都知事候補・増田寛也、舛添並みの悪行露呈!ファーストクラス出張三昧、岩手の借金2倍膨張 ( No.1110 ) |
- 日時: 2016/07/16 16:56
- 名前: コリュウ ID:EgOCj8jg
都知事候補・増田寛也、舛添並みの悪行露呈!ファーストクラス出張三昧、岩手の借金2倍膨張(引用)
7月31日投開票の東京都知事選挙、14日に告示され選挙戦がスタートした。過去最多の21人が立候補したが、完全に抜きん出た存在はなく混迷の度合いを深めている。
有力といわれているのは、自民党などが推薦している元総務大臣の増田寛也氏、野党4党が推薦しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏、自民党前衆議院議員で元防衛大臣の小池百合子氏の3人だ。
だが、3氏ともに決め手に欠ける感は否めず、大混戦となっている。
小池氏は強い反対派がいる一方で、支持する人も多い。だが、自民党の推薦を受けられなかったことは大きなマイナス要因だろう。鳥越氏は、極めて高い知名度と「知識人」というイメージによって浮動票を多く獲得する可能性がある。野党が相乗りするかたちで推薦したことも強い追い風だ。その一方で、体調を不安視する声や、告示直前に立候補を決めたことで政策面の弱さを指摘する声も多い。
■悪評噴出の増田氏
それに対し、増田氏は悪評が圧倒的に多い。少なくともインターネット上では、同氏を評価する声は極めて少数だ。
「公約実現のため、私は、豊富な行政経験が裏付ける『実務能力』と誰にも負けない『責任感』、徹底した『現場目線』と『都民感覚』で、様々な課題一つひとつを丁寧に解決し、堅実に成果を積み重ねて参ります」
増田氏は、出馬に当たってこのように抱負を掲げているが、実務能力、責任感、現場目線、都民感覚のいずれも疑問視されている。
岩手県知事を務めた3期12年の間に、就任前に6000億円余りだった岩手県の公債費を1兆2000億円強にほぼ倍増させた挙句、低迷した財政の再建策を打ち出すこともなく東京に戻ったことから、「岩手を捨てて逃げた」と批判する声も多い。
また増田氏は、「総務大臣時代は三位一体改革として、地方交付税を財政力の弱い自治体に優先的に配分する政策である特別枠制度を作りました」と、総務大臣時代の実績をアピールしているが、東京の税金を地方に振りまく制度を構築したため、東京の税収のうちすでに1兆円が地方へと流れている。全国規模で見た場合には一概に悪いとはいえないが、「都民感覚」を主張するうえで、今後はこの施策をどう取り扱っていくのかに注目が集まる。
■他人に厳しく自分に甘い
さらに、他人に厳しく自分に甘い発言で批判も高まっている。舛添要一前都知事が失脚するきっかけとなった高額の出張費に関し、増田氏も批判的立場だった。だが、増田氏も県知事時代に飛行機に乗る際はファーストクラスを利用していた。
加えて、舛添氏が毎週末に神奈川県湯河原の別荘に公用車で行っていたことについても、「毎週末は多すぎる。公私をきちんと峻別し、公用車の使用も控えるべきだ。(危機管理の面でも)知事がすぐに登庁できない確率が高まる」と問題視していた。
だが、増田氏は県知事時代、議会での答弁で自身の年間の出張日数について、「県外出張が81日、県内出張が66日、それから海外出張が24日」と明かしている。つまり、1年のうち171日も出張で不在だった。舛添氏に対しては、危機管理のために不在の日を減らすべきと述べながら、自身はこれだけ不在にしていたのだ。
政策の面でも、不透明な部分がある。県知事時代に増田氏は、韓国人をはじめとした外国人に地方参政権を認めるべきとの見解を述べている。これについて記者から「東京都知事選挙立候補にあたって見直すのか」と問われた際、「東京都知事として、地域の声を聴いて東京都としての在り方を慎重に考えていく」と回答し、明確な立場は示さなかった。
自民党は外国人参政権に断固反対との立場であるため、党との政策のずれをどのように考えているのかについて説明が求められる。
■東京電力との深いつながり
