常は商品そのものの価格決定より先に、このベイシスを買っておく。物を買っても運ぶ手段が無ければ物は絵に描いたモチにしかならないからだ。

かくして産地価格にこのベイシスが加算されて積出港における価格が決定される。三つ目が大洋航行の運賃で、これも先物相場で上下する。アジア向けはパナマ運河を通過させるが、小麦など産地が西部に偏っているものは、ポートランドに集積されて直接太平洋に出る。搬送搬入の時、巨大なバキュームで吸い上げ吐き出すのだが、一番危険なのが粉塵による爆発である。大きな倉庫くらい簡単に吹き飛ばしてしまう。

四つ目が為替の変動だ。これも先物で固定しておく。以上四つの要素を常に先物市場動向を読んで決定して行くのだが、ニクソン大統領が決定した大豆輸出禁止令などによって、それぞれの価格決定要素が滅茶苦茶になってしまう事があるのだ(笑)。

そして産地集荷、ミシシッピ河搬送の艀や、積出港における倉庫など、カーギル、ADM,ブンゲなど三社によって寡占化され、全取引の70%はこの三社で支配されているのです。相場動向もこの三社の思惟で動かされることもある。天産品だから原則気象動向が基本になるものの、三社が物を押さえていると価格の上下もその動向につれて動く。政治的な思惑も入り込む。その典型が73年の米ソ穀物戦争であった。それでも当時で海上運賃$12/1トンくらいのものが$20近くに跳ね上がった程度であったが、今や$100が通り相場だと聞いて,隔世の感ありだ・・・。

メンテ

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