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[2222] 続・当代世間騙し装置
日時: 2015/02/14 08:24
名前: 満天下有人 ID:QNV3UuGE

毎日変なノートンのマークが画面に出て、ウイルス恐怖を煽られる。ノートンの指示に従って掃除したら、ここ掲示板で新規スレッドを立てた時に入れたPWが消えてしまって、投稿文の訂正が出来なくなってしまった。

そこでPWを入れる為に、再度スレッドを立てて見ます。投稿記事は全て今日までの重複投稿ですのであしからず。

2月9日投稿分:生存本能の為に生き残ろうとするテクニックは、生物によって様々だ。

好きな番組であるNHKのダーウインが来た、を見るにつけ、何時もそう思う。

どのような生態系であっても、原理は太陽エネルギーと水によって生態系が構成されている大原則がある。そしてその土台の上にあって、その生態系はそれぞれに生存を維持する為に、エネルギーが不足して来ると他の生態系が有するエネルギーを奪う本能的な細胞を有している。

そしてその行為が各種生態系の生存のバランスを保つ効果を有している。大蟻の過剰発生を抑えてくれるのが、蟻喰いの存在であるとか、そのような相互天敵の存在が自然生存のバランスを保つという合理性で地球は成り立っている。別の生態系が過剰になると別の生態系が、それを潰しにかかる、という具合にだ。

中には潰されないように擬態を発揮する生態系もあれば、先に生存エネルギーを得る為に擬態で相手を待ち構えている生態系もある。枯葉と見分けがつかない虫や、サンゴかと見間違うタツノオトシゴなどが、前者の例だ。後者の代表例にはカマキリが居る。

何を言いたいのかと言うなれば、既に真意は見抜かれている(笑)、そう、人間社会における、特に政治経済における擬態は日常茶飯事である、ということだ。言い換えると人間社会における擬態とは、世間の騙し装置であるということだ。

この生態系が巣食っている領域が永田町であり、霞が関であり、より広い範囲での擬態は、抽象的概念としての自由、民主主義である。擬態に騙される側は、自らも殺されずに、そこそこに生かされて来たものだから、天敵が定かに見えず、だが、どうも昨今のおかしな状況は、天敵が少しのさばり過ぎてはいないか、との、何だか天敵が明確には見えないのだが、どうもおかしいと感付き始めた。

しかし、イスラム過激は悪だ、との風潮、それは一部イスラムとしても、このままではキリスト教圏天敵が、お互い天敵でも、バランスが取れる範囲を超えて来た以上、防御的攻撃を仕掛けねばならなくなった、そのようにも見える。むしろキリスト教圏天敵は、擬態で錯覚を起こさせ、イスラム圏生存のエネルギーを狙っていた、騙していたとつまりキリスト教圏はカマキリだと・・・・

攻撃的擬態どもには勝てない。一つはそれらを我々が保存し、ある意味、保護しているからだ。こちらは守備的擬態になれない。少々色を変えて擬態騙しをやっても、最初から見抜かれてしまっているから、どうしようもない。永田町や和美が関に仕掛けられて来る擬態、消費税増税に還付制度を設けるとか、日銀超金融緩和でトリクルダウンによって民衆も潤うとか、イスラムテロは許せないと言う擬態には、アメリカ従属という本色、その先に憲法改悪が隠されている。

擬態と言う騙し装置が強化されて来ている。いよいよ生存をかけた最終闘争が迫って来た。この生存競争は生態系が別の生態に対して為されるのではない。同じ人間なる生態系においてである。しかも同じ国の中においてである。擬態にはしょっちゅう騙されるのが生物の宿命ではあるが、しかしトンマな騙され方は良くない。弱い証拠だ。




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日本資本主義揺籃の場(18)>アジアへの拡張主義揺籃の芽(3) ( No.821 )
日時: 2016/03/20 13:46
名前: 満天下有人 ID:LP2Vwt7I

私有財産制度に疑問を持っていた岸信介が、東大学生時代からその思想に傾倒した、2:26事件の理論的指導者であり、昭和12年に銃殺刑に処せられた北一輝。北もまた私有財産は制限すべきであるとの思想を持っていた。社会主義や共産主義は最初から肌に合わないとする彼らの思想には、私有財産制度の否定があり、ならばそれは極端な社会主義、むしろ共産主義に近く、話が矛盾するではないか・・・・

