また重箱の隅突つきの始まりか・・・B ( No.401 ) |
- 日時: 2010/04/29 07:22
- 名前: 満天下有人
- ・・・検察審査会による小沢問題の蒸し返し、検察が証拠不十分として起訴見送ったのに、市民団体(報道がないから、如何なる団体なのか、これが良く分からない)による審査請求によって、不起訴不当=起訴相当の議決をした・・・
小沢自身がビックリしていると云っているように、怪訝な思いをする向きが、法曹界専門家の間でも圧倒的だ・・・当の検察でさえ、不起訴処分にしたものを、再度捜査せねばならず、でも事情聴取は既に終えた上での不起訴、また同じことを聞かねばならなくなる・・・更に困るのが裁判所であろう、共謀の事実、それも記載処理に関することで、しかし裁判となると延々と時間がかかる・・・
・・・そこで審査会の起訴根拠となる新たな証拠とは何だろうと、情報をつぶさに見てみたが、共謀罪に該当するという(笑)・・・何を共謀したのかというと、04年に石川秘書が土地購入を巡って資金の出所を記載していなかった、後で小沢個人からの借入金であったとする記載について、小沢は帳簿穴埋めのために後日、俺からのカネにしておけという指示は全くしていない、ここら辺のことはマスコミが騒ぎ出した当初に、あれこれ細かく議論されたことで、周知のこと・・・
検察事情聴取でも、それ以上のことは、小沢にそう言われれば、それ以上の証拠は無いから、立件はムリ・・・それより何よりも、職務権限の下に贈収賄が行なわれたなら、これは大事件になるけど一体、帳簿記載のことで何でそんなに騒ぐのかという意見も強かった・・・しかし世間は何だかきな臭い、マスコミ扇動による自民党幹事長の頃から植え付けられて来た悪イメージも重なって、今度は「同義的責任」があると言い出す識者もいる・・・もう、森の中の木ばかり揺さぶって、森が枯れることなど眼中に無い風景だ・・・
・・・喜んでいるのは反小沢グループの一派だけだ・・・前原誕生日祝いに早速駆けつけた仙石、枝野あたりが、政権の座にあるものは心すべき、国民は小沢疑惑を晴らして欲しいと願っている、などと意気軒昂だ(笑)・・・
民主党参院議員総会では仕分け人の蓮舫女史が、執行部は参院選での勝利のポイントをどこに置いているのだと、一派の別働隊の発言・・・事業仕分けの失敗を棚に上げてそんなに心配なら、自分たちで選挙仕切れば良い、そして小沢も、ここまで来たらもう袂を分かてば良い、40〜50人は居るであろう、連いて来るものが、ヨロケ自民の新党より余程骨のある新党になるはずだ・・・
・・・以前、ユング心理学の第一人者で日本の心理を分析された国際日本文化センター所長・河合隼雄先生による「中空構造日本の深層」なる論を紹介したことがあった・・・
・・・天の中枢に到る中間の「空(くう)」で日本人は、コアを求めず、そこで決定を嫌って浮遊することを好む性向があると言う・・・そこが西欧人による西欧文明との決定的違いだと言われている・・・古事記が童話的に神々の生い立ちに触れたものを日本書紀が、神々の生い立ちを政治的に補強してしまった、官僚の原点もそこにある・・・宙に浮かぶポッカリ穴を作っておき、誰が決定したのか分からぬ曖昧さの場所を作っておき、その中空で浮遊して行く、神々の争いにその原点が見えると言う・・・
・・・現実に照らし合わせて見ると、うなずける現象は周りに、ごろごろある・・・そして“何となく”事の方向が決まって行く・・・普天間問題もさような浮遊状態で多分、決着されるのであろう・・・小沢問題しかり・・・。
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出直し ( No.402 ) |
- 日時: 2010/04/29 08:46
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:395RgcxM
- 鳩山政権の執行部に信頼をおける人間は皆無です。
今朝も報道番組で事業仕分けについて枝野が司会者に突っ込まれ、子供のような言い訳に終始していた。
こんな奴が頭の事業仕分けなど一切認めない。 国家戦略局などは、言葉さえ使わなくなった。 要するに、国を改革するということが、全て思いつきであったことがはっきりとした。
自ら実行した政治のオープン化は、自らの非力をさらけ出すことになり、政治とはこんな馬鹿げたものであったかを証明することになった。
官僚が全てを掌握していて、国会が政治をやろうと思えば、官僚と交渉してもぎ取った分だけの政治がやれるということが良く解った。
政治を国民に取り戻すと勇躍し、衆院選で大勝した民主党であるが、官僚との人間的な争いでは勝負にならないことが判明した。
