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2001年4月、小泉人気とは裏腹に外務省疑惑はますます混迷を深めていた。 小泉は最初から本気で外務省改革などする気は無かったが、マスコミによる攻勢でやむなく隠せなくなった一部を公開。 しかし、田中真紀子外務大臣はその後も徹底的に暴き出すつもりだった。 しかし、50億に上る機密費は腐敗した金権政党 自民党の裏金金庫、歴代の首相、官房長官の使い放題の公金。 これが暴露されたら大問題、暴かれる前に、田中外相を更迭。 疑惑事件そのものを闇に葬った。 この税金からの裏金は首相や官房長官の旨みであり、表に出れば自民党自体が解体する危険をはらんでいる。 また、マスコミ自体もこのおこぼれにあずかっており、首相番とか大臣番に付いている記者達も、何かと恩恵に浴しており、やはりなくなっては困る、という皆の利益のための外相の更迭であった。 2001年5月8日、外務省の元要人外国訪問支援室長の松尾克俊を詐欺容疑で3度目の再逮捕。 巨額の機密費詐取流用ですでに逮捕されている件について警視庁捜査2課は8日、98年4月以降に行われた3回の首相外遊で約1億6000万円を騙し取った詐欺容疑で再逮捕した。 この3回目の逮捕で詐取総額は計約2億6700万円になった。 塩川財務相が1月の民放番組で宇野内閣の官房長官当時に官房機密費を国会対策に使用した事を認める発言をしたが、4月22日の参院予算委で機密費発言を全面的に取り消した。 この爺さんは正直で、先の発言が正しく、取り消した事が嘘だと言う事は明白だ。 爺さんはその後、貝になってしまった。 松尾事件の発覚以来外交機密費と官房機密費との流用が問題視される中、官房長官経験者の野坂浩賢、塩川正十郎氏らが機密費を長官裁量で、多くの議員に配ったとする発言が取り上げられ、入閣した塩川財務相は衆院予算委で再三追及された。 しかし、同相は「忘れた」と答弁を避け、その後の衆院財務金融委員会では、国会対策への使用を認めたものの、「具体的な事は忘れてしまった」とはぐらかした。 田中外相もその頃から機密費流用の徹底解明の方針に変化が現れる。 機密費の不透明な使途の解明と官房機密費への上納について、調査する意向を示していたが、本気で調査すれば外務省職員、ほぼ全員がかかわっており、入省したてのぺーぺーしか残らない事が分かったためだ。 そのための方針の転換だった。 田中外相は4月22日の参院予算委で「官房長官や外務省の事務方に聞いたところ、上納は一切無いということだった」と嘘を述べた。 14日の衆院予算委で、外交機密費から官房機密費に毎年約20億円が上納されているという情報に「関心を持ち、早期に調査したい」と発言していたが、15日には「事務方は上納はないと言っている。」と一変。 22日の発言はこの考えを重ねて強調したものだ。 この発言の裏には小泉からの強い指示があったものと思われる。 6月1日松尾被告を詐欺容疑で4回目の再逮捕。 警視庁捜査2課は1日、松尾克俊被告を再逮捕した。 逮捕は4回目。 詐取総額は13回の外遊で計約4億7900万円となった。 捜査2課ではさらに数件の詐取を追送検する方針で、マンションや競走馬の購入費など私的に流用したものと、銀行口座の残金を併せた5億数千万円が立件対象になる見通し。 7月16日、警視庁捜査2課は沖縄サミットでも外務省4人を詐欺逮捕、外務省機密費は沖縄サミットにも飛び火した。 沖縄サミットでハイヤー代を水増しして詐取したとして、外務省経済局総務参事官室課長補佐、小林裕武や「日の丸リムジン」の4人を逮捕した。 小林課長補佐らは使用したハイヤーが1〜2台で代金約900万円だったのに、4台分だと水増しして代金約2200万円を騙し取った疑い。 大使を3年間すると家が建つ程儲かるのはどうしてか、大使公邸や大使館の超高価な装飾品は誰が管理しているのか、全く問題視されていない不明な点が多すぎる。 7月26日公金横領疑惑でデンバー総領事を懲戒免職した。 外務省の常態と化した公金流用は在外公館でも発覚した。 外務省は不正経理により8万1000ドル(約1000万円)を私的に流用したとして、水谷周 総領事の懲戒免職処分など関係者7人の処分を発表した。 キャリア外交官が懲戒処分となるのは極めて異例。 水谷周と言う男は、よほど仲間から嫌われていたのだろう。 外務省と言う伏魔殿では、かばい合い、うやむやにする体質があるにもかかわらず、懲戒免職とは何とも情けない顛末だ。 福田康夫官房長官は28日の記者会見で、実態を把握することは極めて困難で、行政上の責任を問うことは適切でない。 との理由で、官房機密費、歴代官房長官の責任不問とし、疑惑事件の決着を着けた。 松尾元室長による水増し請求をチェック出来なかった首相官邸側の管理責任も問題になっているが、ここで福田官房長官が歴代官房長官の責任を問わないとしたことは、官房機密費の不透明さの追及をかわすのが狙いだ。 福田長官は、02年度予算の官房機密費16億2400万円を1割減額して要求し、自ら2000年10月の官房長官の就任時から01年6月までの給与9ヶ月分の一部約199万円を国庫に返納したことで幕引きをはかった。 マスコミに対してもお互いの利益のため、これでもう書くなと言うことです。 これで自民党の裏金金庫、官房機密費と外交機密費は無事温存され、今後も数十億と言う莫大な金額が自由に使え、誰が何に使ったか問われない悪しき前例を作った。 その金庫を自由にでき、何に使われていたかを知っている野上義二事務次官はその中心人物であり、自民党を救った大恩人なのです。 外務省、総額2億円の裏金を公表 外務省は5日、職員の食事代や接待などのため積み立てていた総額2億238万円の裏金の各課・室ごとの使用額と残高を公表した。 裏金があるとしたのは71の課と室。 1000万円以上の裏金を蓄えていたのはWHOなどを所管する国際機関1課と開発途上地域課の2課。 会計課すら311万円を持っていた。 次官室や総合外交政策局総務課、アフリカ2課、調査室の4課、室では裏金より多い額を使っていた。 このため帳簿上の残高はマイナスとなっている。 ( 02/2/6 読売) 裏金の多かった上位10課(単位万円、1万円以下四捨五入)
おしまい野上義二はこの全ての部署の最高責任者でした。
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