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[68] 「診断群分類包括評価」<3ヶ月毎に転院を迫られる事情
日時: 2009/08/11 23:08
名前: 天の橋立の愚痴人間

http://fms9.com/K012.htm

以下は上記の内容です。


 私の母が脳梗塞で入院した。ある病院で手厚い治療をしていただいて一命を取りとめた。私たちは感謝した。

 しかしその同じ病院から「3ヶ月以内に別の病院に転院して欲しい」とのお達しがあった。まだ治療が完全に済んでいない患者をなぜ転院させなければならないのかと疑問をもった。そして転院した先の病院からも2,3ヶ月中には次の病院を見つけて転院してくださいといわれる。つまり病人を2,3ヶ月ごとにたらい回しするのである。そしてもし次の病院がみつからない場合には、治療の必要な病人にもかかわらず、自宅に連れて帰るしかないというのである。

 その理由は厚生省が98年秋から実施している、不安定患者の長期入院を、診療報酬面から病院に圧力をかけて、短期転院をしむけるシステムのためだという。昨年の秋というと自民党の小泉厚生大臣のときである。私は新聞は良く読んでいる方だか、そんな重要なことが決まっていたなど気がつかなかった。マスコミもほとんど注意を喚起するような報道はしていなかったと思う。私も自分の身近な者が入院してみて初めて知らされた現実である。

 厚生省のこのような仕打ちは、「年寄りや重病患者は早く死ね」と宣告しているに等しい。「小泉よ! 厚生省の小役人どもよ! もしお前がその立場に立ったときのことを考えてみたことがあるのか」と怒鳴ってやりたい。

 そして医者といわれる諸君に言いたい。「貴方が医者になりたいと思ったときの初心は、病院経営をどう旨くやるかということだったのか」と。もちろん病院も慈善事業では継続できないのは分かりきっている。しかし「重病患者を強制転院させることに心の痛みを感じないのか」と怒鳴ってやりたい。「あなたが医者として居続けたいのであれば、患者を守るために厚生省のやり方に、なぜ体を張ってでも抗議し、改善させようと求めなかったのか。また現在でも求めないのか」「それができないのであれば、医者という看板を自ら降ろしなさい」といいたい。

 今、高齢者で重病になっている人々のほとんどが、戦前戦後の混乱期にやっとの思いで生き抜き、我慢、我慢で一生懸命仕事や子育て・家事に頑張ってきた人達だ。その人達の過去の社会貢献に対して、現在の私たちがこんな仕打ちで応えてよいのか。
 政権党の政治家達も、厚生省の小役人たちも、よく考えろ。「日の丸」「君が代」で国民に愛国心がどうのと言う輩(やから)が、一方でこんな仕打ちをする。偽善者の典型である。こんな輩が政治をする国に愛国心など絶対にわかない。

 心有る医療関係者にいいたい。私たち医療関係者でないものにも、厚生省に改善を求める道があったら教えてほしい。私はすぐにでもその道のために奮闘する決意でいる。

 現在リストラとかなんだとか、経済の立て直しを理由にすれば何でも押し通れるような世の中になっている。そこには人間に対するやさしさなどどこにもない。現在の政治・経済状況はバブルの時の精神状況と全く同じである。バブルの時に非人間的(地上げなど)に踊った、そして躍らせた(政治家・大蔵省・銀行)連中が、その責任をとらず、今度はバブルの後始末の名目で非人間的なことをする。結局は無責任的御都合主義、非人間的経済主義が蔓延しているのである。
 こんな日本の政治・経済は、何とかして変えなければ、次は、私や貴方が、非人間的な扱いをされたあげく、殺されてしまうのである。



この様子は全国津々浦々で起きている悲劇です。
その根拠について探って見たいと思います。
メンテ

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Re: 「診断群分類包括評価」<3ヶ月毎に転院を迫られる事情 ( No.16 )
日時: 2017/10/24 17:02
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:UOUxcPyE

3ヶ月しか入院できないしくみの向こうにある怖いなにか。

https://rucca-lusikka.com/blog/archives/540

(前略)

