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[2067] ニッポンの歴史認識
日時: 2014/08/16 06:51
名前: 山の辺のボンクラ ID:Nya4vdRA

今日、偶々NHKテレビの番組を見ていて、今更のように驚きました。

7月に“靖国神社みたままつり”と云うイベントで、多分10代後半と思われる若者に、「8月15日は何の日ですか?」とお云う質問に答えられなかった者が <100人中52人であった> と言う事です。

また、「今から73年前に日本が戦争をした国は、何処ですか?」と云う質問にも、「アメリカ」と答えられた者は極く僅かで、「中国」と答えた者は、“当たらずと言えども遠からず”と思いましたが、「韓国」と答えた者も居たり、「わからない!」と答えた者がぞくぞくでした。

更に、「アメリカと戦った時に、身方に成ったのは何処の国ですか?」と云う質問には、「わからない」「無いんじゃない?」が殆ど。番組の司会者は「ドイツ」と「イタリア」と答えていましたが、此れは正直私も「身方は無かった!」と思ったくらい、太平洋戦争での「ドイツ」と「イタリア」の存在感は有りませんでした。と云うのが、此れは私の本音です。

その他、NHK は「報道」と云う自己の仕事に就いて自己弁護めいた事を色々言って居ましたが、「よく言うよ!」と云う気がしてなりませんでした。

この番組の若者達(二十歳前後)の反応を見て、先ず一番に思った事は、“今の学校教育に於ける「歴史教育」は如何なって居るのだろう?”と言う事です。こちらの勝手な解釈ですが、彼らが知らないと言う事は、今の学校現場で「本当に有った歴史を教えていない」のではないかと言う事、若しくは彼らが教えられても「右から左へ忘れてしまっている」のか?と言う事です。

幾ら、“頭パッパラパ”のノー天若者と云えど、教えられたらもう少し多くの者が理解して居るでしょうに、今の若者がこの程度の歴史認識では、現在の安倍自・公政権が、どんどん右傾化して行って居ても、その状況が何たるかを全く理解して居ない、と思われます。更に、若者だけで無くいい歳をした大人達も、今の政治状況がどれ程危険に向いつつあるかを、感じも考えもしていないのではないかと思えて来るのです。

此れでは、中国や韓国から、歴史認識が間違っていると言われても仕方が無いのではないか? 一国の総理大臣もこの国の若者たちの歴史認識と同じだと決めつけられても、反論できない有様なのですから。

昔からよく言われる事に「一犬、虚に吠ゆれば、萬犬、実を伝える」と云う言葉が有りますが、若者の教育が出来ていない事を幸い、無知な頭に洗脳をし続けているに違いありません。
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Re: ニッポンの歴史認識 もう一つ平和問題討論会 ( No.1 )
日時: 2014/08/16 08:17
名前: 山の辺のボンクラ ID:Nya4vdRA

同じ日、NHKスペシアル の番組で、「集団的自衛権」の事を討論して居ましたが、此れも聞いて居てイライラさせられました。

元内閣官房補佐官の岡本氏は当然現政権の“容認”の立場ですが、一方、反対及び批判的な立場の論者は、ジャーナリストの鳥越氏、歴史学者の加藤女史、等で、私は鳥越氏が論じて居た事と全く同じスタンスに立つ者です。

容認派は、口を開けば「有事」「有事」と今にも近隣(特に中国)が侵略して来そうな話をして、自分の国だけでは護りきれない事が有るから、アメリカとの共闘が必要と云いますが、外交問題を論ずる時、如何して彼らは短絡的に「武力紛争」の勃発のみを論ずるのであろうか? と言う事です。

一方、鳥越氏は、日本人の生命・財産が侵害される時は、今保有する自衛隊の適切な組織を以って、此れを排除する事は言を俟たない、と云う論理で、石油を運ぶタンカーがテロリストに襲われた時の事は、此れの対処に付いてキチンとした法的・方法論的構築は等閑には出来ないのは当然である。と主張して居ます。此の事に付いては全く私も同意します。

容認派から話が偶々「尖閣」や「対馬」の事を持ち出され、中国や韓国がこれ等に侵略して来たら当然日本はこれに対処すると同時に、アメリカの武力も共同してこれに当たる事が望まれると言う考えが延べられましたが、鳥越氏は「アメリカの手出しは要らない!あくまで日本の自衛隊だけでこれに対処すべきだ!」と論じていました。私は此れにも全く同意します。要するに「自主・自立防衛論」です。

或る出席者から、「隣の家が火事で燃え盛り、自分の家にも延焼して来そうなのに、傍観しているのか?」と云う設問が投げかけられましたが、此れこそ屁理屈・団子理屈と云う物、如何してこのような幼稚な比喩でこの問題を論ずるのか頭脳を疑います。

アメリカがアフガニスタンで武力行使をして旗色が悪いからと云って、集団的自衛権の行使を求められて加勢に行くのと、レベルが異なります。 隣の火事は切実に我が身に迫る災難です。これを放置する理由などありません。

