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[91] 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察
日時: 2018/06/20 22:04
名前: 黒猫のプー氏代理 ID:ktMiPF4Q

旧掲示板で、多くの貴重な発言をされています。
勿体無いので、シリーズで転載しておきます。

□投稿者/ 黒猫の名はプー。 -(2009/03/10(Tue) 21:20:48)

タイトル
 「お金を『回し』経済を『育てる』考え方が必要です。」

■投資家や経営者は、自分達の儲けが出ないのは、労働者の給与や生活水準の維持の為にお金がかかり過ぎるという考え方を捨てるべきです。
国の方で国民みんなの健康的で文化的な生活の最低限と向上を保障している(憲法25条)のですから、労働者の賃金を買い叩いたり、削減するのは儲け方として反則です。

■世界経済は年々成長し続けているのですから、まともな国政をしている限り必ず労働者を始めとする国民みんなの給与や生活も必ず向上させる事が可能なはずです。(どうして経済を必ず成長させれるか?⇒途上国の経済成長に先進国がのっかって投資すれば、先進国も途上国の成長に合わせて自国経済をいくらでも成長させる事が可能だから。)

労働者や国民の給与や生活を犠牲にしなくても、よほど下手ではない限り企業や投資家も成長し利益も伸ばせるはずです。
それが出来ないのならそもそも経営者、投資家として失格なのです。

利益の出し方にもよりモラルが問われます。政財界に携わる人達は自分の利益は社会貢献に寄与して出したものなのか?をモラルとして意識すべきです。

企業や投資家が儲け過ぎ、集め過ぎてしまったお金は社会に還元すべきです。でないと国内の庶民労働者が形成している経済がどんどん萎縮していきます。
(労働者の失業や低賃金化が労働者の消費、購買力の低下につながり労働者目当てのサービス業の売り上げ減る。⇒サービス業従事の労働者の賃金低下につながる。⇒更に労働者の購買力の低下を招く様な負のスパイラルに陥る。)
経営者や投資家には、ただ企業を使って儲けるだけではなく社会責任があるはずです。

■企業は国内労働者の生活を守らず、必要以上に新興途上国労働者との競争を煽り国内労働者の賃金を買い叩いて酷使しているが、そのせいで日本は未来において衰退しかねません。
それは雇用のルール(賃金保障、社会福祉保障)を派遣企業にちゃんと課したり、企業に課税し失業貧困労働者層にちゃんと富の再配分を行わない政府の責任です。

■現在、地方交付税や公共事業や社会保障費の削減を行っていますが、それに反して、投資資産家に対する投資減税や、所得税や資産譲渡税等々の減税処置がされております。

○【証券優遇税制、資産家優遇税制】http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/z141214.html

■現状投資家富裕層は企業の高配当を得る為に、海外労働力を使ったり国内労働者の非正規雇用化を図り、失業貧困労働者(ワーキングプア)を大量生産し、野垂れ死にさせ続けています。
労働者は失業に至る事で収入源を絶たれ貧困へと至り続けます。
労働者の失業貧困化によるホームレス化、野垂れ死に自殺者の増加は、労働者の賃金を買い叩きつつ儲け財をなし、金融商品を購入して遊び暮らしつつも納税を渋っている投資家富裕層連中の責任です。
失業貧困労働者層救済する責任は構造改革によって急激に増殖し財をなした投資家富裕層連中にあると思わます。
彼らの財産、収入から税金をちゃんととって、失業貧困労働者層の失業保険や生活保護費に充てるべきと考えます。

●《雇用環境も福祉も欧米以下!日本は「世界で一番冷たい」格差社会》http://diamond.jp/series/worldvoice/10012/

●【OECD相対的貧困率、日本は世界第5位から第2位。2006年】http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/44/index2.html

●【国民年金:滞納者25%481万9000人「経済的に支払いが困難」65%も…25〜29歳層の滞納率38%】http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080311k0000m040097000c.html

●【所得階層別給与所得者数の推移(単位:千人)】
区分 1998年→2005年:差

100万円以下〜 3,294→3,555:+261
100万円超〜200万円以下 4,639→6,257:+1,618
200万円超〜300万円以下 6,783→7,104:+321
300万円超〜500万円以下 14,705→14,104:-601
500万円超〜700万円以下 8,281→7,395:-886
700万円超〜1,000万円以下 5,178→4,374:-804
1,000万円超〜1,500万円以下 1,995→1,602:-393
1,500万円超〜2,000万円以下 394→335:-59
2,000万円超〜2,500万円以下 79→101:+22
2,500万円超 98→109:+11
合計 45,446→44,936:-510

■上記のデータは古く怪しいものですが、それでも年収200万円以下の人達や収入ゼロの失業者の人達(給与所得者合計のマイナスの値に注目)が急増しているのがわかります。
又、年収300万円〜2000万円の人達が減っており富裕層に対する減税、規制緩和、自由競争により社会が二極化しているのが読み取れます。

■負け組派遣労働独身者は月収20万円稼げれば稼ぎが多い方で御の字と言う人達が多い中、勝ち組は貪欲に年収1000万以上、2000万以上なければ駄目だと言う…。
日本のお金の総量が一定だとすると国民同士でお金の引っ張り合いになる。

勝ち組富裕層がお金儲けをしてお金や資産をかき集めれば集めるほど負け組貧困労働者達の経済や社会が細り衰退し続け、日本社会が二極化します。
食いっぱぐれて収入ゼロの失業貧困層はホームレス、野垂れ死に、自殺、犯罪者の選択を迫られるでしょう。

■国の衰退を招く様な不労所得を得る為の富裕層連中優遇の政策を取り続け悪戯に国民を苦しめるから国民年金や健康保険料の滞納率がまた上がる。

投資家富裕層や資産家や大企業を優遇してお金を溜め込ませ、経済の流れを止めたり搾取構造を作っているから庶民が貧困化する。
『富の再分配』を考えない政府政策は経済を凍り付かせ国内景気の悪化を招いているだけです。

政財界の富裕層連中が国民にたかりつつ支配し搾取(既得権益や投資によって利権や金で金を稼ごうと)しているが為に、国の方で助けなければならない程の生活を破壊されてた貧窮状態に陥る様な失業貧困労働者層を自らの手で量産し続けている…。
メンテ

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Re: 黒猫のプーさんのスレッド ( No.1 )
日時: 2009/08/24 17:08
名前: 天の橋立の愚痴人間

□投稿者/ 黒猫の名はプー。 -(2009/04/30(Thu) 03:16:09)

タイトル
「欧米と違い『所得の再配分』の考え方がない構造改革」

○《雇用環境も福祉も欧米以下!日本は「世界で一番冷たい」格差社会》
http://diamond.jp/series/worldvoice/10012/

○【OECD相対的貧困率、日本は世界第5位から第2位。2006年】
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/44/index2.html
『日本の相対的貧困率は今やOECD諸国で最も高い部類に属する。
相対的貧困率とは国民を所得順に並べて、真ん中の順位(中位数)の人の半分以下しか所得がない人(貧困層)の比率を意味する。
つまり、中位の人の年収が500万円だとしたら、250万円以下の所得層がどれだけいるかということだ。』

○【日本の所得再分配、国際比較でみたその特徴】
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis180/e_dis171.html
『日本では欧米諸国と比較して、
(1)再分配が小さい。そのことには社会保障給付のうち労働年齢層への給付が小さいほか、税による再分配が小さいことも量的にはかなり寄与している。特に中間層と低所得層の税率の差が小さいことが、相対的貧困率を高くする方向に影響している。
(2)労働年齢層への社会保障給付が小さい。昨今、少子化対策としても注目されている家族政策支出等が小さいことが、特に子供のいる世帯の相対的貧困率を高めにしている可能性がある。』

■自殺者の多さも相対貧困率も他のOECD先進国に非難される程のデータが出ています。
今の日本社会は明らかに異常であるにもかかわらず政財界、マスコミ、ネット界は失業、貧困、格差の対して問題視する様子がありません。
自殺や失業貧困層が多いにもかかわらず、それを先進国として恥ずかしい事ともせずに、『富の再分配(失業保険、生活保護)』や『セーフティネット(弱者保護)』を渋り、1998年以前に比べて毎年1万人近い、以前の約1.5倍の自殺者の増加を放ったらかしにしています。(95年:22,445人→05年:32,552人 http://research.goo.ne.jp/database/data/000606/
失業者や貧困層に対する救済策をほとんどとっておらず、失業や貧困を大量生産する様な競争政策、格差肯定政策を構造改革によって取り続けています。
日本の生活環境、労働環境は欧米諸国先進国に劣り、むしろ途上国に近くなって来ているとも言える。
失業や貧困に対する『富の再分配』、貧困労働者層に対する福祉や『セーフティネット』の考え方が他の先進国に比べて、かなり劣っているのではないでしょうか?


○【証券優遇税制、資産家優遇税制】
http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/z141214.html

○【空前の高配当 東証1部上場】
URアドレスは5個以内の制限があり省略。

○【相続税の課税割合は9年連続減少の4.2%、海外資産の申告漏れ課税価格は1件当たり9200万円で5年連続増加】
URアドレスは5個以内の制限があり省略。

○【21世紀に入ってから進んだ「従業員軽視、株主重視」 従業員の給料は年々ダウンも、配当金は2.9倍に】
URアドレスは5個以内の制限があり省略。

○【日本、無保険失業者の比率77% 先進国で最悪。ILO報告書】
URアドレスは5個以内の制限があり省略。
『労働者が国際的にも極めて厳しい状況に置かれている事情が浮き彫りになった。
報告書は新興市場国を含む主要8カ国を取り上げた。このうち最も「無保険失業者」の比率が高いのはブラジルで93%、次いで中国が84%で日本は両国に続く高さ。4位の米国は57%にとどまり、ドイツやフランスは10%台。主な先進国で日本の突出ぶりは明らかだ。』

■不景気だといって正規雇用を絞る一方で、政財界や経団連や日本人材派遣協会は構造改革によって『法律』と『行政』をねじ曲げる事でがっぽり稼いでいた。
政財界の都合で旧来の『法』をまげ、年金、失業保険、健康保険料や家賃すら払えず、ホームレスにまで至る様な低賃金非正規不安定雇用の『現場派遣労働者層』を作り出し、日本の、社会保障制度を破壊した責任は、すべて立法、行政に関わっていた政財界、経団連、人材派遣業界の責任である。
よって『ワーキングプア』の滞納分の社会保険料は政財界、経団連、人材派遣業界に増税する事で賄い、日本の社会保障制度と労働者層の生活を破壊し続けている、政財界や経団連自身の犯した罪に対する責任と義務を負わせるべきである。

■失業貧困労働者層は、ただ生き延びる為に低賃金で闇くもに働き続けても、いずれ『派遣切り』で行き詰まりホームレスになるだけかも知れない。
自分達の置かれた立場を知る為には、政財界、経団連、富裕層が、何を考えて構造改革をおし進め、国の法律や行政をいじくっているかを監視すべきだ。

労働者は自分達が何故、失業や貧困にあえぐ『ワーキングプア』に至り、何故、社会保障制度のきちんと整備されている日本社会で、枠組みから放り出されホームレスにまで至るのかを知るべきです。
政財界、経団連、富裕層は、自分達好みに国の法律や行政をいじくってズルして楽してお金儲けをしていると疑い知るべきです。

金融や投資で楽してお金儲けをしつつ、ワーキングプアにただ貧困を押し付け、使役し搾取する階層社会を作り出しているだけだと労働者層の人達は知るべきです。
現代社会でお金持ちになる為に必要なのは努力や苦労ではなく、投資で儲ける種銭を持ったお金持ちである事と、権力という既得権益の流れにいて情報や利権を得やすい枠組みグループにいるだけで良い。
支配者富裕層がワーキングプアに思いやりがないのだから、支配者富裕層の支配する拝金社会で支配者富裕層の為にワーキングプアが闇雲に一生懸命働き続けても、いずれ使い捨てにされホームレスに至って野垂れ死にするだけ…それをワーキングプア層は知るべきです。

