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回転ドア 糾弾 コラムのページ 子供が死んだために危険視されている回転ドア
回転ドアーに6歳の子供が挟まれて死亡したため、回転ドアーを撤去し、普通の扉に変更すると言う。 危険だから排除すると言う同じ論方で言えば、車やナイフは危険だからすべて無くしてしまう、などと極端な発想までしてしまう。 危険だが便利、と言う物は多い。

日本では明治以後、急激な変化があり、この130年間はカルチャーショックの連続の中で、何とかそれを吸収し、慣れ、学んできました。 しかし、日本人の遺伝子はまだそこまで追いついていないような気がします。 


欧米では馬での交通機関が早くからあり、暴走する馬、気まぐれな馬などで危険性は十分に知られており、そのための対処も個人個人が注意し、馬にぶつからないよう、馬車に轢かれないように注意し、反射的に危険を回避することは生きていくうえで必要不可欠の事でした。

日本では歩いていた時代から、突然、明治5年(1872年)に新橋、横浜間に日本最初の鉄道が引かれ、蒸気機関車での輸送時代が始まり、その後、鉄道網は急激に整備され、1889年には東海道全線が開通した。 そのような急激な進歩にも柔軟に対応し、ある程度の危険回避術は身につけてきた。

しかしながら、動物的で本能的な本当の意味での危険回避術、という本来最初に身に付けなくてはならなかった事を置き去りにし、危険回避は事業者の責任、という風潮が出来上がってしまいました。 誰もが自分で危険を察知し、その危険から逃れる術を無くしてしまった。

横断歩道での青信号は安心して渡って良く、赤信号で突っ込んでくる車が悪く、列車が急停車して転んで怪我をすれば列車が悪い。 確かにそうかもしれない、しかし相手は人間であり、間違いは当然ある、と言うことも考えなくてはならない。

デパートのエスカレーターで事故が起こればデパートが悪く、回転ドアーにはさまって死ねば回転ドアーの設置者が悪い。

横断歩道で全員が信号を見ていて、車には注意をはらわないのも不思議です。 車は止まるのが当然、とでも思っているのでしょうか。 横断歩道といえども車が止まる保障などありません、止まったのを確認してから渡るのが常識だと思います。

近郊列車の車内での居眠りも驚く現象です。 特に女性が他人の中でうたた寝する事はまさに無防備、とても不思議です。 安全で安心できる生活は理想です。 しかし、危険から自分の身を守るのはその人自身の責任です。

確かに外国に比べると日本ははるかに安全な国だと言えます。 どこの国に行っても日本ほど安全な国はないかもしれない。 外国に出ると、手持ちのバッグや身につけている財布などにはいつも注意しなくてはなりません。 しかしその安全も永遠のものではありません。 自分の身は自分で守る気構えは常に必要です。

回転ドアーでの事故は設置者よりも同行者の責任がはるかに重いと思います。 都会で6歳児を手もつながず、自由に歩かせれば危険は至る所にある、と思うからです。 子供から危険を回避させるのは大人の責任です。 分別のない子供が危険な状態に陥るのは親の責任です。

回転ドアーは現代のように、空調にお金がかかる時代ではとても便利で有効な手段です。 ルールを守り、規律のある利用をすれば、とても便利で事故や問題など起こりえない道具です。 ルールを守らずに事故で死んだからと言って廃止、撤廃とはいかにも日本的で、まさに本末転倒と言わざるを得ない滑稽な出来事す。

おしまい

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