そんなわけで、かなり私の主観・間違った情報・誤解や混乱をふんだんに含みつつ、父入院からその後について、自分的整理と、これから老いてゆく親を抱える人に少しでも今、高齢者と医療の現状がどうなってるかを知っていただけたら、、と思って書こうかと思います。

父は3月に入院しました。その経過についてはこのブログのカテゴリーのなかの「介護・病院」をご覧いただければ、と思います。

正確な病名は未だにハッキリしないのですが、今現在は要介護度5、寝たきり、もう食事はできないので経管栄養、無言無動の意識不明状態です。

最初の病院に3ヶ月半入院したのち、先々週、別の病院に転院しました。

今は急性期を過ぎた高齢者は病院に3ヶ月以上入院できないのです。ご存知ですか?

その原因は、3ヶ月を過ぎると病院に支払われる入院医療報酬が極端に減ることになる制度にあるのです。これは、「高齢者の長期入院」をさせている医療機関へのペナルティを意図しているそうです。

つまり3ヶ月以上高齢者を入院(一部例外もあります)させていると、病院は経営が成り立たなくなる制度なのです。今、もうそうなっているのです。

たとえば何かの発作で救急車で病院に運ばれる、治療を受ける、とりあえずヤマは越す、・・・その後順調に回復、退院、となればいいのですが、例えば体に麻痺が残る、リハビリが必要になる、の場合、または、身体が不自由になって寝たきりになる、意識障害が残る、といった後遺症で、自宅に戻るのが困難になる場合もあるんです。

その場合、「病気」の「治療」はもう済んでいるということで、「療養病棟」、または介護保険が適用される「介護病棟」に行く事になります。でもそこも3ヶ月しかいられないんです。

乱暴な表現をしますが、なぜなら勝手に「3ヶ月で良くなる」ことを建前にされてるからです。

「3ヶ月で良くなる」か、「3ヶ月で死ぬ」かしないと、病院にも患者にもペナルティが行く制度って受け止めちゃってもいいんじゃないか?

って・・・思ってしまう。

父の場合、最初に入院した病院は3ヶ月経ったらすぐ個室になりました。(それまでも重症患者用のナースステーション直結の個室でしたが、ここは個室料金はなかった)

個室には個室料金がかかります。3ヶ月以上経った患者は病院にとっては大赤字なので割高の個室に入ることは多いみたいです。

この病院は内科は一般病棟しかないので、病状の落ち着いた父は(良くなったという意味ではなく、これ以上は治療の術がないという意味で)療養病棟のある病院の方がいいだろうという事で、入院1カ月目あたりからケースワーカーさんと相談しあちこち探していました。

でもどこも、断られたり、いっぱいで17人待ちとかそんな感じで、3ヶ月を過ぎちゃってたのです。

で、やっと次の受け入れ先が決まって、今父はそちらに転院したのです。さて、また3ヵ月後を見据えて探さなくてはいけません。入院初日からもう、今から次も探してくださいと看護師さんに言われちゃいましたよ。。。

父の場合、ご飯を食べることができないので鼻から管を入れて栄養を摂っています。これは痰がたまりやすく呼吸に影響が出るので、日に何度か痰の吸引をしなくてはいけません。

父が介護施設や介護病棟に行けないのは、この「痰の吸引」が頻繁に必要だからです。痰の吸引は医療行為だから、病院じゃないとだめなんだそうです。(※注:2012年現在は介護病棟でもできるようになったと聞いています)

でも例えば、病院が満室でどこにも入院できなくて、今いる病院は3ヶ月経ってしまって出て行かなくてはならなくなった時、またはお金がなくて入院させられなくて自宅に引き取る場合、看護師さんから指導を受けて、家族が痰の吸引をすることはアリなんだそうです。