増田氏に関して評判が悪いのは、このような言行不一致だけが原因ではない。東京電力との関係性に疑問を持たれているのだ。増田氏は2010年11月に 内閣府原子力委員会新大綱策定会議構成員に就任し、福島第一原子力発電所事故発生後、被害者への損害賠償や廃炉を支援する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」の運営委員を務めた。そしてその後、東電の社外取締役となった。東電は告示の前日である13日に、増田氏は7月8日付で辞任したと公表した。
東京都庁をはじめとして東京都の公共施設は、東日本大震災の翌年から東京ガスなどの新電力から電力の供給を増やし、コスト削減を図ってきた。東電との関係が深い増田氏が電力問題についてどのように取り組むのかも注目すべき点だ。
蛇足だが、かつて増田氏は「日韓グリッド接続構想」を提唱している。これは、海底ケーブルによって、韓国に電気を直流送電するというものだ。増田氏は、エネルギー問題には特に造詣が深いのかもしれない。
 |
東京都政 「伏魔殿」を暴く <第3回>知事も国会議員も気を遣う自公都議の絶大な権力 ( No.1111 ) |
- 日時: 2016/07/17 16:48
- 名前: コリュウ ID:SluGNzro
東京都政 「伏魔殿」を暴く <第3回>知事も国会議員も気を遣う自公都議の絶大な権力(引用)
「二元代表制」――。地方自治体は、首長も議会議員もそれぞれを有権者が直接選ぶ。双方とも立派な「民意」を背負っているのだ。この2つが互いにチェックし合いながら、よりよい自治体にしていくのが「二元」の意味だが、そのうち圧倒的に議会が知事を超えて力を誇示してきたのが東京都のケース。中でも、最大与党の自民党と公明党はハンパな力ではない。「政策から予算、そして知事の行動まで影響力を持っている」(都庁OB)のである。
全国の他の道府県議会議員とどこが違うのか。その力の源泉は何か。
都庁現職幹部は言う。
「税収が豊かで国からの借金もないうえに、総額で一国並みの13兆円という予算規模を誇ります。それを通すも通さないも当然、都議会が決定権を握っていますから都庁職員は頭が上がりません。もちろん知事も同じです。予算の中には首都ならではの国家的なビッグプロジェクトの公共事業も多く、そこに都民や企業などから陳情を受けて都議会が関わるケースも多い。都議の存在が大きくなり力も持つようになります」
大手企業の総務担当幹部はこう言う。
「東京で都議が接する地場企業というのは実は大手企業の本社です。都政の都市整備事業などを通じて、都議と大企業幹部がじかに接する。当然献金なども増えていきます」
例えば自民党都議団のドンと言われ君臨してきた内田茂都連幹事長は、千代田区が選挙区。内田氏のパーティーには、大企業がズラリ顔を揃える。集金力も抜群、大型公共事業での采配力も持つとなれば、都議はもはや国会議員並みのステータスなのだ。
また、一般に県議など地方議員は自民党本部に逆らえず、国会議員と上下の縦の関係ができるが、都議は逆だという。
「東京は無党派層が多いため、他県以上に安定した後援組織を持つ都議の協力なくして衆院議員も選挙で勝てない。このため、都連内部でも衆院議員が都議に気を使うことになるのです。東京の自民党として物事を決めるときには、都議団が都政や都議会運営を考えて自分たちの都合で決め、国会議員がそれに従うケースが多い」(自民党幹部)
そして、こうした力を背景にしたたかさを大いに発揮する。
意外なことに、1995年の青島幸男知事誕生以来、実に21年間、都知事選では自民党がイチから仕込んだ候補が勝ったことがない。石原慎太郎氏も無所属だったし、舛添要一氏も後から乗った候補だったのだが、都庁職員や大企業など外圧も使い、予算議会を牛耳ったりしながら、最後は知事を手のひらにのせて操ってきた。
自民党三役経験者のベテランは「都議は唯我独尊。自民党でも別の生き物」と話す。誰が知事になろうと都政を推し進める際に、都議会の自民党や公明党は大きな壁となりそうだ。
 |
東京都政 「伏魔殿」を暴く <第2回>都庁官僚「結束」の源は脈々と続く“天下り人事” ( No.1112 ) |
- 日時: 2016/07/17 16:50
- 名前: コリュウ ID:SluGNzro