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド ( No.2 )
日時: 2009/08/24 17:15
名前: 天の橋立の愚痴人間

□投稿者/ 黒猫の名はプー。 -(2009/05/06(Wed) 07:00:03) [ID:tpUrWIOl]

Res4
引用
○【マスコミによる洗脳の危険性に絶えず警戒を - 森田実氏の講演から】
http://www.jacom.or.jp/news/news09/nous101s09031912.html

協同組合懇話会は9日、政治評論家森田実氏の講演「ゆれる内外情勢と日本の進むべき方向」を聞いた。
講演内容は多面的だったが、その一部を紹介する。

◆【軽蔑される日本 森田実氏】

○最近オランダの福祉政策の評価が高い。
あちらの大企業には世界で稼いだカネをみんなの幸せのためにと惜しげもなく差し出す姿勢がある。
それに比べ日本の経営者は自分の損になることは一切やらないという哲学を基に“自分さえ良ければそれで良いという主義がなぜ悪い?”と開き直る。
消費税ができてから20年間に国民が負担したのは220兆〜230兆円という計算だが、大企業の減税額はその大半の180兆円ほどとなっている。
消費税を取って、そのカネで大企業を保護してきた、といえるかどうかは別として数字上はそうなっている。
最近はテレビの討論番組などでも、大企業だけを保護するのは問題だとの意見が多いが、大企業の代弁者である竹中平蔵元経済財政担当相らは、大企業に負担を求めると、みんな海外へ出ていって国内の雇用がなくなるなどと反論する。
海外メディアの日本批判も中川昭一前財務金融担当相の酩酊会見と、実質GDPのマイナス12.6%という数字発表から〈日本は世界経済を崩壊させていくのではないか〉と非常に厳しくなった。

日本のマイナス速報値はヨーロッパより悪く、アメリカの2倍もの落ち込みとなっている。
〈中川のような人間を批判しないで守ってきたのはマスコミではないか〉との論評もあり、『ニューズウィーク日本版』3月11日号は「世界が呆れる」「ポンコツ政治」と書いている。
第2次世界大戦前の軍国主義政府も世界から随分批判はされたが、ここまで軽蔑されたのは初めてだ。
問題はマスコミだ。03年ごろだったかに「アメリカの保険業界が日本の郵政民営化を進める宣伝をするために5000億円を日本の巨大広告会社に出した」といううわさがウォール街に流れていることを聞いた。

アメリカは80年代始めから日本の郵便貯金や簡易保険など郵政資金350兆円を吸い上げようとねらって規制緩和を求めてきた。
そこで、私はうわさの真偽を確かめたところ、否定する人はなく、また「アメリカの常識として、広告費は原則として、ねらいの1%だから350兆円に対して5000億円では安すぎる」という話も出た。
結果として日本のマスコミは新聞もテレビも、民営化は正しい、規制緩和は正しい、官営は間違っているとの宣伝を徹底して日本国民はマインドコントロールされたかたちとなった。
こうした宣伝を日本の広告会社に依頼したのはアメリカの巨大広告会社で、テレビ宣伝の場合、番組内容だけでなくキャスターまで洗脳してしまうというプロジェクトを考えたようだ。
私はできるだけテレビに出て「民営化は間違っている」と主張したが、結局は敗北した。
今後は国民1人々々が見識をもってマスコミの一方的報道に立ち向かわないといけない。
小沢民主党代表の秘書による政治資金規正法違反事件についてネットには陰謀説ばかりが出てくる。
その側に立った場合私には検察の“郵政隠し”という見方がある。
というのは東京地検特捜部への内部告発が多いのは西松建設関係と、かんぽの宿などの売却をめぐる日本郵政関係だ。
どちらを優先的に追求するかで特捜は西松関係を取ったようだ。

かんぽの宿払い下げ問題などを事件にすればロッキードやリクルート以上の大事件になると私は見る。
ところが西川善文日本郵政社長は三井住友銀行の出身であり、その裏にはアメリカのゴールドマンサックスがある。
このため検察はアメリカがらみの郵政には余り触れたくないとして西松を重点とし、国民の目を郵政からそらそうとしたのではないか。
郵便局長に聞くと、民営化前に各局に保管されていた貯金、保険関係の書類が今春すべて「三井倉庫」に運び込まれ、また送られてくる資料なども三井住友銀行と印字された箱に入っており、日本郵政はまるで、その子会社になったようだとのことだ。

不況対策としてはカネの供給を急ぐべきであり、積極的な財政出動に踏み切るべきだ。
そして公共事業をどんどん実施し、ケインズ経済学を実行することが求められる。(以上一部略)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

○【財政破綻後の世界日本人が知らない 恐るべき真実】
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051114

◆【森田実政治日誌】
《米国ウォール街が、日本のマスコミを裏から動かそうとしている》

ウォール街は世界の経済の支配者である。ウォール街は世界中の富を独占するために、各国の経済を支配しようとしている。そのための基本戦略が「グローバリズム」と「民営化」だ。日本はこのウォール街に踊らされている。

このウォール街で生活している知人より私の友人に電話があった。以下、友人から聞いた話の内容を紹介する。

『ウォール街は郵政民営化法案の廃案で一時は落胆した。しかし巻き返しを決意した。ウォール街は小泉首相が総選挙で勝てば逆転できると考えている。小泉首相を勝利させるため莫大な広告費を使って日本国民すべてを洗脳する作戦である。武器はテレビだ。

ウォール街で読まれている新聞にも「日本で巨大民間銀行が生まれる寸前までいったのにつぶされてしまった。惜しかった」という記事が出ている。ところがウォール街は諦めない。ブッシュ大統領を通じて小泉内閣に捲土重来、もう一度挑戦させようとしている。それが衆院解散だ。9.11の選挙に勝てば小泉首相はどんなことでもできる独裁政権になる。いままで自民党と議会を無視してきたのは、小泉独裁をつくるためだ。総選挙で勝てば、自民党も議会も押さえつけることができるようにするためだ。米国政府はそこまで考えて小泉政権をバックアップしている…。


メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド ( No.3 )
日時: 2009/08/24 17:18
名前: 天の橋立の愚痴人間

■6184  日本は世界第2位の経済大国ではなく世界第19位の生活レベルの国 

□投稿者/ 黒猫の名はプー。 -(2009/05/07(Thu) 13:38:16) [ID:tpUrWIOl]

Res5
引用
■麻生首相はことあるごとに、『日本は世界第2位の経済大国であり…云々』を、まるで自分の手柄の様に喧伝して回っているが、実際には日本の一人あたりのGDPは、景気が非常によかった07年でさえもOECDで世界19位(1970、71年レベルに後退)、G7で最下位なのである。

更に、GDPの動態で言うと先進国の中で一人負けの状態を永遠と続けており、『構造改革』中もGDPの値はずっと下がり続けていました。

■日本はここ10年くらい、世界経済の中で一人負け組なのを自覚すべきです。
又、世界第2位なのは企業経済活動の部分が主であり、国民個人のGDPは世界第19位、先進国最下位なのを自覚すべきです。

●世界第2位の経済大国 ⇒ 日本人は所得が高くて金持ちで当然。

などではなく、

●国民一人あたりのGDPは世界第19位、先進国最下位。⇒所得が他の先進国に比べて低くて当然。日本人は貧乏なのだ。

を自覚すべきなのです。

■麻生総理の『日本は世界第2位の経済大国…云々』の喧伝に騙されてはいけません。
『構造改革』の企業優先、優遇政策によって、日本の労働者の平均個人所得は下がり続け、国民個人レベルでは景気回復はまるっきり為されてないのです。
(『国の国内総生産の動態』をフリー百科事典:ウィキペディア(Wikipedia)でネット検索してデータを見て下さい。)

日本のGDPは、1995年のレベルにすら回復していない、世界で一人負けの状態なのです。
政府は、『世界第2位の経済大国』を威張るのではなく、『世界第19位の個人所得、先進国最下位のダメ経済国』なのを自覚し、『経済大国よりも、個人所得の多い生活大国への改革』への転換を図るべきです。

■構造改革の成功をわざと喧伝する為か、それとも、実際はGDPの動態が世界最低レベルで国民一人あたりだと世界19位まで下がっているのをごまかす為にか、麻生総理はとかく『世界第2位の経済大国』を引用します。
しかし、麻生総理が『世界第2位の経済大国』をしつこく喧伝するが為に、大都市部の資産家富裕層は世界第2位の暮らしを要求する様になり、そのせいで地方や労働者は所得を下げられ続け、世界19位どころか途上国なみの生活を強要される様になっています。

政府は、国民の個人所得が上がる政策をとるべきです。『世界第2位の経済大国』よりも、『個人所得世界第2位の生活大国』への構造改革を目指して欲しいです。

−−−−−−−−−−−−−−−

○【麻生首相、訪中を控え 中国メディアの取材に応じる】
http://j.peopledaily.com.cn/94474/6648683.html

『日本はこれまで、「製造産業」の能力に頼って世界2位の経済大国となった。日本には「汗を流して働く」という価値観や集団で成果を得られる組織力がある。これらは日本の「製造産業」の伝統であり、強みでもある。
これまで、日本が1970年代に起きた石油危機などを克服できたのもこれらの強みを発揮した成果である。日本人はこれに対しもっと自信を持ってよいのではないか。…。』

−−−−−−−−−−−−−−−

○【07年日本の1人当たり名目GDPはOECDで19位に後退、G7最下位】
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35625620081225

『内閣府が発表した2007年度国民経済計算確報によると、日本の1人当たりの国内総生産(名目GDP)は2007年(暦年)に3万4326ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で19位に後退した。
これは1970年、71年に並ぶ過去最低の順位。 また、日本の順位は、主要7カ国(G7)中で最下位となった。

順位の後退は7年連続。06年は18位だった。内閣府によると、欧州通貨が対円で上昇傾向だったことなどが影響した。日本の過去最高順位は1988年、93─96年、2000年に位置した3位。
また、日本の名目GDPが世界のGDPに占める比率は8.1%となり、71年(7.3%)以来の低い比率となった。過去最高を記録したのは94年で、日本の比率は17.9%だった。

同時に発表された07年度の家計貯蓄率は2.2%と3年ぶりに低下し、比較可能な1980年以降の同統計で最低の水準となった。可処分所得が前年度比0.9%減と4年ぶりに減少する一方、最終消費支出が前年度比0.9%増と4年連続の増加になったことが背景。貯蓄率の過去最高水準は、81年に記録した18%。』

−−−−−−−−−−−−−−−

■GDPの動態において日本は世界で一人負けをしています。
構造改革によって輸出依存、投資金融依存、大企業依存の経済構造に改革した事で、逆に労働者層の所得や貯蓄の減少、国内向け産業の衰退による内需の縮小がおき、しかもそれが、政府政策で優遇した企業や投資金融や資産家の経済活動を上回って悪化し続けたせいと考えられます。
構造改革以前の労働者庶民や地方経済への所得の再配分が多い内需拡大経済に戻した方GDP成長率によい結果をもたらすと考えます。

■【為替レートのGDP(単位は10億US$)】

◆日本
1980年: 1,067.1  1985年: 1,366.3  1990年: 3,053.1  1995年: 5,277.9
2000年: 4,668.8  2005年: 4,560.7  2006年: 4,377.1