斯う云う事を言い立てる容認派の理論は、全く幼稚な論理構成と云わざるを得ません。
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Re: ニッポンの歴史認識 ( No.2 )
日時: 2014/08/16 07:43
名前: 満天下有人 ID:9DKn2Z3M

<若者の教育が出来ていない事を幸い、無知な頭に洗脳をし続けているに違いありません。>

そう言う事です。若者以前に親も学校教師も、戦後かなり経過してからの世代ですから、ある意味では教えることも出来ないのかもです。

ただ、それを利用してネットウヨ紛いの洗脳を、文科省を始め、政府首脳がやっている、そのことが全くけしからんと思います。教科書検定において、国に都合が悪かった部分については、権力で修正させる。

07年でしたか沖縄で、集団自決は日本軍によって暗に求められたと記述された教科書について、政府はそのような事実は無いとして、強制的に削除を命じました。これとて沖縄の多くの語り部さんたちが事実であったことを身をもって証言され続けている。

まあ、教科書ですから、余り直截な表現は控えるべきとしても、そのような事実はなかったと言うこと自体に、歴史認識の問題が潜んでいると言わざるを得ません。事実は無かったとするその事を以て、沖縄戦は日本人としての沖縄県民の自覚によるものだと、全体の本質を歪めてしまう。

ここ掲示板でも、朝日による従軍慰安婦問題スレが立って、吉田何某のウソの証言を採用した朝日が糾弾されておりますが、その事自体は重大な間違いであり、その責任は重大ではあるものの、その事によって強制連行は全く無かった、よってあの戦争は正義の聖戦であったなどと、そちらに傾ける誘導の道具として使われている一面もあります。

一昨日韓国で開催された日韓歴史問題に関する検証会議で、日本側の誰だったか、1938年3月4日付、陸軍省兵務局、梅津陸軍次官押印による軍慰安所従業婦等募集に関する通達のことを取り上げていたようですが、この文面の朝日解釋、軍が関与していたと言う事になり、吉田何某の自分も連行実行者の一人であったとのウソまで絡んで、話がややこしくなってしまったようですね。
この通達書は防衛庁防衛研究所蔵 陸軍省大日記類 陸支密大日記 昭和13年第10号 陸支密第745号。慰安婦、慰安所に関する日本軍の公式資料の一つになっている。

文面のニュアンスでは、慰安婦募集に関して軍をいたずらに利用しない事、民間がやる事でも誘拐紛いの事をやってはならない、と訓示しており、これが従軍慰安婦に軍は関与していないと主張する者たちの論拠になっている。

でも現実には、現場では通達書などの証拠など無くても、戦争ですから軍による無言の圧迫は存在したことでしょう。問題はそのような個別の事に対して、証拠がある、無いの論争に落ち込んで、全体の本質が見失われて行くことにありましょう。極端な例では、証拠が無いから侵略ではなかった、やはり聖戦であったと・・・でも戦争世代が居なくなった状況下では、恐らく、このような証拠の有無によって、戦争史観もまた、変えられて行く危険性は、大いにあることでしょう。それが怖いですね。

米英による資源供給締め付けが、太平洋戦争に繋がったとする史観も、正確ではない。むしろアメリカは妥協案も出していたのに、(満州事変前のグリュー駐日米大使が日露戦争債権放棄と満州資源との一部交換条件を提示・ペルリー提督一族で、ロスチャイルド家の閨閥に繋がる)、そして柳条湖事件で戦線を拡大した日本に対しても、リットン調査団は批判しつつも満州における日本の権益を一部認める案まで出したのに、それを蹴って国際連盟から脱退して戦局を拡大してしまった。そのような本源的視野はもう無くなったと思っても良いでしょう。

そして個々の事件について、個別的に証拠があった、いやそれが捏造されていたとかの、目の端っこに止まる現象だけが見えて、全体が見えなくなってしまう。そのような現象が内政を見る目についても言えるのではないでしょうか。
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Re: ニッポンの歴史認識 ( No.3 )
日時: 2014/08/16 10:46
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:jgjpqkeE

この問題(慰安婦問題)は確かに歴史認識の問題ですね。

言葉の使い方は何でも、昔の戦争、それも長期で大規模な戦いの場合、従軍慰安婦的な存在は、どこの軍隊でもあったでしょう。
慰安婦の徴集方法、褒められたものではなかったはず。

そうして、こういう問題には触れて欲しくないのが心情でしょう。
それを朝日新聞社は、国内の問題としてではなく、韓国に訴えかけることでスクープとしようとしました。

それも認めたがらない、国内の反応を打ち破るために偽装工作までして。
実質の被害者の申し立てを取り上げて是非を社会に問うならいざ知らず、大手メディアがやったことは、とりもなおさず歴史認識を、その意味で問いただすことになるのでは、そうしたかったと言うことと思います。

そうすると、我が国の大手メディアの歴史認識そのものが、この程度のものと伺えます。
日本人の歴史認識に必要なのは、我が国自身の歴史を正しく知っておくことではありませんか。