北一輝が弱冠23歳で初めて著書にした「国体論及び純正社会主義」では、帝国憲法における天皇制までが厳しく批判されている。『明治維新革命の本義は実に民主主義であった。天皇も国民の天皇であり、国家の天皇ではない。天皇が一国民として、一般の国民と共に国家の為に行動する公民国家こそが、維新革命の本来の姿ではなかったか。』

これを読むと、私有財産制度の否定と合わせて、文句なしの国民主権説に立つ社会主義者としか受け止められないが、順次その思想の展開を読むと、最後はやはり国家崩壊させる思想の持ち主であったことが分かる。弱冠23歳の青二才の頃に書いたもので、まだ学生だった岸信介が、同じ青年として共感したのであろう。だがその青二才どもの共感が、国を滅ぼしてしまったのだから、怖い。

そして当時、辛亥革命に身を投じるために上海に逗留していた北一輝の「国家改造案原理大綱」を国内に持ち込んだのが、東京帝大で東西宗教学を専攻し、神秘的宗教について学んでいた元満鉄調査部の思想家で大アジア主義者の大川周明であった。

北一輝は国体論及び純正社会主義理論で、一見、国民主権説に立ったような論理を展開するのだが、途中から、人間の集合体である社会は有機体である国家によって総括される時にのみ、意味を持ってくるのであって、社会の中のいかなる人間も(主権はあっても)個人としては、あるいは社会集団も「国家を」自らのものとする「主体」にはなり得ないのであって、国家そのものが唯一の「主体」なのであると結論しているのである。

ここでハンドルをグ〜ッと右へ切り出すのである(笑)。

どういうことを言ってるのかと言うと、現在に当てはめて見るに、国民が主権を持ち、選挙する権利を有する。だが、後は選んだ政治家、そして彼らが作る国家運営の執行には国民は、個人としては参加することは出来ない。極論すれば、選ばれた者によって形成される国家に、個人としての主権者は身を委ねろ、と言ってるのですね・・・その光景は、正に今日見れる光景そのものです。

そして全体としては、社会主義も国家によるものでなければならないと言ってるのです。つまり「国家社会主義」でなければならないということです。共産主義、社会主義は肌に合わないと言いながら、国家社会主義を言うのだから、嫌いなはずのものを今度は好き、と言ってるようなもので矛盾も甚だしい。今日においても右翼によく見られる資質です。資本主義を擁護しながら、その矛盾は棚に上げたままで、社会の閉塞を嘆くのです(笑)。

北一輝が描いたそのような政治体制にするために必要な国家改造の手法として書かれたものが、「国家改造案原理大綱」であり、その柱は、

〇天皇の非常大権による憲法停止と戒厳令布告。(これはもうクーデターですね、事実、2:26事件となった)
〇私有財産は一人  300万円を限度とし、超過額は国家に納付せねばならない。                
〇都市の土地は市有とし、私人生産限度額は資本1000万円とする。それを超過する生産業は国有とする。
〇労働時間は一日8時間とし、私人に雇用されている労働者は純益の1/2を配当されるものとする。(こういう箇所が出てくるか  ら、社会主義的思想だと思われてしまう。)                             
〇この政策は、朝鮮、台湾、樺太を初め、現在及び将来の帝国領土内に拡張される。
 
将来の帝国領土とは、豪州、シベリアが想定されていたのである。その理由は、ロシア、豪州は不当に広い領土を有しおり、人類平等の理念に反するから、というものであった(笑)。ここで明確に、改造国家日本によるアジアへの拡張主義が明確にされており、それが軍部や岸信介などのアジア植民地主義のバックボーンとなったのである。

〇徴兵制度を維持し、異民族に対しては雇用契約による義勇兵制を採用する。国家は自己防衛のためは勿論、“他の国家・民族を抑圧 から解放する為の戦争開始する権利を持つ。

ここまで来たら、国際法も何もあったものじゃない、神国ニッポン唯我独尊である。

通貨が持つ本質を悪用してまでアジア制覇に乗り出した当時の軍部と文民官。その思想的背景がよく見えた。維新自体にも勝手な論理が見えていたが、それとは別に同じような勝手な論理がこの思想家たちからも見えて、要するに「勝手な論理」同士が国内で勝手にケンカし、そして勝手に外に向かい出した、それが当時の世相というものであったのでしょう。勝手にされる外は、たまったものじゃなかっただろう。