「医療行為だから」と介護施設では断られるのに、自宅で家族(素人)ならOKって・・・なんかヘンなの。。。

父の場合、痰の吸引は30分おきくらいに必要で、しかも24時間・・・自宅にいたら介護する人があっという間に壊れちゃいます・・・。

父は今の病院に入院後、肺炎になってしまい今は療養病棟から一般病棟に移って治療を受けています。なので3ヵ月後の事はとりあえずまた療養病棟に戻ってから・・・ということで今は考えないようにしていますが。。。

父の病気後、母がすっかり参っちゃってるので(波がありますが)、とにかくあまりややこしいことは考えさせられないので、私がこうしてできるだけ事務的に感情的にならないようにしてます・・・。

いろいろ病院を当たっていった中で、3ヶ月といわず終身、安心していてもいいという病院もあったのですよ。そこも申し込みました。ただし入院費用は2倍以上です。今回は実家に近い今の病院が先に空いたので見送りましたが。

その「ずっといていい」病院の患者さんはほとんどが8、90代の認知症の方でした。

病院を見学しながらつくづく父はまだまだ若いのだと思いました。74歳なのでまだ後期高齢者でもないんです。今年のお正月には元気でごきげんだったのに。

話がそれてしまいましたが・・・。

そんなわけで・・・今の高齢者医療の現状って、医療施設も介護施設も「いずれ良くなって自宅に戻る人」は3ヶ月で良くならなくてはいけないし、

重症で治る見込みがない人は・・・

「3ヶ月以内に死ぬのがベスト」

って病院も家族も思わざるを得ないシステムになっているんですよ。

カタチをそうしていく事によって、医療者も家族も、『考え方』を動かさざるをえなくなってしまう。。その向こうに見えるものが怖いのです。

父の入院から4ヶ月、病院の医師や看護師さんたちと係わって来ながら思ったことは、看護師さんたちは・・・もちろんそれが仕事ですが・・・本当に良く父を看護してくれていたし、落ち込みがちな母を励ましてくれたりと、今まで悪い印象はほとんどないんです。

医療に携わる人ていうのは基本的にきっとみんな「病気で苦しんでいる人を救いたい、助けたい、力になりたい」という使命感をもって志して、働いているんだと思うのです。

でも「医療費3000億円削減」という目標を元に、厚生労働省が机上で考えたこのシステム・・・なんかね、そういう使命感の強い人はかえっていられないような制度になってしまってるんじゃないかな。って思うんですよね。

これからますます高齢者は増えていくのに、病院の療養ベッドは削減されていくんです(介護ベッドに移行されていく)。介護ベッドでは父の場合は入院できません。重症の治る見込みのない高齢者はこれからどこに行けばいいんだろう?

さらに今年の10月からは、例外だった、脳卒中後遺症と認知症の後期高齢者も3ヶ月しか病院に入院出来なくなるのです。

詳しくはこちらのHPに書かれています。

10月から脳卒中後遺症・認知症の後期高齢者は一般病院に3ヶ月以上入院できなくなります

その中の気になった箇所を引用させて頂きます。

(参考)

『脳卒中の方たちの急性期治療後の転院先の回復期リハビリ病棟にも成功報酬的な縛りが出てきました。
回復期リハビリ病棟退院時の在宅への復帰率が60%以上ない場合には、診療報酬が減点される仕組みが盛り込まれたため、回復期リハビリ病棟でも最初から重度の意識障害や麻痺があり在宅に復帰が難しいと思われる患者さんや、身元引き受けのない患者さんは、急性期病院からの転院制限をし始めています。

これまた仕方ないこととはいえ、医療費削減だけで作られる国の仕組みはどうしようもありません。
それに輪をかけて、急性期病棟の受け皿となっていた医療・介護療養病床の大幅な削減計画が進行しており、自民党内で見直しの議論が始まってはいますが、国は何を考えているのか、厚生官僚の「医療費削減のための机上の空論」につきあうにはもう限界だと感じています。

