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参議院の定数は、公職選挙法により定められる。 1947年に250と定められたがその後、1971年に沖縄選挙区が追加され、3年毎の半数改選において1議席ずつ定数を増やし、1971年に251、1974年に252となり、2001年までその定数が引き継がれてゆく。。
2001年に国民の強い批判を浴び、初めて定数削減を行い、3年毎の半数改選において5議席ずつ定数を減らし、2001年に247、2004年に242となった。 都道府県を単位とする選挙区選出議員が146人、全国を単位とする比例代表議員が96人である。 あえて参議院が衆議院より優れている点は投票制度だ。 1998年に参議院規則の改正により導入された押しボタン式投票は時間の無駄を省き、迅速な議院運営には欠かせない。 しかし投票方式は五分の一以上の議員の要求がある場合は記名投票にしなければならない。 押しボタン式投票の場合は誰がどういう判断を下したかは、投票してから数時間後に参議院HP上に掲載され、誰が賛成し、反対したかが明確になる。 この押しボタン式投票は時代遅れの衆議院では導入されていない。 参議院は衆議院議員になるための予備校でしょうか。 衆議院選挙に落選した議員のつなぎの職業なんでしょうか。 衆議院議員の親族が、同じ地盤で当選して、修行を積むところなのでしょうか。 一体参議院とは何のためにあるのでしょうか。 衆院と同じ選挙制度で選ばれ、しかも同一の政党によって一元的に支配されている参院で、法律、予算などの議案について、すでに衆院で一通り済ませた(であろう)同じ審議を繰り返すのは、まさに時間と経費の無駄だ。 参院廃止論の根拠は、国会の審議には内閣以下の行政府は付き合わなければならず、そのために行政の停滞は避けられない。 一院制になって、その手間が半減すれば行政改革にもなるし、選挙経費、国会運営経費などの経費を節減でき、財政改革にもなる。 本来、二院制の下、衆議院と比べて長い任期をもち、解散されることのない参議院は、その特性を活かし、長期的、総合的な視点に立って運営されなければならない。 参議院に期待されているのは、衆院の行き過ぎた点を抑制し、足らざる点を補完し、国民の信頼を得られるように均衡を保つ機能だ。 しかし、参院がその使命を放棄した事により、議院内閣制を著しく歪(ゆが)めている。 衆議院に小選挙区制度が導入された後、あぶれた議員が参議院に鞍替えし、当選している。 この現実は単なる権力志向であり、参議院の使命からかけ離れた、議員職を継続するためだけの救済機関と化している。 まず、衆議院と参議院の存在理由を明確に区別し、その結果として選挙制度も異なったものにすることにより、参議院は現代社会において複雑多元化した民意を正しく国政に反映する機関としての意義がある。 提言は、衆議員を単純に人口に比例したいわば人口比の代表のままにしておいた上、選挙形態は比例代表を導入し、公平さを保つ。 参議院は各都道府県一律で4名、12の政令都市を持つ都道府県には2名増しの6名とし、合計212名とすればどうだろうか。 私たち有権者は等しく日本人であると同時に、それぞれに特色のある地域の住民である。 国会が単に人口比で決められた場合、都会住民の意向だけですべての国策が決まってしまうことになる。 人口の少ない地域にも、それぞれ、歴史的かつ地理的特色に基づいて日本に対して主張したい事実があるはずで、それも尊重されてこそ政治である。 政治とはすべての国民に平等の幸福の増進を目指すべき仕事だからである。 おしまい |
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