このような思想の元に始めた領土拡大戦争、その損益計算はいかほどであったろうか。いや、高貴な思想の下ではゼニ勘定など下品な計算は蔑視されていたであろう。だから国際金融市場も無視した戦費調達に走ったのであろう。

現在でも散見される政府権力による紙幣発行論にも似た資質がある。経済は国家が行う行為では無く、あくまでも民間による行為であり、政府はそれを側面から支援する役目を負っているだけである。だから民間の行為は全てが私法上における債権債務の概念から、その権利義務が生じているのである。

北一輝などが私有財産制度を制限する思想では、通貨をも国家権力、つまり政府紙幣によって財の交換がなされることになり、そこには私法上の債権債務の概念は消え失せてしまう、あのソ連共産党時代を上回る共産主義が出現することになり、だが彼らは、それは嫌だと言うような自己矛盾の自己同一性によって、思想が固められていたのである。債務概念無き政府通貨によって民衆は、民間生活における債権債務を精算して行かねばならなくなる。そんなことが通用する筈が無い。利子概念も何も無い制度にして、そんなことが出来る筈が無い。

現在のシンゾー内閣総理大臣がやってることにも、その資質がある。国内経済などどうでもよく、世界救済の為に、外にはいくらでも国民負担でカネをばら撒いている。そのカネは政府特権のようになっている特別会計から捻出されているのである。そこに眠っている剰余金が国民に使われることは無い。
メンテ
日本資本主義揺籃の場(19)>戦争資本主義の損益計算は、どれくらいだったのか? ( No.822 )
日時: 2016/03/21 08:48
名前: 満天下有人 ID:mhyncnHU

植民地通貨までをも利用したアジア拡大主義の戦争。その資源代金支払いは結局、金(きん)に頼らざるを得なかった。当時唯一の為替銀行であった横浜正金銀行が、突然政府から決済用金(きん)を、超極秘でNYへの輸送を命じられる。

神国ニッポンしかアジアを救えないとする勝手な思い上がりによって、国は完全に疲弊してしまった。昨日何気なく見ていたNHK・Eテレで、人間爆弾を開発させられた長州の太田何某が、戸籍まで末梢されて進めさせられた超極秘の作戦史実番組を見たが、戦後家族が、どうも腑におちないことが多すぎて調べて行くうちに、気が狂ったとしか思えないような戦争遂行の実態が、また補強されていた。この人間爆弾の発想が特攻隊ではなかったか・・・

キチガイは常に政治の場に潜んでいる。それが閉塞感漂う世の中になってくると、国難と称して勝手独善な政策で国家を更に泥沼に引きずり込んで行く。そして資本主義ではそれが、利潤の再獲得になるとされて来たが、果たして我が国の場合、その損益計算はいかばかりであったか?・・・。

外務省調査部が調査したアジア歴史資料センターのHPに、植民地戦争の面白い損益計算書が掲載されている。

〇日清戦争以来満州事変まで。

植民地を持つことの利益は、対植民地貿易による利益と、投資利益が二本柱となる。
日清戦争から満州事変の頃までの損益。

日清戦争:貿易利益 15億円  戦費 2億円  (+13億円)
日露戦争:投資利益 5億円、獲得賠償金3億円、   
戦費20億円、 シベリア出兵費 6億円、植民地補助金7億円、植民地軍維持費23億円  (差引▼48億円)

総利益23億円 総経費58億円   差引▼35億円

〇満州事変後4年間。

貿易利益 2億円 投資利益1.6億円
満州事変戦費10億円 植民地維持費4年分 8億円  差引▼14.4億円

当時の国家予算は昭和11年で約23億円であったから、いくらオカネがあっても足りない、挙句には最後の国際決済手段金(きん)を総動員してまでも、アジア、シベリア救済を(笑)やったのである。キチがい沙汰であった。金(きん)より大事な失われた人命は約1万名と記されている。国民は所詮、国家によって”総括”されて初めて国民である意味があるとした岸信介のような国家国粋主義者からすれば、1万名くらいの死は、取るに足りない数であったろう、だから太平洋戦争敗戦までに、死者累々の山を見なければ、」この殺人鬼どもの気は収まらなかったのかも知れない。

