ホームに戻る > スレッド一覧 > 記事閲覧
[2995] エルサレム問題
日時: 2018/05/16 08:42
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:yLENoFjk

アメリカ大使館のエルサレム移転を巡って、トンでもない騒動が起きている。
以前からイスラエルとイスラム諸国の対立の深刻な事は理解して来たが、これほどの事と改めて認識させられた。
この問題を考える前に、エルサレムの事について復唱してみたい。


「エルサレム問題」

エルサレムは、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の3大宗教の聖地となっている。

【ユダヤ教にとって】
ユダヤ教の経典「旧約聖書」には、ユダヤ人の祖先であるアブラハムが神に信仰心を試される話が出てきます。
神はアブラハムに、一人息子を犠牲にするように命じます。アブラハムは悩みますが、丘の上の岩に息子を横たわらせ、刃物で殺そうとします。
すると、「お前の神への信仰心はわかったから、もう殺さなくて良い」という声が聞こえ、アブラハムは息子の代わりに羊を捧げ、丘を降りていきます。
 
ユダヤ教ではこの岩を「聖なる岩」とし、岩のある場所に神殿を建てました。この神殿は紀元70年にローマ帝国によって壊され、現在では神殿の西側の壁のみが残っています。
これが「嘆きの壁」で、ユダヤ教徒たちが熱心にお祈りをする場所になりました。
 
 
【イスラム教にとって】
イスラム教徒にとっても、旧約聖書に出てきた「聖なる岩」は信仰の対象で、
天使に連れてこられてメッカからエルサレムにやってきた開祖ムハンマドは、この「聖なる岩」の上に手をついて、そこから天に上がったとされています。
7層からなる天を上がっていったムハンマドは、かつて神の声を聞いた預言者たち(アダム、アブラハム、モーセ、イエス)に会い、再びエルサレムへ降りてきて、メッカに戻ったといいます。
 
この「聖なる岩」はその後、イスラム教徒によって丸い屋根で覆われ、さらにその屋根には金箔が張り巡らされて「岩のドーム」と呼ばれるようになりました。
 
 
【キリスト教にとって】
キリスト教徒にとっても、イエス・キリストが十字架にかけられた場所として、聖なる地となっています。
ベツレヘムで生まれたイエスはパレスチナの各地で布教活動を続け、その後エルサレムに入ってから捕らえられてしまいます。
捕らえられたイエスが十字架にかけられた場所が「ゴルゴタの丘」で、この丘とされる場所に建設されたのが「聖墳墓教会」です。
イエス・キリストの聖なる墓があった場所に建てられた教会、という意味です。

(その歴史的経緯)

地中海を西の境界としてヨルダン川と死海に囲まれた地域、現在パレスチナと呼ばれる地域は古くは「カナン」と呼ばれていました。
「カナン」という地名は非常に古く、すでに紀元前3000年ころの文献から見られます。
イスラエル人がこの地にやってくる以前にもいくつかの民族が定住していたと考えられています。

紀元前15世紀にエジプトのファラオ・トトメス3世とカナンの連合軍が戦った「メギドの戦い」(この時代では珍しいほど記録が残った戦いですが)で勝利したエジプトがカナンを支配しました。

その後、「ペリシテ人」と呼ばれる民族の「ペリシテ文明」がこの地で栄えていたとされています。
「パレスチナ」という地名は「ペリシテ人の土地」という意味です。
しかし現在のパレスチナに住むアラブ人とは直接関係していないようで、「旧約聖書」などの文献や考古学的研究では「ミケーネ文明」を担った“海の民”と呼ばれる人々に起源をもつと考えられています。

イスラエルの民、ユダヤ人がこの地にやって来たのは紀元前13世紀ごろです。
ユダヤ教の聖典、「旧約聖書」によるとユダヤ人の始祖・アブラハムの孫・ヤコブは、神から彼の子孫にカナンの地を与えると約束されたといいます。
この時、彼は「イスラエル」に改名しました。
ちなみにこれは「神に勝つ者」を意味するヘブライ語で、「天使と格闘して勝利」したヤコブに与えられた名前だということになっています。