東京都政 「伏魔殿」を暴く <第2回>都庁官僚「結束」の源は脈々と続く“天下り人事”(引用)
東京都職員は地方公務員である。ところが、実は彼らは行政関係者やマスコミの間で「都庁官僚」と呼ばれている。彼らが都政を牛耳ることで、知事など単なるお飾りに成り下がることも起きてくるのだ。
「普通、官僚とは霞ケ関の役人のことですよね。しかし、東京都は、海外の一国の国家予算並みの財源に、首都として強大な権限も持ち、ある意味もうひとつの政府なのです。その権限を現場で振るうのは都庁職員。つまり、都庁職員は国家並みの『官僚』ということになるんです」(総務省OB)
その能力も高い。たとえば官僚を目指す東大卒が、「地方への転勤がイヤだから、官僚並みの仕事ができる都庁採用試験を受けるケースも多い」(同)という。
また、都庁官僚の結束は固く、あらゆる既得権を共有する巨大で強固な組織になっている。その源になっているのが人事的なタテのつながり、いわゆる「天下り」だ。
都庁OBが言う。
「東京には大企業の本社がズラリとあって都庁がさまざまな許認可権を握っています。当然、再就職の受け入れ先になってくれる。あるOBが大手企業の顧問などに天下れば、辞めたあとにはまた誰かが行く。次を狙う人は上の言うことを聞きながら待つ――。都庁の人事部局が調整して、そうやってOBから現役へといつまでも上下関係が続くのです」
そして、この脈々と続くラインは、都庁の仕事においても影響力が行使され「企業や業界におもんぱかった政策的な指示が下りてくることもある」(都庁幹部)という。
都庁内には天下りについて、「副知事は70歳、局長クラスは65歳まで面倒をみる慣例もある」(前出の都庁OB)という。
しかし、「都庁官僚」は都政に悪影響も及ぼす。
「一度、都庁職員になれば、もう墓場まで絶対的安定を得たようなものだし、各種権限の行使者でもある。つまりトップの都知事にどんな人がきても、そうした岩盤を壊さない人である限りは興味はない。適当に合わせて、一つや二つ、政策的な花を持たせてやればいい、都庁の主役は自分たちという意識が強いんです」(都庁OB)
これまで長期政権だった知事は「都庁官僚」の組織と共存していたが、逆にここに手を突っ込み「政治主導」を実行しようとしたり、天下り人事に介入しようとした知事は、「都庁官僚」が守ることもなく短命だったという。
ただ、こうした「都庁官僚」の跋扈は「行政が硬直化し、改革や新しい政策が実行できない要因」(都議会野党幹部)になる。
今回の知事選で各候補が掲げる改革的な政策も結構だが、当選の暁には、都庁官僚の想像以上の強固な壁が待ち受けていることを覚悟したほうがいい。
 |
池上彰氏 公明党が中国共産党に強く出られる理由を解説 ( No.1113 ) |
- 日時: 2016/07/17 16:56
- 名前: コリュウ ID:SluGNzro
池上彰氏 公明党が中国共産党に強く出られる理由を解説(引用)
すっかり投開票日の定番番組となった、池上彰さん(65才)が司会を務める『TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)。今回の選挙でも大きな注目を集めた。番組では今回、自民党と連立を組む公明党、それからその支持母体の創価学会へも鋭い質問で切り込んだ。その時の様子を池上さんが振り返る。
* * * 公明党の山口那津男代表に日本国憲法の3原則をなぜ今回の参院選で重点政策に盛り込まなかったのか理由を聞きましたが「あえて、主張する必要はないと、この時点では思っていたわけです」という返答でした。しかしこれでは説明になっていません。
与党の憲法改正の動きが注目されるなかで、9条改正には慎重な姿勢を見せている公明党の存在感は今後、大きくなると思います。その支持母体がどんな団体なのかも注視しておかなくてはなりません。
とくに現在、88才の池田大作名誉会長の動向が気になりました。池田名誉会長の個人崇拝が進んでいる一方、一時は重病説が出たりと、最近、池田名誉会長の肉声が全く聞こえてこないからです。
