金は通貨の混乱を救えるか ( No.761 ) |
- 日時: 2016/02/25 13:19
- 名前: ニホンザル ID:Zg8YnyYk
- 現在起きている経済の混乱の原因はアメリカドルにあります。
基軸通貨でありながら通貨の債務化という通貨の根本責務を負えなくなった。
真券の贋金とはデリバティブの架空利益によるアメリカ経済の粉飾決算。 数十兆円もの架空利益を作るには数十京円単位の架空取引が必要だったと想像します。
日本と戦争中の1944年にプレトン・ウッズで連合国間で結んだ協定。 世界の平和と繁栄をアメリカが約束した。パックスアメリカーナです。
ドルを基軸通貨として世界貿易を安定発展させる。その目的達成のためにIMFとIBRDに出資開設させる。 それを実現させたのは当時アメリカに集まった金の力です。
その時にデル・バンコーはどのような思いを持っていたかは先の投稿に書かれています。 溜飲を下げたと、それは後を見よと、そういうことだったと思います。いつかそうなることは決まっていた。
当時ヨーロッパからアメリカに集まった金。 世界の経済大国と呼べるのはアメリカとヨーロッパ諸国以外に無い時代です。 そのヨーロッパから金が流出してアメリカに集まった。
その金の本当の出どころはどこだったのでしょう。 ヨーロッパ諸国がデル・バンコーから借りた以外はあり得ないと思います。 それは借り手が借りを返せば金は元に戻るという理で、全てはスイスに通じます。
地上の金の過半を手にした者は永世金貸しの資格を得て、平和主義者に変身します。 暴力(戦争)のみがその地位を脅かすからです。 従って今後は世界大戦は起こされないと思うのです。
今回の投稿、金は通貨の混乱を救えるかとの命題ですね。
今にして思えばユーロ通貨はデル・バンコーのアメリカ金貸しへの警告であったと理解できます。 ユーロ通貨の後ろ盾はデル・バンコー以外あり得ないからです。 そのユーロが騙し装置で返り討ちにあってボロボロにされてしまっている。
ユーロは最初から金兌換通貨ではなかった。ここにヒントがあると思います。 デル・バンコーは金貸しの元祖、世界のロイヤルファミリーで平和主義者。
通貨の債務化を守れる国に通貨の安定を任すと思います。 勿論、金を貸すわけではなく後ろ盾として。
有人様
ご苦労様でした。 一般が意識しない通貨の常識的なところを説明頂いたと思います。
その常識を踏まえた上で庶民のための政治をどう作るかが重要になりますね。 ボノボ様は庶民のための政治が為されない理由を教えてくれています。
日本の場合はまずそこを解決しないと庶民の政策提言など何の効果も持ちません。 そこを教えても分からないがっかりするねと退席されたボノボ様ですが どうでしょうかね。
貧者の一灯続けるしかないのでしょうね。
ニホンザル拝
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世の構造を良く知ろう。 ( No.762 ) |
- 日時: 2016/02/25 19:26
- 名前: 満天下有人 ID:UbwfbPeY
- <ボノボ様は庶民のための政治が為されない理由を教えてくれています。
日本の場合はまずそこを解決しないと庶民の政策提言など何の効果も持ちません。 そこを教えても分からないがっかりするねと退席されたボノボ様ですが どうでしょうかね。貧者の一灯続けるしかないのでしょうね>
一ツ橋大学長で、西洋文明史家であった阿倍謹也氏が、ある年の卒業式訓示で、諸君、世の中の構造を知れ、知って行動せよ、と述べておられたのが、記憶に残っております。
世の構造を知らずしての、政策提言など何の効果も無いという意味にも繋がります。延々と通貨論をやって来ましたが、西欧から生まれて来た長きに亘る通貨構造も知らずしては、この国からは何の提言もできないことでしょう。せいぜいG20で、IMFには10兆円でも20兆円でも拠出するとしか言えない、情けない者が財務大臣を務めている(麻生など、その典型)。
ボノボさんが、そこを教えても分からない者が多すぎると、慨嘆されていたこと、私は、この傾向は日本人独特の気質から生じていると、いつもそう思っています。気質である以上、これは変えることは出来ないでしょう。批判も、ボヤキとしか取れない投稿しかできませんね。
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世の構造を良く知ろう>ロシアに見る通貨安の副作用 ( No.763 ) |
- 日時: 2016/02/27 07:35
- 名前: 満天下有人 ID:Qigtek9.