政策は、瑕疵があれば訂正すればよいが、人間の上下の関係を是正することは紳士的には、余程の実力さがない限り絶対に出来ない。
そこへ行けば、長年培ってきた官僚組織の底力に対して、力が足りないことも、信念がないことも良く解った。
只一つ、国民の支援をバックに官僚と渡り合う手段が残されていたのであるが、これは先の選挙の絶大な信頼にたいして裏切りで応じ、全くの無力集団に成り下がった。
こういう連中に、幾ら時間を与えても、機会を与えても、結局は今までやってきたことの延長から出ることは出来ない。
我々が出来ることは、一刻も早く出直すことである。
鳩山政権を非難する時期も、すでに終わったと思う。
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Re:出直し ( No.403 ) |
- 日時: 2010/04/29 10:10
- 名前: 満天下有人 ID:R3vNlT4c
- ・・・遠い先の社会理想は然ることながら、目先のこととしてこのままの状態では、中空浮遊状態が続き、結果はとんでもないことになる予感がします・・・
・・・民主党崩壊の手っ取り早い策は、選挙もありましょうけど、数が減っても同じ状態が続く、そこでまだ理念を持って、頑固に政治を進めるでろう小沢が、党を割ることが最も短期的な効果が期待できると思うのです・・・
・・・全く、事あるごとに小沢追い落としのような末梢的なことが政局になるような政治は、もう飽き飽きして来ました、飽きるだけで事が済むなら、勝手にやれと言いたい所ですが、目先の不安材料である財政問題が非常に気になります・・・
アメリカ議会での金融を巡る紛争を見ていると、遠くない時期に大きな変動に直面し、それに対しわが国は、何の備えもしていない・・・。
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政治家とは ( No.404 ) |
- 日時: 2010/04/29 11:38
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:395RgcxM
- 小沢民主党の出現でやっと政治の対立軸が確定し、政治というものが本来の姿を取り戻した 小沢は国家ビジョンを明確にもつ数少ない政治家であり、その出現は時代の要請であると感じる。
風の吹くままに帆を張って右顧左眄して進むヨットのような政治屋から見れば、なるほど理念に裏打ちされ、豊富な政治経験から繰り出される政治手法は「豪腕」と映るであろうし、そのような理念も覚悟もない者たちからすれば、「政権交代こそ真の改革である」を持論として「去るものは追わず」でひたすら二大政党制の具現をめざした故の道程は、たしかに悲劇的ではあったものの、その生き様をして「壊し屋」としか批評出来ないのは至極当然のことであろう。・・・
政治を手段として、政党を目的化した大多数の政治屋には、政治を目的として希求する「小沢」という政治家は、異質でモンスターのような存在にしか映らないであろう。その意味で「小沢」の視線には、常に逆襲を伺う狡猾さが不気味につきまとい、その不敵な面構えは「権謀策術」や「手練手管」というイメージを背負った者ゆえのもののように見えるのだろう。「小沢」の動き次第で、昨年の総選挙における小泉の大勝利が逆に「あだ」となり、次期自民党の新総裁が新総理につけない事態も決して空想ではないであろう。
上記の文章は、当地のミニ新聞の編集長が小沢が民主党の代表になった4年前に書かれたものです。 続いて編集長は、当時の閉塞感に中で、ようやく明るい兆しを感じ、ニュースが走った「翌日の太陽が眩しく感じた」と書いています。
大体において現代の政治家というものに、我々の社会を託すことが出来るような輩は皆無に近いことを改めて認識しなければなりません。
市会議員程度におきましても、人前では、如何にも政治を語っているようですが、連中の魂胆などは全く裏腹で、冥利を求め利権をもとめ、生活費を稼ぐ場(職業)でしかありません。 県会議員、国会議員は、それの親玉で、彼らを本当の政治家と思う方が間違っているのです。
ミニ新聞の編集長が書いてますように、小沢は非常に少ない本当の政治家ということになります。
「政党を目的化した大多数の政治屋には、政治を目的として希求する「小沢」という政治家は、異質でモンスターのような存在にしか映らないであろう」
この言葉が全てを語っていると思います。 それ故に、政治家と似非政治屋共の戦いが、与野党問わず繰り広げられているのです。
結局は、国民が支援しなければ如何に豪腕と言えども圧倒的多数に勝つことは出来ないのでしょう。
フランス、イギリス、イタリアなどでも政治家に関わる顰蹙を買うニュースが氾濫しています。 政治は大切ではあるが、政治家を鵜呑みに頼ること自体が間違っているのではないでしょうか。