私が信濃町を訪れた際に取材に対応した同会の副会長に、池田名誉会長の姿が見えず肉声も聞かれないが何をしているのか、と尋ねました。すると、執筆や各地を巡って激励をしているとの答えでした。
しかし、公明党の山口代表に最近、池田名誉会長と会ったかどうかを尋ねたら「(最近は)直接お会いしたことはございません」と憮然とした表情であいまいな答え。“直接会ってない”という表現に、やはりモヤモヤとした気持ちは晴れませんでした。
また、創価学会は世界各国に信者がいるのにもかかわらず、中国には信者がいない理由も、確かめました。公明党は中国共産党とのパイプが太いのですが、その理由は中国政府との間に「布教活動をしない」という約束があるからだと噂されてきました。
私がそれについて副会長に尋ねたところ「そうです」と。この“密約”の存在についてようやくお墨付きを得ることができました。
つまり、公明党が中国共産党に強く出られるのは、中国が法輪功など宗教団体に手を焼く中で、言うことを聞かないなら布教するぞ、といえるからなんですね。
|
中国人は日本に到着後、即感動!日本はまさに「悪魔の国」そのもの―華字紙 ( No.1114 ) |
- 日時: 2016/07/17 16:59
- 名前: コリュウ ID:SluGNzro
中国人は日本に到着後、即感動!日本はまさに「悪魔の国」そのもの―華字紙(引用)
中国人が日本へ行くと、突然「細部の海」へ落とされたかのような気分になり、そのおもてなしには、驚きと喜びを感じ、なにかこそばゆい気持ちにさえなる。
中国人は日本に到着後、即感動!日本はまさに「悪魔の国」そのもの―華字紙
西洋には、「悪魔は細部に宿る」ということわざがある。この基準を東洋社会に当てはめて考えると、細部へのこだわりがあらゆるところに見られる日本はまさに「悪魔の国」そのものだ。日本人にとって、細部へのこだわりは、わざわざ取り上げられるほどではなく、当然のこととなっている。一方、中国人が日本へ行くと、突然「細部の海」へ落とされたかのような気分になり、そのおもてなしには、驚きと喜びを感じ、なにかこそばい気持ちにさえなる。(文:劉檸。在日華字紙・中文導報掲載)
最近、微信(WeChat)では、中国のある空港の作業員がベルトコンベアから流れてきた受託手荷物をどのように扱っているかを捉えた動画が話題になった。動画を見ると、2人の作業員が荷物を運んでいるというよりは、まるで投げる練習をしているように取り扱っている。一方で、日本の空港の作業員の荷物の取り扱いには、その「細部」へのこだわりが反映されている。作業員は、荷物をそっと持ち上げて、そっと置くだけでなく、スーツケースをベルトコンベアに置く時には、旅行者が取りやすいように、全て取っ手を外に向けて置いている。また、誰も取らなかった荷物は、係員がべルトコンベアから降ろし、一つの場所に固めて置いている。さらに、ベルトコンベアの落差がある所や曲がり角にも係員がおり、スーツケースが落ちてしまわないよう見守っている。万が一、スーツケースが破損してしまった場合は、航空会社がそれをメーカーに送って修理してくれる。修理できない場合も購入した際のレシートがあれば、それに基づいて弁償してくれる。この類のことは、日本ではきわめて普通のことであり、いちいち驚く人は誰もいないが、中国人にとっては、日本に到着してまず感動することとなる。
初めて日本に行った旅行者がその「おもてなし」に驚くだけでなく、何年も前に日本で生活した経験があり、今でも毎年数回日本を訪れる私でも、その細やかさにはたびたび驚かされる。私が以前にある本の中で書いたように、紀伊國屋などの本屋では雨の日に本を買うと、店員が「雨避けのカバーをかけましょうか?」と聞いてくれる。そして、レジの下から、底の開いたビニール袋を出して、紙袋にかける。すると、紙袋の取っ手だけがちょうどビニール袋から出てくる仕組みだ。
最初のうちは、「小雨なのになぜ店員は雨が降っているのを知っているのだろう?」と不思議に感じていた。しかし、雨が降り始めると館内で流されている音楽が変わり、店員は入り口や窓から遠く離れた所にいても、天気の変化を把握できることを後から知った。店員はそれに応じて、「雨避けのカバーが必要か?」と聞いてくれるのだ。これほど行き届いたおもてなしには、驚かざるを得ない。