- JB Press 報道によると、アメリカはロシアが緊急に起債するユーロ建て国債を、引き受けないように民間金融機関や投資家に求めたという。
原油及び天然ガス国際市場の大幅な下落で、それが国家経済の生命線になっているロシアにとっては、致命的な出来事で、ルーブルが対米ドルで、この1年間で60%も下落。既に通貨安によるインフレ率は17%に達し、1998年のルーブル危機以来の状況に追い込まれている。故に自国通貨によるオカネ集めが出来なくなって、ユーロ建て債券を発行せざるを得なくなったのであろう。
天然資源下落の税収の極端な落ち込みに対し、ルーブル印刷による応急処置は絶対に取れない。1998年の手痛い経験があるからだ。当時の税収不足を通貨印刷で賄った結果、インフレ率は2600%に達していた。これは通貨増刷が通貨安に追い打ちをかけた結果で、それが更に商品確保を困難にするという悪循環を招いた。
現在でも生産余力はあるのに、生産商品が以前より高くなれば、売れない→生産を見合わせざるを得なくなる。あるいは輸入が困難になる、これが通貨価値がもたらす副作用というものだ。かくの如く世界が密接に関係する構造下にあっては、経済関係はもはや、一国だけの事情によって左右されるものではないというのが、今回のロシア経済異変が示している。この大きな変動を待ってましたとばかりに金融資本が群がって来る。資源先物デリバテイブを仕掛けてくる。
そしてそれを規制すべき立場の政治が、それ以上に相手を叩きに出る。尾を引くウクライナ問題の延長線で、アメリカはロシアユーロ建て債権を引き受けるなと言いだす。するとロシアは、他に売って国家収入を得るものとしては高技術の武器しかない。イランとの大量武器輸出契約が始まっている。
するとアメリカはこれに対抗して、何だか良く分からない第三次相殺戦略なる軍事目標を掲げて本年度軍事予算を計上。額は約60兆円で相変わらずのすごい出費だが、それでも昨年比では0.4%減にしている。それを埋めて尚、ロシア、中国による大量武器売買に対抗するには、量でなく更なるハイテク武器を開発し、質で勝負するというのが、相殺戦略というものらしい。何のことはない、要するに軍拡競争を強化するという相変わらずの世界政策なのだ。
これに中国が加わる。成長路線の翳りにより元安の傾向が鮮明になってきた。今年10月には正式にIMFSDR引出権国家として参加することにはなっているが、どうやらアメリカによる自由通貨としての懸念が大きくなってきて、参加も危うくなってるそうだ。
元安が止まらなければIMFえの参加も見合わせることになりそうで、そして元通貨安を埋めるためにロシアのように武器軍事産業に傾斜して行くなら、この地球は、ミサイルが鋭立する中で人間は、息を潜めてかろうじて呼吸しながら生きてる存在に過ぎなくなる。
資源安による通貨安、それをカバーする為に金融商品が乱舞し、挙句に武器産業までもが稼ぎの道具として、あたり構わずに大手を振って歩き出す。これまでは怪しげな雰囲気を漂わせながら、スイスのトンネルで秘かに行われていた武器取引き・・・何でもありの世の中になって来たからには、コソコソする必要も無い、スイスのトンネルも晴れて日の目を見るか(笑)。
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通貨安の副作用 ( No.764 ) |
- 日時: 2016/02/27 23:28
- 名前: ニホンザル ID:XBjDas6E
- 通貨安の原因はともかく、それに起因する物価上昇は国民生活にしわ寄せされる。
プーチン大統領にとってもそれは無視できない問題でしょう。
しかしユーロ建てという点がとても興味深いです。 アメリカ政府の求めに呼応しない引受先があるのでしょうね。
過去に自国通貨発行でハイパーインフレを起こした経験から、ユーロ建て債券を発行せざるを得なかった。 日本が独立国なら、今のロシアは投資の大チャンスだと思うのですが残念です。
「かくの如く世界が密接に関係する構造下にあっては経済関係は、もはや一国だけの事情によって左右されるものではない」 その通りで最も重要な視点だと思います。
しかし日本のダマスゴミの流すニュース解説はいつも片面的ですね。 中国経済問題もしかりですが、私は新聞の経済欄は見出し以外は殆ど見なくなってしまいました。
この投稿文には今世界で起きている重要問題を学習するキーワードが満載です。 調べる時間の無駄が省け助かりますね。 ありがとうございます。
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Re: 通貨安の副作用 ( No.765 ) |
- 日時: 2016/02/28 05:39
- 名前: 満天下有人 ID:QVVygyqc