中国本土だけでは、ニセ札戦費錬金術を駆使しても、パイが足りない。太平洋までも戦域にした訳には、更に植民地通貨を利用する戦費稼ぎの意図があったのかも知れない。結局、その累計額はとてつもない額となり、昭和20年の国民負担による清算によるしか手立ては無くなっていたのである。
メンテ
日本資本主義揺籃の場(20)>戦争資本主義による膨大な借金 ( No.823 )
日時: 2016/03/22 10:04
名前: 満天下有人 ID:yVCe.YDg

維新以来、日露戦争、満州事変を経て太平洋戦争に至る我が国の近代史。富国強兵は日本資本主義を戦争型に発展させて来たと言っても過言でもないだろう。

庶民国民は、北一輝や岸信介などのような国家あっての国民であるとの全体主義的総動員の思想によって、政治の失敗を全て清算して来た。金額的に具体的に示された物が、巨額に積み上がって来た国債であった。富国強兵近代化にとって、無くてはならない資源を買うには、ドルやポンドの準備金が必須の通貨であった。

明治維新の時からそうである。ポンド建て外債を起債するにも、世界最高の利率でないと起債できなかった中南米のホンジュラスに次ぐ高いコストで外貨を集めねばならなかった。

それは満州事変の時の高橋是清蔵相が、敵対性国家からの借金は、一刻も早く償還しておこうとして、禁じ手の日銀による政府国債の直接引受にまで手を出して、何とか国内での戦争財政の資金繰りを考えたのだが、ロスチャイルドの代理人であった当時の駐日米大使ジョセフ・グリューが、満州石油権益の割譲まで債権の担保に求め出した為に、外債返済の時期を早めざるを得なくなったが、何しろ軍事費だけで国家予算に匹敵する巨額の財政圧迫があっては、外債償還にも限度があったろう。

問題は外債だけではなかった。一国の生活基盤であり、戦争ともなると最重要エネルギー源としての電力、その電力会社の社債が外国によって引受られていたのである。東京電灯、日本電力、東邦電力、大同電力、台湾電力、信越電力など軒並み、外資に首根っこを押さえられていたのである。電燈会社の乱立によって経営が苦しくなっていた東京電灯に対し、社債引受先のモルガン商会は、利払いしないと次の社債は引き受けない、利払いについて政府保証まで求める状態であった。

ちなみに太平洋戦争が始まった昭和16年時点での外債は次の通りであった。

米ドル建分 2億8334万ドル
英ポンド建分 8844万ポンド     個別の為替が不明だが当時のレートで27億円だったようだ。
仏フラン建分 3億3716万フラン  為替が不明で円でどれくらいか不詳。

上記27億円の内訳は、約13億円が日本人所有分。残り約13億円が連合国分。

これらを全て償還する為に昭和18年に、外債処理法が成立し、すべて国内発行の国債で財源を調達し、外債は償還した結果、残高は8億8742万円にまで圧縮されたようだ。当然のことながら、その分、国内国債発行額は巨額になって行く。

そうなると日銀がいくらでも円を増刷できるように日銀法を変える必要が出てくる。それまでは金(きん)保有高との見合いがあって、円の発行上限は22億円くらいであったものを、太平洋戦争開戦時に日銀法を改正し、大蔵大臣権限によって発行額は青天井にされてしまったのである。今日右翼が望むところの政府通貨発行権によって、債務性無き通貨発行が実現されて、泥沼にのめり込んで行くのである。

更に戦時金融公庫法と南方開発金庫法が定められ、日銀が回す輪転機から出てくる円を、この両公庫が債券を発行して吸い上げ、兵器開発の中小零細企業への貸し出しに回されたのである。南方開発公庫は軍が次々に占領して行く南方へ帯同し、発券業務も出来る機関であった。満州事変の時のように植民地銀行券ならまだ、植民地経済の実態が背景にあったろう、だが、この南方券は、軍部の中をグルグル回す「軍票」であった。最後は誰が清算するのか、その性格が不明確な一種の政府紙幣であったと言える。

さて、敗戦時昭和20年8月発行残高 1233億円  (同年国家予算760億円。軍事費735億円。国民所得900億円 )。

このような事が可能になったのは、日銀が独立した金融政策を放棄して、全てが政府権限の配下に下って、いくらでも、通貨を発行できる体制にしたからである。当然ながらインフレが昂進していた。敗戦時昭和20年には物価は、8年前の3倍に上昇。