紀元1世紀、ローマ帝国支配下で圧迫され、救世主(キリスト)を待望していたユダヤ民族の前にイエスが現れ、救世主と信じられるようになります。

イエスはユダヤ教のラビ(指導者とか律法学者のような地位)でしたが、厳しい戒律にしばられユダヤ民族のみを救いの対象とするユダヤ教を批判し、唯一の神を信じる者は誰でも救われることを説きユダヤ教を改革しようとし、ユダヤ教の長老たちと対立します。

そして、ユダヤ教の長老派の人々から異端であるとしてローマ人の行う法廷に罪人として差し出さされますが、ローマ人はその裁判をユダヤ人に一任し、結局ユダヤ人の裁判で有罪となり、死刑判決を受けたのです。 (死刑執行はローマ人が行ったので、ローマの死刑執行方法である十字架刑に処せられました。)

イエスの死後、イエスを救世主(キリスト)と信じる人々によりキリスト教が生まれますが、このような理由によりユダヤ教徒(ユダヤ人)はキリスト教徒に嫌われ迫害されてきました。

7世紀になって、イスラム教が興り、ムハンマドの生誕の地・メッカを第1番目の聖地、メッカを追われたムハンマドがイスラム教の共同体をつくり、そして亡くなったメディナを第2の聖地、さらにエルサレムを第3の聖地としました。
このことがこの後のエルサレムとパレスチナの歴史に大きな影響を与えることになるのです。

この様にパレスチナ地域は、各民族が入り乱れ、結果として3大宗教の発祥地ともなっている。
宗教的にも複雑な上に、国家としても翻弄されてきた歴史をもつ地方である。


古称は「フル」、「カナン」という。パレスチナあたりはペリシテ人の土地で、パレスチナという言葉はペリシテという言葉がなまったものと考えられている。紀元前13世紀頃にペリシテ人によるペリシテ文明が栄えていた。しかしペリシテ民族は完全に滅亡した。

その後は紀元前10世紀ごろにイスラエル民族によるイスラエル王国がエルサレムを中心都市として繁栄した。

やがて三大陸の結節点に位置するその軍事上地政学上の重要性からイスラエル王国は相次いで周辺大国の侵略を受け滅亡し、紀元135年にバル・コクバの乱を鎮圧したローマ皇帝ハドリアヌスは、それまでのユダヤ属州の名を廃し、属州シリア・パレスチナ と改名した。ローマとしては、幾度も反乱を繰り返すユダヤ民族を弾圧するため、それより千年も昔に滅亡したペリシテ民族の名を引用したのである。この地がパレスチナと呼ばれるようになったのはこれ以降である。

7世紀にはイスラム帝国が侵入してきた、シリアを支配する勢力とエジプトを支配する勢力の間の対立戦争の舞台となった。11世紀にはヨーロッパから十字軍が攻め込んできた結果としてエルサレム王国が建国されるが、12世紀末にはアイユーブ朝のサラーフッディーンに奪還され、パレスチナ地の大半は王朝の支配下に入った。16世紀になると、マムルーク朝を滅ぼしたオスマン帝国がパレスチナの地の支配者となる。

第一次世界大戦でアラブ軍・ユダヤ軍は共にイギリス軍の一員としてオスマン帝国と対決し、現在のヨルダンを含む「パレスチナ」はイギリスの委任統治領となった。

(イギリスの統治時代)
初期の問題において、民族自体はあまり関係がなかった。衝突は、銀行と工業により避けようもなく次第に深まっていく。その主な原因は、オスマンから切り離された事で、外国貿易が重要性を増した事にある。そしてイギリスは荒廃した土地を復興させ、輸出農業の生産の増大を計った。農民の多くはアラブ人であった。ただし、農業金融を一手に引き受けていたのは1922年以後増大したユダヤ系銀行であり、製粉所等の加工工業もまたユダヤ人の手にあった。パレスチナの土地に適していたのはオレンジとリンゴであり、英国に対してはオレンジの輸出が多くアラブ人達は柑橘類を望んでいたが、製粉所含む食品工業のため銀行は穀物の増産を図っていく。また、葡萄園はユダヤ人の所有にあった。