- <しかしユーロ建てという点がとても興味深いです。アメリカ政府の求めに呼応しない引受先があるのでしょうね>
ロシア・シルアノフ財務相は、アメリカによるユーロ建て債券引き受けの拒否声明について、そんなの何の影響も無いと、キッパリ声明している所を見ると、どこか既に引受け契約をした勢力が居るのでしょうね。
NY原油WTIも一旦、$30/1バレル割れてから、ここ二、三日の動きは$33近辺で、30以上の水準を保ち、目先下落の底を打ったように見えますし、原油が穏やかに回復に向かえば、今回のユーロ建て債権を引き受けた先も、大儲けするでしょう(笑)。
わが国も、北方問題を抱えてのプーチン大統領との会談も、会談するのかしないのか、段々曖昧となり、多分、今回のルーブル安対策などについても駆け引きの材料として、会談の項目になっている筈だと推測しますが、これもアメリカが認めないでしょう。せっかくの材料なのに(笑)。
イラン・アザデガン原油掘削投資もそうでした。こちらは既にかなり投資を始めていたのに、アメリカによるイラン制裁発動と共に、投資金が泥まみれとなって捨ててしまったも同然。それが昨年の制裁解除となった時には世界的原油安で、これでは採算が合わない。プラザ合意もそうでしたが、とにかく巨額損することについては、わが国は特別な能力を持っているようですね(笑)。そして庶民からはチリポリと増税し年金は減らして行く。全くセコイ国になってしまったものです。それでもまだましな方だと、納得する国民が多数。 何も変えることも出来ないのですから、現状のままで行けば良しでしょう。
古くは1970年代の旧石油公団による幻のカナダドーム原油掘削詐欺事件。当時の日商岩井を通じての損害は約2兆円とも囁かれ、これは民間単独での事業自得でしたが、関西の老舗商社・安宅産業もレバノン人石油マフイアにまんまと騙されて倒産。松本清張が推理小説として取り上げた程でした。
世界の構造を知らず、手玉に取られてしまう体質。遡れば明治ご維新に、その体質がよく顕れていたと思います。生きておれば又、別の展開を見せたかも知れないが、竜馬にせよ、海援隊を作り、長崎に亀山社中なる貿易商社を創って、それがこの国の構造改革にどのような展開を見せたかと問えば、三菱財閥の礎を創っただけではなかったか(笑)。
金融面でも、当時の国際基軸通貨・英ポンドの手前、止むをえなかった側面はあるにせよ、世界最高の利率を付せられての借金まみれ・・・幕府が建設した横浜製鉄所の借款を求めた(実は担保請求)フランス借金に対し維新政府は、借金肩代わりの為に、英国オリエンタル東洋銀行に、横浜税関の収入であった生糸輸出関税収入を担保に50万ポンドの借金。金利は15%と高く返済も10年と短く厳しいものだった。
この他では三井財閥の前身・三井組が明治7年に、前近代的金融業からの転換で業績悪化。オリエンタルバンクから100万ドル借金し、担保はコメ10万石・時価63万円、国産生糸他99万円、第一国立銀行券100万円、計262万円。三井組はこれをどうやって返済したか・・・当時清国との間に生じた台湾人による琉球漁民の殺害事件の賠償金を当てるなど、金利も9%から12%に引上げられて四苦八苦してやっと返済。
その前の明治3年に政府は、鉄道建設の為に初のポンド建て公債発行。この時は生糸関税収入だけでなく全ての関税を担保に差出し、かつ金利は9%、13年償還と、当時では世界最悪の中南米ホンジュラスと同等の扱い。
まあ未開国ニッポンであったからには、止むを得ない面があったにせよ、当時の財政史では、維新官僚どもは世界金融のことなど勉強もしていなかった者ばかりであったと記述されている。そんな維新志士たちを育てたと言われる吉田松陰など、何も解っちゃいないものだから、アメリカへの密航まで企てて捕まっている・・・その時の心情が「已むに已まれぬ大和魂」が自分を突き動かしたと・・・これって単なる慨嘆調、詠嘆調で欧米に立ち向かおうとしただけで、相手は徹底した契約概念だけで責め立てて来る構造を何も知らず、一種の精神分裂症的に密航を企てものではないか、そのようにしか見えません。ボノボさんが言われていた、そのような構造が分かっていない日本人との評価は、このような事も含んでおられたのではないかと思います。
この気質は今日でも脈打っている。目茶苦茶な対外隷属金融政策を見ていると、ほんとに頭が分裂しているのではないかとさえ思えます。そして民衆はオラがフトコロに直接影響がなければ、他よりましだからという程度で、看過してしまう。それで結構なのですが、一方でやれ改革だ、新しい時代だと言い出すから、話がややこしくなって来ます(笑)。改革など出来もせず、似合はない国柄なのに。
この国はこれからも、貢も含めて外には大盤振る舞いを続けることでしょう。円ドルの関係の範囲でなら、崩れることもないでしょうが、でもドルが怪しげになった時、円が単独で他との関係において手痛い目に会うことは十分あり得ることでしょう。