そして更に昭和20年から26年までに物価は30倍にも上るハイパーインフレに襲われている。概算では政府債務は名目上97%も目減りしたことになる。だが現実には償還期限が到来した債券は償還せねばならない。ほっとく訳には行かない。ましてやGHQの占領下にあって目が光っている。政府と日銀が一体化して印刷した円による国債引き受け分は別にしても、現実に大部分を引き受けて来たのは国民である。

どうも一般の人には、ここが理解できないようだ。国債を実際に引き受けているのが銀行、生保、郵貯であるから、それらが自分のカネで引受けているとの印象があるからか?・・・一部はその金融機関自己資本による引受もあるが、それは僅かの額である。そのオカネは殆どが国民が預けているものなのである。生保なら、保険代として巨額に達する額を、数多くの国民が掛け金として預けたものであり、郵貯なら庶民が預けたオカネなのである。銀行しかりで、実務に疎い民衆がよく誤解する預金通貨にしても、それは架空のものではなく、例えば或る日、経済活動をストップしようとしたら、信用の創造で孕んだオカネとて、現金で払い出さねばならないものなのである。

そこが分かっていないのだから、国債は最終的に国民が担保しているとの理屈が理解できないのである。空理空論ではない、銀行が預金者から預かったオカネで国債を、その預金の運用ために仲買人として買っているのだから、これもある日、国民が預金引き出しを一斉に行えば,国債を売って現ナマを用意せねばならないのである。空理空論とは次元が全く違う、現実のソロバンなのである。1円−1円は0なのである。簿記実務の初歩の初歩が分かっていないと、このようなとんでもない思い込みとなってしまう。キャッシュフローと発行額、それにその財源はどこからか、三者の関係が分かっていない。延いては何故預金封鎖が行われるのかも、理解できなくなってしまうのである。
メンテ
re戦争資本主義による膨大な借金 ( No.824 )
日時: 2016/03/22 13:13
名前: ニホンザル ID:L1KQT9V6

「富国強兵近代化にとっては無くてはならない資源を買うには、ドルやポンドの準備金が必須の通貨であった」
今風に言い換えれば
「国民生活に無くてはならない食料やエネルギー資源を買うには、ドル準備金が必須の通貨であった」となり
ユダ金のBISやIMFが認めない通貨では物が買えないという意味になりますね。

昭和16年開戦時の外貨建債務27億円、うち13億円が日本人、残りは連合国分。
日本人とは私的資本家、連合国とはユダ金ですね。

昭和18年に旧外債処理法が成立し、全て国内発行の国債で財源を調達し、外債を償還した結果
残高は8億8742万円まで圧縮された。

これに対して昭和26年旧外債処理法による借換済み外貨債券の一部の有効化等に関する法律が成立。
私的資本家やユダ金の損失はカバーしたようですね。
メンテ
ユダ菌はしぶといのです、最後まで・・・ ( No.825 )
日時: 2016/03/22 13:36
名前: 満天下有人 ID:yVCe.YDg

もうこれ以外に表現のしようがありませんね(笑)。だから、金融でなくとも、一旦、怨念が出来ると、永遠に復讐されます。

ただ一旦、理詰めの契約が為されると、それに従ってさえおれば、攻撃されることもない。その点では日本文化って曖昧な事柄が多いですね。逃げ道を残しておくという意味では、良いのかも知れませんが。
メンテ
Re: 永遠に復讐されます ( No.826 )
日時: 2016/03/22 15:00
名前: ニホンザル ID:L1KQT9V6

ユダ菌にはゲットーの怨念。
薩長閥には被猟人の怨念だとか。

永遠に復讐されていますね。
怖いですね!びっくりしますね!