■【 一人当りの為替レートのGDP(単位はUS$)】

◆日本
1980年:  9,138  1985年: 11,311  1990年: 24,734  1995年: 42,076  
2000年: 36,811  2005年: 35,699  2006年: 34,264

 

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド ( No.4 )
日時: 2009/08/24 17:19
名前: 天の橋立の愚痴人間

■6185  日本は世界第2位の経済大国ではなく世界第19位の生活レベルの国 

□投稿者/ 黒猫の名はプー。 -(2009/05/07(Thu) 13:57:39) [ID:tpUrWIOl]

Res6
引用
■麻生総理の『日本は世界第2位の経済大国…云々』の喧伝に騙されてはいけません。
『構造改革』の企業優先、優遇政策によって、日本の労働者の平均個人所得は下がり続け、国民個人レベルでは景気回復はまるっきり為されてないのです。

■世界各国の国内総生産の動態との比較において、日本は一人負けをしています。

○《【国の国内総生産の動態】 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でネット検索して下さい。》

■【為替レートのGDP】国際通貨基金(IMF)のGDPのリスト(単位は10億US$)

◆世界
1980年:11,797.2  1985年:12,914.0  1990年:22,883.6  1995年:29,547.9
2000年:31,823.2  2005年:44,880.8  2006年:48,436.0

◆アメリカ合衆国
1980年:2,789.5  1985年:4,220.3  1990年:5,803.1  1995年:7,397.7
2000年:9,817.0  2005年:12,433.9  2006年:13,194.7

◆日本
1980年:1,067.1  1985年:1,366.3  1990年:3,053.1  1995年:5,277.9
2000年:4,668.8  2005年:4,560.7  2006年:4,377.1

◆ドイツ
1980年:826.1  1985年:639.7  1990年:1,547.0  1995年:2,524.9
2000年:1,905.8  2005年:2,796.2  2006年:2,915.9

◆中華人民共和国
1980年:307.6  1985年:305.3  1990年:387.8  1995年:727.9
2000年:1,198.5  2005年:2,243.7  2006年:2,644.6

◆イギリス
1980年:537.8  1985年:461.6  1990年:1,001.0  1995年:1,141.4
2000年:1,453.8  2005年:2,246.3  2006年:2,402.0

◆フランス
1980年:691.2  1985年:547.8  1990年:1,248.4  1995年:1,572.2
2000年:1,333.2  2005年:2,137.5  2006年:2,252.1

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■【 一人当りの為替レートのGDP】国際通貨基金(IMF)の一人当たりのGDP のリスト(単位はUS$)

日本
1980年:9,138  1985年:11,311  1990年:24,734  1995年:42,076  
2000年:36,811  2005年:35,699  2006年:34,264

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★データでは1995年、おそらくは1997年暮れあたりから、日本だけGDPは下がり続けている。それは構造改革でも変わらなかった…。(1995年のレベルにすら戻れていない。)
果たして構造改革は成功していると言えるのでしょうか?
構造改革によって進めた輸出依存、投資金融依存、大企業依存の競争経済を諦めて、構造改革以前の労働者庶民や地方経済への所得の再配分が多い内需拡大経済に戻した方がましなのではないのかとさえ思います。
特に現在の様な、世界的な不景気の場合、外需依存の経済や投資金融依存の経済構造だと被害が余計に出るようです。直接的に金融危機の被害を被らない日本が、世界の中で一番GDPが下がる予測が出たりしています。
構造改革の方針を見直すべきです。世界経済の中での日本の立場をわきまえて、輸出依存型の大企業や投資銀行や金融機関の規模の拡大の為の過大な企業優遇、資産家優遇政策に意味があるか再考すべきです。アメリカのシティグループもGMも、その規模の大きさ、巨大多国籍企業故に、世界的な大不況で小回りがきかずかえって苦しんでいる様に見えます。

○【日本の実質GDP伸び率OECDはマイナス6.6%、世銀は同5.3%と予測。先進国主要地域では最大の落ち込み】
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009033100886

○【GDP、戦後最悪の落ち込みに:民間予測前期比4.2%減、年率15.9%減】
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009050100785

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★他の国々と比べて日本のGDPがいっこうに伸びなかった理由は、構造改革によって労働者庶民や地方経済への所得の再配分がへった為に、労働者層の所得や貯蓄の減少、国内向け産業の衰退による内需の縮小がおき、しかもそれが、政府政策で優遇した企業や投資金融や資産家の経済活動を上回って悪化し続けたせいです。
所得の再配分…課税のバランスと交付の方法が悪かったせいだと考えられます。
投資、資産家減税のし過ぎ。低所得者層の失業貧困化対策を怠ったせいだと考えます。

【過度の競争政策による労働者の失業貧困化、労働者庶民や地方経済への所得の再配分の減少=労働者層の所得や貯蓄の減少、国内向け産業の衰退による内需の縮小】 > 【投資、資産家減税、優遇処置による企業や投資金融や資産家の経済活動の伸び】

…だったせいだと考えます。


メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド ( No.5 )
日時: 2009/08/24 17:20
名前: 天の橋立の愚痴人間

■6186  日本は世界第2位の経済大国ではなく世界第19位の生活レベルの国 

□投稿者/ 黒猫の名はプー。 -(2009/05/07(Thu) 16:06:23) [ID:tpUrWIOl]

Res7
引用
●「格差が出ることは悪いとは思わない。成功者をねたんだり、能力のある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」小泉純一郎 第89代内閣総理大臣 世襲3世

●「競争が進むとみんなが豊かになっていく」竹中平蔵 経済学者 元政治家 パソナ特別顧問

●「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」奥田 碩 元日本経団連会長 元トヨタ自動車会長

●「パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」宮内義彦 オリックス会長 元規制改革、民間開放推進会議議長

●「非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」三浦朱門 作家 元文化庁長官 元教育課程審議会会長

●「日本で払う給料は、間違いなく中国で払うより高い。労働者が、もの凄く安いコストで働いているというようには私は思っていません」折口雅博 グッドウィル グループ創業者 元経団連理事

●『派遣切り「社会が悪い」は本末転倒。「ロスジェネ」はただの言葉遊び。http://news.goo.ne.jp/article/php/business/php-20090216-04.html 』奥谷禮子 ザ=アール社長 経済同友会幹事

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■偉そうなことを言ってグローバル化や構造改革の推進によって儲けネタを作り、労働者の賃金を買い叩いたり納税をしぶる事で財をなし、バブル的に遊び惚けながら社会を支配しようとしていた日本の政財界富裕層の人達…。

■政府、政財界の連中は、『世界第2位の経済大国』を威張るのではなく、『一人あたりのGDP世界第19位、先進国最下位のダメ経済国』なのを自覚すべきです。
『構造改革』を行っても、景気のよかった07年でさえ世界19位であり、日本はここ10年くらい、世界経済の中で一人負け組なのを自覚すべきです。(1995年のレベルにさえ回復していない。他の国々とのGDPの動態の比較で言ったら構造改革は駄目ダメ失敗政策です。)

偉そうに『構造改革』を行って来た連中は、能無しなくせに偉そうな自分達が行った、『構造改革』という下手クソ改革政策で、国民みんなに迷惑をかけ続けているのだと自覚して反省してもらいたいです。

実際はGDPの動態が世界最低レベルであり国民一人あたりだと世界19位まで下がっているのをごまかす為にか、麻生総理は『世界第2位の経済大国』を頻繁に引用します。
しかし、麻生総理が『世界第2位の経済大国』をしつこく喧伝するが為に、大都市部の資産家富裕層は世界第2位の暮らしを要求する様になり、そのせいで地方や労働者は所得を下げられ続け、世界19位どころか途上国なみの生活を強要される様になっています。

政府は、国民の個人所得が上がる政策をとるべきです。『世界第2位の経済大国』よりも、『個人所得世界第2位の生活大国』への構造改革を目指すべきです。

■偉そうな政財界富裕層の支配者連中は、『日本の一人あたりのGDP世界第19位、先進国最下位』なのを自覚して、欧米なみの贅沢な暮らしをするのをやめてもらいたい。
自分達の能無し政策のせいで『日本は、世界2位ではなく世界19位』なのです。それに見合った生活レベルに下げるべきなのです。

先進国最下位、世界19位にふさわしい『質素』な暮らしを心がけ、その分余ったお金を納税したり、労働者の給与に回してもらいたい。
そうすれば、渋チン守銭奴政策の為に破壊された国内経済、社会が回復し、日本の内需も、おのずと膨らみ、景気回復がはかられるでしょう。
国民一人あたりのGDP世界19位、先進国最下位レベルの国内総生産も改善されるかも知れません。

日本の国全体、国民全員の生活レベルの向上が、日本の国民一人あたりのGDPの向上につながると考えます。
予算を削って地方経済を衰退させ、労働賃金を買い叩き、自国民労働者の所得を下げ続け失業貧困に貶める様な守銭奴構造改革が日本全体の経済成長を妨げ、国民の大多数を占める労働者庶民の経済、社会を萎縮させ、結果国民総生産の動態で世界で一人負けを続ける結果につながったと考えます。

途上国の様に野蛮に労働者の賃金を買い叩くのではなく、欧米を見習って労働者の賃金や雇用を保障したり、『所得(富)の再配分』を行って、労働者庶民に優しい経済、社会政策を行った方が、結果的に先進国最低レベルの国民一人あたりのGDPを押し上げる結果につながると考えます。

 
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.6 )
日時: 2010/03/20 23:17
名前: 天橋立の愚痴人間

同じく経済論について、別の角度からの考察をされている「黒猫のプーさんのスレッド」をUPします。

同じく本文は旧掲示板に記載されています。

また、氏は自身のブログをもっておられます。

http://blog.auone.jp/fightingalgernon/
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.7 )
日時: 2011/09/21 00:00
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:aTDjHGrI

UPします
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.8 )
日時: 2011/09/21 01:08
名前: グッキー ID:iJD2RPkM

小泉、竹中の構造改革の酷いことは最初から分かっていた。
しかし小泉の嘘に騙される有権者が多数いたから、出鱈目な構造改革が出来た。

問題は何時その愚かな有権者が物事を真剣に考えるように成るかです。
経済低迷、これからは経済破綻かな、痛い目を見る。
原発放射能事故でもさんざん酷い目に遭う。
まあ、少しくらいはまともに考えるように成るでしょう。
ーーーーーー

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/23062
英国の財政原理主義者と対峙せよ狂いが生じ始めた緊縮財政の目論見2011.09.21(水)
Financial Times
ーーーーー

英国はキャメロン、グレック、オズボーンと財務省の財政原理主義に騙され、少しは目論見が違うと気がついたかな。
早く気がついて方針変更してくれたら、日本も財務省の財政原理主義に騙されないですむかも知れない。
ーーーーーー

でもケインズ政策、財政政策では一時しのぎにしかならない。
問題は格差の拡大が消費需要を縮小していると言う構造。
その構造を改善しなければ経済の復活は無い。
それについて述べた米国のーーロバート・ライシュ教授の記事を紹介します
ーーーーーーー

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19272
ニューヨークタイムズの話題論文を全文翻訳ーーロバート・ライシュ「没落した中流階級の再生なしにアメリカ経済は復活しない」

少数の金持ちに依存する経済は弱い
2011年09月20日(火) 経済の死角 Small Size
ロバート・ライシュ/カリフォルニア大バークレー校教授〔PHOTO〕gettyimages
ライシュ教授が指し示す2番底アメリカへのカルテは未曾有の国難にあえぐ日本人にこそ有効ではないか。教授の最新刊『余震』をふまえた提言でいま話題のニューヨークタイムズ記事を全文翻訳した。

                      翻訳:松村保孝(ジャーナリスト)

