「米国に搾り取られ続ける日本は、英国に搾取され続けたインドと同じ」 ( No.119 ) |
- 日時: 2010/07/08 18:30
- 名前: 阿房の長命 ID:v/2phtnk
- 「米国に搾り取られ続ける日本は、英国に搾取され続けたインドと同じ」
憲法・軍備・安全保障 岩上安身 氏のツイートから。要旨転載
> 岩上さんが言うてはった。
独立は死に物狂いで勝ち取るものでしょう。> 日本はアメリカの属国って、たとえ言葉じゃなかったんですね…
たとえじゃないですよ。文字どおりです。
> 100兆円買っているのは外為特会。米国債を売れないのは円高が進み輸出企業が打撃を受けるからです。また閣僚がコメントできないのは少しのコメントでも相場が大きく動くからです。
いやいや、日本に米国債に関して、売買の自由があるかのように言われても。
円高になるから売れないと仰るが、では円安の時なら自由に売れるのか、といえば、そうではないでしょう。
それに米国債の暴落リスクは、円高のリスクとは比較にならない。
国富が吹き飛びます。
こうしたリスクにどう備えるか、政府は国民に説明する責任があるはずです。
説明することも、売ることもできない危険な代物を、そもそも血税で買わないでいただきたい。
今日は「ごごばん」で、「 マスコミの壁」に突き当たって、ほとんど誰も語れなかったことを語りました。
そのひとつが、北方領土の話。北方領土問題が、現在のように4島一括返還論に傾いたのは、56年、重光外相に対する、ダレス国務長官の強い圧力によるもの。
米国は、日本に対し、ソ連(ロシア)との間には北方領土を強制的に「設定」するなど、周辺諸国と友好関係を結べない状態を作り出し、安保面では米国一国に徹底的に依存、従属するように仕向けていったのです。
日本の独立を志向した重光葵は、のちに湯河原で不審な突然死を遂げます。
重光葵の死がどのようにもたらされたのか、私にはわかりませんが、日本の独立を求めてダレスと死闘した結果なのだとすれば、それもまた、男子の本懐。かくありたしと、思います。
> TBSラジオの「デイキャッチ」機密費問題がちょっとだけ。「ごごばん」の影響? それは楽しみ。
来週は消費税増税の嘘や、対米従属の現実や、検察の天下りについて、TBSも取り上げるかな?
> 少子化対策なしに成長なし。まったくです!
> 今日の前原大臣の街頭演説でも、少子化は前提みたいで、多子化に対する話は皆無でした。少子化とデフレを放置する政治家ばかり、出世するのはかなわない。
前原氏が、総理になる日。。。?デフレを全く理解しない官政権へ‥
人口のデフレを止めなくては、経済のデフレにも歯止めはかかりません。
連立の枠組み、普天間移設・財政再建で一致を条件、とした政府高官に激怒! だそうです。「5連発」とはさすがです。と、私も6連発目。嘲笑
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小沢昭一的相撲論 ( No.120 ) |
- 日時: 2010/07/09 06:52
- 名前: 阿房の長命 ID:kXMzYiig
- 小沢昭一的相撲論
http://ameblo.jp/aratakyo/
「大相撲もクリーンとやらの仲間入りか。寂しいなぁ」
今日の朝日新聞のオピニオン面で、俳優の小沢昭一さんが語る大相撲論に唸った。「小沢昭一的こころ」たっぷりの、一席である。
「僕がこどものころ、ひいきの力士がおりました。・・・ちょっとした縁があって相撲部屋の宴席へ母親と寄せてもらいました」