曖昧な文化で逃げ道を残しても通用するのは国内だけ、ウヨの政府通貨論はその典型。
ユダ菌には通用しません、復讐のネタにされます。怖いですよ!
メンテ
日本資本主義揺籃の場(21)>結局は国民が清算した戦争資本主義のツケ ( No.827 )
日時: 2016/03/23 14:30
名前: 満天下有人 ID:gvj4F4YI

これも当然と言えば当然だ、国がそこの住民の経済行為=付加価値創出を根底に生きている以上、国のふん詰まりは所詮、国民負担で始末をつけねばならない。通貨も財政も最終的には国民が担保しているのだから・・・だが頭に来るのは、その担保の執行権者が、何の資産も持っていない政府権力だということ、こんなのに通貨発行権を与えでもしたら、積り積もって結果はどうなるか、その見本が敗戦時の国民による政府負債の清算であった、そういうことになる。

問題は、その国の政策が、主権者の為に為され且つ主権者が同意していたかどうかで、その清算政策に対する国民の反発の度合いが違ってくる。

一連の植民地拡大戦争政策についても、当時の遂行責任者である岸信介などは、「自分の理想」を実現するには権力が必要だとうそぶいていたくらいだから、そこには国民の為になどと言う思想は皆無で、国家があってこそ国民も生きて居られるとの厚かましい、保守右翼にありがちな独断による政策であったからには、最終精算も国民が行って当然という、誠に勝手な論理によって戦後精算が為されたのである。

先ず精算に至る当時のGHQ了解の上での大蔵省による金融立法と、そのスケジュールに従った大蔵省による巧妙な国民資産による精算のプロセスを見てみる。数値は昨年夏、敗戦回顧録で記載したものを再掲するとして・・・

国債による政府負債:敗戦時昭和20年8月 1233億円  年末再集計 1994億円
             昭和21年  2653億円 (預金封鎖発動)

GHQ同意を取りつつ、面子を保つ為に何とか日本独自でこれを償還精算しようとした政府大蔵省が取った金融緊急措置三勅令は、
〇全金融機関の預貯金支払いの原則禁止。
〇日本銀行券預入令によって昭和21年3月3日を以て、既発行の日銀券は失効する。
〇臨時財産調査令により、全国民は昭和21年3月3日現在の金銭資産の全額を届け出ること。

かくの如く金融債務返済不能な状態による混乱を防止する為に、厳しい措置が取られたのである。勝手に混乱を起こすような政策を取り続けながら、今度は混乱防止を理由に国民資産が封鎖されてしまったのである。勝手な戦争資本主義を遂行した者たちの、その後始末やり方も、その名に恥じず正に強盗にも等しいやり方であった。

預金封鎖は、第一次封鎖と第二次封鎖の二段階に分けて行われた。第一次封鎖は、昭和21年2月17日朝日の記事にある通り、預金引き出し額に制限が掛けられ、世帯主は月額300円(現在の15万円くらい)、扶養家族は月額100円(現在の5万円くらい)しか引き出せなくなった。僅か1日で実行に移されたのである。

これは新円への切り替えが名目にされた。新円旧円の比率は1:1とされ、端数は切り捨てられたものの、ここに騙し戦法が隠されていたのである。それは第二次預金封鎖でその狙いが何であったかが、明らかになったのである。それでも1:1比率なら等価ではないかと、単純な向きはそう思ったであろう、だがハイパーインフレ下にあっては、新円の価値は1/10くらいであったろう。これに同年10月の第二次預金封鎖が追い打ちをかけた。
メンテ
日本資本主義揺籃の場(完)>戦争資本主義清算の真打は、第二次預金封鎖にあった。 ( No.828 )
日時: 2016/03/23 17:31
名前: 満天下有人 ID:gvj4F4YI

政府大蔵省が立法した金融緊急措置三勅令の三番目の、臨時財産調査令にこそ、政府債務を国民に清算させる狙いがあった。

政府債務の処理に急を要したのが、1000億円に上る戦時補償債務であった。戦時補償債務とは、軍事産業拡大に金融機関が行った融資などに政府が補償するという債務履行の約束であった。当時のGDP900億円にも匹敵する。現在に当てはめるなら、550兆円に相当する。

それをどう処理したか・・・先ずは順を追って最初の臨時財産調査令、それは財産課税への布石であった。何も言わない所に国民騙し装置を作動させていた気配十分であった。

調査によって把握された当時の国民資産は、不動産572億円、金融資産が603億円。その他什器備品、工場機械などで185億円。総計1360億円。

不動産には当然、国民の家宅が含まれており、これにも課税するのはムリと見た大蔵省は金融資産だけに的を絞り、課税率は最低25%から90%まで14段階に設定したのである。最高税率90%を適用されると、100万円の有価証券の90万円は税で持って行かれてしまうから、10万円の値打ちしか無くなったということである。

