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[2030] 成果主義の利点と問題点
日時: 2014/07/03 09:58
名前: ryu ID:5EK9sLl6


 成果主義の利点と問題点(引用)


成果主義の利点

労働意欲の向上

成果主義により、向上心がある人は、より自分を高めようと努力する。
残した「成果」の高い人が、「成果」の低い人よりも多くの仕事をしている(成果をあげている)にもかかわらず、給与面での差が小さい場合、不満につながり、結果として商品の生産性や品質が落ちる可能性があるが、「成果」で給与を査定することにより、高い生産性を維持できる(と期待される)。しかし、成果主義による目立った成功例がなく、合理的でないとの指摘もある。また、従業員の会社への信頼感が低下して社員の能力の弱体化に繋がるとの発表もある(企業活力研究所[1])。

責任の明確化

責任担当者を明確にすることで、組織の無責任化を防止する[2][3]。

成果主義の欠点

客観性のない基準

成果は、売り上げ以外だと「品質向上の度合い」や「社員の技術力」など数値で表すことができず、客観性を見い出せないものも多い。査定者が人間である以上、査定者の基準次第で貢献量に対して成果が食い違うといったことになりがちである。査定者が社員に近いと、無意識に評価にバイアスがかかってしまう可能性もある。その逆に、いわゆる「ハロー効果」が影響する場合もある。

また、査定基準の設定次第では「貢献したのに評価が下がった」「がんばっても評価が上がらない」という事態にもつながる。また、経営者側が単に「人件費抑制」のために成果主義を導入し、査定者が(個人的に)気に入らない従業員に対し、主観的・恣意的に悪い評価をつけ、従業員全体の人件費を抑えるケースも間々ある。

挑戦意欲の低下

売り上げや品質が下がれば「成果が下がった」と見なされやすい。そのため、「売れるかわからない=査定が下がる」リスクが大きくなる新規の商品や意欲的な商品、そして冒険的な商品には誰も担当したがらなくなり、「安定して高い売り上げが期待できる=査定が上がりやすい」人気商品や定番商品だけにしか人材が集まらなくなる。さらに、それでも挑戦したい者がいても、巻き添えで査定を下げられたくない雰囲気になるため反対意見が続出し、失敗するリスクが高いと考えられる商品は企画が通りにくくなる。そのため、製品ラインナップには人気・定番商品のみが並ぶようになり革新的な商品・技術が生まれにくくなってしまう。

短期的な目線・結果だけの追求

将来性といった長期的な貢献や、意欲や途中の過程(プロセス)はほとんど評価されない。そのため、後につながる商品や技術を開発したとしても目標が達成できなかったり、売り上げが低かった場合は評価が上がりにくい。そのため自主目標を設定できても短期的なものかつ達成しやすい内容になってしまう(目標を達成しても、それに対する手当や報酬が支給されるとは限らない)。

横のつながりの希薄化

他人あるいは他部署に技術を教えるということは、すなわち相手に成果を上げさせ、自分が蹴落とされることになる可能性がある。そのため部署間はもちろん、制度によっては先輩・後輩間でも技術の継承が希薄になってしまう。また他部署が優秀な技術を持っているのにそれが使えない・使いたくないという事態につながり、効率や品質が悪化してしまう。
メンテ

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Re: 成果主義の利点と問題点 ( No.1 )
日時: 2014/07/04 18:16
名前: 北の国から ID:ExXWTbWI

 ソ連という国家が崩壊(1991年)した一つの要因として「一生けん命に働いても、
それに見合ったいい暮らしが実現するわけではなかった」ということがあったということ
は、よく知られていることです。
 それは、たとえば同国の医療技術の低さなどをみてもわかることです。旧ソ連の医療制
度は、確かに基本的には「お金の心配せずに医療をうけられる」という、ある意味たいへ
んすぐれたものでありましたが、中堅の都市の大病院で「全身やけどの少年」の治療がで
きずに、患者を北海道の病院に送ったり(患者コースチャ君は全快)していたものでした
し、同じくソ連時代にデイーゼルエンジンの開発が遅れ、大型トラックなどが、すべてガ
ソリンエンジンで走っていたのも有名な話です。
 人工衛星をいち早く打ち上げる技術力がありながら、民生の技術開発が、適切なモチベ
ーションを生みだせずに長年経過した結果であるのでしょう。
 しかし一方では「歪んだ資本主義国」日本などでは「成果主義」というものは、企業の
経営者によって推奨され、それは単なる「もうけ第一」という思惑と結びついているが故
に「人件費の切り下げ」に向かわるざるをえません。そしてこれがさらに「偽装表示」に
ゆきついて「倫理観の崩壊」となってしまう場合が少なくありません。

 生産性を上げることは悪いことではなく、また「がんばって働けば、それに見合ったい
い生活が出来る」ということは、たぶん普遍的な価値観でしょう。

 働く人の、働くモチベーションをどのように確保するのか、という問題について、今後
の研究が急がれるのでしょうが、それは経済的な動機だけではなく、社会的に有用な労働
であるという達成感の持続ではないでしょうか。

 たとえば、阪神大震災や、東日本大震災のときに、いち早く医療支援を実施した医療機
関がありましたが、支援に行った医師、看護婦などの(医療機関には明確なミッションが
あったらしい)労働へのモチベーションは、高いレベルで持続されているようでした。

 どうしたら、そういう社会的ミッションを、日常的に労働者に理解させるかということ
の苦労、工夫はあるでしょうが、危険な「成果主義」よりも有用なような気がします。

メンテ
Re: 成果主義の利点と問題点 ( No.2 )
日時: 2014/07/06 01:35
名前: 山の辺のボンクラ ID:i5zU6ujI

仕事の成果などと言う物は、工場で物作りをする時には或る程度計れるもの、イエ、工場労働にした所で設備の優劣、労働者の一定以上の能力に左右されるものです、と言う事が有ります。

成果主義と言い、1千万以上の給与所得者に適用すると言っても、そんなもの平社員に居る訳でなし、相当大企業でも中間管理職以上の給与所得者である筈です。 だから、所得1千万以上の中間管理職者に適用すると言えば良いのであって、其処をボヤカシテ「○○円以上の給与所得者」などと言うのは隙を見て全企業労働者に敷衍しようという魂胆が見え見えです。

抑々、成果主義 と言った所でその成果を査定し評価するのは誰ですか? 同じ人間である直属或いはその上の上司です。そしてこれがまた曲者で神ならぬ身の上司は、その評価・査定に必ず恣意が働きます。私自身も含めて多くの同僚がこの「恣意」によってどれほど泣かされて来たか! 今思い出すだに腹立たしい事この上ありません。 ま、成果主義を導入しようがしまいが、上司の部下に対する恣意はこれまでも常に働いて来ておりますが・・・。

今槍玉に上がっている「ワタミ」「ユニクロ」「すきや」などのブラック企業はそのあまりに極端な遣り口によって社会の指弾を受けている物ですが、一般の企業でも「隠れブラック企業」の性質は皆持って居るのです。ですからこの方式の採決をワクワクしながら待っているのです。

斯うして日本は、集団的自衛権によって「国民皆兵の徴兵制度」へ、成果主義制度の採用によって「国民総奴隷労働者国家」へと突き進んで行っているのです。

国民の無知と無関心が国を滅ぼす格好の例です。“敵は本能寺”ではなく、「敵は総理府」に在りです。バンザイ!亡国政治!
メンテ

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