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著作権と音響技術の進歩と録音技術の発展 |
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マイクとレコードの発明はほぼ同じ1888年頃と言われています。 それまでは劇場では地声だけでしたので、オペラ歌手や役者の第一条件は顔よりも声で、通りが良く、大きいことでした。 マイクが発明され役者やオペラ歌手は技術の進歩のおかげで大きな声を出さなくても良くなり、その労力は随分と軽減されました。
しかし、まだ録音技術が発達するまでは、劇場での公演が唯一の収入源でした。 レコード(フォノグラフ-phonograph)は1877年にエジソンが発明しましたが、曲を録音したレコードの発売はその後40年位かかります。 蓄音機は1910年代には普及し始めますが、それが一般的になるのは戦後の事です。 録音技術の進歩により、レコード盤を発売することによって、一度録音するだけで高収入が得られるようになった歌手にとってはこの上ない倖でした。 飛躍的に進歩した録音技術で、劇場での公演もあらかじめ録音された曲が使われるようになり、歌にあわせて口を合わせるだけ、と言う随分と客を馬鹿にした事が平然と行われるようになりました。 一度楽して儲かる事を覚えてしまうと、それを権利だと思い込み、侵害されると逆上する、と言うのが昨今の問題ではないかと思います。 その後、日進月歩の勢いで音響技術は進歩して、デジタル録音の出現で、コピーしても音質が劣化しない、という所まできてしまいました。 コピーが誰でも簡単、安価に家庭で出来るようになってしまい、今まで売れていたCDが売れなくなる、と騒ぎ始めて著作権云々と言うと事まで行き着いたわけです。 技術の進歩で、楽して大きな収入を得られるようになってた歌手たちにとっっては青天の霹靂の出来事です。 これも時代の流れ、と受け止めるにはあまりにも大きな変化なのでしょう。 レコードの時代では引退しても印税で十分な収入が得られていたのが、CDの時代になり、収入が減るのは何とも納得が出来ない事なのでしょう。 インターネットの普及により、さらに窮地に追い込まれてゆきます。 著作権など無視したP2Pプログラムを利用してのコピーの氾濫、これはなんとしてでも防がなくては将来がない、と悲観的に思うのも無理のない事かもしれません。 可愛らしい顔でテレビの歌番組に出てくる自称歌手の大半は歌が下手で、声などまともに出せないような、聞くに堪えない代物です。 それを技術でカバーして音程の調整から音の合成で歌らしく聞こえるようにしてCDなどで販売するわけです。 ですからほとんどのアイドル歌手は生で歌う事はなく、全て録音に合わせてクチパクで済ませています。 そんな合成録音のCDに著作権とは、とても恥ずかしくていえないと思いますが、歌手の皆さんどうですか??? 下手な歌がコピーの対象になる事を幸運に思えばこそ、恨むなんて事は冗談にもほどがある。 自分の能力や実力もないのにそれ以上に稼いでいるのだから、コピーくらい許す、広い気持ちが欲しいものだ。 おしまい
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