この金融資産課税による税収は435億円に上り、政府債務償還の財源になったのである。如何です、これでも国債などは国民資産が担保しているのではないと言えるのか?そして更にひどいのは、続く戦時補償債務の補償を、その額にほぼ見合う形で、「戦時補償特別措置税」として、新たに課税したのである。泥棒が盗品を返すのに、同額の盗っ人をまたやるようなものである(笑)。

この課税によって法人、個人からの税収は575億円にも達したのである。そして民間金融機関の経営再建、再編に向けての債務超過解消の原資として利用されたのである。

以上、長々と明治維新から太平洋戦争敗戦に至るまでの我が国の財政、金融,通貨史を書いてきたが、それでも現在のように官僚天国の財政では、いずれツケを払う時が来ることは確かである。
2002年の衆院財務金融委員会質疑で、民主党の古川議員が、財務省が極秘裏に戦後金融処理について調査しているとの噂が絶えない、預金封鎖と新円切替への極秘準備をやっているのではないかと、当時の塩川財務大臣に質問。

塩じいは、財務省は熱心な勉強家が多いから、歴史の勉強をしたのであろうとしか答弁しなかったようだが、日銀ともども、ある日に備えてシミュレーションはやってるはずだ。連中がここまで積み上がった国家債務の清算を、ただプライマリーバランスの黒字化だけでやり過ごせるとは、思ってもいないだろう。その目処は結局、国民金融資産の残高と増税、あるいは敗戦直後のような臨時財産課税が焦点となる。それ以外に方法がないからである。

そのインパクトは何がきっかけとなるか、やはり何らかの国際金融市場で大きな事件が生じ、国内金融機関にもその影響が及ぶ場合ではなかろうか・・・つまり国債なんぞ引き受けている場合では無いという事態になって札割れが頻発する時が要警戒だろう。ユダ菌どもの世界は、外のことで、勝手にやってろでは済まない時代であることを認識しておかねばなるまい。その意味ではマイナス金利下において、市中金融機関がこれまでと同じように国債買いを続けられるのか、という状況もある意味、インパクトになる要素を内包している。そしてバーゼルクラブBISが、次世代通貨の価値基準をどこにおくかも、要警戒である。最近、中国による金(きん)保有高への注力も、何を意味しているのか、国際金融市場に与える影響として無視できない。

ただ財産課税に結び付いた預金封鎖も強引にやれたのは、敗戦国という特殊環境下にあったこと、まだ新憲法が定まっていない時期だったからやれたのであって、其の後、新憲法では第84条で国会の審議を経て決定せねば出来ない規定が定められたから、国会で時間をかけることになる。その間、国際金融市場の攻撃を受けなければ良いが、果たして・・・

シンゾー内閣総理大臣殿が、5月のG7伊勢志摩サミット前に、先月立ち上げた有識者による国際金融経済諮問委員会の第三回目に、米ノーベル経済学者のクルーグマン教授を招いていたが、増税反対のクルーグマン教授を呼んだということは、増税先送りのIMFへのゼスチユアと読める。後、クリントン政権時代の経済特別補佐官であったステイグリッツ博士も呼んで、ご意見を聞くらしいが、一連のゼスチュアに繋がっている。
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Re: 日本資本主義揺籃の場 ( No.829 )
日時: 2016/03/24 18:50
名前: ニホンザル ID:OhjlW6NI

有人様
終稿までご苦労様でした。
タイトルが揺籃ですので、日本資本主義の草創期の話だと思っていましたが
揺乱の場だったのですね。
この長い投稿の趣旨は分からない人には難しそうです。

1.資本主義における政治は、私的資本家のために働くという実例での解説。
2.戦時下における日本軍でさえ、政府紙幣ではなく戦時国債で戦費を賄ったという実例での解説。

何故債務の残らない政府紙幣にしなかったのか。それは私的資本家が認めなかった。
政府紙幣では軍需品が買えないということです。
戦争は私的資本家の利益のために始まり、私的資本家の資金無しでは遂行できない事業です。
太平洋戦争もそのような思惑の混ざった戦争であったということです。

戦争特需で私的資本家はぼろ儲け、儲けた資金で戦時国債を買いました。
その資金による戦争特需でまたぼろ儲け、儲けた資金でまた戦時国債を買いました。
この繰り返しが終戦まで続いた。