 最上位5%に属する高所得層アメリカ人の消費は、いまや全体の37%の割合を占める、というのがムーディーズ・アナリティックスによる最近の調査結果だ。驚くには当たらない。アメリカ社会はますます不平等を広げたのだ。

 それほど多くの所得がトップにわたる一方で、中流階級がもっと借金漬けにならなくとも経済を回していけるだけ十分な購買力をもちあわせていないとする。その結果は、すでに経験したように、ひどいことになる。

 少数者の消費に大きく依存する経済は、にわか景気と不況の交替を引き起こしがちでもある。金持ちは貯蓄が好調だと派手に消費し投資もするが、資産価値が急落すると引っ込む。これが時に大荒れの乱高下をみちびく。この点はすでに誰にも耳慣れた話だ。

 アメリカの不平等に向けたこの大きなうねりが逆転するまでは、経済がほんとうに立ち直ることはない。たとえばなにか奇跡が起こって、ベン・バーナンキ議長のFRB(連邦準備制度理事会)が金利をほぼゼロに保ったままで、オバマ大統領の第二次刺激策が(議会で)支持されることになったとしても、中流階級が消費できる態勢になければ、いずれもうまくはいかない。呼び水がうまく働くのは、そもそも井戸に十分、水があるときだけなのだ。

この100年間、大金持ちが儲けた直後に景気後退が起きている
 この100年を振りかえってみれば、あるパターンが見えてくる。1947年から1977年にいたる偉大なアメリカの繁栄期のように、大金持ちが全体の収益中のより少ない部分を家に持ち帰っていたときには、アメリカ全体は急速に成長し、賃金の中央値が急騰した。好循環が生まれたのだ。かつてなく成長した中流階級は、より多くの商品とサービスを消費する能力があるので、さらに多くのいい職(ジョブス)を生みだし、その結果、需要がかきたてられる。上げ潮は事実すべての船を押し上げたのである。

 1918年から1933年までの期間のように、あるいは1981年から現在までの大後退の時期のように、大金持ちが収益のより大きな部分を家に持ち帰った時には成長は鈍化し、賃金中央値は沈滞し、われわれは巨大な景気後退に苦しむことになる。

 この100年間で、国の総所得中からのトップ所得者たちの取り分が最大になったのは1928年と2007年であり、この二つの年はいずれも史上有数の大規模景気下降の直前に当たっていた。これは単なる偶然の一致などではけっしてない。

1970年代後半からアメリカの中流階級は弱りはじめた。生産性は上がり経済は拡大しつづけたが賃金は1970年代に入ると横ばいとなった。コンテナ船やサテライト通信、ついにはコンピューターとインターネットといった新技術が、オートメ化を可能にし、海外でもっと(コストを)安くあげて、アメリカ人の職を削りとったせいだ。

 同じ技術は、経営革新や問題解決にその技術を使う人々には、かつてない多額の報酬を与えることとなった。中のある者は製品起業家であり、人気がウナギ登りだったのは金融商品の起業家であった。一流大学やMBA課程の卒業生は、タレントとして重役室やウォールストリートで権力の頂点を極め、その報酬は急騰した。

   借金と女性の労働に支えられた中産階級の消費バブル

 その一方で、中流階級は消費し続けた。初めは労働人口に女性が加わってきたからできたことだ。(1960年代、小さな子を持つ既婚女性のわずか12%が賃労働に従事したが、1990年代末までには55%になっていた)。それでも収入が十分でないと、アメリカ人は大きな借金を抱えるようになった。1990年代末から2007年にかけて家計負債は3分の1にまでふくれあがる。住宅の価値が上がり続けるかぎり、それは補助金を手にいれる苦労のない方法に見えた。 

 もちろんのことだが、たまたまバブルがはじけた。ほとんど停滞している賃金をものともせずに消費し続ける中流階級の驚くべき能力は、そこで終わった。謎なのは、この40年間、中流階級の経済力が壊滅しないようになんとかしむけることがなぜ、ほとんど行われなかったのか、ということだ。

 経済成長からの引き続く利得によって、アメリカという国は、早期の児童教育や公立校の改善、高等教育への広範囲なアクセス、さらにはより効果的な公共交通機関によって、もっと多くの人々を、問題解決者や事業革新家にすることができたはずなのに。

 われわれは、パートタイム労働者への失業保険の適用、新しい土地への転職する者への交通費給付、あるいは大口雇用者を失った市町村への新保険制度適用によって、セーフティーネットをさらに広げ得たであろう。メディケア(医療保険)は国民全員の保険としえたはずだ。

 大企業が、クビにした労働者に退職手当を支給したり、新しい職のために訓練したりすることを(政府から)命じられることもまた可能であった。最低賃金を賃金中央値の半額に連動させることや、貿易相手国にもそれと同様の条件を要求してすべての市民が貿易からの利得をシェアできるようにすることもできたはずだ。

 金持ちへの税金を多くし、貧しいアメリカ人への課税を下げることもできたであろう。

 しかし、1970年代末から始まり、その後30年間というもの、ますます熱心に政府がやったことはそれと全く反対のことであった。規制を撤廃し民営化した。対国家経済比でのインフラ出費をカットし、公的高等教育のコストを家族に転嫁した。セーフティネットはずたずたにされた。(失業者のたった27%にだけ失業保険が適用される)そして企業には組合破りを許し、組合を組織しようとする従業員は脅迫される。労働組合に加入している民間部門の労働者は今、8%以下である。

 もっと一般的に言えば、アメリカの大企業がグローバル企業となり、GPS衛星と同様、アメリカへの忠誠心など持ち合わせなくなる事態を政府は傍観していた。

 その間、最大の所得税率は35%へと半減し、この国の多くの大富豪たちは自分たちの所得を15%以上は課税されないキャピタルゲイン(資本利得)扱いすることが許された。一番頂上の収入層1、5%に課せられる相続税はささやかなものだった。しかし同時に、いずれもあまり大きくはないわれわれの給与のかなりの分量を占めている消費税や給与税は増加した。

   「グローバリゼーションには逆らえない」というのは嘘だ

 中でもきわめつきは、政府がウォールストリートの大損害には補償を与えながら、その諸規制は解いたことである。そうすることで、それまでアメリカ産業界のしもべであった金融業を主人の地位につかせ、彼らが長期的な成長でなく短期的な利益を求めてこの国の利益のかつてなく大きな部分をかき集めることを許した。

 金融会社の利益は2007年までに、アメリカ企業による総利益の10%に過ぎなかった偉大な繁栄期をはるかに超える40%を占め、報酬もまほぼ同じように大きな割合を占めた。

 ある人は、こうした退行への急傾斜は、アメリカ人が政府への信頼を失ったせいで起きたのだと言う。しかしこの議論はもっともではあるが後ろ向きである。

 1970年代末にアメリカ中をとどろかせた納税者の反乱は、政府へのイデオロギー的反乱というよりは停滞する所得へのさらなる課税への一部の反乱であって、アメリカ人は、政府のすべての業務をそれまでどおり求めていたのである。当然のことながら政府の業務は劣化し、政府の赤字は膨張した。それがまた人々の、政府のやることはどれもダメだ、という不信感を強めることになった。

 またある人は、グロバリゼーションと技術的変化を逆転することなど、我々にはできないことだったと言う。しかしドイツなど他国の経験は、違うことを示している。この15年間、ドイツの経済成長はアメリカより早く、その利得はもっと広くまかれた。1985年以降、アメリカの平均的時給のインフレ調整後の上昇率がたった6%だったのに対し、ドイツ人労働者の上昇率は30%であった。

 同時にトップ1%のドイツの家計は、国民総所得の11%を家に持ち帰ったに過ぎない。これは1970年とほぼ変わらない数字である。この数ヵ月間、ドイツは近隣諸国の債務危機に見舞われてはいるが、その失業率は金融危機が2007年に始まる前の水準をいまだに下まわっている。

 ドイツはそれをどう達成したのか? それは主に、レーザー装置で狙うように教育に焦点を定め(ドイツ人学生の数学の点数はアメリカ人をリードし続けている)、強い労働組合を維持することによってである。

   「上げ潮」から「引き潮」の時代へと変化する

 アメリカの大きな退歩の本当の理由は政治的なものだ。収入と富がより少数の者に集中し、マリナー・エクルズ(FRB元議長)が1920年代に「巨大な経済力を持つ(中流の)人々が、経済ゲームのルール作りに過小な影響力しか持たないとき」起こる、と述べた状況に逆戻りしたのである。

 高額の選挙資金を寄付し、ロビイストや情報操作のプロ集団を動かして、アメリカの経営幹部階層(エグゼクティブクラス)は経済成長から得た利得を広く行きわたらせるための改革に抵抗する一方で、より低い税率を勝ち取ったのである。

 しかし金持ちたちは今や自らの成功にいっぱい食わされてしまった。急成長する経済のより小さなシェアのほうが、ほとんど溺死寸前の経済の大きなシェアよりは安楽であろう。

 多分、アメリカの中流階級の巨大な購買力を復興する戦略なしにアメリカ経済は現在の沈滞から抜け出せない。上位5%の大富豪たちだけの消費では、雇用機会を増やし生活水準を上げる好循環をもたらすことはできない。そのギャップを埋めるために輸出に頼ることもできない。アメリカを含めた経済大国が、(輸入額より輸出額が多い)純輸出国になることは不可能なことである。

 中流階級の復興のためには、何十年にもわたった格差拡大の傾向をわれわれが逆転させる必要がある。経営幹部階層がもつ政治的パワーにもかかわらず、これは可能である。非常に多くの人々が職を失い、収入を下落させ、住宅価値の減退に遭遇している今、アメリカ人は結集することができる。

 さらに経済は(あるプレーヤーの利益が増せば、その分だけ他のプレーヤーの損失が増える)ゼロサム・ゲームではない。経営幹部階層であっても、これまでのトレンドを逆転させることが自己利益であると十分に理解している。

 すなわち、上げ潮がすべての船(ボート)を水に浮かべるのに、引き潮は(富裕層が持つ)多くのヨットをも浜に乗り上げさせかねないのだ。問題は果たしていつ自らの政治的な意志を呼び出すのか、ということだ。かつてわれわれは、もっと荒涼たる時代にあってもそれを奮い起こしたものである。

 歴史家のジェームス T.アダムスが、大恐慌の深淵のさなかに作り出した「アメリカの夢」の定義のように、我々が求めるのは「誰にとっての人生も、より良く、より豊かで、より充実している国」なのである。

 その夢はいまだにわれわれの手の届く範囲にある。

ロバート・ライシュ
1946年、ペンシルバニア州に生まれる。ハーバード大学教授、ブランダイス大学教授などを経て、クリントン政権で労働長官を務める。『アメリカン・プロスペクト』の共同創立者兼編集者。2003年に経済・社会思想における先駆的業績によりバーツラフ・ハベル財団賞受賞。2008年5月『ウォールストリート・ジャーナル』紙で「最も影響力のある経営思想家20人」の1人に選ばれる。邦訳書多数

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.9 )
日時: 2011/09/21 11:22
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:aTDjHGrI

「最も影響力のある経営思想家20人」と言う触れ込みに引かれて、ロバート・ライシュ氏の論文を見ていましたが、


>経済成長からの引き続く利得によって、アメリカという国は、早期の児童教育や公立校の改善、高等教育への広範囲なアクセス、さらにはより効果的な公共交通機関によって、もっと多くの人々を、問題解決者や事業革新家にすることができたはずなのに。

> われわれは、パートタイム労働者への失業保険の適用、新しい土地への転職する者への交通費給付、あるいは大口雇用者を失った市町村への新保険制度適用によって、セーフティーネットをさらに広げ得たであろう。メディケア(医療保険)は国民全員の保険としえたはずだ。