当時のパレスチナにおいて工業の外国貿易に対する価値は非常に大きかった。英国に次いでシリアがパレスチナを助けていたが、ドイツとアメリカもまたパレスチナに対し工業生産材の輸出を行っており、アメリカには加工した工業品を輸出することによって貿易のバランスを保っていたため、このバランスを維持するために工業の発展が不可欠だった。そして、パレスチナの外国貿易に関する諸々の取り決めは、委任統治領という立場にも関わらず、国内有力事業家の組合によって決定されていた。その事業家の多くが外部からの投資を受けた人間(即ち原住民ではなくユダヤ人の移民ら)であり、柑橘類を主軸に求めるアラブ人と、穀物類を主軸に求めるユダヤ人との農業問題への価値観の差異は、アラブ人への一方的な抑圧となり、やがて対立が深まっていく。

パレスチナ分割(国連によるパレスチナ分割決議 1947年)

後にイスラエル首相となるベギン率いるイルグン、シャミル率いるレヒ等のユダヤ人テロ組織のテロと、アメリカの圧力に屈したイギリスは遂に国際連合にこの問題の仲介を委ねた。

ユダヤ人の人口はパレスチナ人口の3分の1に過ぎなかったが、1947年11月29日の国連総会では、パレスチナの56.5%の土地をユダヤ国家、43.5%の土地をアラブ国家とし、エルサレムを国際管理とするという国連決議181号パレスチナ分割決議が、賛成33・反対13・棄権10で可決された。この決議は、国内の選挙において、ユダヤ人の投票獲得を目当てにしたアメリカ大統領トルーマンの強烈な圧力によって成立している。ユダヤ人を自国から追い出したいキリスト教徒が主なアメリカ、ソ連、フランス、ブラジルなどが賛成し、アラブ諸国が反対した。(イギリスはこれ以上反感を買うことを恐れて棄権)


以上の経過の上に現在があるのであるが、それにしても、何故、ここまで対立しなければならないのか!
メンテ

Page: 1 | 全部表示 スレッド一覧 新規スレッド作成

デモによる死傷者は2400人を超す(死者52人 14日現在) ( No.1 )
日時: 2018/05/16 09:18
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:yLENoFjk

アメリカ大使館のエルサレム移転をめぐり、パレスチナのガザ地区とヨルダン川西岸地区では14日(現地時間)、大規模な抗議デモが起きた。

イスラエル軍の銃撃により、少なくともパレスチナ人52人が死亡、2400人以上が負傷した。

アメリカのトランプ大統領は2017年12月、エルサレムをイスラエルの首都と認め、大使館をテルアビブからエルサレムに移すと発表していた。

国際社会の大半はこの動きを非難し、トランプ大統領の決断がこの地域に暴力をもたらすのではないかとの懸念が広まっていた。こうした恐れは14日、大使館の開設にパレスチナ側が激しく反発、イスラエル軍と衝突したことで、現実のものとなった。


https://www.businessinsider.jp/post-167413

(写真多数)

写真を見れば、もう無茶苦茶。
どちらが良いか、悪いかの問題ではない。

政治家であれば、こうなる事を予測するべきであり、昔の様に帝国主義の侵略ならば、何でもありで良かろう。
しかしながら、平時の世界で、何故、このような事を引き起こす判断をしなければ成らない。
しかもアメリカにとってエルサレムは他国の問題であり当事者同士の理解を必用とするもの。

アメリカ自身も大使館移転に言い分はあるであろうが、現在の事を予想し、判断できれば、その言い分は通用すると思うのか。
トランプ自身の勝手な言い分、トランプの廻りのイスラエルロビイストなどが判断出来るものではないのだ。
奴等にこの問題が解決d系るならば、2000年の紛争などは、もともと起きてはいないのである。

此れでは、イスラエル、パレスチナ紛争を50年も遡り収拾が付かない状況に陥らせた。
トランプの失政であり、此れだけでも失脚すべき事案である。
彼の短慮ぶりが証明された。

一方、イスラエルであるが、かつてナチスによってトンデモない迫害を受けた民族として、少しは世界の同情も集まっていたが、私は思う、歴史的に見てもユダヤ人は、そんなに純粋で善良な民族ではなかったのではないか。

キリストを殺したのもユダヤ人、ロスチャイルドなどのユダヤ巨大資本は常に世界のフィクサーとして暗躍し続けてきた。
現在のアメリカを牛耳っているのもユダヤ資本。

特にパレスチナを中心とするイスラム諸国の国民はユダヤに醜さを実感しているのではないか。
イスラエルが幾ら強権を持って押えこもうとしてもパレスチナの住民を抑える事はできないであろう。