こうした「日本流」の細やかさはどのようにして生まれ、そのクリエイティブのメカニズムや構造はどうなっているのだろう?私は特に研究したわけでもなく、発言権はないが、観察者、消費者として感じたことや発見したことがある。それは大まかに言って以下の2点だ。
まず、消費者の権利が主体であるという意識だ。消費者が感じたことやそのニーズは、クレームを含めて全て店側に伝わり、店側は「お客様は神様」という考えに基づき対応をしてくれる。店員も、時には消費者となるわけで、視点を変え、消費者の身になってその利益を考える。このように、消費者の声が、細部にまでこだわる原動力となっている。
次に、社会に良い意味での競争がある。それが、文化をさらに向上させ、悪い習慣は自然と行き場を失って消えてゆく。また、日本のビジネスは成熟しており、競争は非常に熾烈であるため、商品の品質や値段は非常にクリアで、売る側が得ることのできる利益にも限りがある。店側はサービスの質を向上して、消費者に「快適だ」と感じてもらえるようにしなければ、生き残ることはできないのだ。そのため、消費者の視点に立った、行き届いたサービスが生まれる。
最後に、私が強調したいのは、「ビジネスと商業化は別物」という点だ。現在、中国経済は急速に発展し、過熱気味だ。そして、それはかなり商業化という状態になっている。しかし、商業化が進む中で、ビジネスとしては成熟していない一面がたびたび明るみになる。本当に成熟したビジネス社会とは、消費者の権利が主体となった環境であるはずだ。そうでなければ、行き届いたサービスを提供する原動力に欠け、それが生まれることもないのだ。
 |
過激な民主主義が世界的に広がっている。権力の暴走を抑えるには「立憲主義」を想起しなければいけない ( No.1115 ) |
- 日時: 2016/07/18 14:48
- 名前: コリュウ ID:yHrAQ5Yw
過激な民主主義が世界的に広がっている。権力の暴走を抑えるには「立憲主義」を想起しなければいけない(引用)
「もうこっちのものだ。改憲勢力は私の手の中にある」とウソぶき、昨日7月17日から24日までゴルフ三昧などの夏休みを取るそうです。その間にゆっくりと自民党の態勢固めをして秋に臨むそうです。
朝日新聞の本日7月18日の紙面(3面)に「参院選――『改憲勢力3分の2』の意味」という二人の対論、長谷部恭男氏(早稲田大教授=憲法)と杉田敦氏(法政大教授=政治理論)が出ていました。
その中で最も注目されるのは、長谷部氏が「過激な民主主義が世界的に広がっています。憲法の抑制と均衡というブレーキは外して、政党という壁も取り払って、とにかく民意で突き進めと」と主張しています。
これに対し、杉田氏は「国民主権だ、勝手に決めるなという意識は大事です。ただ、一方でそれは「最後に決めるのは国民の皆さんです」と言いながら行われる人民投票と実は相性が良くて、独裁政治を引き寄せてしまう危うい側面もある。やはり民主主義だけではだめで、権力の暴走を抑えるという立憲主義をもう一度想起しないといけません」と結んでいます。
この対論の結びは、きわめて重要です。ちょうど、ヒトラーが国民に向かって、「私に全権を寄越すなら、すべての人に全力を挙げて権力をもたらします」と言ったのと、ちょうど相応します。安倍首相の言い分は、ヒトラーの周回遅れの言い分そっくりです。
安倍政権は、この参院選でも、憲法問題は“争点化”せず、しかし、その選挙後は、「私たちがお示しをしているもとで、ルールを考えてほしい」といっています。これも、争点化しないのは政治の“技術”であり、まったく国民を騙しています。こんなに国民を騙してもいいものなら、政治家は何を本当の言葉として信じればいいのですか。
|
8月改造“目玉”は三原じゅん子入閣…甘利&下村氏も復権か ( No.1116 ) |
- 日時: 2016/07/18 14:52
- 名前: コリュウ ID:yHrAQ5Yw
8月改造“目玉”は三原じゅん子入閣…甘利&下村氏も復権か(引用)