こうした中、新しい社会の構想は、政治ではなく我々自身が描く必要があるのではないでしょうか。 政治家とは、そういう理念を突きつけられて、始めて動くことが出来る細胞分子と位置つけることの方が正解であると思います。
現代政治家の資質としてはまさにそんなものでしょう。 いよいよ本腰を入れて、我々の手で新しい社会の理念を構築する必要があるのではありませんか。
何となれば、誰もが、それに対して無責任であるので。
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自らを政治から疎外する人間・・・ ( No.405 ) |
- 日時: 2010/04/29 13:15
- 名前: 満天下有人 ID:R3vNlT4c
- ・・・自由がある国において、自由が無いと感じる多数の生活者がいる・・・政治への参加も自由であるのに、結果の乖離度がおおきい・・・民主主義と言いながら、政治から疎外されている・・・疎外されていると同時に、民衆自体が自らの立ち位置を政治から疎外してしまっているとも言える・・・
多数の人間が同じ場所・国という場所で生活して行くための最低の秩序、それは法とか以前のことであり、その秩序維持は正に我々に課せられた命題であるのに、果たして我々はさような重要事項を果たし得る精神的要件を備えているのであろうか、そのような疑問にも突き当たります・・・
・・・仏教で言うところの自覚?に繋がるものでありましょう・・・
政治とは外部から与えられた与件ではなく、自覚から生まれ出るものであるのに、構成人間に精神的負担能力が無いなら、理想社会も何も作れない・・・作れないから代理人としての政治家が、それも衆愚を見透かしてロクでもない者が次から次へと後を絶たない・・・
・・・そこを乗り越えて、では、人間社会での人間は、何をベストであると考えているのだろうか、・・・自由それはそこそこにある、政治的自由、それもちゃんとある・・・しかしそれでも尚、疎外感を持つ多数の人間が居る、何故か・・・
結局人間とは命を全うする生物体であり、それを疎外されては、自分は果たして人間なのかと思い始める・・・命の全っとうを疎外するもの、基地もその一つでありましょうが、何と言っても経済が下部に構造として存在している・・・
裕福になるほどに人間は堕落する側面があります、現に高度成長期を通過してこの国は、何かを失ってしまった、失っても社会が機能しているなら、問題は無いのだが、あちこちで歪みが噴出して来ました・・・先ずそこを社会的平均的に命を全っとう出来る社会の再構築が土台になるべき・・・自由とかは、その上に乗るむしろ形而上の世界のことで、それこそ安心して自由を満喫できる土台の構築がやはり理想だと思います・・・そして作ってもらうのではなく、作るのが人間であるはずですね・・・。
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民主党、遂に崩壊に向かう ( No.406 ) |
- 日時: 2010/04/30 18:57
- 名前: 満天下有人
- ・・・5月4日に鳩山首相は、沖縄を訪問し、辺野古桟橋方式で米軍普天間基地移転の政府最終決断を伝えるようだ・・・
二転三転の後で、辺野古の自然の美しさを壊してはならないと言ったのも束の間、舌の根も乾かぬうちに、遂に米国及び国内、党内の米従属派に負けてしまった・・・
政権交代を望んだ国民の意思に、沖縄問題がどの程度の比重を占めていたのかは分からない、それにしても米軍基地を沖縄だけに負担させないという公約は、全然知らなかったはずでもない・・・ とするなら、公約のほとんどがパアになったわけで、もう民主党なるもの信用もできないであろう・・・
前原は昨日も、小沢は検察審査会が起訴するということを受け留めて、幹事長を辞任すべきだと云っている・・・その前原は、今年新年だったか、ルース米大使に必ず社民党を連立から追い出して、辺野古で決めるから安心していて良いと発言していた・・・今更のことでもないが、小泉にぞっこん気に入られて自民党に来て欲しいと言われただけのことはある・・・
・・・結局閣内でこの前原意見に皆同意したということである、でなければ鳩山が辺野古移転の事実上の容認をするわけがない、首相としての意志が完全に公約と逆様の方向に動く勢力にひれふしてしまったということになる・・・
反小沢グループは鳩山だけは傀儡として残さないと、大義名分が立たない、その陰で小沢を巧妙に排除しようとして来た・・・公約違反の動きは全て反小沢グループから出されている・・・
・・・ここまで公約違反する民主党を誰が支持するだろうか、まさか仙石、前原一派の言うことが正しいと言い出すのではないだろうな・・・そうであるなら民主党はどっちに転んでも崩壊する・・・