その場に後援会長がいた。名古屋の大きな遊郭の女将だ。女将が言う。
「関取、大たぶさを崩して汚い格好で勝ってもだめだよ。負けてもいいから、様子よくやっておくれよ」
こんな色っぽい相撲甚句があるそうだ。「相撲は負けてもけがさえなけりゃ 晩に私が負けてやる」
大相撲は芸能、見せ物からスタートしている。そう、小沢さんは語る。
「やぐらに登って太鼓たたいてお客を集めるというのも芝居小屋の流儀でしょう・・・芸能の魅力というのは、一般の常識社会と離れたところの、遊びとしての魅力じゃないでしょうか」
「中世的な価値観をまとった由緒正しい芸能のひとつである」と小沢さんが評する大相撲。その眼から見れば、もともと相撲に一般常識をあてはめるほうがおかしいのである。
「本質を知らない方が、スポーツとか国技とかいう観点からいろいろおっしゃる。・・・大相撲は公明なスポーツとして社会の範たれと、みなさん言う」
善人ヅラしてきれいごとを並べるテレビのコメンテーターたちを意識した痛烈な批判といえる。
「大相撲も歌舞伎も日本の伝統文化はすべて閉じられた社会で磨き上げられ、鍛えられてきたものじゃないですか。・・今や開かれた社会が素晴らしいんだ、もっと開け、と求められる。文化としての独自性を考えると、それは良い方向なのか」
むろん、小沢昭一さんの指摘は時代錯誤かもしれない。外国の力士が参加し、国際的なスポーツとなった大相撲は、こどもに夢を与える美しい存在でなければならないのかもしれない。
「芸能的な由緒正しさの終幕」と小沢昭一さんが嘆息するのは、東洋的寛容さがあった古き良き時代との訣別を強く感じるからでもあろう。
しかし、親方一人と現役大関を追放してコトを収めようとする相撲協会や、名古屋場所の中継を取りやめたNHKの対応など、一連のセレモニーに、どこかウソっぽさがないだろうか。
クリーンで開かれた体質への改善をめざす相撲界、善良な視聴者のためのNHK。
そうした姿勢を演出する儀式によって、ひとまず国民を納得させ、ほとぼりが冷めるのをみはからってすべて元通り、という筋立てが見え透いてはいまいか。
NHKにとっては、力士はつねにヒーローでなくてはならないのである。放送中止は、相撲協会を見舞った嵐が過ぎ去るまでの時間稼ぎのようにも思える。
むしろNHKは名古屋場所を実況放映して、現役の大関が追放され謹慎休場力士続出でボロボロになった大相撲の現実を、あるがまま世間に伝えるべきであった。
客席がガラガラでも、予想外の盛況でも、そこに真実が見えてくる。力士の表情、動作、態度に何らかの影が感じられるのか、それとも普段どおりなのか。
こんなときこそ、「相撲界はけしからん」で終わらせず、ナマの人間の集団として、しっかり見つめなおす必要がある。
「飲む打つ買う」という遊びの誘惑を、ほどほどにして断ち切るというのは若い力士にとってたやすいことではなかろう。そこにヤクザのつけいるスキがある。
部屋を牢獄のように閉ざすこともできず、親方が一人一人の私生活を監視しきることも難しいだろう。
そうした現実を踏まえつつ、相撲協会は「膿を出す」をスローガンで終わらせない対策を立てねばならない。
新 恭 (ツイッターアカウント:aratakyo)
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W杯予言タコに「死の脅迫 ( No.121 ) |
- 日時: 2010/07/10 08:40
- 名前: 阿房の長命 ID:hBVhoCY.