「新たに強力な布陣をつくっていきたい」――。選挙後、こう胸を張った安倍首相は、8月3日にも内閣改造・自民党役員人事に踏み切る。岩城法相、島尻沖縄担当相が相次いで落選したこともあり、大規模な改造になりそうだ。
“目玉”は、三原じゅん子氏。自民党候補で唯一、100万票以上を獲得。神奈川選挙区で2位以下を大きく引き離し“入閣当確”とまで言われている。
「三原さんはぶっちぎり当選が間違いないのに、さらに票を積み上げようと地域行事を細かく回る『どぶ板』を徹底していました。ガムシャラに動き回ったのは、“圧勝すれば大臣”というニンジンを官邸にぶら下げられたからではないか。女性活躍担当相などでの初入閣がささやかれています」(官邸事情通)
民進党の岡田代表が9月に辞任でもすれば、同じ“100万票超え”の蓮舫氏が代表になる可能性が出てくる。山尾志桜里政調会長とタッグを組み、民進党が「女性活躍」を大々的に打ち出す前に、安倍首相は先手を打つつもりらしい。
首相の“盟友”麻生副総理兼財務相、今年就任したばかりの石原経済財政相は留任との見方が強いが、菅官房長官は分からない。
「菅氏は今まで決定的なミスをしていませんが、消費増税の再延期の際に党や閣内での根回し不足が露呈したように、調整力を疑う声もあります。安倍首相は、側近で調整上手の加藤勝信1億総活躍担当相あたりを官房長官に起用するかもしれません。菅氏には党幹事長か重要閣僚を打診すれば丸くおさまるでしょう」(政治評論家の伊藤達美氏)
ギョッとするのは、安倍のお友達たちが復権する可能性があることだ。新国立競技場の総工費をめぐる監督責任を問われて文科相を事実上更迭された下村総裁特別補佐と、口利きワイロ問題で辞任した甘利前経済再生相を閣僚か党三役で起用することを検討しているという。
「安倍首相が『包括的かつ大胆な経済対策』にこだわっているのは、“お友達”の甘利氏を再び起用したいからではないか。安倍首相は甘利氏を『もう一度、日の当たるところで処遇したい』と考えているようです。しかし、甘利氏は不起訴になったとはいえ、市民団体が検察審査会に処分不服を申し立てている段階。世論が許すとは思えません」(前出の官邸事情通)
相変わらず、独裁首相のやりたい放題になりそうだ。
 |
ヘリマネ政策のここがおかしい ( No.1117 ) |
- 日時: 2016/07/18 14:56
- 名前: コリュウ ID:yHrAQ5Yw
ヘリマネ政策のここがおかしい --- (引用)
バーナンキ前FRB議長が安倍首相や黒田日銀総裁と会談したことで、市場ではヘリコプターマネーへの思惑が出ていた。ベン・バーナンキ氏の来日は首相や日銀総裁と会うことが目的ではなく、バーナンキ氏が顧問を勤める企業のセミナーに出席するためであったようである。そのタイミングに目をつけたのが、4月にもバーナンキ氏と会ったとされる前内閣官房参与で現在はスイス大使の本田悦朗氏とみられる。
ブルームバーグによると本田氏は4月1日にワシントンでバーナンキ氏と1時間ほど会談。その中でバーナンキ氏は、日本経済が再びデフレに戻るリスクを指摘。デフレ克服の最も強力な手段として比喩的に「ヘリコプターマネー」に言及し、政府が市場性のない永久国債を発行、これを日銀が直接全額引き受ける手法を挙げたそうである。
12日の安倍首相とバーナンキ氏との会談にえいては、バーナンキ氏は金融と財政でアベノミクスを続けるよう発言したがヘリコプターマネーは話題にならなかったようである。ところが市場では日本がヘリコプターマネー政策を導入するのではないかとの妙な期待感が強まり、円安が進行することになる。このあたりは本田氏あたりが画策した可能性もある。
このヘリコプターマネーの議論には、いくつかおかしい点がある。そもそも極めて財政ファイナンスに近いような政策を打ち出したのがアベノミクスであり、その結果がまるで出ていない(物価目標からほど遠い)にもかかわらず、さらに財政ファイナンスに拍車を掛けるような政策をとっても物価上がる保証は極めてないに等しい。ただし、アベノミクス登場時のように特に海外投資家に期待感を持たせて円安にしたいとの思惑も働いたのかもしれない。注意すべきはここにきての円安は、米株高をみてわかるようにリスクオンの動きの一環でもあり、ヘリマネ期待だけが材料ではない。