もっとも、過去の歴史書は、どの場合でも勝者の論理により編集されていて、権力者に取って都合よく書かれており、本当のことは解らないのが常であるとは思います。
ところが民主主義の時代と言われている現代は、権力者は民衆のはずです。
民衆が都合よく歴史を認識すること、改竄することを、過去の歴史書と同様にするべきでしょうか。

都合の良い時は、民主主義を謳歌し個人の権利を主張しながら、集団となれば、どのような欺瞞もゆるすのでは、過去の権力者と同じことではないでしょうか。

なおかつ、戦前の国民とは違い、現代人は多くの情報をもち、現代史の全容を把握しています。
で、あるなら、近代史を著述する場合、先の大戦のことを、どのように書くのか、明治維新後の日本をどのように書くのか、国民自身が責任を持たねばならないのと違いますか。

日本人として明治の時代は、それなりに肯定すべき、誇らしい歴史えあったと言えましょう。
先の大戦に至る経緯も理解しなけらばならない事情も解ります。

しかしながら旧日本軍のやったことは、国民として糾弾しなければならないことが多いのではないでしょうか。
満州国立国、朝鮮併合、これなどは侵略であり、過去はともかく現代の日本人が認めるか認めないかは重大な意味があります。

ドイツでのナチスの暴虐は知られています。
あれも、全く人非人の行為であり、そんなものを認める現代ドイツ人は、ごく一部の狂人以外はないでしょう。

日本軍の暴虐性もナチスほどではないとしても、国民の命を弄ぶ、相当あくどいものでした。
実際に、満州における関東軍の行動(抑留者ができことを承知で、一節によると、関東軍自らロシアに捕虜の提供を申し出て関東軍の脱出を図った)は、国家国民を守るべき軍隊のそれではありません。

旧日本軍の幹部の有り様は、これも満天下さんが指摘されている様に、補給の保証もないのに多くの軍兵を遠方に押しやり餓死させて平気であった。沖縄では民間人に自殺を促したなど、指導者として、国民が、当然指弾すべき人間です。

それを、こともあろうに、靖国神社の祀るとは、一体、日本人は何を考えているのでしょう。
これでは、ナチスが何百万人の同胞を殺そうが、ヒトラーやゲーリングを靖国神社に祀り、崇拝していることと同じではないですか。

多くの日本人は、それを受け入れるのでしょうか。
日本の歴史認識とは、日本のためにあるのであり、諸外国のためにあるのではありません。

先の大戦の総括が出来てないことは良く言われます。
70年も経って総括する意味があるか、否かは、さておき、戦争体験者、または戦争を理解できる我々が、このままうやむやに放置することは、当然ながら、戦争をしらない若いものは、先の大戦の教訓は何も残りません。
同じ過ちを犯すかもしれません。
終戦記念日こそ、そうした歴史を思い起こし、若者の教訓としてこそ、無念に散った、250万英霊に報いることではないでしょうか。

そうしたことが、回り回って、集団安全保障に対する判断にも影響を及ぼします。
中国や韓国の為ではなく、日本人の問題として歴史を正しく認識させることが必要と思います。

昔の独裁者の時代と違い歴史を偽る必要性などないのです。
それも民主主義ではありませんか。






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Re: ニッポンの歴史認識 ( No.4 )
日時: 2014/08/22 06:19
名前: 山の辺のボンクラ ID:3MyludHk

読売、産経、ならいざ知らず、この頃の 朝日 までが何故「反権力」「反右翼」を忘れた報道姿勢に傾いてきたのか、全く以てジャーナリズムの本分を忘れた意気地のない姿に、腹立たしい思いをしている上に、更に加えて今回の「従軍慰安婦問題」の“大虚報”は、マスコミと云う物に対する信頼性を根底から失わせてしまった“大罪”ですが、

今度は其れを受けて、安倍自公政権が鬼の首でも取った様に、色々言い立てている事に、此れ又非常に白けた思いを抱かせられます。朝日 が何を以って今頃自公政権すり寄りの態度を示して来たのか? 何故今頃に成って過去の虚報を白状したのか、思慮浅き私には推理すべき術は有りませんが、其れはNHKに付いても同じような政権擦り寄りの姿勢が頓に顕著に成って来て。将に大政翼賛国家の趣を呈して来ました。(このNHKの今は、あの籾井が会長に就任した時既に予想出来た事ですが・・)

世は将に「思慮薄き」民衆が「思慮無き」愚帝を担いで、滅亡への道を浮かれ進むかの有様。日本国内の活字も電波も、メディアと云う物が挙げて権力の道具と成り果てた今は、もう勝負が着いたと思わざるを得ません。

残念ながら、真に残念ながら、日本人の歴史認識と現状認識は、救いがたい状況と言う事なのでしょう。
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Re: ニッポンの歴史認識 ( No.5 )
日時: 2018/01/11 20:54
名前: topics editor ID:xdHzSOoc

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