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[2267] 訴訟権の乱用について
日時: 2015/05/03 11:29
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:5nkaxNGo

これは、遂犯無罪さんが、最近取り組んでおられるテーマです。
その結果が今回の掲示板の騒動となっています。

これらの事を考えるに際し、告訴、起訴、訴訟などの概念を知っておく必要があります。

>告訴・告発(こくそ・こくはつ)は、

捜査機関に対して犯罪を申告し処罰を求める意思表示である。
捜査機関は告訴・告発があれば、起訴するに該当するか、否かを検証することになる(告訴・告発の全てが起訴される訳ではない)。

犯罪被害者(もしくは法により定められた親族等)が申告する場合を告訴(b:刑事訴訟法第230条)といい、被害者でない第三者が申告する場合を告発(b:刑事訴訟法第239条1項)という。マスメディアなどでは刑事告訴・刑事告発ということもある。

誰でも、犯罪があると思うときは、告発をすることができる(刑訴法239条1項)。公務員は職務上、犯罪を認知したときは告発義務を負う(同条2項)。

このように告訴する権利は国民の基本的として認められています。


>公訴(こうそ)とは、

広義には公益を目的とした訴えをいい、狭義では検察官による国家刑罰権の発動を求める訴えをいう。私人が自己の権利を主張して起こす私訴に対する概念である。公訴を提起することを起訴と呼ぶ。

>起訴とは,

検察官が特定の刑事事件について裁判所の審判を求める意思表示を言います。起訴の権限は原則として検察官のみが持っています(難しい言葉で「起訴独占主義」といいます)。検察官に起訴されると,捜査段階から裁判手続に移り,被疑者は被告人という立場になります。

検察官が裁判所の審判を求める必要がないと判断した場合には,不起訴となります。不起訴はその理由に応じて,「嫌疑なし」,「嫌疑不十分」,「起訴猶予」の3種類に分類できます。


>訴訟(そしょう)とは→裁判となる

紛争の当事者以外の第三者を関与させ、その判断を仰ぐことで紛争を解決すること、またはそのための手続のことである。対義語に自力救済がある。現代においては、国家の司法権の行使によって、その権力を背景に紛争を強制的に解決するための手続のことを訴訟といい、調停、仲裁、和解などと区別される。


これから、訴訟権の乱用についてです。

(訴訟権の乱用に関する記事、その1)

http://www.nishino-law.com/column_familiar/post_160.html

権利の濫用の濫用

 裁判官は、判決にするにあたり、「オールマイティーな切り札」をもっています。

 「権利の濫用は、これを許さない」という民法1条3項の条項です。

 平易にいえば「法的に評価して、権利を認められると判断された場合であっても、裁判所は、訴訟では権利の行使を認めません、よって権利を有する当事者の敗訴にします」ということです。

 私が裁判官の時は、一部、定型的なものをのぞき「権利の濫用」で結論を逆にするなどということは考えませんでした。
 和解では、できるだけ説得するのですが、和解が不成立になった場合は、判決の結論は、権利を有するものの勝訴です。

 弁護士になってから、一部定型的なものを除き、「権利の濫用」や、あとに述べます「信義則違反」などという主張をせざるをえない場合は、ほぼ100%和解ねらい、勝てるなどとは思っていません。


 しかし、弁護士になってみると「権利の濫用」の「濫用」をする裁判官が結構多いです。
 本来は、権利の濫用が裁判上認められるためには、権利を行使しようとするものが、悪質な故意を持っていたり、公序良俗違反(民法90条)に近いこと、信義則違反(民法1条2項)とあいまって、高度の反社会性が立証がなされるべきでしょう。
 「権利濫用」の「濫用」がなされたのでは、判決の予測がつきにくくなり、法律に従って行動している本人もそうですし、代理人である弁護士もたまったものではありません。


 もっとも、弁護士ですから、「権利濫用」の「濫用」でもうける場合もあります。
 事案は、相続税対策を理由に、父親に、大きな借金を背負わせて、自分が店舗として利用しながら、父親が死亡すると、父親の連帯保証人としての義務を履行したとして、母親や他の兄弟に求償をした事例でした。
 一緒に被告ら代理人をしていた弁護士さんの書いた準備書面がすばらしかったのか「権利の濫用」で請求棄却となりました。被告らが依頼者ですから完全勝訴です。
 もちろん敗訴は覚悟していたのですが、4億円の請求棄却は「丸儲け」でした。
 判決後、10分の1以下で示談したのですが、相手方弁護士さんの落胆の様子は気の毒なぐらいでした。

逆に、「権利濫用」の「濫用」で損する場合もあります。
 ある個人会社の元従業員(元愛人)からの貸金請求で、代表者の兄から元従業員(元愛人)にかなりの金がわたり、元従業員(元愛人)の貸金の原資は、ほとんど全部といってていいくらい代表者の兄からの貸金だったという事案で、兄から個人会社に債権譲渡をしてもらい、相殺の主張をしたのですが、相殺の主張は「権利の濫用」として敗訴してしまいました。
 もっとも、認容額は約400万円で、訴訟中に、依頼者自身が(私の指示ではありません)、会社を「もぬけの殻」にしていましたから、判決の実害はありませんでしたが、報酬はもらい損ねました