- 単なる偶然か「人為的」なのか W杯予言タコに「死の脅迫」 (J-CAST)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/backnumber/n_germany__20100709_24/story/20100709jcast2010270757/ より
ドイツの予言タコが「大炎上」している。サッカー・ワールドカップ(W杯)でドイツの敗北を見事的中させてしまい、ネット上で「パエリアに入れてしまえ」などと攻撃を受けている。水槽の中で「予言」をする動画は各国で人気となり、日本でも注目を集めている。また、日本のタコにも「予言」は可能ではないか、との説も出てきた。 「本日金曜パウルはまた予言する」。ドイツの水族館シーライフ淡水・海水水族館イン・オーバーハウゼンのサイトを見るとこんな予告が載っていた。 日本時間2010年7月9日夕、3位決定戦を控えるドイツの勝敗を予想する前打ちだ。パウルは、W杯で予選から準決勝までのドイツの6試合すべての勝敗を当てている話題の予言タコだ。08年のサッカー欧州選手権でも8割の的中率だった。 箱のフタあけエサをとる 「(タコは)何の気なしに(箱に)入ってるんだろうな」。7月9日の情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)で、司会の加藤浩次さんはこうつぶやいた。パウルが、ドイツとスペインの両国旗がそれぞれ表示されている透明な2つの箱のうち、スペインの方の箱のふたをあけ、中のえさを取り、「スペイン勝利を予言」した映像を見ての感想だ。 「こりゃあ参院選の予想もやってほしい」。パウルの活躍は2ちゃんねるでも多くのスレッドが立つなど話題となっている。ユーチューブでも再生7000回を超えるパウル動画もある。 日本の反応は、「面白い」「偶然だろ」といったものが多いが、「当事者」となったドイツとスペインではその反応が熱を帯びている。 ドイツ語版のユーチューブをみると、パウル動画の再生数は15万超や8万超などの動画がいくつも並んでいた。「切り刻んでサラダに」などと ネットで書き込まれているパウル。動画についたドイツ語コメントには、「もうお前は長くない」「もうすぐオレの皿の上だ」「パウルを食べるレシピを教えて くれ」といった恨み節が並んでいた。ニュース記事でも「ネット上で死の脅迫」「水族館はパウルを保護することを約束」などと多数報じられている。 「人為的にどちらかの箱を選ばせることは可能」 一方、スペインでは、サパテロ首相が試合後、現地ラジオ局の取材に「(タコの安全が)心配だ。(食べられないよう)保護チームを派遣しようかと考えている」と発言するなど「国際問題化」している。「タコは今後食べない」との宣言がネットに登場し、中にはタコを出すのを止めた店も出たとの報道もある。 それにしても、タコがエサを目当てにフタを開けることなどできるのだろうか。以前、特別展「タコの能力」などに携わったことがあるアクアワールド茨城県大洗水族館の50代の担当者に聞いてみた。 「訓練すれば可能ですよ。好奇心の強いタコなら2週間ぐらいでできるでしょうか」 透明な瓶の中にエサを入れ、最初は穴があいたフタを使うと、タコは視覚と嗅覚を使ってエサに気付く。フタも簡単にあくようにしておき、次第に 少しずつ難しくする。中には、緩くしめた回転ネジ式のフタをあけることができるようになるタコもいたそうだ。慣れてくるとフタに穴をあけなくてもエサを狙 うようになる。 では、パウルのように「予言」もできるのだろうか。この担当者は「できないでしょうね」と言下に否定した。「疑うわけではないですが、臭い用 の穴やエサの好みの差などを利用すれば、人為的にどちらかの箱を選ばせることは可能ですね」と指摘した上で、「でもそんなことを言っては夢がないと怒られ るかもしれません」と話していた。 パウルは7月9日夕(日本時間)、3位決定戦のドイツ―ウルグアイ戦はドイツ勝利、と「予言」「適中」させた。
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大相撲「名古屋場所」の実況放送は以下のUrlで見られます。 ( No.122 ) |
- 日時: 2010/07/11 15:52
- 名前: 阿房の長命 ID:SfGv.25g
- 名古屋場所の実況放送がみられます。
相撲協会のホームページから下記のUrlで名古屋場所の実況がネット放送されています。
http://sumo.goo.ne.jp/hon_basho/torikumi/eizo_haishin/asx/sumolive.asx
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Re 大相撲「名古屋場所」の実況放送は以下のUrlで見られます。 ( No.123 ) |