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「已むに已まれぬ大和魂」 ( No.766 ) |
- 日時: 2016/02/28 14:38
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:keCpiPyA
- まあ未開国ニッポンであったからには、止むを得ない面があったにせよ、当時の財政史では、維新官僚どもは世界金融のことなど勉強もしていなかった者ばかりであったと記述されている。
そんな維新志士たちを育てたと言われる吉田松陰など、何も解っちゃいないものだから、アメリカへの密航まで企てて捕まっている・・・
その時の心情が「已むに已まれぬ大和魂」が自分を突き動かしたと・・・これって単なる慨嘆調、詠嘆調で欧米に立ち向かおうとしただけで、
相手は徹底した契約概念だけで責め立てて来る構造を何も知らず、一種の精神分裂症的に密航を企てものではないか、そのようにしか見えません。ボノボさんが言われていた、そのような構造が分かっていない日本人との評価は、このような事も含んでおられたのではないかと思います。
(引用終わり)
単なる意見であれば、読み飛ばすところ、 通貨の問題と、吉田松陰の生き様と何の関係がありますか。
明治維新を指導した志士たちを、当時の世界の通貨体制に無知であった故に、あざ笑うとは。 明治維新への冒涜も甚だしい。
結果として薩長の独裁運営があったとしても、その方向性は我が国に必要なものであった。 ボノボ氏が嘆いているような西欧かぶれがあったとしても、それでは戦後の欧米化は、誰の責任であるのか。
吉田松陰の思想が、必ずしも現代考えられている民主主義社会と違っていても、それは彼の何の瑕疵とはならない。 松陰に対する評価は、色々あっても、それは路線の違い
革命に命をかけた人間が処刑に臨む最後の言葉を愚弄するとは
辞世の句が >これって単なる慨嘆調、詠嘆調 であっても、それが松陰の生き様を現すものではないことは自明の理。
いやはや
驚いた。
通貨管理制度、通貨の価値(有り様)を巡って革命を起こさねばならないのは、現代社会ではないか! それを唱える私などは、さしずめ松陰の如く慨嘆に溺れる道化師と言ったところか。
経済の事について、私は満天下さんから、多くを学んだ。 だが、それは現行の資本主義の理念を打ち破る為の情報であった。
満天下さんは、別スレッドで、私の経済論は何時までも1階の部分を言い、満天下さんは、それは常識のことであり、自分は2階の部分を述べたいのであると。
同じことをお返ししたい。 私は現況の経済論自体が1階であり、その改革案は2階に当たると。 1階部分の内容は、お陰さまで、ある程度は把握することが出来ました。 最近になって、ようやく2階部分に足を踏み入れられる様になってきました。
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>貢も含めて外には大盤振る舞いを続けることでしょう。 ( No.767 ) |
- 日時: 2016/02/28 14:57
- 名前: イントィッション ID:L7wV.g22
- おっちゃん、たくさんの詳細、勉強になります。
本当に日本は大判ふるまいで、外には国民の金をばら撒きながら、安倍は麻生と銀座の神戸牛ディナーおひとり様2万7千円です。
2万7千円となると、日本ではたくさんの国民の一人、1か月分の食糧費となっています。 それがたった1日の、たった1食でおひとり2万7千円なんです。。。
普通なら暴動が起こってもおかしくないはずです。 TPPも同じです。
先週、あるおばさんが、「安いものならアメリカの牛や豚でもよいではないの。 日本の食料品だって安全性が疑われているから〜。」
と言いました。 私は「それでも国産を買う!」と発言すると、不思議そうに私を見つめました。。。
食糧の生産や水資源は、爆弾よりも恐ろしいものです。 おっちゃんのいつもの詳細の説明を噛みしめております
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天橋立の愚痴人間さんへ ( No.768 ) |
- 日時: 2016/02/28 15:13
- 名前: イントィッション ID:L7wV.g22
- >そんな維新志士たちを育てたと言われる吉田松陰など、何も解っちゃいないものだから、アメリカへの密航まで企てて捕まっている・・・
このおっちゃんの言葉から思いだすのですが、1854年にペリーの来航がありました。 そしてその後6年たって1861年からアメリカの南北戦争がありました。 ペリー日本から財産の一つである金を盗み出し、それを南北戦争に使っている!