> 大企業が、クビにした労働者に退職手当を支給したり、新しい職のために訓練したりすることを(政府から)命じられることもまた可能であった。最低賃金を賃金中央値の半額に連動させることや、貿易相手国にもそれと同様の条件を要求してすべての市民が貿易からの利得をシェアできるようにすることもできたはずだ。

> 金持ちへの税金を多くし、貧しいアメリカ人への課税を下げることもできたであろう。

現状分析も、上記ことが結論であるならば、糾弾サイトの論客氏の方が、余程「経営思想家」として進んでいると思います。
さしづめ、グッキー論は、ノーベル経済学賞ものです。
経済学と言うものが、この域を出ていないことが大問題であると思います。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.10 )
日時: 2011/09/21 12:38
名前: グッキー

天橋立の愚痴人間ささん

>経済学と言うものが、この域を出ていないことが大問題であると思います。
ーーーーーーー

ロバート・ライシュ教授の説は格差が消費を縮小しているという現状分析については正しいのですが、格差が何で起きるのかという根本的問題については触れていません。
根本的欠陥が分からなければ、対症療法しか出てきません。

ケンブリッチの先人たち、ケインズ、ロバートソン、ビグー、ホートリー、ドイツのシオドア・ゲゼル、
みんな資本主義市場経済の持つ根本的な欠陥について思索し、それに挑戦しようとしました。
現在はそういう人が居ないのが情けないです。
ケインズらを紹介した上智大の平井俊顕教授(たびたびブログをリンクしている)でさえ、財政政策をとしか言えない始末です。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.11 )
日時: 2011/09/21 12:51
名前: 天橋立の愚痴人間

グッキー さん、

>ロバート・ライシュ教授の説は格差が消費を縮小しているという現状分析については正しいのですが、格差が何で起きるのかという根本的問題については触れていません。

これは解かります。

しかし同じようなことは、当サイトでは多くの人が語っています。

経済学会が遅れている証拠でしょう
グッキーさんの記事により、それが確認できたことに意義を感じます。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.12 )
日時: 2011/09/21 18:03
名前: グッキー

天橋立の愚痴人間 さん

>しかし同じようなことは、当サイトでは多くの人が語っています。
ーーーーーー

こちらに資本主義市場経済の問題について真剣に考察したものがありますか???
文句は言っても現実的に出来る対策は無い。
こちらも阿修羅も煮たようなものに見受けられるのですが、、、
ーーーーーー

>「お金を『回し』経済を『育てる』考え方が必要です。」
ーーーーーー

これはマクロ的には正しいのですが、ミクロ的には利潤追求の企業にとって正しくないのです。
ミクロ的に他の企業がどんどんお金を回し、自分の企業がお金を溜め込むというのが利潤追求に取ってよい状態です。
これは自民党の福田元総理が経団連に賃上げをしてくださいとお願いしていたのと同じことです。
ーーーー

>途上国の経済成長に先進国がのっかって投資すれば、先進国も途上国の成長に合わせて自国経済をいくらでも成長させる事が可能だから。)
ーーーーーー
輸出に頼るのは邪道です。
国内消費需要を伸ばせば経済は成長します。
途上国投資は、あくまで途上国を助けるのが目的で良いと思います。
ーーーーーーー

>労働者や国民の給与や生活を犠牲にしなくても、よほど下手ではない限り企業や投資家も成長し利益も伸ばせるはずです。
ーーーーー

モラルで市場経済は動きません。利潤追求で動きます。
たとえ社会が不況と成っても、自社、自社資本が儲かれば利潤追求に取って正しいのです。
みんなが賃金を上げれば景気が良くなるといって、日本中、世界中の企業が賃金を上げる保証が無くて、どうして自社だけ率先して上げることが出来るでしょう、
ーーーーーーー

>企業や投資家が儲け過ぎ、集め過ぎてしまったお金は社会に還元すべきです。
ーーーーーーー

これはモラルの問題ですね。
資本主義市場経済とは、利潤追求という経済動機で出来ている経済構造です。資本主義が人間のモラルと相反するというのは先人たちも考えていた命題で、資本主義市場経済を維持しつつ、いかにそのモラルと相反しない経済システムを造るかというのが大事だと思います。
モラルがこうだと言っていても、利潤追求という経済構造の中では、言っているだけに終ります。
他者を助けるべきだ、と言っているだけではなく、そうなるような経済システムを考えるのが良いのではありませんか。

資本主義市場経済とは利潤追求という行動原理で動く経済構造です。
マクロ的、モラル的に良いと思われることでも、利潤追求という行動原理に縛られ、人間にそうさせない経済構造に成っているのです。

それをマクロ的、モラル的に良い経済構造に変えていかなければ成らないのです。

例えば賃金を上げるには世界的に、賃金をいくら上げなければ成らないという法律を作れば良いのですが、そんなことは各国とも事情が違い、利害が絡み出来ないことです。
労働組合を世界的規模にし、企業に賃上げを要求できる力を持たせることも出来ないことです。

だから別の方法を考えなければ成らない。
それで消費管理政策なのです。

はっきり言えば労働分配率を上げられないから、消費者に金を撒くと言っても良い。
日本の企業全体に賃金を上げなければならないという法律を造れば、力の弱い企業はどんどん倒産しますね。
これでは上手く行かない。
労働分配率を上げる代わりに消費者に金を撒いてもつぶれる企業は無い。むしろ好景気に沸きます。
つまり上げ潮で、企業も消費者もすべてが上手く浮上します。
ーーーーーーー


メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.13 )
日時: 2011/09/21 21:43
名前: 天橋立の愚痴人間

>
これはモラルの問題ですね。
資本主義市場経済とは、利潤追求という経済動機で出来ている経済構造です。資本主義が人間のモラルと相反するというのは先人たちも考えていた命題で、資本主義市場経済を維持しつつ、いかにそのモラルと相反しない経済システムを造るかというのが大事だと思います。
モラルがこうだと言っていても、利潤追求という経済構造の中では、言っているだけに終ります。
他者を助けるべきだ、と言っているだけではなく、そうなるような経済システムを考えるのが良いのではありませんか。
<

この点ですね。
資本主義と民主主義は一卵性双生児を思っています。
共に人間の利己心の開放というものが根底にあります。

その反対の社会に封建制や共産主義、又は宗教国家があります。

それ故に、
「資本主義市場経済を維持しつつ、・・・」

と言うのは「利己心の開放」は維持しなければならないということになります。
その上で「モラル」と言う言葉は、利己心の抑制と言う意味で捉えられていると思います。

それで考えられますのは、人間の経済行為全般にモラルの網掛けをすることは、資本主義の根本の利点を損なうことになり、また資本主義を標榜するかぎりは不可能であると思います。

また、経済のシステムにいささかでも誓約を加えようとすれば、民主主義という権利、自由の主張と対峙しなけらばなりません。

ですが、資本主義の経済の全般に網掛けをすることは難しくても、部分的な領域では、皆さんの理解が得られるのではないかと思います。

実際、電力業界が独占体制を公認されているのも、タバコの生産が、半公的事業として民間の参加を阻んでいるのも、一種の特殊事情です。

これを認めているのもモラルの一種とすれば、例えばですが、医薬品の生産とかを国家の管理下に置くことも出来ると思います。

医薬品といいましたのは、単なる例であり、国家の管理に適切で、それが雇用を生むような産業の分野を国営とすることまでは、資本主義を並存させることが出来るのではないでしょうか。

私は、国家による雇用の確保のことを言い続けています。
資本主義の瑕疵を補完するのに、ベーシックインカムを言う人がいますが、現金を支給することが常態となれば、人間から競争心を奪ってしまいます。

これが人類にとっては最悪の選択となるでしょう。
資本主義と共存と言うよりも、相反する2つのシステムが対峙することになります。
しかも、将来、ベーシックインカムで生計を立てる人が、人口の1/3や1/2にもなれば、逆に人間性維持の為のモラルが崩壊してしまい、ミイラ取りがミイラになる愚を冒すと思います。

新しい公共事業の構想も、一つですが、将来は産業分野の1/4くらいは、国家の雇用対策の為の産業を並存させることは肝要かと思います。

かつ、その産業の分野は、発注だけが国家ということで、受注や仕事を遂行するに当たっては資本主義のルールで行なえます。

雇用が安定すれば、そんなに年収が多くなくても消費は確実に増えて行きます。

>こちらに資本主義市場経済の問題について真剣に考察したものがありますか

とも、言われていますが、理屈はこの様に簡単なものです。
それが実践できないのは、これを受け入れる社会の方に問題があり、グローバル化の競争に死活をかけている企業は既得利権を失わないために、この話しに載ってはきません。
それが現在の経済界、経済学の現状です。

一方で、国民の方も少しでも既存の権利、自由が奪われることを良しとしない了見の狭い身勝手さがあり、経済的な理念よりも、意識の改革が大きな課題であります。

それで、経済学の怠慢を言うとともに、社会学の怠慢も言っているのです。

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.14 )
日時: 2011/09/22 02:38
名前: グッキー ID:Bitzflok

天橋立の愚痴人間さん

>それで考えられますのは、人間の経済行為全般にモラルの網掛けをすることは、資本主義の根本の利点を損なうことになり、また資本主義を標榜するかぎりは不可能であると思います。
ーーーーーー

規制やルールは資本主義市場経済も当然のこととしてあります。何もすべてが自由なわけではありません。
人間のモラルに反しなく、マクロ経済に良い規制、ルールを造るべきだと考えたのですが。
ーーーーーー

>また、経済のシステムにいささかでも誓約を加えようとすれば、民主主義という権利、自由の主張と対峙しなけらばなりません。
ーーーーー
それほど難しく考える必要は有りません。
どんな社会、経済構造でも、法律、規制、ルールは当然のごとくあります。
ーーーーーー

>私は、国家による雇用の確保のことを言い続けています。
資本主義の瑕疵を補完するのに、ベーシックインカムを言う人がいますが、現金を支給することが常態となれば、人間から競争心を奪ってしまいます。
ーーーーー

継続的に生活が出来るほどのBIなど、誰も言ってないのではないですか。
消費者へのヘリマネは現在の緊急事態における一時的なもので、競争を無くすようなものではありません。
ーーーーー

>これが人類にとっては最悪の選択となるでしょう。
資本主義と共存と言うよりも、相反する2つのシステムが対峙することになります。
しかも、将来、ベーシックインカムで生計を立てる人が、人口の1/3や1/2にもなれば、逆に人間性維持の為のモラルが崩壊してしまい、ミイラ取りがミイラになる愚を冒すと思います。
ーーーーーー

そのようなBIを主張している人は聞いたことがありません。
ーーーーーー

>新しい公共事業の構想も、一つですが、将来は産業分野の1/4くらいは、国家の雇用対策の為の産業を並存させることは肝要かと思います。

かつ、その産業の分野は、発注だけが国家ということで、受注や仕事を遂行するに当たっては資本主義のルールで行なえます。
ーーーーーー

これは一種の社会主義で、社会主義が悪いとは思いませんが、非効率、腐敗に陥るという危険が有ります。
行政の非効率、腐敗は現在でも酷いもので、それを押し広げるのはかなり危険です


現在の経済の問題点を整理してみましょう。

資本主義市場経済には交換比率の不公正などという基本的な欠陥があり、それが格差の拡大をもたらし消費を縮小させ、経済をデフレにさせている。
(これが現在の経済の病根だと私は考えます)

この病気に対する処方は
消費を拡大し需給を調和させる。
格差を縮小し経済を持続的に成長できる体質に戻す。
ということです。

この処方に天橋立の愚痴人間さんの考えているものは合うものでしょうか?
この経済の病気の診断と処方が間違っているとお考えでしょうか?



メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.15 )
日時: 2011/09/22 12:54
名前: 天橋立の愚痴人間

>この処方に天橋立の愚痴人間さんの考えているものは合うものでしょうか?
>この経済の病気の診断と処方が間違っているとお考えでしょうか?

グッキーさんにお訊ねします。
貴方と私はm資本主義の形態を修正しなければならない時期に来ていると言うこと、
現実の資本主義の矛盾を指摘することに置いては、あまり差はないと思います。

その処方箋としてグッキーさんは、私より経済に強いと思われる分、経済の法則に乗っ取って消費の拡大の必要性とか、物資があふれている状況に価値を見出されるとかを言われています。

私の意見は私自身の体験、ないし身の回りの現状から発しています。
要するに、消費と言う言葉を使う前に、金がなく、仕事がないのです。

日本の失業率は5%内外といいますから、そんなに問題がないように思われるでしょうが、自動車、家電製品があふれている中で、平均的な生活が出来る収入を一人で稼げるほどの職に就けるものが少なくなっているのです。

私の住んでいる部落(町村合併で市となっていますが、昔の村の形態を残しています)では、小売業で何とか自活できているのは、1軒だけ。
建設会社と運送会社、1社がこの当たり(京都北部)ではトップクラスで気を吐いていまが、あとは従業員が5〜15人の企業が数社と家内企業。
殆どの会社の従業員の年収は、250〜300万円が大半を占めています。

さらに、そんな企業でも失職すれば、同じクラスに再就職が出来るような常態ではありません。
昨年、ある企業(印刷業)が従業員を集めて相談した事は、
「給料を1/3に減らさせて欲しい、それが出来なければ会社を閉めたい」と言うことでした。
その企業を辞める人もいたようですが、今も継続しているようです。

年収、250万円でも、生活は出来ています。
しかしながら、子供を大学に進学させようと思えば、学資や生活費で(子供がアルバイトをする前提で)月に10〜15万円は必要です。
月収20万円そこそこの家庭で子供を進学させることは非常に大変です。

実際には、同居する親の年金を当てにしたり、奥さんのアルバイト(5〜10万/月)などで進学させています。
この様な状況で、消費意欲が湧くはずはありません。

ちなみに、私の仕事である建設業界も、15〜20年前は、新築住宅の多くは、45〜50万円/坪代でしたが、今は40〜45万円/坪が多くなってきています。
材料費は殆ど同じで(独占メーカーの材料費は上がっています)人件費を切り詰めて対応しています。
例えば大工の日当ですが、好調な頃は15000〜18000円であったものが、10000〜15000円の日当となっています。

人々が余裕の金を持っていないのと、将来の不安に対して建設を控えているので、着工件数が少なくなり、只でさえ安価を求めている建築主に対して業者同士が取り合いになり、価格が下がってきているのです。
この様なことを20年ほど繰り返しています。

これも江戸時代の生活を基準にすれば、まだ恵まれているのですが、その後の発展の根拠を考えるとき、その原因は現金収入を与える雇用があったからと思います。

それと、生活必需品の需要があり生産が盛んであったと言うことでしょう。
現在は生活必需品は、家庭に必要以上にあふれ、何かの新製品を出しても(携帯電話などの一部を除き)かつての家電製品のようには裁くことは出来ません。

何よりも、生産の機械化が進み、需要に応じる生産に関わる人間の必要量が、かつての1/10以下となってしまっています。

多くの方は、資本主義の命題的神話を信じ、上層部が栄えると下層部も引き上げられるといっています。
景気が回復すれば、問題が解決できると言っています。
そのこと自身が、本質を見ていないか、あえて見ようとしていないのであります。
丁度、権力者、権力者側の人間が、都合の悪いことに触れないように。

消費と雇用の問題は、卵が先か、鶏が先かの議論とも考えられますが、
私は、はっきりと雇用が先だといいたいのです。

そうして、雇用を確保することは、国家が動けば何とかなるのです。
国家が雇用を確保することを、社会主義と指摘されましたが、確かに、その行為は社会主義でしょう。
しかしながら、発注後は資本主義のルールでやれば問題はないと思います。
いずれにしても、資本主義の根幹を修正しようとするのです。
資本主義の既成のルールをいじくっても本当の修正は出来ないでしょう。
皆が、一度、資本主義を遠くから眺めることが必要と思います。
資本主義の良い面も、修正しなければならない面、修正が可能な面も見えて来ることを期待したいものです。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.16 )
日時: 2011/09/22 20:33
名前: グッキー

天橋立の愚痴人間さん

>何よりも、生産の機械化が進み、需要に応じる生産に関わる人間の必要量が、かつての1/10以下となってしまっています。
ーーーーーーー

一人の人間しか居ないとします。今まで10生産しそれで足りていたものを、生産性が上がったからと、同じ時間労働し、20のものを生産するでしょうか。
足りる分だけ作り、余暇を楽しむのが普通ではありませんか。

二人の人間が10を生産し、それが機械化(機械化に掛かる費用は別として)で一人で作れるようになるとする。それで賃金が同じなら、商品は需要が無いので暴落してしまいます(実際は資本力により値段を下げないように我慢するので失業した労働者だけが困ることになる=市場原理に反することを資本力で行う)

生産性が上がったら、賃金を下げずワークシェアリングが正しいのです。
しかし資本は出来るだけ多く利潤を出そうとし、商品価格を市場原理に逆らい下げまいと資本力で頑張るから、社会が困ることになる。
ーーーーー

>多くの方は、資本主義の命題的神話を信じ、上層部が栄えると下層部も引き上げられるといっています。
ーーーーー
これはあきらかな嘘です。
ーーーーーー

>景気が回復すれば、問題が解決できると言っています。
そのこと自身が、本質を見ていないか、あえて見ようとしていないのであります。
丁度、権力者、権力者側の人間が、都合の悪いことに触れないように。
ーーーーーーー

景気の回復とは格差の縮小を伴います。
すべての人が十分な暮らしが出来ることは、日本の供給量を見てみれば分かります。
すべての人が十分な暮らしが出来る供給量が日本にはあるのです。
はっきり言えば政治が悪い。経済の組み合わせ方を知らないからそうなります。

人間が一人しか居なければ、十分なモノが有れば、モノに困るわけが無いでしょう。
それが人間が多数居て、モノが十分あるのに、モノが無いと困る人が多数出る。
経済運営が悪すぎるからです。
ーーーーーーー

>消費と雇用の問題は、卵が先か、鶏が先かの議論とも考えられますが、
私は、はっきりと雇用が先だといいたいのです。
ーーーーーーー

企業にマネーを注入して、現在、生産、雇用が増えるでしょうか。
娼婦需要が予測できないのに企業が生産、雇用を増やすわけがありません。
消費者にマネーを注入すれば、インフレ、デフレに関わらす、消費需要が増え、もちろん生産<雇用も増えます。労働需給が逼迫すれば賃金が上がり、BIなどいらないと思います。
昔、オーストリア学派で生産が消費を生むという、おかしな説がありましたが、これはインフレという条件下でしか適用されないものです。

もちろん政府が公共事業などを行えば、政府は市場経済原理の埒外ですから消費は増えます。
しかしそれが全体の格差の縮小という結果をもたらすでしょうか。
公共事業に関わる者だけの格差の縮小ではありませんか。
これが大恐慌の二ゥーデール政策が成功しなかった原因です。

前に述べたように全体の格差の縮小が起きなければ、持続的に経済が成長できる状態に戻らないのです。
二ューデール政策は、景気が上向いたと思って止めたら又、落ち込み、又、公共事業に頼るということの繰り返しでした。
処方箋の肝心な点は、全体の格差の縮小です。
これが出来なければ経済の自立的回復は起きないのです。

ーーーーーーーー
>そうして、雇用を確保することは、国家が動けば何とかなるのです。
国家が雇用を確保することを、社会主義と指摘されましたが、確かに、その行為は社会主義でしょう。
しかしながら、発注後は資本主義のルールでやれば問題はないと思います。
いずれにしても、資本主義の根幹を修正しようとするのです。
資本主義の既成のルールをいじくっても本当の修正は出来ないでしょう。
ーーーーーーー

これからは恐慌の時代に入ると思われるので社会主義計画経済の方が、恐慌には耐性があります。
大恐慌のとき、経済が好調だったのはソ連だけです。
しかし計画経済は、計画、発注の段階で非効率、腐敗が生まれます。
親方日の丸で、損益感覚が無く、計画、発注すれば、一時的には良くても、将来的には非効率、腐敗が生まれるのではないでしょうか。
共産主義の優等生だったキュウバでも役得による副業が横行し、現在は市場経済化されつつあります。
政府とか大企業、大きな組織とはモラルが退廃するものです。それは今の政府、大企業を見てみれば明らかでしょう。
ーーーーーーーー

>日本の失業率は5%内外といいますから、そんなに問題がないように思われるでしょうが、自動車、家電製品があふれている中で、平均的な生活が出来る収入を一人で稼げるほどの職に就けるものが少なくなっているのです。
ーーーーーー

この20年、庶民の暮らしは酷いものでした。
特に現在は不況と原発事故、困っている人が大勢居ます。
私の知り合いの自営業者も、今年の1月に自殺しました。こんな話はゴロゴロあります。
この20年、一番苦しんだのは、自分の事業に責任のある、中小零細事業者ではないでしょうか。

大企業と下請けでは力に差があります。大企業にとって下請企業は取引を止めてもそれほど困らないが。下請企業にとって大企業との取引は死活に関わることが多い。
結局、大企業の言いなりになって、富は大企業へと流れます。
こういう力による富の分配を、私は交換比率の不公正と言います。
しかし独禁法はあるものの、こういう力による富の分配をミクロ的に止めることは市場経済では不可能です。
だからマクロ的に富の再分配をする必要が有るのです。

地域は自治体が中心となって起業、地域再生をしなければ成らないのですが、あまりにもぼんくらぞろいなのでは有りませんか。
中央に言われて要らぬ箱物を作る。中央依存が染み付いています。
観光施設を作れば赤字だらけ。ふるさと助成金で黄金の像を作る。
まともな人材が居ないのでしょうか。

まず自治体全体に入ってくるマネー、出て行くマネーを把握しなければなりません。国家の経常収支みたいなものです。
経常収支を考えないで貿易していたら国が破産してしまいますよ。それと同じことです。
収支が均衡するような目標を立て、それに沿った政策を造らねばなりません。
さびれて行くということは、必ず出て行くマネーが多くなっているはずです。
金欠を起こしさびれて行くのです。
マネーが一定量、必ず地域を循環することを目標に政策を立てねばなりません。
マネーが動いていると言うことは、経済が動いているということです。

昔、世界は金本位制でした。経常赤字が続き、金流出が続くと金欠に鳴り、経済破綻を起こしました。
地方は金の代わりに日銀券本位制を行っているのと同じことです。
日銀券流出が続くと金欠になり、経済破綻、さびれてしまいます。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.17 )
日時: 2011/09/23 11:18
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:QPpJR4bM

グッキーさんに理解されていない部分があるようです。

>企業にマネーを注入して、現在、生産、雇用が増えるでしょうか。

企業にマネーを注入するのではないのです。
仕事がなくて、困窮している企業に仕事を注入するのです。

>もちろん政府が公共事業などを行えば、政府は市場経済原理の埒外ですから消費は増えます。
>しかしそれが全体の格差の縮小という結果をもたらすでしょうか。
>公共事業に関わる者だけの格差の縮小ではありませんか。
>これが大恐慌の二ゥーデール政策が成功しなかった原因です。