もともと選ばれた民などと、思い上がっているユダヤ人であるが、その思いは己たちだけのものであり、世界で通用できるものではないことを思い知るべきである。

今回の事件は、馬鹿なトランプの責任によって引き起こされたものである。
世界の指導者は遠慮なく彼を糾弾するべきである。

メンテ
ユダヤ人とは! ( No.2 )
日時: 2018/05/17 11:31
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:NHafEPyo

ユダヤ人とは

ユダヤ教を信奉する人たちの事で民族的にユダヤ民族がいると言う事ではない。
ただし両親など親族がユダヤ教徒である場合、その家系に属する者もユダヤ人とも言われている。
ユダヤ教は紀元前1200年ほど前に、現在のイスラエル地方で興ったものと言われている。
キリスト教、イスラム教の前身的な宗教である。
紀元前の時代、民族間、国家間の抗争は続き、やがてユダヤ教を生んだイスラエル地方の人々はイスラエルを追い出されエジプトなどに散らばった。
旧約聖書(モーゼの脱エイジプト記)にも出てくるように、ユダヤ教を信じる旧イスラエルの民は常にイスラエルへの回帰の思いが強かった。

現在、ユダヤ教徒と言われる人々は世界中で1500万人いるとも言われている。
要するにキリスト教の前身であるユダヤ教は現在でも生きている世界最古の宗教と言う事になる。

ではユダヤ教とは何かと言うと
ユダヤ教は、古代の中近東で始まった唯一神ヤハウェを神とし、選民思想やメシア(救世主)信仰などを特色とするユダヤ人の民族宗教である。

ユダヤ教の中心教義は旧約聖書である。
ただし、旧約聖書は口語で書かれイスラエルの民の歴史である。
そこではイスラエルの民が世界の人類を救うために神に召された事になっている。
これがユダヤ教を信じるイスラエルの民の選民思想となっている。

(ユダヤ教の一般的な戒律)
ユダヤ教徒はタルムードと呼ばれる教典に従って行動すると知られているが、これはラビ的ユダヤ教徒に限られる。タルムードは2世紀頃からユダヤ人の間で幾たびも議論の末に改良を重ねられてきた生活および思想の基礎であり、家族やユダヤ人同士でタルムードの内容について討議する事もある。

教育
ユダヤ教において最も特徴のある分野は教育であり、ユダヤ教徒は教育こそが身を守る手段と考え、国を守るには兵隊を生み出すよりも子供によい教育を受けさせるべきとされている。そのため一般大衆のほとんどが文盲だった紀元前からユダヤ人の共同体では授業料を無料とする公立学校が存在していた。平均的なユダヤ教徒は非常に教育熱心で、子供をよい学校に行かせるためには借金をすることも当然と考える。家庭では特に父親の存在が重要で、先導して子供に勉強、タルムードなどを教え、子供を立派なユダヤ人に育てたものは永遠の魂を得ると信じられている。また子供が13歳に達するとバル・ミツワー(成人式)の儀式が行われ完全に大人と同様と扱われる。

死生観
一般的な宗教に見られる「死後の世界」というものは存在しない。最後の審判の時にすべての魂が復活し、現世で善行(貧者の救済など)を成し遂げた者は永遠の魂を手に入れ、悪行を重ねた者は地獄に落ちると考えられている。

カバラ神学では、魂は個体の記憶の集合体であり、唯一神はすべての生命に内在し、ただ唯一神様は永遠の魂(命の木)である。個体が善悪を分かち、銘々の記憶は神様へ帰っている。神様はただ記憶を収集し、善悪を分かたない。神様では、善の記憶が再創造の素材になり、悪の記憶がなくなる。

カバラではそのような寓話がある:毎年贖罪の日ではすべての生命は死んで、生き返り、悪もなくなる。(あるいは、毎年角笛吹きの祭から贖罪の日までの間にすべての生命は死んで、記憶が神様へ帰った。贖罪の日から光の祭りまでの間に神様は再創造し、善の記憶がすべての生命へ帰った。)死亡はただ贖罪の日と同じである。