そのバーナンキ氏が主張していたヘリマネは、見方を変えると物価浮揚効果はある。ただし、それは円や国債の信認を叩き壊した上で、国債とともに円が急落して発生する、劇薬というか国民犠牲の上に成り立つ物価の急騰となる。
そもそも政府が市場性のない永久国債を発行し、これを日銀が直接全額引き受けること自体、究極の財政ファイナンスとなる。しかし、その目的が物価2%を達成するためだけだとしたらその意味がわからない。
さらに市場性のない永久国債を発行しなければならないような環境でもない。今回の経済対策も兼ねた補正予算の編成で、たとえば10兆円規模の国債を増発しなければならないとしても、借換債の前倒し発行分があり、市中消化、つまり入札で発行される国債を増やす必要はあまりない。仮に想定以上の国債増発があり、市中消化が多少増えたとしても日銀は年間発行額の国債を買っているという状況下にあって、国債需給がタイトの現状では国債の消化はそれほど懸念はされないのではなかろうか。むろん財政規律の緩みといったものが意識されると国債が売られる懸念はあるが、これで少しでもマイナス金利が解消されれば、いったんは国内投資家の購入余地が出てくる。
つまり今の国債需給がタイトな環境で市場性のない永久国債を発行する必要性はない。しかもそれを日銀が直接引き受ける必要性もない。それにも関わらずこのような非常識な政策を訴えるのは、自ら提唱したリフレ政策が結果として物価上昇に結びつかなかったことを棚に上げて、副作用が出てくる前にそれを「ふかす」政策を取らせようとしているようにしか見えない。
市場性のない永久国債だろうが政府の債務に変わりはない。日銀がそれを引き受ければ政府債務ではなくなるなどというのは当たり前だがありえない話であり、ヘリマネに対しては期待などするのではなく、そのような議論まで出てきているような状況をむしろ危惧すべきかと思われる。
 |
「 ヘリマネ政策のここがおかしい 」 の可笑しい ( No.1118 ) |
- 日時: 2016/07/19 12:49
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:hd7n8KcY
- デフレ克服にヘリマネを考えるなど、
そもそも可笑しい、金融資本の利益の為の方策。
それや、バーナンキでは、そうであろう。
それも、永久国債の発行!だと。
その金(ヘリマネ)は、どこを、どう流れると言うのだ。
またもや、巨大資本と富裕層のみが恩恵を受けると言うもの。
融資と言う名目で手に入れた金で設備投資をして、海外での経済活動に備える。
ヘリマネでも、文字通り、ヘリコプターから空中に散布するか!
全く、バカバカしい
ヘリマネ談議!
ヘリマネとは
そう言うものじゃない!
|
日本会議副会長・小堀桂一郎氏「天皇陛下の生前退位は事実上の国体の破壊に繋がる」 ( No.1119 ) |
- 日時: 2016/07/19 17:54
- 名前: コリュウ ID:XnUhkOaw
日本会議副会長・小堀桂一郎氏「天皇陛下の生前退位は事実上の国体の破壊に繋がる」(引用)
東大名誉教授(日本思想史)・小堀桂一郎氏 「摂政の冊立が最善」
何よりも、天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である。全てを考慮した結果、この事態は摂政の冊立(さくりつ)を以て切り抜けるのが最善だ、との結論になる。(談)
小堀桂一郎 日本会議副会長・東京大学名誉教授
政治活動にも積極的に関与し、「日本文化会議」(1968年 - 1994年)や、「日本会議」副会長、「教科書正常化国民会議」の設立発起人などの立場で政治運動に参与している。21世紀に入り、女性天皇・女系天皇を否認する「皇室典範問題研究会」の会長となり「皇室典範に関する有識者会議」の方針には反対の論陣を張った[2]。2007年に在日アメリカ大使館に手渡されたアメリカ合衆国下院121号決議(慰安婦決議)の全面撤回を求める抗議書にも賛同者として名を連ねた[3]。映画『南京の真実』の賛同者でもある。日本文化チャンネル桜では、『桜塾講座――再検証東京裁判』の講師を務める。
|