新しい公共事業は(今までの企業全体への公共事業は継続する)、仕事がない企業に集中して発注できるシステムをとるのです。
ただし、そのシステムを作ることにも困難があります。
何となれば、発注者側が、利権と結びつき公共事業の甘い果実を強者、富者へ持って行きたい傾向があるのです。

介護保険の制度を使い介護用品を価格の1割で取得出来ることになっていますが、その介護商品は、全て介護商品と認定されているものです。
介護保険の認定を取るということは、それなりの企業力が必要です。

1例を挙げますと、介護用の椅子を介護保険で買うとしましょう。
介護保険を使うためには、ケアマネージャーなどに申請を頼むことになります。
そこでマネジャーが持参するカタログから商品を物色することになります。
定価10000円の椅子を選べば、本人負担は1000円で、後は介護保険から出ます。

そこでは、価格交渉は全くありません。
メーカーは定価通りの販売が出来ます。
ところが、それに似たような一般的な市販品もあります。
それなど、価格交渉しなくても、2000円、場合によってはそれ以下で売っています。

購入する方は、確かに介護保険を利用する方が一番安く手に入ります。
それで何も考えずに介護保険を使います。
ここで都合8000円の訳が解からない介護保険が使われています。

この様なことでも、介護用品の認定をはずせば、2000円の商品の1割、つまり、200円で済、介護保険料の支出も1800円で済みます。

我が国の公共事業や、それに類似する法人の発注は、この様なことをしているのです。
こういう連中、システムを改革しなけらば、私が言う「新しい公共事業」の発注も効果が出ません。

何回も言っていますが、理論的に弱者を救う手立てはあるのですが、それを実行させない現実のシステムを変えることが至難なのです。

何故、変えられない。
それは政治の問題であり、現在の政治を許している民意の問題なのです。
その民意も勝手なもので、
現在の自分たちさえ満足できていれば、後は無関心と言う程度の人間が大半を占めているので、先ず民意を啓蒙するところから始めねばなりません。

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.18 )
日時: 2011/09/23 19:19
名前: グッキー

天橋立の愚痴人間さん

>>企業にマネーを注入して、現在、生産、雇用が増えるでしょうか。

>企業にマネーを注入するのではないのです。
仕事がなくて、困窮している企業に仕事を注入するのです。
ーーーーーーー

生産が先か消費が先かというのは市場原理、利潤追求で動く民間がどう動くかということですよ。
市場原理、利潤追求の範囲外にいる政府が生産を増やせば消費が増えるに決まっています。

私が目標としているのは市場構造の改善=格差の全体的改善です。
政府の発注により格差の全体的改善をするのには、経済の全面的発注が必要です。
これは社会主義計画経済を意味します。

そして社会主義計画経済は腐敗と非効率に陥る。一時的には腐敗を無くせても、やがては腐敗と非効率に陥る。
「権力は必ず腐敗する」人間とはそういう生き物です。
それを精神論だけでカバーすることは成功した例がありません。
ーーーーーーー

>新しい公共事業は(今までの企業全体への公共事業は継続する)、仕事がない企業に集中して発注できるシステムをとるのです。
ただし、そのシステムを作ることにも困難があります。
何となれば、発注者側が、利権と結びつき公共事業の甘い果実を強者、富者へ持って行きたい傾向があるのです。
ーーーーーー

これは当然おきることです。だから計画経済は腐敗、非効率に陥ると言います
ーーーーーーー

>介護保険の制度を使い介護用品を価格の1割で取得出来ることになっていますが、その介護商品は、全て介護商品と認定されているものです。
介護保険の認定を取るということは、それなりの企業力が必要です。

1例を挙げますと、介護用の椅子を介護保険で買うとしましょう。
介護保険を使うためには、ケアマネージャーなどに申請を頼むことになります。
そこでマネジャーが持参するカタログから商品を物色することになります。
定価10000円の椅子を選べば、本人負担は1000円で、後は介護保険から出ます。

そこでは、価格交渉は全くありません。
メーカーは定価通りの販売が出来ます。
ところが、それに似たような一般的な市販品もあります。
それなど、価格交渉しなくても、2000円、場合によってはそれ以下で売っています。

購入する方は、確かに介護保険を利用する方が一番安く手に入ります。
それで何も考えずに介護保険を使います。
ここで都合8000円の訳が解からない介護保険が使われています。

この様なことでも、介護用品の認定をはずせば、2000円の商品の1割、つまり、200円で済、介護保険料の支出も1800円で済みます。
ーーーーーー

このようなことが起きているのはどの業界も同じですね。
政府の規制など、「政治力」を使って儲けようとするものと、天下り先を欲しがる官僚の利害が一致するからです。
このような規制こそ規制改革しなければならないのですが、こういう業界と官僚の利害が一致するところは手をつけない。
業界と官僚の利害が一致する労働市場の規制は無くそうとする。
ーーーーーー

>我が国の公共事業や、それに類似する法人の発注は、この様なことをしているのです。
こういう連中、システムを改革しなけらば、私が言う「新しい公共事業」の発注も効果が出ません。
ーーーーーー

政治で無くすしかありません。
それにはそのような政治家を選挙で選ぶしか有りません。
いまさら武力革命の時代では無いでしょう。
ーーーーーー

>何回も言っていますが、理論的に弱者を救う手立てはあるのですが、それを実行させない現実のシステムを変えることが至難なのです。

何故、変えられない。
それは政治の問題であり、現在の政治を許している民意の問題なのです。
その民意も勝手なもので、
現在の自分たちさえ満足できていれば、後は無関心と言う程度の人間が大半を占めているので、先ず民意を啓蒙するところから始めねばなりません。
ーーーーーー

不況で酷い目にあっています。
原発事故で更に酷い目に遭います
これでも目覚めなければもうどうしようも無いですね。

あれほど酷い改革をした小泉の息子が議員に選ばれています。
マスコミが盛んにヨイショしました。
横須賀市民とはそれほど無知、愚鈍なのでしょうか。
次回の選挙でも小泉の息子が当選するようなら、呆れて見ている他無いですね。日本を見放し個人的自衛に走るほか無いかも知れません。

「頑張れ日本!」
と言う前に
「目覚めよ日本!」
と言いたいですね。

そのために物事の本質を深く考え、知識の社会への拡散を行って下さい。
社会を良くしたい、人々を助けたいという、基本的気持は同じなのですから。

追記
格差社会がいけないという考えは、このスレッドにあるようにある程度、社会に広まっています。

しかし格差社会が消費の縮小をもたらし、経済を構造的デフレ構造にさせるという考えは昔から少しずつ言われているのですが、何故かその考え方が社会に広まりません。
これは何が原因でしょうか?
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.19 )
日時: 2011/09/23 19:53
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:QPpJR4bM

>格差社会がいけないという考えは、このスレッドにあるようにある程度、社会に広まっています。

グッキーさん、私は格差をなくせとは、毛頭思っていません。
格差こそ、競争社会の結果であり、競争社会を認めるならば必然のことであり、私はそういう競争社会を第一義的に支持しています。

問題は、グローバル化の影響で、競争にも参加できない、仕事にありつけない人々を何とかしろと言っているのです。

それも失業保険で救済できる範囲であれば、今のままでも良いでしょう。
このままで、生産技術がさらに発達し、企業の集約化が進めば、職にありつけない人々が社会福祉では救済できないくらいに増えて行きます。

アメリカなど、すでに4700万人の人が食券をもらう生活をしているそうではないですか。
インド、中国などの生産力が、さらに増せは、先進国の輸出は完全に頭打ちとなるでしょう。

その時に、どうするかです。
少々の経済政策では通用しないでしょう。
これは、後、30年もすれば現実の問題です。

我が国は、最低でも、今から対応しなければならないと思います。
繰り返しますが、年収200万円のワーキングプアーでも、安定的に仕事があれば、それで良いと思います。

それさえ、ままならない現実が起き初めているのです。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.20 )
日時: 2011/09/23 20:36
名前: グッキー ID:uv.ADpEc

天橋立の愚痴人間さん

>グッキーさん、私は格差をなくせとは、毛頭思っていません。
格差こそ、競争社会の結果であり、競争社会を認めるならば必然のことであり、私はそういう競争社会を第一義的に支持しています。
ーーーーーーー

私も格差を無くせなどということは言っていません。
悪平等などやりきれません。
不公正で生じた分の格差を無くせと言っているのです。
ーーーーーー

>インド、中国などの生産力が、さらに増せは、先進国の輸出は完全に頭打ちとなるでしょう。

その時に、どうするかです。
少々の経済政策では通用しないでしょう。
これは、後、30年もすれば現実の問題です。
ーーーーーー

発想の転換が必要です。
生産力が増えて、何で社会に悪いことが有るのですか。
もっと余暇を楽しみ豊かな暮らしが出来るはずではないですか。
そのためにみんな努力して生産力を上げているのでしょう。
個人が拠り良い方法を(生産力を上げる)考えるのも、もっと豊かな暮らしをしたいからでしょう。

なのに生産力を上げたら貧しくなる、政治と経済構造が間違っているからなのですよ。


メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.21 )
日時: 2011/09/23 21:04
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:QPpJR4bM

>なのに生産力を上げたら貧しくなる、政治と経済構造が間違っているからなのですよ。

グッキーさん、
まさに、このことを問題とし、現実に増加してゆく失業者を、どうするかを問うているのです。

生産力が増えれば増えるほど失業者が出ることに対する処方箋を求めているのです。

さらに言いますと、生産力といえば、概ね工業製品のことを言います。
科学の発達も否定できないので、これはやむを得ない現象であると思います。

で、あれば、工場生産ではない、科学技術の進歩とあまり比例しない、第一次産業、ないしは
、第三次産業のありようを制御することに解決の糸口は少しはあるでしょう。
公共事業に拘っていますのは、建設業の分野は、まだ人的要因が高い産業分野でもあることです。

さらに言いますと、グッキーさんは「余暇」を礼賛されていますが、過剰な余暇の時間こそ、将来人間性を破戒する元になると思っていますので、週休2日以上の余暇は好ましくないと思います。
ワークシェアリングの同様の理由でよい解決ではないでしょう。

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.22 )
日時: 2011/09/23 22:05
名前: グッキー

天橋立の愚痴人間さん

>生産力が増えれば増えるほど失業者が出ることに対する処方箋を求めているのです。
ーーーーーーー

簡単です。人間が一人としたら、モノの生産が増えたら労働時間を短くするだけではないですか。
人類はそうやって段々労働時間を短縮させて来ました。
ーーーーーーー

>さらに言いますと、生産力といえば、概ね工業製品のことを言います。
ーーーーーーー

生産力とはソフト、サービスなど、すべてのモノを含めてのことです
私がモノという表現を使っているのは、単純な「物」ではなく、すべてのソフト、サービスなどの「モノ」をを含めていると言いたいので使っているのです。
ーーーーーー

>さらに言いますと、グッキーさんは「余暇」を礼賛されていますが、過剰な余暇の時間こそ、将来人間性を破戒する元になると思っていますので、週休2日以上の余暇は好ましくないと思います。
ワークシェアリングの同様の理由でよい解決ではないでしょう。
ーーーーーーーー

天橋立の愚痴人間さんは、何か仕事をしなければいけないという強迫観念に取り付かれているのではないですか。
人間がものを考えるのは楽をしたいため。そうやって進歩してきたのではないですか。
鉄道を造ったのも、歩くよりは楽をしたいためでしょう。
楽をしたいために鉄道を造ったのに、鉄道にのっては駄目だ、歩く方が良いと言われても困ります。

人間は楽をする方法、合理的な方法を考え選択する生き物です。
これは生物の本能です。生物はそういう方法を選択することで進化してきたのです。

非合理t的な仕事、穴を掘って埋めるような仕事を人間にさせれば、人間の退廃、モラルの低下を招きます。
何故なら人間は役に立つ仕事、有用な仕事をしたいと欲求するものだからです。

追記
生物はまず楽をして餌を取る方法を考えました。
楽をして餌が取れる生物が生き残り、餌を取るのに苦しむ生物は絶滅しました。
こうやって楽をして生存する方法を考えるのが本能になったのではないでしょうか。

それを楽をしてはいけないと本能を否定するようなことを言われても困ります。
それは苦労するほうが楽をする方法をより考えるようになるということだと思いますが、究極的な目的、楽をすることを否定されては困ります。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.23 )
日時: 2011/09/24 00:31
名前: 天橋立の愚痴人間

>こうやって楽をして生存する方法を考えるのが本能になったのではないでしょうか。

グッキーさん、経済の事は多方面から考えておられるのに、社会学的な観点からは、簡単に切り捨てられています。

人間性というものは、もう少し厄介な代物と思います。

私が共産主義を否定していますのは、仮に、ソビエトが共産主義を理想的に発展させたとしても、それは人類の不幸への入り口と見ているのです。

メンテ
余暇について ( No.25 )
日時: 2011/09/24 13:23
名前: 天橋立の愚痴人間

マーフィー さん、御訪問ありがとうございます。

貴方が言われている人間性の5つの側面に異を唱えるものではありません。

その中でも、私が言おうとしているのは 2番の知性、理性の分野です。

>理性や良心を失った人間が多くなると、本能やエゴむき出しで、不正や腐敗の充満した殺伐とした社会になってしまうということではないかなと思いますが如何でしょうか?
それが人間性の喪失ということではないでしょうか?

