ホームに戻る > スレッド一覧 > 記事閲覧
[3207] 「国民健康保険被保険者資格証明書」
日時: 2019/08/26 12:42
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:qGAMdE3s

少し古い話だが、

「被保険者資格証明書」 ・・・について下記のような記事に出会った。

古くなって話題に上がらないが、この悪法は現在も続いている。


「国民健康保険(国保)の保険料の長期滞納を理由に、正規の保険証を市町村に返還させられ、代わりに「被保険者資格証明書」を交付される加入者が急増している。05年度は全国で約32万世帯に上り、00年度の3・3倍だ。滞納対策の一環だが、証明書で受診した場合、医療機関の窓口でいったん医療費を全額自己負担しなければならず、受診を手控えるケースが後を絶たない。朝日新聞社の取材では、00年以降に少なくとも21人が受診抑制の末、死亡していたことが分かった。」

(厚生労働省の言い分)
「国保の収納率は95年度の93%以来、下がり続けている。00年度91%、そして最新の04年度は0%だ。 「9割を切れば、制度の信頼性にかかわる」と厚生労働省は2月、全国の市町村に収納率を上げるための緊急プラン策定を指示した。

その中で対策の一つに挙げたのが、滞納して1年を経過した人への資格証明書の積極的な交付だ。 同省国民健康保険課の唐沢剛課長は「まじめに払うのが馬鹿らしくならないよう、公平性を保つためにも資格証明書の交付は必要だ」と意義を説明する。

05年度の資格証明書の交付世帯数は10年前の6倍の約32万。急増の契機は97年の法改正だ。滞納が発生して1年以上経過した場合、市町村に資格証明書を交付することを00年度から義務づけた。法改正当時、所管していた厚生相は、現首相の小泉純一郎氏だった。

医療費が10割負担になることで受診抑制が起きるとの批判は交付開始当初からある。そのため、資格証明書を交付する前には、度重なる督促、払えない特別の事情があるかの確認、弁明の機会を与える――などの手続きを市町村は踏むことになっている。 唐沢課長は「いきなり、機械的に交付しているのではない。 あくまで支払う能力がありながら、滞納している人に限っている」と強調する。」

衝撃を受けて読んだ。この国の行政のあり方が、何事につけても、上層部へ行くほど「お上」の性格が強くなって行くのは解っていた。 我が国では、法案作成にとどまらず、実質、政策すら霞ヶ関の官僚が立案することが多い。その官僚が国民の実態を真摯に見ようとせず、思い上がった頭だけでやるからこう言うことが、あちこちで起こる。
天下りや税金の無駄使いの問題がとやかく言われている影で、このような深刻な実態がすすんでいる。殆どが、最弱者が被害者で、彼らは、強く主張するすべすらも持っていない。



50年間にわたる、真の政治の不在がもたらした結果である。この間、与党の政治家は、明治の「富国強兵」政策そのままに、ひたすら我が国の企業が世界に打って出ることばかりの対策に埋没してきた。その影で、年々豊かになる経済の恩恵の一部を掠め取って恥じと思わない官僚群が生殖し始め現在に至った。

同様の問題は他にもある、終末医療の体制が、しっかりと組織できていないため、老人ホームに収容してもらえない寝たきり老人が、病院を3ヶ月おきにたらいまわしされ、家族は必死で次の行院を探さねばならない。一方で、介護保険とやらで、ゲームをしたり、運動を楽しむ老人もいる。それも結構なことではあるが、もっと深刻な弱者の救済が先ではないか。

年金の中にも、とんでもない弱者切捨てがある。加入期間に満たない人は、それまで掛けたお金は全額没収らしい。 詰問すると、馬鹿な小役人は何の疑いもなく当たり前のように法律を説明してくれる。

また、こんなこともある。欧米の殆どの国では、正社員とアルバイト、パートの人は、給料を含めて労働条件は殆ど同じらしい。 我が国ではどうか。何かの理由で、一旦、会社を辞めれば、元の条件で復帰するのは大変難しい。それも弱者になればなるほど難しい。我が国では、それが当たり前のことと、思っているが、先進国としては何と未発達の分野を残したままなのか。

それも、此れも、我が国の中枢部が依然として「お上」意識が抜けないからだ。我が国の発展は非常に歪になっていると言うことだ。何処で間違ったのであろうか。
いずれにせよ、国民はもっと真実に目覚め、国民自身が自らの社会に思いをはせねばならない。
メンテ

Page: 1 | 全部表示 スレッド一覧 新規スレッド作成

題名 スレッドをトップへソート
名前  「名前#任意の文字列」でトリップ生成
E-Mail 入力すると メールを送信する からメールを受け取れます(アドレス非表示)
URL
パスワード ご自分の投稿文の編集、削除の際必要です。面倒でしょうが入力をお勧めします。
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
コメント

   クッキー保存