  裁判官は、「権利の濫用」がお好きですね。
 世間の耳目を集めている判決にも「権利濫用」の「濫用」ではないかという事案も散見されます。
 法律を守るだけでは不十分で、裁判官の機嫌を損ねないようにしなければならないでは、本当の意味の法治国家でしょうか。

 以上、単なる「感想」です。


(訴訟権の乱用に関する記事、その2)

訴えの提起において,提訴者が実体的権利の実現ないし紛争の解決を真摯に目的とするのではなく,相手方当事者を被告の立場に立たせることにより訴訟上又は訴訟外において有形,無形の不利益・負担を与えるなど不当な目的を有し,提訴者の主張する権利又は法律関係が事実的,法律的根拠を欠き権利保護の必要性が乏しいなど,民事訴訟制度の趣旨・目的に照らして著しく相当性を欠き,信義に反すると認められる場合には,訴権を濫用するものとして,その訴えは不適法として却下すべきものと解される。 訴権濫用に当たるか否かは,提訴者の〔訴え提起の〕意図・目的,提訴に至るまでの経過,提訴者の主張する権利又は法律関係の事実的根拠・法律的根拠の有無ないしその蓋然性,それらの法的性質・事実的背景,提訴者の訴訟追行態度,訴訟提起・追行による相手方当事者の応訴の負担,相手方当事者及び訴訟関係者が訴訟上又は訴訟外において被ることがある不利益・負担等その評価にかかわる事実(評価根拠事実)を総合的に考慮して判断すべきである。


>先に出ました、民法1条3項の条項です

第1条(基本原則)

1 私権は、公共の福祉に適合しなければならない。

2 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。

3 権利の濫用は、これを許さない。


(引用終わり)

ところで、実際の訴訟権の乱用が、裁判でどのように扱われていると言えば、これが非常に希なことであるようです。
最も裁判に至るまでに捜査機関へ出された告訴を訴訟まで発展させるか、否かの問題もあります。

これも捜査機関がやりすぎれば国民の権利の侵害にもなり、一概に高圧的な態度は出せません。
陸山会事件ではありませんが、検察審査会と言う機能が、働いています。

ところで、冒頭で、遂犯無罪さんが取り組んでおられる訴訟権の乱用と言うのは、ここで説明した訴訟権の乱用の中の一部の問題です。
それは、ネットが発達し、それで得た情報を元に、やたらと行政を相手にしたり、銀行相手に告訴の種を探したり、個人間の揉め事の情報を掴んで、絡む事を趣味としている人たちが結構出てきているのです。

遂犯無罪さんは、ご苦労にも、このような厄介な分野に挑戦されているようです。
それでもね、具体的に、その闘争に巻き込まれるのは遠慮したいものです。



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Re: 訴訟権の乱用について ( No.1 )
日時: 2016/10/02 05:23
名前: 遂犯無罪 ID:5wIHNTgg

事件として名誉棄損の告訴をして「嫌疑なし」とした不起訴処分となり、告訴権の濫用として民事提訴をする、しかし坪井と北詰の告訴は、不起訴処分でも「起訴猶予」(起訴できるが今回は勘弁してやろう)だから、北詰・坪井に対して、これを告訴の濫用として民事提訴は出来ない。

何が言いたいかというと、坪井・北詰の告訴は確たる証拠で証明された「虚偽の告訴」であり、これを告訴すれば検察は「犯罪を構成しない」ではなく、起訴・不起訴の処分をしなければならない、虚偽告訴の共謀で両名を告訴してから5年が過ぎる、先行している坪井・北詰への告訴事件を放置して、二年も後発した北詰・坪井の告訴を受理して送検、そして起訴猶予処分とは如何なる了見か、さいたま地検は両名の処分は未だ留保している。

昨日のアクセスは二万近く、いよいよ胸突き八丁、大きなうねりが見えて来た、これで明日の立川地検での告訴告発状の提出に勢いが付いた

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訴額13億6500万円で訴えられた二人の裁判官 ( No.2 )
日時: 2017/04/29 15:40
名前: 遂犯無罪 ID:Om4P7tNM
参照: http://www.suihanmuzai.com

裁判官検索で大沼和子にヒットした記事が興味深い、被告とされた大沼和子裁判官は、我が訴訟二件の判決裁判官であり、
原田國男と高橋真の答弁書の 「認否はしない、金が欲しければ国に言え」 これを踏襲して敗訴にした。

この大沼裁判官は、東京高裁の高田裁判官と連帯して、13億円以上の損害賠償請求をされていた、
本人訴訟でどうも三回期で結審したらしいが、傍聴者に謝礼金の支払いまでして、訴えたい”訴因”とは何であろうか、
仔細はmixiで公開とあるが残念ながらその環境に無い、こうした想いの方に、裁判所前で騒ぐ事件屋巫グループが近づいてくる、注意喚起。

訴額13億6500万円で訴えられた二人の裁判官
http://suihanmuzai.com/index5/170429.jpg.html




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