[1982] 京都知事選でも自、公、民、維新候補が…
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- 日時: 2014/04/06 23:10
- 名前: 北の国から
ID:xRib2cjI
- 日本の首都は東京だが、政治の流れの変化はいつも京都からはじまっている。
たとえば、1998年の知事選挙では、反自民の候補が「あわや当選」というところまで、 相乗り候補に接近し、後の政治の流れの「兆し」となっていた。 1970年代の蜷川虎三知事も、革新自治体のなかでも「自治体職員の労働の効率化」や、 「天皇に対する自治体の原則的姿勢」など、高いセンスで地方自治をリードされていた。
これは、同じ関西地域でも、大阪府民のようなあるいみ「ノリ」で投票にいくなどという 姿勢とは一線を画していた。 それは、たぶん、伝統とか歴史とか民衆のエネルギーとか中小企業の存在の大きさなど、 つまり「いくら真似しようと思っても他では絶対にできない」という要素が、長い年月でつ ちかわれてきたものと思っていた。
ところが、今の政治情勢のなか、さまざまに大きな争点が顕在化している知事選で、自民、 公明、民主、維新などの推す(一部自主支持)現職が、わりとやすやすと当選した模様であ る。
これは、別に京都府民が「権力になびいてしまった」わけではない。 マスコミや、安倍政権のペテンというものが、きわめて危険な水準に到達してきていると いうことを物語っているということだ。
このことを、しっかりかみしめて闘わなくてはと思う。
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