労働
労働は神の行った行為のひとつであるため、神聖な行為と考えられている。そして、安息日と呼ばれる休日を週1回は必ず行うべきであり、安息日の間は労働はしてはならず、機械に触れてもいけない。自分自身を見つめ、自分と対話したり、家族と対話したりする。

人間は創造主の代わりに労働をする存在として作られたとされる。 労働により得た賃金や物質は一部を創造主に捧げなければならない。


ユダヤ教では性衝動や性行為は自然なもので、必要悪と見なすことは無い。 夫婦の性行為はそれを捻じ曲げることがむしろ罪であるとされる。 また、快楽を伴わない性交は罪とされる。

ただし妊娠・出産を重視する教義のために、保守的な派閥の一部には、自慰行為を悪とみなす意見が存在する。

男性の同性愛は戒律を破ることとされる。女性の同性愛は戒律を破らない。

具体的には、現実的なユダヤ教信者は、教義よりも実践によって自分が成り立つことを重視し、古代から金融業に深く進出し社会的な力を備えてきて、現在に至る。
なを、先にも書いたように子供の教育に熱心で、知能的にもレベルが高くノーベル賞学者なども多く輩出している。
これも全て理想主義よりも現実主義を貫くユダヤ人(教徒)の姿なのであろう。
かつてイエス・キリストを裏切り処刑した歴史もあり、戒律を尊ぶキリスト教徒からは嫌われている根拠である。

私もそうですが、ユダヤ民族と言うものが存在すると思っていましたが、ユダヤ人とは信仰上の識別でした。
エルサレム問題をどのように思われますか。
メンテ
エルサレム問題とは ( No.3 )
日時: 2018/05/17 12:31
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:NHafEPyo

エルサレム問題とは

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地が、たまたま同一地域に固まっていると言う事。
それも、これらの主教がユダヤ教から派生したキリスト教、イスラム教と言った、いわば縁戚関係にもある宗教である事を考えれば仕方がないこと。
互いに譲り合って聖地を大切にするべきである。

だが、それ以前にイスラム教徒とユダヤ教徒は熾烈な争いを繰り広げてきた歴史もある。
簡単には融和できるとは言えないであろう。

問題は、歴史的紆余曲折の後、イギリスの統治時代を経て、世界大戦の結果ともあいまい、イスラエルの建国に至ったと言う事。
その時の国家の領域を規定する時にイギリスなど先進国によってイスラエルに都合の良い線引きが行われたこと。
エルサレムをイスラエルに与える事は問題が生じる事は解っていたので国連が関与する条件でエルサレムをイスラエルに含んだ。

これは世界中に散らばった有力ユダヤ人の影響であろう。
日本人的発想であれば、イスラエルも全体の環境を省みてエルサレムを首都とする事も控えたであろう。
そこは民族性の違い、容赦なくエルサレムをイスラエルの首都とした。

政治的思惑から、国の形を求めるのも認めるとして、エルサレムが持つ宗教的意義については政治的に片付けられるものではない。
イスラムの攻撃にさらされているとしても、病むを得ないとしても、イスラエルの排他的、強権的な姿勢は、問題を深刻にしても決して解決には至らない事は、2000年の歴史が証明している。

まあ、この問題は白黒をつけることは出来ないとしても、今回のアメリカ大使館移転に対する抗議行動は、飽くまでも表向きの平和な手段に拠ったもの。
少なくとも実弾によって60人以上の死者、2000人を超える負傷者を出すような反撃はイスラエルの思い上がりと規定して良いであろう。

此れでは、あと2000年経ってもエルサレムの問題は解決しない。
イスラムが力をつければイスラエルの市民の虐殺を計るであろう。

それはそれとして、解りきったこのような事に火をつけたトランプを追い込まねばならない。
実質、世界に多大な影響力をもつ、アメリカ大統領としては決して認められる人間ではない。
メンテ

Page: 1 | 全部表示 スレッド一覧 新規スレッド作成

題名 スレッドをトップへソート
名前  「名前#任意の文字列」でトリップ生成
E-Mail 入力すると メールを送信する からメールを受け取れます(アドレス非表示)
URL
パスワード ご自分の投稿文の編集、削除の際必要です。面倒でしょうが入力をお勧めします。
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
コメント

   クッキー保存