- 日時: 2010/07/13 21:19
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:H/bcmU0M
- 阿房の長命 さん、すみませんでした。
早く気がつけばよかったのですが。
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動画「どうやって日本を立て直すか」小沢一郎 一新会講演より ( No.124 ) |
- 日時: 2010/07/14 09:19
- 名前: 阿房の長命 ID:O.iEdI2E
- 動画「どうやって日本を立て直すか」小沢一郎 一新会講演より
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/489.html
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK90 > 489.html より転載 投稿者 gikou89 日時 2010 年 7 月 13 日 12:13:47:
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/489.html
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検察審査会、小沢一郎の政治行動封じに暗躍か ( No.125 ) |
- 日時: 2010/07/16 15:35
- 名前: 阿房の長命 ID:7QyEFOqE
- 検察審査会、小沢一郎の政治行動封じに暗躍か
世相を斬る あいば達也 以下より転載
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/cfaa96dff3faf22e077f9f704387a35a
何とも怖ろしき、司法のファシズムである。法務省・検察・検察審査会・裁判所と云うものが行政・司法と云う三権分立の立場を乗り越え、癒着している構図が此処でも明確に見えている。到底、日本が法治国家だと言うことは出来ない。
今回の東京第五検察審査会の動きは、日刊ゲンダイで既に報じられたことだ。審査会メンバー全員が入れ替わり、補助員の弁護士も米澤敏雄も替ると云うことらしいので、すべてゼロからの審査である事を強調しようというのであろう。
その上、議決は9月民主党代表選後になる見通しだと云う報道である。 この報道は事実だろう。この事から先ず考えられることは、小沢一郎が検察審査会の議決を自分の政治行動の転換点にしようと考えているのなら、極めて厄介な決定である。
蛇の生殺し状態に小沢一郎を晒しておくような東京第五検察審査会の行動である。仮に2回目も「起訴議決」となれば選任弁護士により「強制起訴」されるわけだ。別の東京第一検察審査会の審査も同時進行中で第一回目の審議が行われている。
小沢一郎に襲いかかる司法権力の壁は、第五審査会の第二回目の議決。そして、第一審査会の二つの議決がある(勿論、第一回目で「不起訴相当」が出れば一つの壁)。つまり、小沢一郎に仕掛けられた司法の罠は最低でも二つ、時には三つの罠が残されているということだ。
筆者は以前から、この馬鹿げた茶番のような司法の罠に構っている必要はないと思っている。民主的法治国家においては起訴されることは、誰にでもあることで、その起訴が正しいか否か、決めるのはあくまで裁判だという法的常識に則って行動すべきではないかと考えている。マスメディアの教条的被告への犯罪人扱いは、法の公正を歪めている元凶だ。
陸山会のケースなど、政治資金規正法を厳格に適用すれば、5割近い政治家が起訴される。起訴されないのは小宮山洋子くらいのものではないのか?(笑)
勿論、マスメディアは大騒ぎ、連日連夜のバッシングをするだろう。しかし、最高裁で「有罪判決」が出るまでは、あくまで「推定無罪の原則」の正論で闘うべきものである。ド素人の集団・検察審査会で「起訴議決」を受け、魔女狩りの如く強制起訴された「推定無罪」の被告が、日本の首相でも文句はあるまい。小沢嫌いの郷原が弁護を引き受けてくれるかもしれない。(笑)
法的に証拠が不十分で公判維持が困難な陸山会問題、第一回後半で起訴側は頓挫する。そもそも、嫌疑自体ないものを捏造したのだから、公判は到底維持できない。場合によると公訴棄却と云う事態も想定出来る。
ただ今回の検察審査会の動きで注目すべき点もある。先ずは正体不明の市民団体の告発を受理する検察審査会が検察と癒着しているのは事実だろう。そして、前回全員一致と云う馬鹿げた議決の評判があまりに悪かった事と、補助員があまりに胡散臭い弁護士であった点の反省を踏まえている点だ。