官僚はミスすれば、他の部署に配置転換されたりしてほとぼりが冷めればまた復帰していますが、いったん崩壊した地域医療は簡単には復活できません。』

あらかじめ長期入院が予測される重症の高齢者は、もう入院さえもさせてもらえなくなるってことですよね。

長くなりましたが、もうちょっと続いて書きます。今日はここまで。。。


 10月から脳卒中後遺症・認知症の後期高齢者は
       一般病院に3ヶ月以上入院できなくなります
昨日(7月14日)、病院に出かける前にテレビで、TBS番組「みのもんたの朝ズバ」を見ました。

そこでは、今年(20年)の10月から脳卒中後遺症と認知症の後期高齢者は3ヶ月しか病院に入院出来なくなり、病院を追い出されて行き場のない医療・介護難民が増えてくる。後期高齢者にとってひどい仕打ちだという様な訴えでした。

 元々国は、医療費削減のため10年位前から老人の長期入院にはいろんな制限を設けて追い出しをはかっていましたし、4年前、平成16年の診療報酬改定では一般病院・病棟に入院の老人患者に「老人特定入院基本料」という料金体制をつくり、一般病棟に入院している高齢者(一部の特定患者を除く)では入院90日(ほぼ3ヶ月)を超えると、医療費の入院診療報酬を低減し、「1日928点」の一般病院の点数とすればびっくりするような低い点数になっていました。

 今回「老人」が「後期高齢者」に変わったので、みのさんの番組で、飛びついたのでしょうが、今までもこの制度は存在していたのです。ただし、これまでは重度の肢体不自由患者は「老人特定入院基本料」の適応外であったのが、今年の10月1日より、重度の肢体不自由患者のうち、脳卒中の後遺症患者および認知症患者は除かれ、後期高齢者特定入院基本料を算定することに変わったのです。
 今までは70歳以上の老人でしたが、10月からは75歳以上の後期高齢者が対象というわけですので、70〜75歳までの人はその対象から外れます。
 「1日928点」の点数は変更ありません。

 この算定「1日928点」には、多くの検査、投薬・注射、画像診断などが包括されており、この点数では一般病院で脳卒中の後遺症患者および認知症患者を長期入院させることは経営上難しくなります。

 現在も重度の肢体不自由患者さんだけでなく、癌の点滴・注射治療や人工呼吸器治療やドレナージ処置・人工腎臓が必要な場合には、この「後期高齢者特定入院基本料」を算定せずに、普通の入院基本料を算定して、いろんな治療も算定できますので病院にとっては収入はあり継続入院は可能なのですが、一般病院には平均在院日数の削減が必要であり、そのためには長期入院を排除しなくてはならず、一般病院の長期入院はどんな病気でも難しくなるのは現実なのですが。

 この制度は一般病院・病棟のことであり、長期入院が対象の療養病床の制度ではないのですが、勘違いされている方もあります。ただ脳卒中の後遺症や認知症は療養病床では殆ど「医療区分1」ですので、脳卒中後遺症で重度の肢体不自由でいろんな処置が必要な方は転院・転棟も難しくなりますし、介護施設に転院も難しいのが現実です。

 一方、脳卒中の方たちの急性期治療後の転院先の回復期リハビリ病棟にも成功報酬的な縛りが出てきました。
 回復期リハビリ病棟退院時の在宅への復帰率が60%以上ない場合には、診療報酬が減点される仕組みが盛り込まれたため、回復期リハビリ病棟でも最初から重度の意識障害や麻痺があり在宅に復帰が難しいと思われる患者さんや、身元引き受けのない患者さんは、急性期病院からの転院制限をし始めています。これまた仕方ないこととはいえ、医療費削減だけで作られる国の仕組みはどうしようもありません。
 それに輪をかけて、急性期病棟の受け皿となっていた医療・介護療養病床の大幅な削減計画が進行しており、自民党内で見直しの議論が始まってはいますが、国は何を考えているのか、厚生官僚の「医療費削減のための机上の空論」につきあうにはもう限界だと感じています。
 官僚はミスすれば、他の部署に配置転換されたりしてほとぼりが冷めればまた復帰していますが、いったん崩壊した地域医療は簡単には復活できません。
2008年07月15日
メンテ

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