もう日本はそのあたりから、似非ユダヤのカルト宗教金融団体、つまり海賊であったものも存在しますから、騙され続けているものと思われます。
今は、やっとネット上で色々な真実を暴露している人がいるのでドンドン覚醒はしていますが、その頃は何も知らないで人生を送った人ばかりだったようですね〜。第二次世界大戦に参加した人なんて、いまだに似非ユダヤ:シオニストに騙されていますから〜!
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薩長財閥の礎 ( No.769 ) |
- 日時: 2016/03/06 12:32
- 名前: ニホンザル ID:4Hfaf9YU
- 幕末の日本、諸国大名は将軍家を筆頭に借金まみれ。
開国を迫る列強と戦をするような武力も資金もありませんでした。
尊王攘夷から王政復古の謹皇の志士に変身した薩長連合による討幕運動。 金の無い幕府は大政奉還の無条件降伏。 勝海舟はロシアから借金して戦う手はあったがしなかったと氷川清話で書いています。 当時の国情ではそれしか無かったと、長州のバカの高のぼりとは大違いです。
めでたくも船出した明治新政。建武の中興を彷彿させる王政復古。 しかし政府が示した政権運営方針の五か条の御誓文はこれいかに。 王政とは名ばかりの薩長閥政権に早変わり。
薩長閥の政策はユダヤ金貸しからの借金頼みの富国強兵。 返済以上を庶民から搾り取り、人身売買で富を築いた薩長財閥です。
日清戦争の賠償で大儲け、調子に乗って更なる借金で日露戦争です。 賠償金は当て外れ、借金返済のために太平洋戦争に突入敗戦、アメリカ様の植民地です。
今の薩長閥は日本人だけを敵にしているなとはボノボ様のお言葉です。 薩長閥は日本人のための善政をしたことはありません。
敗戦で全てを失くした国民は、植民地政策のおかげで薩長閥の収奪を免れ豊かさを感じれるほどに経済発展。 しかしその後は一転貧乏街道進行中です。 理由はアメリカと薩長閥の収奪が激しくなった。
それを止められるのは政治しかありません。 庶民が今の政治をいくら批判しても意味はありません。 アメリカ御用の薩長閥が薩長閥のためだけの政治をしているのですから。
政治を変えるには政治家を変えるしかありません。 薩長閥でない政治家を見分けることは難しいです。 しかしすぐに分かる薩長閥もいます。
消費税UPに走る政治家、1000兆円の国債残を国民の借金というような政治家はすべて薩長閥です。 しかし選挙前には反対する騙し薩長閥も多いのでご用心です。 民主党の政治家にも多かった。
民主党の政変は失敗に終わりましたが、政治が変えられることを示したのではありませんか。 小選挙区制度とは、それができるシステムでもあることを忘れてはいけません。
PS 有人様
ボノボ様の妖怪スレッドに投稿すべき内容ですがご容赦ください。 高のぼりの薩長閥はスルーでお願いします。
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Re: 続・当代世間騙し装置 ( No.770 ) |
- 日時: 2016/02/28 17:18
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:keCpiPyA
- 現代の困難を歴史のせいにして何とするつもりか。
最近の日本の歴史の何処を、どのようにいじれば、現代の困難が免れたというのか。
全てがこじ付けであり、責任転嫁にすぎず
なんの解決にもならない。
ボノボ氏の本意も理解できていない。
ボノボ氏は、ヤフーの時代から知っているが、氏は江戸っ子気質がなくなってきたことを寂しく思っておられた。
日本のそのような文化を懐かしんでおられた。
薩長閥による明治政府の早急な西欧化を疎んじられていた。
その様子を淡々と書き続けられていただけのこと。
ボノボさんが否定していた政治は、官僚政治のことであり、薩長云々は象徴的に言われているに過ぎない。
また薩長政治と言っても、多くの官吏は幕府側にいた優秀な人材。
明治政府の富国強兵政策も、そのこと自体が間違っていたのではない。
軍国主義へ走ってしまった経緯こそ、問題にすべき。
現代では官僚国家となった、その経緯こそ問題にすべき。
薩長政治を否定するならば、その前に、はっきりと天皇制を否定すべし。
ボノボ氏は、そこまでのことは言っていないし、言うつもりもなかった。
他人の意見を取り出して自分の意見の後ろ盾にするようなことは、関心しない。
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