審査メンバーも全員替えましたよ!補助員の弁護士も替えましたよ!でも、ヤッパリ国民目線は「起訴です」と云う意図が見え隠れしている。第一審査会と第五審査会がマッチポンプのように小沢一郎の精神状態を揺さぶろうと意図している感じが否めない。
この問題に小沢があまり関わり合うことは適切な判断とは思えない。もう良いではないか。法務省・検察・検察審査会は完全にグルだと腹を決める必要がある。そして、「推定無罪」の原則で対応することにして、この問題から離れた政治的行動に邁進することが重要なのではないのだろうか。
もう日本の政治は動けなくなっている。小沢一郎が動かさない限り、IMFを含めた世界金融勢力と米国ネオコンに富を奪われて行く。少子高齢化の対応だけでも必死なのに、その上米国と云う強盗の再配分まで考えなければならないとなると、消費税など5年後には15〜20%に簡単になってしまう。
あぁ今日も公務員の出向と云う天下りが大手を振って歩きだしている。政治がどんどん官僚に奪われている。次には米国に領土もカネも奪われる。国民がそれを望むなら、それはそれで良いだろう。しかし、騙されているのだから気の毒だ。いや、自業自得かな?(笑)
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「21世紀よ、正気に戻れ」 ( No.126 ) |
- 日時: 2010/07/16 16:31
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:oQ66AkOY
- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100716-00000540-san-pol
民主党静岡県連会長の牧野聖修衆院議員は16日午前、党本部で開かれた参院選の敗因を分析するためのヒアリングに出席し、枝野幸男幹事長らに対し、「選挙責任者としての小沢一郎前幹事長の責任は大きい。万死に値する。本人が責任をとらないなら、離党勧告をしてほしい」と述べ、党執行部に小沢氏に離党を勧告するよう要請した。
これに対し、枝野氏は「受け止めておく」と述べるにとどめた。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/rikuzankai/?1279261196
[前原国交相 小沢氏に「説明を」…政倫理審出席を要求]
改選2議席の選挙区に2人を擁立する民主党の選挙戦略は小沢氏が発案し、現執行部も踏襲した。牧野氏は「1人区に集中すべきだった」として選挙戦術の誤りを指摘した。民主党は静岡選挙区(改選数2)で現職と新人の2人を擁立。当選は現職議員のみだった。
前原誠司国土交通相は16日の閣議後会見で、小沢一郎・民主党前幹事長の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で、07年分の政治資金収支報告書の虚偽記載容疑で検察審査会が「不起訴不当」と議決したことについて、小沢氏が衆院政治倫理審査会に出席して説明責任を果たすべきだとの考えを示した。(毎日新聞)
(引用終わり)
ここまでくると、もう
完全に可笑しい。
狂っている。
まさに、
「21世紀よ、正気に戻れ」
である。
菅、枝野、前原、牧野、仙石などの人間性の問題である。
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小沢全幹事長は何処にいるか? ( No.127 ) |
- 日時: 2010/07/17 19:27
- 名前: 阿房の長命 ID:rnymd09.
- 小沢全幹事長は何処にいるか?
小沢一郎前幹事長は、「総理大臣就任」を決意し、東京・赤坂のホテルに篭り着々と地固めの最中という http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken より転載
◆民主党の小沢一郎前幹事長はいま、どこにいるのか? 小沢前幹事長に近い筋の情報によると、どうも国会近隣、それも小沢事務所から目と鼻の赤坂あたりにあるホテルに篭っているらしい。菅直人首相から「しばらく静かにしておいて欲しい」と言われていたのであるから、どこに雲隠れしていようと、だれもクレームのつけようがない。ところが、意外にも、首相官邸のお膝元にいるというのであるから、まさに灯台下暗しである。
◆小沢前幹事長は、すでに「総理大臣就任」を決意して目下、着々と地固めの最中という。 第五東京検察審査会が4月28日に「起訴相当」と議決し、二度目の審査を進めており、その議決が下される前に、首相に就任できれば、憲法第75条「国務大臣の特典」の適用を受けることができる。いわく「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない」