上記のように結論付けられていることも同意します。
ただ、私は、貴方が仰っている以上の人間性の破戒を想定しています。

要するに、貴方が想定されているのは、野獣との比較です。
野獣は弱肉強食で自分が生きるためには他の弱い動物を殺します(この点は実際は人間もやっているのですが)、また情という観念がありません。

一部に例外は観測されているようですが、動物には親子関係、仲間関係が非常に希薄です。
ところが知性に満ちた人間は、その動物以上に残忍で、冷酷にもなれるのです。
身近なことでは、少しの金品を奪うための殺人、リンチ、銃の無差別乱射、ナチスによるユダヤ人の虐殺などのジェノサイトなど、動物の世界ではありえない悪逆非道をやってきました。

また、古代の貴族は、自身の暇を慰めるために、奴隷同士の殺し合いをさせるなど、動物にも侮蔑されるような存在です。
この様な暴力の面以外でも、限りない人間個人の欲望は、何をしでかすかわかりません。

仮に余暇の時間が増大して将来社会を想像してみましょう。
週に3日働き、4日が休める様になれば、その4日を人間はどのようにすごすでしょう。
現在は週休2日が多く、趣味のゴルフや魚釣り、散策で時間を費やしていますが、毎週、4日も持て余す時間があれば、人々は本当に存在感を持った余暇を楽しむことが出来るでしょうか。

余暇の楽しみとは、忙しい勤労に対して楽しいものなのです。
余暇に埋没していると、楽しいはずが楽しくなく、より強い刺激を求めて活動するようになります。
その対象が、麻薬であり、窃盗であり、異性間の犯罪であり、さらには楽しむための殺人にいたると思います。

全ての人がそうでなくて、2割くらいの人間が、そのようになれば、とても社会の安穏は望めません。
毎日、生きるために働くということは、確かにつらい思いをすることでもあり、余暇の時間を願望するものですが、人生の大半を働くということにより、人間は人間自身をコントロールできていると思うのです。

働くということの中に、生きる目的意識が確立でき、余暇は余暇としてみることが出来るのです。

人類にとって貧困の次に訪れる危機は「余暇の増大」の問題であると、歴史家、アーノルド・トインビーが50年前に警鐘を発しています。

それから半世紀、生産力の発達により、2/3の人は裕福で余暇の時間が多い生活を送っています。
また仕事に就けないために、無理やりに余暇の時間を持て余す、1/3の貧者がいます。
現在は、まだ、それが暴走している状態ではないと思いますが、これ以上進めば何が起きてくるか解かりません。

秋葉原の無差別殺人などは、社会と切り離された孤独な人間が自暴自棄となり自分を発散させた結果と思っています。
身近なことで、羽目をはずして不良行為に走る若者の話は以前からあったと思います。

適当な余暇の時間は、人間が待ち望んでいた生活形態ですが、実は「余暇」とは、非常に危険な要素も合わせもっているのです。

結論は、人間は週に5日、1日に6〜7時間、働ける状態が一番幸せなのです。
そういう社会を維持できるように国家として考えなければならないと考えています。

最後に、この「余暇」の問題を議論しようと思い「余暇文明」と言うスレッドも立ち上げていますが、内容は殆ど書き込むことが出来ていません。
「余暇文明」と言いましたのは、好む、好まざるに関係なく増大するであろう余暇の時間を正視し、それをどのように位置づけるかは、文明史的、価値観の転換となると思ったからです。

忘れていました、

「人間性の破戒とは、人間の頭脳が生活を離れて暴走すること」

と定義しましょうか。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.26 )
日時: 2011/09/24 13:38
名前: 天橋立の愚痴人間

マーフィー さん追伸です。

貴方が言われている最後の方の理想社会ですが、以前SF映画にありました。

全国民の食糧をはじめ生活必需品は、国家(ロボット)が供給してくれて、人間は一部のものが国家施設の管理や統治機構のメンバーに入って仕事をしているだけの社会です。

うっそうたる樹木に囲まれて憩う人も、なにかのゲームで時間をすごす人も、生気のない表情で、一寸した変化を求めて生活しています。

競争もなく、他人を気つかうこともなく、政治を語る必要もなく、ただルールに従い黙々と生活(死を待っている)をしている状態でした。

ついでに言いますと、その映画のストーリーは、何かの理由で人口の調整を必要とした為政者が一部の国民(もちろん地球国家)を旨く騙し、地球から放逐することを企み、それが発覚して大騒ぎを起こすというものでした。

貴方が描かれている世界は、天国ではなく、退屈地獄の様相を見せていました。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.27 )
日時: 2011/09/24 21:29
名前: グッキー ID:dm1/1IvU

天橋立の愚痴人間さん

やはり人間性悪説なのですね。
人間、余暇が出来ると悪事に走ると。

善悪を生物学的に考えて見ましょう。
何で善悪という概念が出来、人間は善を好むのかと。

生物の基本本能は生存本能です。
生物は生存することを欲するから太古の昔から連綿と現在まで行き続けてきたのです
もし自殺本能というものが有ったら、その種は現在、存在しないでしょう。
いわば生物は「生存する」という方向に、方向づけされているのです。

人間とは社会的動物です。
社会が無くなれば生存条件がかなり厳しく成ります。
つまり社会に良いこと=善=生存本能と一致している
社会に悪いこと=悪=生存本能にあっていない
生命(すべての)に悪いこと=悪=生命環境に良くないとも考えられます。

人間は生存本能を知恵により発展させ、生存本能にあうものを善、合わないものを悪という概念を作り出したのではないでしょうか。
特に社会が良くなる生存本能の行いを全と言い、社会が悪くなる生存本能に反する行為を悪という概念にしたのではないでしょうか。

人間がなんで善を好むのか。理由があるはずです。
それは生存本能に合っているからではないでしょうか。
「生存する」という方向に方向付けされた人間は、「生存する」という方向を好むのが当然でしょう。

という訳で私は性善説です。
人間の社会の底流には善を好むという性向があるのではないでしょうか。
もちろん個人差が有りますから色々な人がいる。しかし底流にある性向は変わらないと思います。
ーーーーーーー

>競争もなく、他人を気つかうこともなく、政治を語る必要もなく、ただルールに従い黙々と生活(死を待っている)をしている状態でした。
ーーーーー

これは映画を作るためにした設定でしょう。
作者がいるのならよほど趣味の無い人間か、書くことのが無いので作った駄作です。

もし仕事をする必要が無くなり、ボランティアもする必要が無くなったとしても、することはいくらでも有ります。
スポーツ、ゲーム、研究、旅行、いくらでもすることは有ります。
囲碁一つ取っても人間が一生掛かっても極めることは出来ません。過去から現在まで何十万人、何百万人もの人間が出来るだけ極めようとしましたが、極めることは出来ません。
宇宙の謎など無限と言って良いくらい有ります。
もし人間が宇宙の謎をみんな解き明かしたら、人間が神に成ったと言って良いくらいです。
することはいくらでも有ります。
人間の一生ではとても出来ないくらいです。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.28 )
日時: 2011/09/24 23:00
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:/1ZCE8YU

グッキー さん、

他の認識も同じですが、
性善説、性悪説と言っても、そういうものが2つある訳ではありません。

同じ人間社会で、人間で、性善説に拠ってみる場合と、性悪説の見地から見る場合とがあるというだけで、実際の人間は、その両方の要因を備えているのです。

そこで、性悪説が出ないと決めてかかるのは間違いです。
ですので、倫理、道徳の範疇以外は、性善説、性悪説を区別して論を進めるのは如何なものでしょう。

グッキーさんとの経済論の中で、私が言っている雇用の確保の必要性という面で相容れないところがあります。

その根拠は、ここまで遡らねばはっきりとしなかったのは、私自身、驚きです。

私が、ベーシックインカム、ワークシェアリング、共産主義体制を否定する根源が、マーフィー 桟との会話の中で、きしくも披露できたようです。
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.29 )
日時: 2011/09/25 01:15
名前: グッキー ID:FshHLwn.

天橋立の愚痴人間さん

性善説、性悪説というのは人類の持つ基調の問題であり確率の問題なのです。

個々の人間には善悪、色々なもながありますが、個々の人間を問題にしているのでは有りません。

つまり人間は放って置いたら良いことをする人間が多いのか、悪い事をする人間が多いのかという、人類の持つ基調と、それを証明する確率の問題なのです。

余暇が多くなったら悪事を働く人間が多くなる。
人間の持つ基調であり確率ですね。人間は悪い基調を持っている。だから余暇が増えると悪事を働く確率が増える。
これが性悪説そのものなのですよ。

人間は善の基調を持っている。
だから余暇が増えても悪事を働く人間が増えるようなことは無い。
これが性善説そのものなのです。(余暇という条件で善の増減が有るとは考えずらい)

では具体的な例で見ましょう。
富裕層、年金生活者は余暇が多いと思います。
富裕層、年金生活者に犯罪者が多いというデータがあるのでしょうか???
私はまったくそのような例を知りません
メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.30 )
日時: 2011/09/25 01:58
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:jxXu0gPk

アッハッハ 

グッキー さん、満天下さんとやり合っておられましたね。
貴方と私も異なる点がありますし、
私と満天下さんとも異なる点は当然あります。

特にマルクスの解釈については違いがあります。
旧掲示板の時代ですが、マルクス論を結構したことがあります。

貴方とはヘリマネ容認と言う意味では同じですが手法が、仕事とベーシックインカムと言う様に違っていて、突き詰めると正反対の方向へ行ってしまいます。

どちらにしても未知の経済のシステムに挑戦し、新しい国のかたちを模索しているのです。
現在は概論中の概論ですが、これはもう少し煮詰めてプロトタイプまで持って行きたいですね。

メンテ
Re: 黒猫のプーさんのスレッド<格差社会を統計的に考察 ( No.31 )
日時: 2011/09/25 04:16
名前: グッキー ID:FshHLwn.

私はBIなど、賃金が安いことを前提としたいじましい政策など考えていません。

消費管理政策とは1階限りの劇薬です。
継続的に服用するものでは有りません。
後は改善した経済構造をどうやって維持して行くか、その時になってみないと分かりません。
メンテ

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