戦時でさえ、戦時なればこそとも言える政治に対する私的資本家の優位性がよく分かる実例です。
最終その戦時国債を踏み倒せる分けがなく、それは預貯金封鎖やバカ高増税までする国民負担で精算された。

国民負担で一見大損したように見える私的資本家ですが、精算金で戻されることは分かっています。
私的資本家は焼け太り、結局大損させられたのは私的資本家以外の国民でした。
これが日本資本主義の本性です。

「皇居前大手町から丸の内界隈に林立する日本資本主義の牙城」天皇を守る鉄壁の城壁とも見えます。
その一角に官邸を動かす総司令部。そこから見れば「官邸など手の平の人形のようなものです」とは
総司令部はアメリカユダ菌の本部、そこが日本の政・官・財を下僕として動かす司令塔ということでしょう。
日本がアメリカと薩長閥に二重に征服されているということがよく理解できる描写です。

これが日本資本主義の実体。国民のための政府紙幣などユダ菌も私的資本家も許す分けがありません。
ユダ菌はアメリカ支配層の代理、政治家の多くが私的資本家である朝鮮族・薩長閥、もしくはその下僕です。

資本主義を支持し、私的資本家の下僕ばかりの自民党に期待して政府紙幣を唱えるあほらしさに気付いてほしいとの
思いのこもる投稿でした。ありがとうございます。

ニホンザル拝
メンテ
Re: 日本資本主義揺籃の場の纏め、ありがとうございます。 ( No.830 )
日時: 2016/03/24 18:12
名前: 満天下有人 ID:SpeoNxU6

<「皇居前大手町から丸の内界隈に林立する日本資本主義の牙城」天皇を守る鉄壁の城壁とも見えます。
その一角に官邸を動かす総司令部。そこから見れば「官邸など手の平の人形のようなものです」とは
総司令部はアメリカユダ菌の本部、そこが日本の政・官・財を下僕として動かす司令塔ということでしょう。
日本がアメリカと薩長閥に二重に征服されているということがよく理解できる描写です。

これが日本資本主義の実体。国民のための政府紙幣などユダ菌も私的資本家も許す分けがありません。
ユダ菌はアメリカ支配層の代理、政治家の多くが私的資本家である朝鮮族・薩長閥、もしくはその下僕です。>

ニホンザルさん、適格な纏めを頂き恐縮です。

青二才の若い学生時代から資本主義の本質は何だろうと、興味を持ち始めてウン十年、途中からどうもこの国における資本主義に独特の要素を感じ始め、どうしてそうなったのか、あれこれ検証して来た結果、やはり薩長閥による維新にその根があると感じ始め、今では十ちゅう八、九、それで間違いないと思っています。

奇しくもサラリーマン生活を日本資本主義総本山界隈で送るハメとなり、最初は、ここから日本資本主義が始まった、つまり揺籃の場である。同時にその後の歴史を辿ると、「揺乱」の場でもあった・・・その芽は最初から、揺籃の籠の中に既に種として入っていたということになりますね。

ユダ菌についてもお蔭様で理解が早かったのは、ほんの端くれにぶらさがっていても、経験が物を言ったと思います。何事も机上での理論にせよ、経験を通じると、あれはこう言う意味だったのかと、身に沁みて理解できるものですね・・・

<資本主義を支持し、私的資本家の下僕ばかりの自民党に期待して政府紙幣を唱えるあほらしさに気付いてほしいとの思いのこもる投稿でした。>

もう歳で、入門から説き起こすことにクタビレを感じます(笑)。単純ウヨは特に思い込んだが最後、滅茶苦茶を言い出して、群盲象をなでるが如しで、部分部分のネジを取り上げてはそこに特化して来るし、で、全体像を見ると今度はその詮索に注力していたネジがスッポリ抜けおちてしまってますから、出来上がった機械の危なかしいこと夥しい。いや、そんなもの危ないとかどうとかの前に、先ず動かないでしょう(笑)。動かない機械を論評しても始りません。現実認識がいい加減、ということはユートピア夢想を楽しんでいる程度のことでしょう。

見苦しい政治が続いておりますね・・・政治とはそのようなもので、だがその政治に通貨発行、政府紙幣を求めるのですから、空いた口が塞がりません。長い投稿で実証して来ましたように、過去の歴史と同じ轍を踏む可能性が強いですね。
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