この条項の適用を受けるには、一刻も早く、首相に就任しなくてはならないのである。そういう切迫した状況のなかで、小沢前幹事長は、一体何をしているのか? 一つは、菅首相の動静の観察である。菅首相は、衆参ねじれ国会打開を目指して、自民党や公明党、「みんなの党」、たちあがれ日本、新党改革など野党に対して、盛んに「連立」を呼びかけているものの、「だれからにも相手にされていない」という。
口舌の徒である菅首相、仙谷由人幹事長、枝野幸男幹事長、前原誠司国土交通相らの政治手法が、あまりにも「左派過激派の学生運動」の域を出ていないのを見て、「とてもではないが、一緒にはできない」と呆れ果てている。それ故に、事実上、死に体になっている菅政権の足下を見透かして、ひたすら自滅を待っているのである。中曽根康弘元首相は、読売新聞の17日付け朝刊1面、2面の「地球を読む」欄で、「『日本を洗濯する』と言って白布をかざすが、自分の洗濯が先だと聴衆は言いたそうである」と菅首相を皮肉っている。
◆二つ目は、9月5日説のある民主党代表選挙に向けての準備である。 国会議員、党員、サポーターを含めて全員参加の代表選挙が行われる。小沢前幹事長は、菅首相よりも、反小沢派のキーマンの一人である前原誠司国土交通相が協力してくれるかどうかを見定めようとしているという。協力が得られれば、代表選挙に立候補する。
そのための多数派工作を親衛隊である「一新会」に指示して、準備にかかっている。勝負は、党員、サポーターの名簿確保にある。昭和53年11月26日の自民党総裁選挙予備選に向けて、田中角栄元首相が大平正芳幹事長(当時)を担ぎ上げ、田中元首相の指示の下で、竹下登と後藤田正晴のふたりが党員党友名簿を手に入れて、密かに地下活動を繰り広げた結果、ライバルの福田赳夫首相を破った例が思い出される。
若き小沢前幹事長は、この戦いぶりを間近に見ながら、自らも戦いに参加していた。このスタディケースを参考にして、小沢前幹事長が再び代表に選出された場合、公明党と連立を組むというシナリオを描いている。
◆しかし、代表選挙を前に、前原国土交通相の協力が得られないと判断した場合、小沢前幹事長は、一党を率いて民主党を離党して、新党結成か旧自由党復活かの方法により、自民党や公明党、「みんなの党」、たちあがれ日本、新党改革などを糾合して大連立政権を樹立する。
自民党の森喜朗元首相らは、「小沢一郎総理大臣」の実現を望んでいるという。自民党は、なりふり構わず、何が何でも政権に復帰したいのである。小沢前幹事長が何人を引き連れて離党するのか? 現在のところ「衆参合わせて180人」という見方が有力だが、途中に「寝返り組」が出ては、計算が狂うため、小沢前幹事長は、個々の国会議員の「意志の確認」作業を進めている。
これには、時間制限があり、代表選挙が9月5日に設定されれば、8月22日告示日となるので、それまでには、離党を決断しなくてはならない。いまのところ、小沢前幹事長が選ぶのは、この後者の道が最も有望である。東京第一検察審査会が7月15日、「不起訴不当」を議決したのを受けて、民主党静岡県連会長の牧野聖修衆院議員が16日、「小沢前幹事長に対して即刻、議員辞職勧告か離党勧告すべきだ」と枝野幹事長に要求しており、小沢前幹事長にとって、これは離党の大義名分になり得る。
(ちなみに、検察審査会の議決は、いかにも感情的、情緒的である。政治資金規正法違反事件は、殺人、強盗殺人、放火殺人、窃盗、強盗などの自然犯とは違い、政治犯的刑事事件である。刑事事件は、推定無罪の原則に基づくとともに、厳格な証拠により、「黒」が明白でない以上、グレー程度では起訴の判断をしなくてはならない。しかるに、検察審査会は、「不満」という感情論で議決している。これは極めて危険である。そもそも「秘密投票の保障」との関係でわざとザル法にしてきた政治資金規正法を不備と決め付けることも、危険思想である)
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小沢よ決起しろ ( No.128 ) |
- 日時: 2010/07/17 20:21
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:7ib21oLQ
- 前原などは切り捨てれば良いと思うのだが、必勝もして頂かねばならない。
清濁合わせ飲む、仕方のないところか。
小沢の体制が磐石になれば、丁寧に処分すればよい。
今回のことは、寄り道になったが、不貞の分子をあぶり出し、退けるためには仕方がない躊躇であったのであろう。
立ち上がれ、小沢
世論がどのように動こうとも
400人を超える議員があり
小沢を熱狂的に信頼する2割以上の国民がいる。
それで十分であろう。
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