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東大中の東大が法学部政治学科で、役所中の役所が大蔵省、ついで外務省と言われます。 外務省キャリアはこの間まで外交官試験という特別な上級職採用試験が行われ、外務官僚の中には上級職トップの大蔵省採用者より上か、などと言う者もおりました。 自他共に認める難関中の難関役所ということでした。
今。 大相撲の朝青龍が問題を起こしてモンゴルへ帰っていますけど、大学運動部出身で管理者能力も知恵もない親方の朝潮が情けないほど指導も教育も出来なかったことから起きたことですね。 結局、嘘をついて「ズル休み」したという本人の自業自得の他愛のない問題でしたが、モンゴルでは抗議デモが起こり、日本大使館に押しかけたそうですね。 こんな問題が外交問題に発展するはずがありませんが、「モンゴルは希少金属など鉱物資源が豊富に埋蔵されており、外交戦略上日本にとって重要な国だからこの問題は慎重に」とかいう論評も出回り、当初、当然の処分で帰国を認めないという相撲協会が態度を変えて帰国を認めるに変わりました。 国(外務省)から圧力でもかかったのではないか、という話が私の周りにありましたが、ありそうな話だと思いました。 中国の江澤民が来日して天皇主催晩餐会の席上で「日中戦争を反省するように」というスピーチがありましたが、毎日新聞の連載随筆で、「ばかの壁」の著者である養老孟司(注:東大医卒)さんが「無礼な挨拶で日本人の反感や中国での反日感情を刺激するのでは」と心配され、しかし「幸運にも中国大使が阿南惟茂君(注:東大法卒)なので安心しました」という記事を思い出します。 養老さんは東大に嫌気がさして東大教授を辞めたそうですが、養老さんが安心された理由が何か不明であり、当時の阿南大使は東大卒なので大丈夫と考えたのかしらと思うと、一気に彼の書く書物の魅力が失われた気がしました。 阿南大使の父親は終戦時の阿南惟幾陸軍大臣であり、終戦の前日、天皇にポツダム宣言拒否、本土決戦を直訴して天皇から「こらえてくれ、阿南」と言われ、翌朝、割腹自殺した陸士出身の軍事官僚でした。 養老さんが安心した後の彼の在任中には上海領事館職員自殺事件、北朝鮮脱出者が瀋陽領事館へ駆け込んだとき、中国官憲を領事館内に立ち入らせて脱北者の引き渡しを了承し、彼が辞める一昨年の中国全土で起きた反日デモで、日本外交の無力を日本中に晒した中国大使でした。 朝清龍問題に関してモンゴル国内で反日デモが起こったら、中国やロシアの策動もあるかもしれませんが、やっぱり難関中の難関突破者かなにか知りませんが、日本のモンゴル大使館の秀才外交官のあきれるばかりの無為無策によると考えるべきでしょう。 相撲協会にまで圧力をかけなければならないような無様な外交活動はくれぐれもしないようにと、今は祈るような気持ちです。 外務大臣小村寿太郎の原稿を書きかけ中に原稿が突然消えてしまった代わりに主張します。 |
| 主張者:高山 渚 日付:2007/09/03 参考:1716 |
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