世界の基軸通貨ドルから生じた世界経済混乱、それでもどこかを生贄にして再生しようとしている国際金融謀略の匂い・・・その震源地に今尚ゴマを刷るような一派が、いやしくも国政を牛耳るような様になった時、わが国はお仕舞いとなり、未来への展望も絶たれて何もできなくなる・・・
・・・期待し、しかし束の間の夢であった政権交代・・・それが象徴される辺野古への後戻り・・・束の間の夢の象徴あったと言わずして、何と言えば良いのか・・・もう言葉も無い・・・。
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民主党は、もう政「党」ではない・・・ ( No.407 ) |
- 日時: 2010/05/01 08:23
- 名前: 満天下有人 ID:rfDXZ76g
- ・・・政党政治の是非を考える前に、それが現存する以上、政治とはその党が政策を示して国民に選択を求める政治であろう・・・
政策がかくもコロコロ変わるようでは、民主党は既に政党ではない・・・究めつけは普天間基地問題の詐欺行為だが、特殊法人問題にせよ、元厚労省特殊法人に居た若林女史が、民主党による現実の行動を見て裏切られたと述懐、そのメンバーがどういう人物で構成されているのか正体不明の検察審査会が、これまた正体不明の市民団体による意向を受けて小沢問題を再燃させる・・・
・・・これに図に乗った前原などが、米国の鼻息を伺って従属路線を走り出す、これも対等の日米関係を謳った政党の公約を踏みにじる行為であり、こともあろうに普天間は必ず辺野古に移転させると言う・・・
この前原は、国土交通大臣として、これまた公約違反の高速道実質値上げをやり遂げようとし、この一派の蓮舫女史が参院党総会で、執行部はちゃんと選挙対策をやっているのかと言い出す・・・まあもうよくも言えるものだと思う・・・
・・・その選挙の妨害をやっているのは、己たちであることが全然わかっていない・・・前回衆院選で小沢は、自民党から政権を奪う実質ポイントは、民主党の地方組織がとにかく弱い、ここを何とかしないとどうにもならんと考えて、山の中、海の端も含む全国行脚をやった・・・
・・・今回の前原による高速道実質値上げについても、小沢は選挙前に全国トラック協会を前に、物流を担う皆さんの負担を軽減するとして、割引制度を約束し地方組織を大きく固めた・・・
それを前原国交大臣が潰そうとする・・・この火消しに全国トラック協会支部を歩き回っている議員の苦労は計り知れない、この前原案に対し静岡県トラック協会は、これまでの深夜料金2400円が4800円に値上げとなり、カンカンになって怒って、次回選挙での支持は保留すると言い出している・・・
・・・然るに執行部は選挙対策をちゃんとやっているのかなどというノー天気な発言が、パフーマンスが政治であると倒錯した考えのバカ議員の口から、ノウノウと臆面も無く公開の場で出てくる・・・国民にも反小沢の機運があると睨んで、検察審査会の起訴機運に乗るだけの近視眼的モノ見だけで、己たちが公約違反をやっていることなどに、気がつく一かけらもない・・・
・・・今夏参院選で沖縄県でも恐らく、大きな変動が起こるであろう・・・で、一体この民主党内のバカ連中は政党政治をどのように考えているのか・・・既に政党なんてものじゃなくなっている・・・
・・・ギリシャは遂にIMF支援を受けざるを得なくなったようだ・・・EUもこれに呼応せざるを得ず、国家公務員経費の大幅削減、国民大幅増税を実施する・・・何しろ国債価格が先週10%以上下落、利息負担が更に10%増加・・・
・・・こちらはどうなっているのか、内閣が公約した財政健全化法案は、4月中に発表するはずだったのに昨日、これもまた先送り・・・10年長期国債利回りは1.5%までジリジリと不気味な上昇傾向にある・・・
財政健全化法案の先送りは、選挙に不利な内容を今出すべきでないとする閣議決定らしいが、ほんにバカじゃないのか、内から選挙に不利な公約違反を続け、肝腎の財政問題、ギリシャが先例を示しているように、これには公務員経費の大幅な削減を盛り込まないといけないのに、仕分けでは本源的な改革をやらないで、急がれる財政再建の法案は挙句に選挙に不利として先送りする・・・ ・・・国家戦略質など最初から期待もしていないが、名前が出ると鬱っとしくてしょうがない・・・廃止してくれた方が余程気分がすっきりする・・・
・・・いっそのこと、党をばらしてしまへば、もっとすっきりした気分になれる、政党なんてものじゃなくなっているのだから・・・。
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官房機密費流用の実態 ( No.408 ) |
- 日時: 2010/05/02 07:21
- 名前: 阿房の長命 ID:qAhlidlE
- 武村元官房長官が語る官房機密費流用の実態/
4月27日NEWS23クロス
http://youtu.be/8WIbv566qKw
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Re:官房機密費 ( No.409 ) |
- 日時: 2010/05/02 09:38
- 名前: 満天下有人 ID:W9sCkMZs
- ・・・野中元官房長官の話より、武村元官房長官の話の方がより生臭い実感を伴ないますね・・・金庫から300万円減ったらその日のうちに、官房役人がどこからか300万円の現ナマ持ってきて金庫を埋める・・・
・・・まあ私企業でも役員機密費制度はありますけど、これは私企業の利益が源泉、官房機密費はあくまで税が源泉、諸外国との交渉ごとなどに対し必要悪の要素もあるにせよ、同じ政界での篭絡費に使はれるとは、もっての他でしょう・・・
・・・二大政党論などがありますが、実態はカネで動いているとするなら、高尚に見える政治論も色あせてしまいますね・・・
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小沢さんを告発した人たち ( No.410 ) |
- 日時: 2010/05/04 07:37
- 名前: 阿房の長命 ID:p04zO/6k
- 小沢さんを告発した人たち
(松田どらえもんさんのツイッターから転載) 副島節全開でしたが、無敵かと思っていた副島さんでさえ、小沢さんを告発した人たちを「名古屋の怖い人たち」としか言えないというのは、新しい発見でした。少しだけ副島さんを超えられるスキを見つけた感じですね。 金融筋情報では、小沢さんを告発した人たちは、大手銀行のブラックリストに乗っている人たち。お蔵入りした住友銀行名古屋支店長射殺事件との関係を噂される人物もいるとか。白昼堂々、銀行支店長が自宅マンションで射殺されるという事件は金融界に衝撃を与えました。 バブル後の不良債権処理を住専処理から始めたのも、あの事件がきっかけでした。住友銀行の支店長がある企業にうっかり督促状を出したとたんに撃たれた。阪和銀行の副頭取も同じ企業に取り立てをかけて殺された。その後、大手銀行は、その企業への貸金を住専に移した。 「支店の審査担当には、電車に乗るときは一番前に立つなと指示を出しています。取り立てれば殺される。かといって、生保や地銀が反対してプロラタで処理することもできない。何とかなりませんか」。住専一括処理のスキーム作りは、某信託銀常務の一言がきっかけでした。 とかく税金投入ばかりが批判された住専処理でしたが、預金保険機構が出資する機構に住専の不良債権を全部集め、債権回収のための強制調査権限を与え、拳銃を携行した警察官を同行できる体制で「国家権力による債権回収」を行う仕組みは、官僚主導ではできなかった。 「これはあの企業から取り立てをする仕組みです」という説明に、すぐピンときたのは仙谷さんでした。さすが有能な弁護士は、蛇の道の情報にも詳しい。元日弁連会長の担ぎ出しに動いてくれました。そうして武装警察官同行の強制調査が悪名高き「末野興産」に入りました。 全国の繁華街に「天祥ビル」を展開する末野興産は、別名「山口組の大家」。ビルの1階から最上階まで山口組系の組事務所やフロント企業というビルはざらでした。もちろん、そんな会社に好んで金を貸す銀行はありません。でも、借入金は2800億円を超えていました。 末野興産のビルは、自前で建設したものはほとんどありません。個人所有のビルオーナーがある日突然死んで、権利書が書きかえられたり、ビル経営会社ごと乗っ取られたり。銀行がビルを担保に融資した中小企業が、突然、末野興産に変わっていったのです。 末野興産の地上げの裏で、山口組系の「闇の仕事師集団」が動いたと言われています。バブルのころ、大阪駅北の文化住宅密集地の長屋の一軒に4トントラックが突っ込みました。無残に壊れた家の前で泣きじゃくるお婆さんから初めて聞いた地上げ屋の名前が末野興産でした。 自らは手を汚さず、闇の集団に地上げをさせ、借金は踏み倒す。悪行の限りを尽くした末野興産からたとえ400億円余りでも隠し金を国民の手に回収できたことは、問題を見つけて必要なスキームを作った政策マンとしては、ちょっぴり誇りに思うところです。 あとは、せっかく今国会で殺人事件の時効が過去に遡って撤廃されたのですから、もう一度、住友銀行名古屋支店長射殺事件やHIS証券副社長刺殺事件など迷宮入りしたり、自殺として不可解な処理がされた闇の勢力によると見られる事件の真相を解明してほしいものです。
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